リーフ・ウィスタリア

「わ、私は、イリスちゃんと一緒がいいです……」

Leaf Wistaria

外見

人物

　地方の資産家の家に生まれる。
　妹に半ば引きずられる形でハンターを志すことになったものの、妹と離れることに比べれば彼女にとって職業は大した問題ではなかった。
　ちなみにこの時両親の反対を振り切ってビーコンに入学したのがリーフの両親に対する初めての反抗だった。
　同チームメンバー、イリス・ウィスタリアの双子の姉。

性格

　内向的な性格で目立つことを嫌い、いつも妹の陰に隠れている。
　明るく活発な妹に憧れ、頼ると同時に対照的な自分の性格にコンプレックスを抱いている。インドア派で、子供の頃は人形で一人遊びするのが好きだった。実家の自室には今もその頃の人形が大切に飾られている。
　手先が器用で後述の武器のメンテナンスを自分で行い、暇な時は周囲を飛びまわらせて遊ぶことがある。
　物覚えが良く座学の成績も優秀で、チームメンバーの勉強を看たり意見を求められることも多い。反面身体能力はチーム内で最も低く、センブランスや武器で補ってようやく戦闘に耐えられる程度。そのため自ら進んで前線に立つことはほとんどない。
　姉妹仲は非常に良く、特別な理由がない限り基本的に二人で行動する。
　基本的にイリスにくっついている。自分から発言することは少ないが意見を求められれば答えたり外出等に誘われた際には快く応じるなど、社交性が全くないわけではない。
　イリスと別行動を提案されたり、彼女に危険が及ぶ場合のみ激しく拒否するが妹を含むメンバーの説得に渋々応じることも。

能力

　戦闘では遠距離アタッカー及びビットによる近接戦闘の支援など、サポートを中心に立ち回る。リーフ自身は近接戦闘の術も技術も持たず肉薄されると脆いため、敵の目を引きにくいこの役割は理に適っていると言える。
　反面人間相手など、彼女の支援の厄介さに気がついた相手に狙われることも。
　目立たず出しゃばらず、誰かの後ろに隠れるようなスタンスは日常生活と変わらないが彼女の支援能力の高さはチーム内では周知されており、それを咎められることはない。
　妹以外のチームメンバーからの評価は「サポート上手」。

　センブランスはテレキネシス。いわゆる念動力で、数キログラム程度の物体を自由に浮遊、移動させることが出来る。範囲は自身の周囲50メートルほど。
　集中すれば人間や小型のグリムを動かすことも出来るが著しく消耗するため、敵に肉薄された際の切り札として使用される。
　メリッサはこの能力によって制御されているため、リーフ以外には扱えない。