週刊MOD紹介/9

Last-modified: 2016-04-19 (火) 21:32:25

皆さん、地震は大丈夫だったでしょうか。
震度階級と地震の規模・被害の規模が一致しない不思議な地震でしたが、なにぶん余震がすごい勢いのようなので、ノイローゼになる人が出ないかが心配です。
あと熊本城、無残な姿になっていますね……実は二度ほど訪れているのですが清正公の計略にハマってしまい、天守閣に辿り着く前に迷いまくってしまって未だに登りきっていません。落ち着いたら次こそは攻略したいものです。
 
こんな時にゲームの話もなんですが、まぁ平常にやっていきます。4月に入ってからの環境変化が思いの外大きくまた一週抜けてしまいました。加えてModlistも進んでいません。構成がまた大きく変わっているところなのでこれを落ち着かせるのが先でしょうね……
月曜にUGから新作ゲームの概要が発表されました。TF.netのニュースに出てたのを訳しましたが、UGのサイトには一致するものがないのでプレス向けに出された文章だったんじゃないかなと思います。今回は前に訳したアップデート情報と違い、ドイツ語訳のほうがなんか気が抜けたというか、事務的な書きぶりだったのに対して英語版のほうはちょっと誇大表現まみれだった感じ。ので、あえて訳も誇大表現ぽさを出そうとしてみました。
気になっている点はもう既にまとめてありますが、ついにワルシャート動く! それとSteamワークショップ対応ならModlistはどうしようかなーと今から考えていたり。
また新しい情報が出次第追加できるようにまとめページみたいなのも作りましたし、そちらはどんどん気づいた人が加筆してくれるとありがたいです。ついでに、新しいWikiを作るとなったらトップページとして引き継げるような感じになると良いかなって考えています。


またプレイしたのが二週間前で忘れかけなんですが……
wmv9_0.jpg
今回作った路線網です。
前回紹介した旅客線に加え、貨物線が4方向から一つの平面交差に向けて殺到しているので初っ端からヤバイ感じで詰まり始めました。あと勾配対策であちこちうねらせてます。
wmv9_1.jpg
ちょっとした発見。セグメントの始終点さえマップ内にあればマップはみ出ても線路通せるんですね。
wmv9_2.jpg
Ml-Vmの旅客線はDRGのD-Zugっぽくしようと。でも客車が総じて重いので、後補機をつけました。その結果がこれだよ!
本務機は05型の3号機。蒸気機関車らしからぬフォルムのキャブフォワード式機です。この形態だと重油専燃くらいしか選択肢がなさそうに思えるのですが、石炭を蒸気圧で送るとか言う変態技術を使ってました。後に普通の機関車に改造されて流線型カバーも撤去されてしまうのですが、その姿のほうが2.3m動輪が顕になった足長の美形で好きなんですよね。MOD出ないかなぁ。
後補機は01.1の戦後型新ボイラー仕様です。客車はSchürzenwagenで、実は号車番号がついています。ただ1号車はなく、これは機関車の直後には荷物車を連結する規定となっていたため。この習慣は欧州の優等列車では70年代位? まで残っていた様子。まだ荷物車のMODがないので、2号車から始まっています。
wmv9_3.jpg
リストラされたRegio-BahnhofはMlの駅として再起させました。こちらも160mホームにしてみたのですが、うーむ、ギリギリ……
しかし相変わらず一番線にホームがないのはちょっとしたトラブルの種ですね。
wmv9_4.jpg
もう一方は本務機がBay. S2/6。ニュルンベルクの博物館で動輪の巨大さとメカのスケ具合いに驚きました。客車はGanzstahlwagen。後補機は01.5型です。やたらと性能がいいんですけど初期のMODなのでモデルのクオリティが微妙。
 
引き続き、貨物列車を順番に行きます。
wmv9_5.jpg
長物車と無蓋車を混結し、森→炭焼→製鉄所と往復輸送します。
ワグナー式デフのBR45はワグナー流長煙管構造の極致といえる機関車で、7.5mもあります。従輪があるので引き出し時の踏ん張りもなくなりますし、しかもこの巨大機にも関わらず手焚き。この辺りの事情が主力にならなかった理由なんでしょうね。
wmv9_6.jpg
製鋼所からの鋼鉄路線はKPEV G.12。速度は低いですが出力はあるのでながー―――――――――――――――――――――いお付き合い編成となっています。
wmv9_7.jpg
ヴィッテ式デフのBR45は鉄鉱石鉱山→製鉄所→製鋼所と往復輸送。
しかしこの往復輸送経路がどうも遠すぎるらしく上手く動かないので、まだ産業が稼働し始めないんですよね。あとで増発しておかないといけませんね。
wmv9_8.jpg
こちらはDRのBR 23。コークス行きの石炭線です。この機関車の性能は戦後製と取り違えられているっぽいです。
駅はModularer Güterbahnhofですが、線路数1だと残念な見た目になっちゃいました。後で操車場と機関区を作ろうかな。
wmv9_9.jpg
DBのBR 23はコークス線。大型機並みのボイラー高さが威圧的な感じで、妙にスチームパンクな未来的でもあり。
wmv9_10.jpg
石油線にBR 86。SimutransのPak64だとしばらくこれだけで経営したくなる機関車。Oberberg駅の駅舎はスイスの民家で見られるシャレー様式がモデルなんでしょうか。スイスは山一つ越えると言語も家の形も違うらしいのですが、やっぱり一番良く知られた形なのかも。
三列車も蒸気機関車が一画面に収まっているとか、このゲームの醍醐味ですね。
wmv9_11.jpg
板材線もBR 86で。発車直後の爆煙を撮ってみました。
wmv9_k.jpg
今回の全体マップです。流石に大和西大寺の辺りが大変なことになっている……
次は南東方面ですが、その前にこの産業の仕上げをして、最初に作った旅客線あたりを手入れしないと。
トリミングしてると所持金の欄がよく消えてるのですが、400Mくらいになってて盤石です。ただ旅客関係は赤字だらけなので(編成で遊びすぎてるからだ)、いい加減黒字化すべく頑張ってみますかね。
ではまた
Fortsetzung folgt...

 
P.S.USA DLCの4-12-2 Class 9000はもとからワルシャート弁装置の動きがまともだったんですね。他のもまともになってるといいんだけど……
蒸気機関車が売りの一つであるゲームとはいえ、やはりメカの動きとかディティールの再現は難しいのでしょうね