基本スペック
駆動方式[MR]/ミッション[5速] 1974年発売
初期馬力[300PS(実車は375PS)]/カーナンバー:39-29
全長:4,140mm
全幅:1,890mm
全高:1,070mm
最高速度:351km/h
モード別カテゴリー | 称号 |
ST無敗 | 【首都高無敗】 |
夏休み称号 | 【孤高の闘牛使い】 |
ワンメイクバトル | 【カウンタックキング】 |
エンジン形式バトル | 【V12選手権】 |
期間限定首都一TA・1 | 【伝説のカウンタック】 |
期間限定首都一TA・2 | 【俺のカウンタック】 |
車種限定バトル | 【闘牛王】 |
注意事項:この車にはネオン管、カーボンボンネット及びカーボントランク、カスタムGTウィング等が装着出来ない。
備考:5DX+より追加。全高は登場車種の中で最も低い。ただし、視界が劇的に良いわけではない。
現状タイムアタックランキングでは多くのコースでこの車が1位の座に立っており、C1外回り・新環状右回り・横羽上下線・みなとみらい外回り・名古屋・広島の6コースでランキング1位を獲得していた。更に6RR稼働終了後の6RRのTAランキングでは、半分以上のコースで殿堂入りを果たしている。以前までRX-7 Type R (FD3S)やGT-Rだらけだったタイムアタックランキングの半分以上を塗り替えた一台である。
また全国1位争奪戦でもNSX (NA1)同様に最終ランキングの上位10位の多くに入る等、猛威を振るっている存在。
その理由はFDに引けを取らない旋回性能、そして壁判定の圧倒的強さと5速とは思えないレベルのトラクションを有しているため。
更にランボルギーニ車の例に漏れず加速やブースト・対接触性能共に強力で、対戦においても有利な要素が多いと言える。
車幅は同メーカーのAVENTADOR LP700-4、Diablo VTよりは狭いがそれでも全登場車種中10位とかなり広いので、擦り抜けやリカバリーのカウンターには注意を払いたい。
またFDと比べると滑る分、油断するとコーナー出口等で擦ってしまいがち。アクセルワーク等にもなるべく気を遣ったほうがよいだろう。
5DX+以前(滑る挙動)のTAが速い人は乗りこなせる人が多いだろう。
以上のような事から極めて高いポテンシャルを秘めているが、決して誰にでも扱いやすいということではなく相応の難しさも併せ持った車で、湾岸マキシに慣れてきた中級者以上向けの車と言える。
5DX+初期に追加された4車種の中では使用者は控えめだが、熟練すれば相当心強い車であり、対戦・TA問わず活躍が期待出来る一台である。
選択可能カラー
現バージョンに収録されてるカラー名はイタリア語読み。
(色見本左から)
イタリア語 | 翻訳 |
ロッソ | レッド |
ジアロ | イエロー |
ビアンコ | ホワイト |
ネロ | ブラック |
グリジオ | グレー |
アランチオ | オレンジ |
ヴェルデ | グリーン |
ブル | ブルー |
更新回数及び追加カラー
1 | ブルー メタリック | 21 | レッド |
---|---|---|---|
2 | レッド メタリック | 22 | イエロー3 |
3 | ライムグリーン | 23 | ホワイト2 |
4 | ペールブルー | 24 | ブラック |
5 | パープルシルバー メタリック | 25 | シルバー |
6 | パールホワイト | 26 | オレンジ |
7 | ミントグリーン | 27 | グリーン |
8 | アストラルブルー オパール | 28 | ブルー |
9 | ダークブルー2 | 29 | ライトレッド |
10 | ダークパープル2 メタリック | 30 | ベージュ メタリック3 |
11 | コーラル | 31 | スカイブルー |
12 | ダークオレンジ メタリック | 32 | ダークパープル3 |
13 | イエローグリーン メタリック | 33 | ブロンズ メタリック |
14 | ライトブラウン メタリック | 34 | ダークグリーン |
15 | ペールグリーン | 35 | ペールピンク |
16 | ブルーグリーン メタリック | 36 | ライトパープル メタリック |
17 | オリーブ | 37 | イエロー メタリック |
18 | マルーン2 | 38 | ダークレッド メタリック |
19 | カシミヤイエロー | 39 | ワインレッド メタリック |
20 | ベージュ メタリック | 40 | ダークブラウン |
エアロパーツセット
A:25thアニバーサリー仕様。しかし実際はローボディではなくなった後のモデルである。またテールライトが変更されないため、完全な再現は不可能である。
B:パガーニ・ゾンダC12風エアロ。
C:LP500Sまたはウルフカウンタックと5000QV(クアトロバルボーレ)を足して2で割ったようなエアロ。
車種別ウイングAを装着で更にそれらしくはなるが5000QVはローボディではなくなったモデルの為完全には似せられない。
D:ムルシエラゴ風エアロ。
リアガーニッシュがガラリと変わるのが最大の特徴(後期型のテールのような感じになる)。
灯火類・反射板以外の部分がブラックアウト化され、エンブレムは外される。
E:かつてJLOCからJGTC(現Super GT)でノーマルにレース用タイヤを履かせただけで参戦したカウンタックのエアロによく似ているが、こちらの方が少しウイングが大きく、形状も少し異なっている。
F:ディアブロ風エアロ。
G:ディアブロGT風エアロ。フロント周りは黒く塗装されていない。
H:ディアブロGT2風エアロ。
I:エボルツィオーネ風エアロ。
J:LP500S風のエアロ。リアには5マイルバンパーが装着される。
K:エアロGと同様のディアブロGT風のエアロ。リアウィングはエアロGと同じ物でこちらはボディ同色。
ダクト付きボンネット
A:現存していないプロトタイプ、LP500のボンネット。
B:ディアブロGT風ボンネット。
C:
D:
車種専用ウィング
A:LP400S以降のモデルに取り付けられるオプションウィング。ただし2段化されている。
B:
C:カウンタックの定番ブーメランウィングだが、少し異なる、カーボンカラーとなる。
エアロミラー
初代ホンダ・シティの純正ミラーに似ている。
カーボントランク
※このクルマには取り付け出来ない。
ワークスステッカー
LP500R仕様になる。
サイドステッカー
雑記
- リアガラスが小さいせいで、チームステッカーもかなり小さいタイプのものとなり、正直見づらい。
とはいえ、これでもミウラやアヴェンタドールに比べれば文字がはっきり見えるだけまだマシではある。
※画像提供者はチーム無所属につき、WANGAN表記です。
- 日本では、スーパーカーと言えばカウンタックと言われる程知名度が高く、とても馴染み深い外国車である。
1970~80年代のスーパーカーブームでは人気の火付け役と言われるほど人気が高い。
- 最高時速300km/h・新車価格1,500万円以上という、当時の常識を打ち破るようなスペックと価格で、スーパーカーブームを引っ張ってきたクルマである。ちなみに日本においてのカウンタックという読みは、実は日本国内でしか通用しない呼び方。英語圏ではクーンタッチ、本国イタリアではクンタッシ、またはクンタッシュと発音する。
なお、クンタッシとはイタリア・ピエモンテ地方の方言で、驚愕を意味する。
- 車高も低く、流れる形から空力的には良さそうに見えるが、実際は車体下に気流が入って揚力が発生したりするので問題が多い。
解決策として登場した一部モデル標準装備のリアウィングや、オプション装備のリアウィングはデカすぎてダウンフォースが強すぎるため高速走行時に前輪の設置感が薄れてしまい、最終型のオプションにはフロントウィングまで登場した。
- ペニー株を顧客に売りつけ巨万の富を築き、ウォール街で「狼」と呼ばれた実在の元証券詐欺師、現モチベーションスピーカー、ジョーダン・ベルフォート氏の半生を描いたマーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ウルフオブウォールストリート」(原題:"The Wolf of Wall Street")にも登場する。
- なお、カウンタックの初期モデルであるLP400・LP400Sには、純正状態ではサイドミラーが装着されていない。サイドミラーが標準装備となったのはLP5000S以降のモデルである。
湾岸マキシ収録のカウンタックにノーマル状態で装着されているミラーは、形状から察するにビタローニ製のラリー・ミラーと思われる。
- ちなみに上記の最高時速300km/hというのは、あくまでもメーカーの公称。
実際のLP400の最高時速は、ランボルギーニが公表している「最高のコンディションで、最高の条件」でも230km/h程度。*1テスタロッサに対抗するために開発した5000QVのバージョン1で理論上は300㎞/h超えに成功。
しかし、ランボルギーニが指定する最高の状態で走らせてみたら295km/h弱止まりに終わってしまった。実際にスピードガン等の速度測定器で測ってみると、250km/hを少し上回る程度だったとも言われている。
しかしウルフ・カウンタック等のカスタムモデルや、チューナーが手を加えたカウンタックは、大抵余裕で300km/hを超えている。この結果を見たランボルギーニの上層部の一部は、技術者に激怒したという。
- かつてカウンタックは市販前にLP500と言うプロトタイプが存在した。
LPはミッドシップ縦置き(Longitudinale Posteriore )、「500」は10倍にして排気量(cc)を示す。初登場は1971年のジュネーブショーで、革新的なデザインは大反響を呼んだ。しかしながらエンジンの冷却効率が悪くオーバーヒートが頻発し、量産には至らなかった。
- 販売当時、ランボルギーニが経営危機に陥ったこともあって改良は難航した。
LP500には市販車につながる形状の仮設エアインテークやダクトが設けられ、走行テストが繰り返された。最終的にクラッシュテストに使用された後に廃棄され、この車両は現存しない。LP500と市販のLP400の間には別のプロトタイプが存在し、緑色に塗られた1台はランボルギーニ博物館に展示されている。
- LP400Sのシリーズ3からはルーフが3cm高くなり、カウンタック生産開始以来のローボディが廃止された。
その為エアロA(25thアニバーサリー仕様)やエアロC(LP5000QV)はローボディではなくなった後に出たモデルである。
- LP5000QVは1985年にはフェラーリ・テスタロッサに対抗すべくV12エンジンを4バルブ化、キャブレターをサイドドラフトからダウンドラフトに変更すると同時に排気量をエンジンブロックにスペーサーを噛まして5,167ccまで拡大し、テスタロッサを75馬力上回る最高出力455馬力をマークし、632台が生産された。このエンジンは改良が施されてLM002にも搭載されている。
- 25thアニバーサリー仕様は1988年にはランボルギーニ創立25周年記念モデルでありリアバンパーの装着や細部の形状変更などの外観上の変更がなされた25thアニバーサリーを発売、カウンタック各モデルの中で最大となる657台を生産した。
- LP400Sからオプションだったリアウイングは無くなった。*2
本モデルがカウンタックの最終モデルとなり、1990年に生産を終了。後継車種のディアブロにフラッグシップモデルの座を譲り渡した。
- スタイリングを担当したのは、当時ランボルギーニに在籍していた日本には1台しかないと言われているゾンタやウアイラで有名な現パガーニ・アウトモビリ代表のオラチオ・パガーニ。
- 最後にラインオフしたカウンタックは当初デザイナーのマルチェロ・ガンディーニに寄贈される予定だったが、ガンディーニは「(自分の)過去の作品には興味がない」との理由でこれを辞退した。
シルバーのアニバーサリー、シャシーナンバーZA9C005AOKLA12085は現在ランボルギーニ・ミュージアムに展示されている。 - 日本の漫画には、古くは池沢さとし著「サーキットの狼」、近年では武井宏之著「エキゾチカ(読み切り)」「シャーマンキング(1期)」や梅澤春人著「カウンタック」で登場。
- 特に「カウンタック」では作品名に冠しているだけあって、主人公・空山舜の愛車であるLP400をはじめ、ウルフ・カウンタックやLP5000QVといった、様々なカウンタックが登場する。
ちなみに本作にはカウンタック以外にもブガッティ・ヴェイロンやデ・トマソ・パンテーラ、フォード・GT、ポルシェ・928GTS、ランチア・ストラトス、デロリアン・DMC12、フェラーリ・365GT4BBなど多数のスーパーカーが登場する。スーパーカーファンの人にはオススメの作品。 - また余談だが、スマホ向けゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」においても「マルゼンスキー*3」の愛車である…という設定がなされている。
- 特に「カウンタック」では作品名に冠しているだけあって、主人公・空山舜の愛車であるLP400をはじめ、ウルフ・カウンタックやLP5000QVといった、様々なカウンタックが登場する。
- カマロSSやR8と同様に、ステッカー・レーシングストライプ2を貼り付けると通常とは違うデザインになる(その2台とはまた別のデザイン)。
また、それ以外の一部のステッカーもRUF車やカマロZ28などと同様にデザイン変更や差し替えがされているステッカーがある。
- 5DX+稼働前にはドリフトスピリッツに先行登場した。
ちなみに車名のロゴは湾岸マキシの物とは異なる。
- 2021年8月13日、ランボルギーニは新型の「LPI800-4」を、カリフォルニア州で毎年開催される「モントレー・カー・ウィーク・フェスティバル」の一環である「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」で発表した。
先代がジュネーブ・モーターショーでデビューしてから50周年を迎えることを記念しており、僅か限定112台が生産される。これは初代の社内コードネームが「LP112」だったことに由来する。
「LP112」の意味は、博物館やレストアなどのランボルギーニの歴史部門の事業を手掛ける「ポロ・ストリコ」のマッシモ・デルボー氏曰く「LPのLはLongitudinaleで“縦”、PはPosterioreで“後方”のこと」「初めの『1』は“最初”を意味し“最初のLPレイアウト”を意味する。続く『12』は“12気筒”だ」とのこと。- 気になる価格の方は税別で200万ユーロ、日本円にしておよそ2億6000万円と文字通り桁違いの金額を誇る*4。もし湾岸マキシに実装されれば、全車種中最も高価な車の記録を塗り替える事となるだろう。