【関連項目】
→《アビリティ》/【コマンドリプレイ】
XF
英国発祥のコンピュータゲーム改造ツール……ではなく、エミュレーターがクラスレベル3で習得するスキル。隣接する自軍ユニットが行った行動を自分がその場で再現する。
起動確率は通常50%だが、リプレイマスターのスキルを持っていれば100%発動することが出来る。
FFシリーズの「ものまね」に似たスキルだが、このスキルを使うためには幾つかの条件と制約がある。
- エミュレーター自身と、真似する行動を行うユニットが、共に行動の対象となるユニットに隣接していなければならず、これらのユニットの位置関係が行動の前後で変化してはならない。
- 真似する行動は、対象が「単体」で、かつ真似されるユニット自身や真似するエミュレーターが対象であってはならない。
- アタックを真似した場合、そのアタックの特性はエミュレーター自身が装備している武器の特性を参照する。
このため、槍、弓、手裏剣を装備している場合はアタックは真似出来ない。 - 反撃行動は真似することが出来ない。同様にフォーメーションアーツやコンビネーションアーツ、ロックオンも真似出来ない。
- 睡眠、混乱、石像状態では起動しない。
一方で、以下のような利点もある。
- MPやアイテムの消費がない。エミュレーター自身が所持していなくともアイテムの使用を真似することが出来る。
但しそれ以外の代償(サクリファイスの反動ダメージなど)はしっかり支払わされる。 - オリジナルを真似する場合はクラスや装備の制限を無視できる。
特定カテゴリーの武器でないと使用出来ないオリジナルも問題無く真似できるし、上位アイテムや専用クラスのオリジナルすら模倣することが可能。 - 自身がやるせない状態でも使用可能。
行動扱いなので、リプレイの度にVPが消費される点には注意。
発動しやすい環境を整えると凄まじい勢いで減っていく為、いつの間にか瀕死になっていたなんてことも。
リプレイを戦術に取り入れる場合は重装備を避けて回復手段の確保をしっかり行ったり、自分の手番は待機時VP回復か移動後VP回復で過ごす、あきらめない心を発動するダシにするなど工夫を凝らしたい。