車両の走らせ方

Last-modified: 2015-12-31 (木) 11:12:29

全体的な流れ

 TrainFeverは、路線を構築して実際に車両を走らせ、人や物を運ぶことでお金を稼ぐゲームです。
 TrainFeverでは運行されている車両はすべていずれかの路線に所属する必要があります。
 ここでは、路線の選定から最終的にお金が入るまでの、全体的な流れを扱います。

路線を選定する

 路線とは、言い換えれば『人や物を運ぶためのルート』です。何処から何処まで、何を運ぶかを決めます。
 この選定がマップに住む人々の要望に合っているかどうかで、お金が入るかどうかが決まります。
 ポイントとして、以下の要素が挙げられます。

  • 住民の移動先
    • 住民は、自宅から職場や商店などに出かけ、また自宅に戻ります。画面右下のアイコンをクリックし、「土地利用」をクリックすると、どの建物がどの種類なのかが分かります。「緑=住宅」「青=職場」「赤=商店」「黄=レジャー」となっています。住民が何処から何処へ行きたがるかを想像しながら、路線を考えてみましょう。
    • ズームアップして住民を直接クリックすると現れる小窓に、行き先が表示されます。参考になるでしょう。
    • 人々の流れを直接観察するのも良い手です。徒歩での大移動はドル箱路線のチャンスです。
  • 貨物の移動先
    • 町の外には、貨物を生み出す施設(産業)が点在しています。そして、生み出す貨物によって、行き先が決まります。
    • 画面右下のアイコンから「貨物」をクリックすると、現在運ばれている貨物が表示されます。非常にゆっくり運ばれているのが分かります。たぶん徒歩です。どこまで運ばれているかを見定め、路線を想定しましょう。
    • 表示が無い場合は、現状で運べる範囲内には輸送先が無いということです。行き先が予想できるのであれば、自力で路線を開拓し、車両を走らせて輸送できることをアピールしましょう。
  • 輸送距離
    • 人にしても物にしても、輸送距離が長くなるほど維持費用がかさみます。一度に輸送できそうな量を考えつつ、必要に応じて自力で道路や線路を敷き、最短ルートを実現することも考えましょう。

路線を構築する

 選定ができたら、実際に構築します。必要なものは、「道路or線路」「停留所or駅」です。

  • 道路または線路
    • 道路:いわゆる車を走らせるために必要です。最初からあるものを使ってもいいですし、自分で追加することもできます。また、トラムを走らせるには、道路上にさらにトラムの線路(軌道)を敷く必要があります。
    • 線路:列車を走らせるために必要です。カーブが増えると列車の速度が落ちますので、できるだけ直線を保つルートを考えましょう。ただし勾配にも要注意
  • 停留所または駅
    • 道路または線路に設置することになります。特に停留所には道路の歩道に設置できるものがありますが、これは片道専用です。両方向に対応させるには、向かいにも設置する必要があります。
    • 駅は複数のホームを設定することができます。多くの路線で使われる駅であれば、ホームを増やしましょう。
  • 路線の設定
     実際に路線を設定するには、画面右のアイコン群の一番下をクリックして、路線一覧を開きます。
     以下のような設定ができます。
    • 停車場所の設定:人や物が乗り降りする場所を設定します。実際に車両がどう走るのかが、色付きの線で表示されるので、参考にしながら設定しましょう。線が表示されないときはルートのどこかが通行不能になっています
    • 路線の名前:名前の横のペンのアイコンをクリックして編集できます。路線の数が増えると、何がどの路線なのか判別しにくくなってくるので、分かりやすい名前をつけておくことをお勧めします。なお日本語入力やカーソルの左右移動はできません

車両を調達する

 路線ができたら、実際に走らせる車両を調達しましょう。車両の売買には「車庫」が必要で、「一般車両」「トラム」「列車」の3種類の車庫があり、それぞれ対応する道に接している必要があります。

  • 列車の購入
    • 列車は「貨車」とそれらを引っ張る「機関車」が必要で、それぞれ別々に購入することになります。やり方次第で複数の種類の荷物を運べるマルチな列車も作れるでしょう。
  • 車両を選ぶ際の代表的な基準
    • 容量:一度に積載できる数です。大容量ほど維持費も上がるので、需要に応じたものを選びましょう。
    • 速度:容量が小さくても、速ければ同じ時間で多くの輸送が可能です。ただ、遅い車に前を走られると、せっかくの性能が活かせなくなるので注意しましょう。

車両を路線に配置する

  • 購入した車両に対し、走らせる路線を設定します。小窓の右上の矢印が回っている(?)アイコンです。路線が設定された車両は、車庫を出て仕事を開始します。
  • 車庫から出てくれない?
    • 多くの場合、道が繋がっていないことが考えられます。車庫から目的の停車場所まで、道路、トラム線、線路がそれぞれ繋がっているか、もう一度確かめてみましょう。
    • 列車の場合、他の列車が同じ路線上を通りそうだと「自由小道を準備中」と表示され、待機状態になることがあります。別ルートを新たに構築したり、駅のホームを増やしたりして軽減してあげましょう。

お金の収支が発生する

 車両は購入した瞬間から、月ごとに維持費を払わなければなりません。
 収入は、積み込んだ人や物を降ろす時に発生します。よって、いかに短い距離で、いかに多く輸送するかを考えながら、路線を構築し、車両を走らせていきましょう。

車両を更新する

 車両にはそれぞれ寿命があります。寿命を迎えると即消滅、というわけでもありませんが、維持費はどんどん高くなっていくので寿命を過ぎたら新しく車両を購入してあげましょう。以下の手順を踏むことになると思われます。

  • 車両を車庫に戻す:車両情報の小窓の右にある家のようなアイコンが、車庫へ戻す指示になります。指示をした瞬間に、担当していた路線から外れます。
  • 車両を売却する:車庫にある車両は売却できます。経過年数が少ないほど高く売れます。
  • 新しく車両を購入する:先述したのと同じように車両を購入し、路線に配置しましょう。

 また路線一覧画面からは「路線に所属する全車を自動で車庫に入れる」「それに加えて自動で売却する」指示が出せます・
 ちなみに、これらの更新作業は、個別の路線画面からも路線一覧からも自動化の指示ができます。ゲームに慣れて来たら使ってみるのも良いでしょう。というよりこの機能なしではただの作業ゲーに