教科書なんてものは人ぞれぞれに合う合わないがあるので、大学の図書館or大きい本屋に行ってじっくり自分にあうものを探せばよい。
とはいいつつも、個人的に良いと思った本、もしくは、もっとはやく出会っとけばよかったと思う本を紹介する。
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岩波のキーポイントシリーズ
イキって最初から難しい本or高級な本読んでも挫折するので、最初は簡単な本から入ろう。
岩波のキーポイントシリーズは平易で丁寧に説明してくれてるので割とハードルが低い。特に数学系、微分方程式とかベクトル解析のやつはよかった。
これ学部3年位のときに出会ったけど、もっとはやく、できれば1年のときに出会いたかった、と思った。
物理の考え方シリーズ
砂川先生の物理の考え方シリーズも平易な説明でわかりやすかった。
A4版で左右に隙間があって、いろいろ書き込みできるのが地味に便利。
初歩から学ぶ固体物理学
把握してる中で一番やさしい固体物理の教科書。これほどはやく出会っとけばよかったと思う本はない。
難しい固体物理学をここまで砕いて説明してくれる本はなかなかない。
キッテルとかアシュクロフト買う前に、まずはこれを読んでおくべき。
ディジタル回路設計とコンピュータアーキテクチャ
網羅的なコンピュータの教科書。
デバイスの説明、回路の説明、アーキテクチャの説明、とボトムアップで順序よく、そして網羅的に説明していて感動した。
ちょっと高いけど、電気系なら持っておいて損はないかも。
研究者としてうまくやっていくには
教科書ではないけど、研究室生活をどのような心意気で過ごすべきかの良い参考。
名言を集めたらこの本になる、と言ってもいいほど名言が多い。コマンドーのようである。
学振申請書の書き方とコツ
研究計画書にコツを駆使するのはどうなの!?って個人的には思うけど、学振申請者はワラをもつかみたいのでこれを読んでおこう。
実際、学振DCを目指すにあたって必要なことはこれに全て書かれている。
攻殻機動隊
工学倫理の教科書。特に医工学などを志す学生はぜひ読んでおきたい。
現代の科学技術において、機械と生命の間とはどこにあるのか、考える参考となるだろう。