キャラメイク編
- 板でのPC(キャラクター)作成には二種類ありますが、初めての方はぜひ『スタンド使い』を作ってみるといいかと思います。
- もう一つは『一般人』ですが、スタンドを持たない一般人での活躍はやや難しく、中~上級者向けです。
- 原作の『川尻早人』のような活躍は、実力と機会、ストーリーの流れに恵まれない限り困難でしょう。
- そもそもGMはスタンド使いのPCを想定してシナリオを作成する事が多いため、参加自体認められない事も多々あります。
- スタンド使いのPCを作るには、『供与者』にキャラクターの設定などを提示して『志願』し、『スタンド』を『供与』される必要があります。
- まずは先頭に【供】とついたスレ(供与スレ)を見つけましょう。
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- 【供】『豊饒の夜』は現在PLが常駐はしていないですが、いそうな時なら戸を叩くのも良いでしょう。
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- スレの>>1からよく読み、どのような方法で『供与』が行われているかを確認しましょう。
- スレによって、どういう形式で設定を提示すればいいのかは異なります。
- 自分のPCのキャラ設定を考えましょう。舞台は現代日本です。あまり突飛な設定はやめておきましょう。
- 与えられたスタンドによっては、考えていた設定と雰囲気が合わない、という事もありえます。
- スタンドを与えられてから細部を詰める、またはスタンドに合わせて細部を変えるなど、工夫が必要になるかもしれません。
- キャラ設定が出来たら、その設定と供与スレのルールに従い、供与者に『志願』しましょう。
- ただし一人のプレイヤーが一度に何人ものキャラで『志願』するのは、マナー違反です。
志願が失敗したことを確認した上で、新しく志願をしましょう。
- ただし一人のプレイヤーが一度に何人ものキャラで『志願』するのは、マナー違反です。
- 志願が成功すれば、スタンドが『供与』されます。これで、PCが完成します。
- あとは設定をある程度固めたら、様々な活動に参加していけます。板活動へようこそ。
- PC記録スレに記録してもいいかもしれません。ただ、ある程度場スレなどで動かして、キャラクター性を微調整してからの方が良い、という説もあります。
- 志願内容などによって、志願が『失敗』することもあります。
- その時は、改めて新しいキャラクター設定を作り、もう一度志願してみましょう。
- 結果が出るまでの期間は、一週間~二週間前後で考えておくと良いでしょう。より早いこともあります。
- 人力で能力を作成・調整しているため、気長にお待ちください。
- あまりに何度も志願が失敗する場合は、世界観理解に問題があるのかもしれません。
そういった場合は、チャットなどでアドバイスをもらうといいかもしれません。
- スタンドのヴィジョンは、明記されていない部分については『自由』に決めて構いません。
- ただし、実用性が高まるようなデザイン(トゲや爪など)の追加は許容されない事が多いでしょう。
キャラメイクのすすめ
ここに書いてあることは主観と経験則によるものです。
100%鵜呑みにせず、参考までにどうぞ。例外は常に存在します。
1.PCは『普通の人間』です。
- 武術を嗜んでいても天才でもイケメンでも構いませんが、それが判定に影響を及ぼすことはまずありません。
- ただし『プロアスリート』『軍人』など、『常人より身体能力が高くて当然』な設定はやめておくと無難です。
- 具体的にはですが、『パワー・スピードが常人より高いことが想定される』キャラ設計は高難易度です。
- 供与者や志願内容によってはそれを踏まえたスタンドを供与してくれるかも知れませんが、志願失敗率は高いでしょう。
- 容姿端麗、人気者、格闘技を嗜むが腕はそこそこ、あやとりの達人などの『判定次第な部分が大きい』『戦闘に直結はしない』設定なら、許容率は高いと思われます。
- 考え方は人次第ですが、板で特殊なキャラ設定が許容されないとすれば、それは『戦闘能力』の不公平さへの考慮と、世界観破壊への考慮に二分されると思われます。
- PCに関するあらゆる設定は、キャラクターを『強くする』ためのものではなく、『楽しくロールプレイをする』ためのフレーバーだとお考え下さい。
- フレーバー的な範囲を逸脱しないように、つまり『他のPLに自分の設定を押し付けないように』しましょう。
2.『○○で一番』や『○○の世界チャンピオン』『星見町唯一の○○』のような設定はなるべくやめましょう。
- ○○をしている他のPCの軽視に繋がるためです。単に『○○が得意』『○○という職』くらいなら、原則問題はないでしょう。
- 例えばですが
町一番の力持ちかつイケメン。誰よりも優しい。格闘技もプロ顔負け。 町唯一のアイドルスターで、一番の金持ち。町の誰もが彼を知っている。しかも全国一位の天才。
- こういう設定は、他の全PCの力と頭脳とやさしさと金持ち度を言い切りで凌駕している事になります。
- あるいは他のアイドル設定を持つPCの存在を否定し、プロ格闘家を超える格闘能力を持っていて自然になりかねません。
- また、全PCにこのPCを知っているべきという設定を押し付けていることになります。
- 『厳禁』とまでは言いませんが、周りがそうした強すぎるフレーバーを汲んでくれることは保証しません。
力持ちで優しくイケメンな、星見町で活動するアイドルの一人。 芸能活動をしているため知ってる人は知ってるかもしれない。金も持ってて頭脳もスゴイ。
- これなら、好まれるか、そして設定に相応しいロールプレイが出来るかはともかく、許容はされるでしょう。
なぜなら、他のPCの設定を踏み台にしたり、何かを押し付けることが薄いからです。
他の力持ちやイケメン、金持ちとの間に格差はなく、他のアイドルがいてもいいし、誰かが彼を知らなくてもおかしくない。
あるいは、力持ちだからと言ってプロではないのですから、力負けする事があるのも自然です。
イケメンだからって会った全員に惚れられることもなく、アイドルでも星の数ほどの一人というだけで技能や知名度は判定次第です。
設定は自由ですが、先述したようにフレーバーです。美形に設定したからと言って異性にちやほやされるとは限りません。
力持ちの設定だからって他のPCより重い物が持てることは普通ないですし、アイドルだからって顔パス出来たりはしません。
金を持っている設定でも、それによりミッションが有利になったりは、原則しません。
頭脳に至っては、PCの頭脳にPLの頭脳がついていけない場合など、非常に難しいことになります。気をつけましょう。
自分のフレーバーは押し付けず、逆に相手のフレーバー的な設定はなるべくくみ取ってあげると、お互い気分のいい板活動が出来るでしょう。
3.他のキャラと被ってしまう設定はなるべく避けましょう。
- あえて被らせる、という楽しみ方もありますが、被った相手が嫌がるなら意味がありません。
- 供与者も板のPLなので、志願文にあんまりな被りっぷりが見えれば志願が通らない可能性があります。
- 特に、頻繁に稼働しているキャラとの大きなネタ被りは避けるのが無難でしょう。
- ただし、あんまり細かく考えるよりは、やりたいキャラを使う方が楽しいとも思います。
- 同じ属性(例えば職業)のPCでも、他の要素との噛みあい方や調理の仕方で魅力の形は大きく変わります。
- ただ、現在板上で動いているのはどんなキャラか、くらいは確認しておくといいかもしれません。PC記録スレには既存キャラのプロフィールが記載されているので事前にチェックしておくと無用な被りを回避できるでしょう。
- 『原作キャラ』との被りも、基本的には避けるのが無難です。
- 『版権作品のキャラクター』を元ネタにするのは自由ですが、元ネタが透けて見えない程度が良いでしょう。
- あまりにも元ネタまんまだと志願で弾かれる可能性もあります。
- 元ネタにしつつ、元のキャラとは異なる魅力を創出するのが『上手い』と言えるのはないでしょうか。
4.人間とコミュニケーションを取れるキャラをお勧めします。
- 板のほとんどの活動は相手となるPCがいます。会話が出来なければ、遊びに支障が出やすいです。
- ミッションなどでも、大抵の場合人間との会話やコミュニケーションは求められます。
- この理由もあって、動物や狂人のPCは基本的に上級者向けです。また、志願失敗率も高い傾向にあります。
- コミュニケーションに限らず、初めのうちは幅広い活動が出来るPCを作ることをお勧めします。
- 原作で言う『東方仗助』のような人柄が、PC向けとされることが多いです。
- 場スレの多くは初対面での会話、ミッションの多くは人助け、または事件への巻き込まれになるため、
- 『抱く感情の好悪はともかく、初対面の相手とも交流できる社交性』
- 『人助けをするモチベーションがある』
- 『巻き込まれてもへこたれないメンタルがある』
- 『かといってあらゆる事件に介入しないと気が済まないわけではない』
- ……といった要素を、性格に組み込んでおくと板で自然に動きやすく、やりやすいと思われます。
5.『悪』『正義』のPCは中~上級者向けです。
- 『悪』を貫くPCは性質上、場スレなどで絡んだ相手に嫌な思いをさせることがあります。
- もちろんそれも『悪』の魅力ではありますが、相手がその魅力を必ずしも理解してくれるとは限りません。
- 他のPCを殺傷し、キャラロストや入院による活動制限に繋がる『殺人鬼』PCはよりその傾向が強いといえるでしょう。
- 主に『日常』を楽しむターンである場スレにおいて、『非日常』に踏み入るレベルの『悪』の活躍はやや刺激的です。
- やっていい事のラインは相手PLの嗜好も含めて慎重に見極め、分からない場合はやらない、もしくは相手に直接確認しましょう。
- また、『ヒール』のポジションに着く以上、嫌悪されかねない事は覚悟しなければなりません。
- あくまで『PCにとっての悪』に留め、PL単位で不快感を与えるのは原則、避けるべきです。
- そして『正義』を貫き悪を許さないPCも、板においては難易度が高いとされます。
- これは、板の『戦い』は基本的に『PLの腕前』で勝敗が分かれるためです。
いくら正義でも、悪に負けることは多々あります。主人公補正は、あまり期待できません。 - つまり、『悪と戦ったら死ぬかもしれないのに悪がいたら倒さねばならない』という状況になります。
- それでも正義を貫くなら、果し合いに心地よさを感じる度量、しっかりした勝算、自PCが傷つき倒れる覚悟などが大切です。
- 悪も正義も、『ほどほど』が一番動かしやすいでしょう。
- 『悪』や『正義』を『貫かない口実』を用意するといいかもしれません。
- 特に、『正義』のPCは『悪との戦いから逃げてもいい理由』を用意しておくことをお勧めします。
6.板の世界観は『現代日本の普通の町』です。
- フィクションなのでリアリティが全てではないですが、『世界観』から逸脱しすぎたキャラクターは、志願失敗の可能性も高くなります。
- 『ドラゴンの血を引く男』『異世界からやって来たエルフ』とかは認められない可能性が高いでしょう。自称だけならほほえましいです。
- あるいは、そうした設定で志願して、仮に供与されたとしても、「自称してるだけ」という事にされる可能性は高いでしょう。
- また、原作にもあったとしても、宇宙人や奇妙な生物による志願も辞めた方が無難です。
- 必ず供与されないとも言えませんが、『その設定を成立させるためのスタンド』に留まり、活躍は難しくなる事もあります。
- すでに板上にそうしたPCがいるとして、『二匹目のドジョウ』狙いと取られれば通る可能性はより低くなっていくものです。
- あまりにも突飛すぎる名前のキャラも、志願失敗率が高い傾向にあります。
- 隠す気もないギャグマンガ的ネーミング(『頭脳ヌケ作』など)は特にその傾向が強いでしょう。
- 既存の、特に版権作品のキャラクター名のもじりなども基本的には避けた方が無難かと思います(パロディキャラを全面禁止はしていません)
- もっとも、ルビがあれば読める・名前として成立している程度の珍しい名前は、許容される事も十分にあるはずです。