ルゥカ・シリブロー

「この不自由さが好きなの、分からない？」

Ruka Cerbro

外見

束ねた長い赤髪と、細身の体には不釣合いの義手兼武器のヌアザが特徴。髪色と同じインナー・パンツの上から、右胸を出した切り込みが深い黒色のコートを着ている。

人物

アトラスの生まれで両親は学者とハンター。生まれつき左腕の肘から先が無かった為幼い頃は戦闘より学問に勤しんでいたがハンターになる夢を捨てきれず訓練学校へ入り、卒業後はビーコンアカデミーに入学した。
パートナーであるサイラスとは連携技を多く持ち、またおしゃべりな彼ををたしなめる姉のような一面もある。
ティノと非常に仲が良く、ヴァイタルフェスティバルではタッグを組み，武器の迫力と大きさで右にでるチームはいない．
学者の母の影響でチームの中で最も勉強が出来，成績では学年上位をキープするほど．
日常生活力はほとんどなく家事全般は苦手で，サイラスに料理等を教わりながら少しずつ腕を磨いている．
オフの日は本を読むか武器のメンテナンスをしている．
利き腕は左手では無く右手．
チームARTSの「知的なデストロイヤー」

性格

好きなもの・興味を持った事以外に対してはドライな為，周りから「人付き合いはあまり良くないが，良い人」という評価．好きなものは，戦闘・機械・歴史・ティノ．
好きな物に関してのみ感情が顔に出やすく戦闘で気分が盛り上がると声が大きくなり，狂気じみた笑い方をする．
片腕が不自由な事を不便と思わず「楽しんでいる」．その影響で自分に不利な戦闘状況である程気持ちが高ぶるようになった．
スカートは履かない主義らしく，制服は男子学生と同じズボンを履いている．

能力

接近戦に特化し戦闘ではチームの最大火力として活躍。手数は少ないが一発の火力が非常に高く、対人戦であれば一発当てれば相手を戦闘不能に追い込める程。
武器であるヌアザはその巨大さから高い攻撃力・防御力を誇り、ダストによる属性変化も可能。重量があるため素早い移動は苦手である。肩から伸びたパイプはヌァザにオーラを送り強化するためのもの。
攻撃パターンは殴打・なぎ払い・握り潰し。一番得意な握り潰しではグリムの頭ごと掴んで破壊することが可能。ヌアザの握力は車をも握りつぶせる程で，木を根っこから引っこ抜き振り回した事もある．
独学で拳法を学んでおり，ヌァザが届かない懐に入り込まれてもステゴロで対抗する．万が一左腕が使い物にならなくなれば腕をパージし，ステゴロのみの戦いに転じることもある．
センブランスで周囲の物質を引き寄せることが出来、半強制的に相手との距離を縮めたり、弾道を歪めたりすることが出来る。周囲の自然物質を集めて巨大な塊にして投げ付ける事も可能。引力による力と言うよりは風の流れを起こしているイメージ．吸引の渦の位置は自身の半径1.5mであれば任意で決定でき，吸引で相手がバランスを崩したところに左腕をキメるなどの使い道もある．

「周りと比べて"無い"部分があるという事は、その部分に何を身につけるか選ぶ自由があるという事よ」
そうして彼女は神を倣い、新たに"無い"部分を得た。