基本スペック
駆動方式[FR]/ミッション[6速]
初期馬力[200ps]/カーナンバー:19-98
全長:4,240mm
全幅:1,775mm
全高:1,300mm
最高速度:350km/h
モード別カテゴリー | 称号 |
ST無敗 | 【首都高無敗】 |
夏休み称号 | 【】 |
ワンメイクバトル | 【キング】 |
エンジン形式バトル | 【ボクサー4選手権】 |
期間限定首都一TA・1 | 【伝説の86】 |
期間限定首都一TA・2 | 【俺のハチロク】 |
車種限定バトル | 【兄弟対決】 |
備考:言わずと知れたSPRINTER TRUENO GT-APEX(AE86)の後継車でもあり、スバル・BRZ (ZC6)の兄弟車。
AE86と並んで比較的使用者が多めな人気車。
ボディ自体は湾岸マキシ内において小さくまとめられており、擦り抜けは比較的容易でバチコン(ロケット)のリスクも少なめ。
BRZと比較すると対接触性能はほとんど同じ、ブーストはこちらの方が若干強い。
車種調整後は滑らなくなり、対接触性能とブーストが強化され、かなり強い車になった。
BRZと異なる点はドリフト寄りのセッティングがなされていること。
TAの記録を見てもわずかにBRZに分があるものの、箱根や阪神、新環状といったパワー寄りに振ることが推奨されるコースでは良い勝負、ないしは勝っていることも多い。しかし決してグリップ向けのコースも遅いわけではなく一定の水準を保っていることから、かなり優秀な旋回性を持つといって良い。
そのためこの兄弟車を使いたい人は86はドリフト重視、BRZはグリップ重視という前提のもと、自分の好みやエアロのデザイン、ドライビングスタイルで選択していけばよいだろう。
どちらかと言えば、「ハチロク人気」からか本車の方が使用者が多いようである。
ドリフト重視の味付けではあるものの以前より滑らなくなったこともあり、基本的に性能は良好なので初心者から上級者まで幅広くおすすめ出来る車である。
選択可能カラー
(左から)
ライトニングレッド |
クリスタルブラックシリカ |
スターリング シルバーメタリック |
サテンホワイトパール |
オレンジメタリック |
ギャラクシーブルーシリカ |
86のギャラクシーブルーシリカとBRZのWRブルーはかなり異なる色なので、拘りがある人は見比べてみよう。
更新回数及び追加カラー
1 | ダークグレー メタリック | 21 | レッド |
---|---|---|---|
2 | ライトイエロー | 22 | ブラック |
3 | ダークブルー | 23 | ライトシルバー |
4 | ライトパープル | 24 | パールホワイト |
5 | ライムグリーン | 25 | オレンジ |
6 | ワインレッド メタリック | 26 | ダークパープル4 |
7 | ペールブルー2 メタリック | 27 | イエロー3 |
8 | ペールピンク | 28 | ベージュ メタリック2 |
9 | ゴールド メタリック | 29 | ペールグリーン2 メタリック |
10 | ブルーグリーン メタリック | 30 | ライトブルー2 |
11 | ミントグリーン | 31 | オレンジイエロー メタリック |
12 | オリーブ | 32 | ブルーメタリック |
13 | ダークパープル2 メタリック | 33 | イエロー メタリック |
14 | ライトレッド | 34 | パープル メタリック |
15 | ペールブルー | 35 | ピンク |
16 | グリーン | 36 | イエローグリーン メタリック |
17 | ダークオレンジ メタリック | 37 | ライトイエロー2 |
18 | ブロンズ メタリック | 38 | グリーン4 メタリック |
19 | ライトブルー | 39 | スカイブルー |
20 | ライトブラウン メタリック | 40 | ダークピンク メタリック |
エアロパーツセット
先述の通りBRZ (ZC6)の兄弟車だが、エアロはかなり違う。
A:ELD AUTO SERVICEのescalationフロントスポイラー、Grazioのサイドステップ、EUROUのリアアンダーディフューザーのエアロミックス風。
すべてカーボン製となりレーシーに仕上がる。GTウイングなどを一緒につけるとレースカーらしさが出る。
B:FT-86 G Sports Conceptをモチーフにしたエアロ。
特にリアディフューザーとマフラー位置はそれっぽく再現されている。
C:
6RRまで。Kuhlレーシングの01R-GTエアロキットがモチーフっぽいが、フロントがにわかにBRZっぽくなる。マフラーのテールエンドは横に細長くなる。
リアウイングはROWENがベースか。
D:VARISのワイドボディキットをベースにフェンダーをノーマルに戻した感じ。フロントバンパーはTRA京都のPANDEMにも似ている。
エアロA同様にすべてのディフューザーとカナードがカーボン化されるが、GTウイングはボディ同色となる。
E:バンパーの横にフィンやダクトを設け、純正+αの仕上がり。ウイングはチャージスピードをベースにデュアルフラップ化したものか。
F:FT-86 Ⅱ コンセプトにウイングを追加したようなエアロ。
G:エアロAをベースに各部空力パーツが大型化されたエアロ。 リベット止めのオーバーフェンダーが装着されて車幅が広くなり、すり抜けや寄せが難しくなる。
「モンスター田嶋」こと田嶋伸博氏が設計した「スーパー86」を意識したと思われる。この「スーパー86」は完全にイチから設計されたシロモノで、「86のボディを被ったモンスターマシン」といったところ。全日本ダートトライアル選手権等で暴れていた。
ただし実物とはディフューザーやカナードの形状が異なるため、あくまでも「意識したと思われる」範疇で考えていただければいい。
H:TRD仕様。基本チューンでマフラーを交換した車両はTRD製ではなくR Magic製の4本出しチタンマフラーとなる。
RX-7 Type R (FD3S)のエアロB同様、使用者の多いエアロ。
I:後期やC-HRといった、最近のトヨタらしいエアロ。後期86+αといった感じに仕上がっている。
J:ROWEN RR STREET ZERO風エアロ。Ings製のようなダクトが入る。マフラーは4本出しに変えられる。
K:ドリフトスピリッツに登場するTRD 14R-60と86 GRMNを足して2で割ったようなエアロ。ウイングはVaris製の物に近い。
フロントにカナードが付き、フェンダーガーニッシュが黒色になる。全体的にまとまりが良い。
ダクト付きボンネット
A:Dスピードのエアロボンネットに似ている。
カーボンボンネット(ダクト付)1:ボンネットAがカーボン化される。
B:86 GRMNのボンネットに近い形。このボンネットのカーボン仕様があれば…
C:ないる屋のそれに近いような形状。
D:ファーストモールディングやBloodSportsっぽい。
カーボンボンネット(ダクト付き)2:両サイドのダクトがカーボン化される。
カーボンボンネット(ダクト付き)3:ボディ同色のカーボンボンネット。ダクトの上に三本ずつラインが入る。
車種専用ウィング
A:Pleasure Racing Serviceのダックテールに近い。
B:Nur Spec製をベースにフラップ部にかなりの変化を与えている。
C:SEIDOWORKS製のウイングをベースに、加工を施した感じのデザイン。
エアロミラー
FT-86 Conceptのものに近いスタイリッシュなミラー。
カーボントランク
そのままカーボン化する。
ワークスステッカー
一見するとTRDが所有する開発車両のグリフォンコンセプトに見えるが、
実はAE86のN2仕様を86(ZN6)用にアレンジしたものを採用している。
サイドステッカー
BRZとは違って斜めに貼り付けられる。
雑記
- 湾岸ナビゲーター等ではTOYOTA 86 GT(ZN6)と表示される。
- 車名は名車として名高い4代目スプリンタートレノ・カローラレビンの型式、AE86から名付けられている。
- 余談だが、この車の開発コードは086A、ボアxストロークは86x86と至る所に「86」という数字が使われている。前者は「086」が来るまで敢えて待ったそうだが、後者については本当にたまたまだったらしい。ここまで来ると「86」という数字が呪いや呪縛のように感じる人もいるのだとか。
- BRZ共々スバルとの共同開発車であり、車両コンセプトやパッケージングの企画策定と内外全体デザインはトヨタが、開発・設計と確認作業はスバルが主導し、生産はスバルが一貫して行っている。
形式名称もDBA-ZN6とスバル方式の名前である。フレームにはSUBARUの刻印がされており、トヨタエンブレムの裏側にまでSUBARUの刻印がされている為、「トヨタが販売するスバル車」と形容される事もあり、良くも悪くもトヨタを代表する1台になってしまった。- 車としての特性は、BRZがグリップ重視のセッティングなのに対し、86はドリフト走行向けのセッティングと評されることが多い。公式な言及では「乗り味の違い」と表現されている。グレード別の標準装備もBRZとは異なっている。
この挙動差は両車が登場するゲーム作品でも再現される事が殆どで、湾岸マキシでも5のロケテスト時に開発者達が「BRZとは挙動・性能に差をつける」と明言していた。 - しかし大きな違いがなく、値段もほぼ同じといった理由でイギリスの自動車番組「TopGear」では最終的に『Eeny, meeny, miny, moe.*1』で選ばれてしまった。
- 車としての特性は、BRZがグリップ重視のセッティングなのに対し、86はドリフト走行向けのセッティングと評されることが多い。公式な言及では「乗り味の違い」と表現されている。グレード別の標準装備もBRZとは異なっている。
- なお湾岸マキシに登場している前期型や後期型に共通して言えるのが、純正フライホイールが昔のスポーツカーのように軽くなく、今の普通車MT並に重い。*2
- あまり知られてないが、中期型が存在する。*3しかし、基本的に外観の区別が付かないので、一括りで前期型と呼ばれることが多い。
- アメリカおよびカナダでは、トヨタの若者向け海外ブランド「サイオン(SCION)」で「サイオン・FR-S」として販売されていた。2016年9月にサイオンブランドが廃止されたため、その後は本家トヨタに組み込まれ「トヨタ・GT86」として販売されている。
- 日本では180km/h規制があるためそれ以上踏むとリミッターが作動し減速しようとするが、リミッターを解除するとノーマルで200km/hオーバーで走ることができる。*4
- AE86スプリンタートレノが主役であったライバル漫画「頭文字D」の続編である「MFゴースト」では主人公、カナタ・リヴィントン(片桐 夏向)の搭乗車として抜擢されている。初期カラーをライトニングレッドにすれば第1戦、第2戦の仕様はノーマルなので再現しやすい。第3戦の仕様はカーボンボンネット(純正形状)を、第4戦の仕様はエアロパーツHかKにGTウイング(スワンネック)を装着すればほぼ再現出来る。*5
- AE86にはAE85という廉価版モデルが存在したものの、この86には「85」というモデルは存在しない。これをうけてか、某嘘百科でオリジナルモデルという設定の『トヨタ・85』が記事として作成されたこともある。
ディスチャージヘッドランプはなく、ウインカーは手動式。ステレオ、カーナビ、エアコンはレスで、フォレスターと同じFB20エンジン搭載。リッターあたり18kmを達成した86のエントリーモデルという設定。
- ボディカラーに黒を選択し、エアロGにVOLK RACING TE37 SAGAを装着すると、実際の「スーパー86」に近づけることができる。
- 86 GRMNと14Rというメーカーワークスのチューニングカーが存在する。
本作ではGRMNは白系の色にエアロセットHとボンネットB、14RはライトニングレッドにエアロセットHで再現可能。
- この86にもAE86/85型よろしく(女性仕様とは明言されていないものの)女性をターゲットに狙った「Style Cb」という仕様が存在した。
Cbとは「Cool beauty」の略で女性デザイナーが外観を担当、「GT」グレードをベースにノーズを延長した専用フロントバンパー&フロントグリル、専用オーバル形ヘッドランプ、後方をよりのびやかに表現したリヤスポイラー(オプション)を装備。
内装は全てブラウン調でコーディネートし、ラムレザーやファブリック、本革巻きステアリングホイール、新意匠のアナログホワイトメーター、黒檀木目調インテリアパネルを採用するなど、マッシブな通常仕様とは対照的に曲線美と上品さを兼ね備えたモデルとなっている。
- ドリフトスピリッツではマキシ5以前から登場している*8が、湾岸マキシとは別のエアロになっている。その他に先述にあった86 GRMN、14R、後期型、後期型のモデリスタが収録されている。
86 GRMN
14R
後期型
後期型モデリスタ
- 86は発売開始年からD1GPに参戦している。ほとんどがエンジンを載せ換えており、パシフィックレーシングからラブライブ!仕様の86*9やHKS仕様の86*10が2JZ搭載、MAX織戸こと織戸学選手*11の86はV8搭載、今村陽一選手の86は1GR-FE*12をツインターボ化して搭載されている。
- アニメ版湾岸ミッドナイトでブラックバードこと島達也役を演じた声優・三木眞一郎がキャプテンを務めるレーシングチーム「Voice Actors Racing Team(VART)」のレース参戦用マシンにも採用されている。
このチームは2019年に発足した声優業界初のレーシングチームで、本格的な耐久レースへの出場を目標に掲げている。メンバーは三木眞一郎・浪川大輔・石川界人・畠中祐、監督はアニメ版湾岸ミッドナイトや頭文字Dなどで音響監督を務めた三間雅文。
マシン制作は株式会社ブリッツが担当し、2020年に富士7時間耐久レースとエビススーパー耐久レースに参戦。エビスでは完走を果たしている。- 2021年からはシーズン2がスタートし、AT車を駆る「BLACK VART」チームが参戦。こちらのメンバーは関智一、神谷浩史、小野大輔、三間雅文。
ちなみにBLACK VART号に使われているベース車両はGRスープラで、こちらもブリッツが制作を担当している。
- 2021年からはシーズン2がスタートし、AT車を駆る「BLACK VART」チームが参戦。こちらのメンバーは関智一、神谷浩史、小野大輔、三間雅文。
- 2年ほど前まで作られていたし、後継車としてGR86も出たし中古価格は誰もが落ち着く と若い子から業者まで誰もがそう思っていたが…(実際筆者も中古の後期を狙っていた…)
- 実は昨今の半導体不足によりGR86が作りたくても作れない状況にある。挙句、貴重なFRスポーツカーとして再評価を受けてしまったことにより「10年に渡り製造された型落ち車なのに値落ちしない」という事態になる。
平均相場は200万円前後。これは前期の1番低グレードであった86RCの新車価格とほぼ同じ。台数も出ているはずなのにあろう事か台数よりも需要が上回ってしまっている。
似たようなことは昔S14シルビアの時にも起こったが、アレと今回との決定的な違いは「どちらにも人気が集中している」というもの。
意地に近い感じで数ヶ月~数年待ってる人から中古を狙い回る人。千差万別の方々が「86」という車種を狙ったが故に発生した事態である。
- 実は昨今の半導体不足によりGR86が作りたくても作れない状況にある。挙句、貴重なFRスポーツカーとして再評価を受けてしまったことにより「10年に渡り製造された型落ち車なのに値落ちしない」という事態になる。
- 色々新開発を行ったとはいえ流用可能なところを流用し、極力コストを押えた86/BRZ。
有名な話は「アルテッツァデフ」だが、アルテッツァのデフ自体が100系ツアラーのデフを流用しているため小加工で100系デフが付けられる。- ただ、ここで気をつけてほしいのが「スバル車」ということ。実はハブ周りはレガシィのまんま流用のためpcdは100、挙句ハブ径はトヨタの54mmではなく56mmのため同じトヨタ車なのにホイールの流用は出来なくなっている。一応114.3変換スペーサーやワイドトレッドスペーサーも売っているが気をつけてほしいポイントである。
また元々FFベースの4WD車用のハブユニットを使っているためアライメントにかなりしわ寄せが来ているらしく、上に出たようなD1GPレベルになると不具合がかなり多く、足回りににシルビア用のそれを加工流用等、かなり大掛かりな変更を余儀なくされている。
同じ理由でFR車のフロントにもかかわらずドライブシャフト用の穴が開いているため、これを利用した86 GT-FOURを妄想する人が多いが、エンジン位置の関係で基本的には無理と言われている。
エンジンをものすごく前に出さないと、ドライブシャフトとミッションが繋がらないのだが、これをやるとエアコンコンプレッサーの行き場所がなくなるので、市販車としてはまず販売不能である。あとオルタネーターもどうにかして移設する必要有り。
一応トミ・マキネン・レーシングがワンオフで制作したことはあるが、エンジンルームは撮影許可が出なかったので市販車に転用できるレベルの作業だったのかは不明である。
- ただ、ここで気をつけてほしいのが「スバル車」ということ。実はハブ周りはレガシィのまんま流用のためpcdは100、挙句ハブ径はトヨタの54mmではなく56mmのため同じトヨタ車なのにホイールの流用は出来なくなっている。一応114.3変換スペーサーやワイドトレッドスペーサーも売っているが気をつけてほしいポイントである。