乱入対戦中にコースの分岐点でルートを選択する時に、直線が多くなるルートを選ぶこと。「直線」の多いコースへ「逃げる」ことが由来。
C1エリアを走行中に、江戸橋JCTから9号線(新環状→湾岸西行き)、浜崎橋JCTから1号線(湾岸方面or横羽下り)へコースを変更することを指す場合が多い。*1
直線の多いコースを選んだ場合、追抜きを仕掛けられるコーナーが少ないため、距離のアドバンテージに関係なく先頭の車両がブロック・ガリなどで後続車両を前に出させないようにすることで圧倒的に有利になるため、勝負がつまらなくなってしまうことが多い。*2
そのため、上級者はこのような直線の多いコースを選ぶことを嫌う傾向がある。*3
しかしガリを仕掛けられて直線コースを選ぶルートに押し込まれてしまうなどのやむを得ない理由で決定してしまうこともあり、このような場合は直線逃げと呼ぶかどうかは微妙と言える。*4
誤解がない様に付け加えておくと、一位のプレイヤーが進行ルートを自由に決められる「自由分岐」というシステムが採用されている以上、ルートの選択は一位にいるプレイヤーの自由であり、直線の多いコースを選ぶこと自体は戦略の一つとしても数えられる為、全てが悪手という訳ではない。*5あくまで場の空気が白けやすくなるために推奨されない行為という事である。
また、直線の多いコースばかり走っていると、テクニカルコーナーへの対処法が身につかない為、腕前を上げることは難しくなる。テクニックを磨きたいのであればC1行きなどのテクニカルコースを走るルートを選ぶほうが賢明である。
もし直線ルートを選んだことで相手から苦情*6がきた場合は、素直に謝罪しよう。