星見板の舞台となる、『S県H市星見町』について記述したページです。
町の名物や場所、その他細やかな設定は『星見町』案内へどうぞ。
『星見町』の『表側』
S県H市の町――星見町。
ぶどうの栽培とうなぎ飯を名物とするほか、 町名にあやかり『星』にちなんだ商品開発に手を伸ばしている。
広大な『H湖』を有し、その畔には『天文台』が存在。 また、湖と並び町の象徴である『H城』は出世城と名高い。
今世紀になって建造された集約電波塔『星見スカイモール』は、 下層には商業施設・博物館などを有し、 高層エリアの『展望台』では町を一望できる。
『星見町』の『裏側』
一見すると平和な町としか言えない星見町ではあるが、 裏には『アリーナ』と呼ばれるスタンド使いの『闘技場』が存在する。
『アリーナ』はスタンド使いのファイターや職員が多数在籍する目下の最大勢力。 新興組織などへの大きな抑止力となっているが、 派閥や上下関係といった内部事情により団結力には欠け、 その巨体が一つの矛先に向けられることはまずもってありえない。 よって、何らかの解決を求めるとしても、彼らは『頼る』には値しない。
また、かつては『エクリプス』と称される組織が町を震え上がらせたが、 現在では町に住まうスタンド使い達の活躍により、残党を残しつつも壊滅している。
関連:『アリーナ』の派閥
メタ的解説
- 『黄金板』の舞台である『黄金町』とは、パラレル的関係にあります。
- 『エクリプス』に関しては、当該ページをご参照下さい。
- 『アリーナ』は先述したように内情が複雑であり、組織だった行動は出来ません。
アリーナとは?
スタンド使いの闘技場を運営する組織。
倉庫街の『空き倉庫』の闘技場が組織の始まりであり、
最初は単に闘技というエンターテインメントの提供者だった。
現在はエクリプスとの戦いを経たことや、
スポンサーが増加したこともあって組織が拡大。
多数の派閥を内包し、各々が各地に『闘技場』や『事務所』を、
またスタンド使いのファイターを有する、巨大組織と化している。
そんな情勢でも始まりの地『倉庫街闘技場』は重要な拠点であり、
少なくとも可能性としてはどの派閥も使用し得る『緩衝地帯』でもある。
【アリーナに関するミッションを行うGMは『過去の設定』に囚われず、
基本的な共有設定を踏まえた上で『自由な解釈』を展開してかまわない。
GMごとのアリーナに関する解釈の異なりは、『派閥ごとの異なり』として扱う】
ファイター、職員らには複雑な派閥、上下関係の内部事情があり、
そうした全ての『力』が一つの矛先に向かうようなことはまずありえない。
あるとすれば『星見町の表向きの平和』を乱し得る勢力に対してのみ。
抑止力として見られるが、『大事』でなければ動く事はまずもって無く、
個人レベルの犯罪、所属のファイターの生き死に、小組織の暗躍、
または犯罪組織が相手であってもそれが治安レベルを低下させたり、
星見町の住環境、一般住人の生活、インフラ、自然環境等を改変する、
『星見町の平穏を壊してしまうような出来事(※1)』でなければ組織的には動かない。
【基本的に、ミッションやPC間の怨恨をアリーナの組織力が解決してくれることはない】
当然、そうした『アリーナが動くほどではないが見過ごせない悪』に対して等、
アリーナに所属する職員やファイター、派閥が独自に動く事に関して原則制限はない。
【アリーナに所属するファイターや職員が『独自行動』を行うことに枷はない】
そうした『独自行動』にアリーナが支援を行うことは決してありえないし、
独自行動の目的や手段が『平穏を壊してしまうような』ものであるなら、
たとえ身内であろうがアリーナは動き、組織ごと潰されてしまうことになる。
【いちPLが操作する『ファイター』や『職員』の後ろ盾になる事はなく、
それらをNPCとして用いる場合も、『派閥単位』や『個人』を基本とし、
特別な事情が無い限りは『アリーナ全体の力』をアテには出来ない。
アリーナ全体が一丸となって敵に回り得るようなミッションを行う場合は、
そうなる理由があり、PCの活躍で『状況を打開』出来る(※2)ようにすべき】
【また『アリーナの職員やファイターがNPCとしてPCの敵に回る』展開は、
独自行動の範疇として許可され得るが、その場合彼らにも後ろ盾はない】
※1・・・大虐殺や政治的な悪転、治安の著しい低下、場スレの支配、消滅など、
主にGMによる『言い切り』での星見町の環境・社会の大破壊/改変。
ルール的な仕様に関してはwikiの『世界観』ページなども参照のこと。
※2・・・その一例:
再起不能が想定される危難BB、かつ敵NPCが複数ミッションにまたがる伏線の上で
参加者や協力NPCに『アリーナそのものを破壊しかねない陰謀犯』の濡れ衣を着せ、
その状況で提示されたヒントから『濡れ衣を着せた黒幕の正体』を明かす展開を経て、
アリーナ総力による『壊滅』を免れる事が出来る可能性があった『迫真 -Reality- 』。- たとえ所属するファイターが殺されても、組織が報復に出たりはしないでしょう。
- よって、『ミッションの解決』などは、あくまでもPCの手で行う必要があります。
- とはいえ、彼らの存在が抑止力の一つになり、町の平穏が表向き保たれている面も事実です。
- 表向きは平穏な町である、という世界観にはご留意ください。
- 『アリーナ』の存在により、世界観を壊すような行動を言い切りで行う『NPC組織』の活動は『抑止』されます。
- 例としては、ミッション中、またはミッションの導入等で言いきりで『国政に介入してスタンド使い禁止法を作る』『市庁舎を爆破する』『組織だって数十~数百人もの人質を取り、銃火器を乱射して虐殺する』などです。
- こうした行いはPCの手で止めようがないにも関わらず、一瞬にして『平穏な町』という世界観や、そこに暮らすPC達の日常を崩してしまいかねません。
- 具体的な抑止としては、『アリーナ』より『刺客』が差し向けられ、組織自体が自動的に『壊滅』させられます。
- これは、世界観を保持することで、各PC、GMが物語を公平に展開できるようにするための処置です。
- 世界観から逸脱しない範囲――常識的な単独犯や、何かしらの隠蔽を伴うなど、世界観を壊さない『悪』は、むしろ歓迎です。
- また、『星見町』において悪の組織を作ること自体は、制限などはございません。
- ただし、きちんと風呂敷を畳める程度の規模にはしておきましょう。
途中でミッションが打ち切りになったり流れたりすると、参加しているPCの物語に悪影響です。
- ただし、きちんと風呂敷を畳める程度の規模にはしておきましょう。
- その他、町の文化などの細やかな設定は『星見町』案内も参照してください。