安さん(トラック運転手)

Last-modified: 2024-04-30 (火) 06:09:04

運送会社「SEASIDE EXPRESS」に勤務する大型トラックドライバー。湾岸マキシのストーリーでは10話ゴール後にトラックのみで無名顔無しで登場する。

湾岸線を走るトラッカーとして、アキオら首都高ランナー達が湾岸で好き勝手に爆走するのを黙認出来ず、日頃から首都高ランナー達に幅寄せ等の嫌がらせを繰り返していた。
同僚やトラック仲間からは「そのうち引っ掛ける(=事故を起こす)から気を付けろ」と忠告されるも、「踏んでる場数が違うから大丈夫」と気にも留めず。そんな中、湾岸線にて首都高ランナー達の最高速バトルに遭遇。
いつも通り幅寄せを行うも、相手の車は慌てて避けるどころかトラックに突っ込んで来た。結果的には大事故となり、相手の車も大破炎上。
これ以降、安さんはすっかり大人しくなって嫌がらせの類を行わなくなったという。なお、事故当時安さんは錯乱してこう叫んでいた。

「あれは、車なんかじゃない…あんな動きする車なんていない…まるで、悪魔のような…

そう、事故の相手はあの悪魔のZだったのである。このエピソードをきっかけに悪魔のZ復活編は終了し、とびきりのGT-R編(平本編)が始まったのである。

作中では悪魔のZが大破してしまったのはアキオの運転ミス及び悪魔のZが突如操作不能になったのではなく、安さんの嫌がらせからブラックバードやイシダの車、レイナのR32GT-Rを悪魔のZが自らかばったためではないかと考える人物がいたが、真相は分からない。

何人もの過去のオーナー達を不幸や死に追いやった悪魔のZだが、偶然なのか悪魔のZの意思なのか、これほどの大事故でもアキオは少々の怪我で済んだ。

この大事故が縁となりアキオは高木と出会い、北見は悪魔のZに再び触れる事となり、修理ついでにさらに強化され物語は大きく進展していくという、安さんは悪役で出番こそ少ないが重要人物である。

 

湾岸マキシでは4からムービーシーンで事故を起こすシーンが再現されており、安さんのトラックも登場している。*1ボディカラーは他アザーカーと同様に黄色であるものの、勤務先の「SEASIDE EXPRESS」のロゴも入れられていて芸が細かい。
また、10月9日の「トラックの日」にちなんだ日付称号(偶数年・5周)にもなっている。

実は元気開発のPS3版湾岸ミッドナイトでは隠しキャラクターとして登場しており、登場人物の1人となって湾岸ストーリーを追体験するストーリーモードにて特定条件を満たすと安さんが主役のシナリオが追加され、大型トラックを運転して悪魔のZと事故を起こすシーンを追体験出来る。*2
なおトラックのグラフィックはボディカラーが白である以外湾岸マキシと同一であり、PS3版とマキシ4の発売日と稼働日*3を考慮するとかつてのように元気がナムコにデータを提供したと考えられる。なのでマキシ4からスタッフロールに再び元気の社名が載るようになったのは恐らくこれが理由。

このwikiは登場人物紹介の趣旨のページは必要は無いものの、彼とこれらの事を知っておくとより楽しめる。ぜひ原作漫画を読もう。


*1 ストーリーモード10話より。
*2 勿論アキオらと同様に安さんもフルボイスである。
*3 PS3版は2007年発売、マキシ4は2011年稼働開始