SKYLINE GT-R V-spec (BCNR33)

Last-modified: 2024-04-29 (月) 03:23:33

基本スペック

駆動方式[4WD]/ミッション[5速]
初期馬力[280ps]/カーナンバー:2568
マキシ2・3~車種称号【浪漫】
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全長:4,675mm
全幅:1,780mm
全高:1,360mm
最高速度:351km/h強

モード別カテゴリー称号
ST無敗【首都高無敗】
夏休み称号【伝説のR使い】
ワンメイクバトル【R33キング】
エンジン形式バトル【直6選手権】
期間限定首都一TA・1【伝説のR】
期間限定首都一TA・2【俺のR】
車種限定バトル【史上最強GT-R】
 

備考:SKYLINE GT-R (BNR32)・SKYLINE GT-R V-specII (BNR34)と同世代の「第二世代GT-R」。

第二世代GT-Rの中ではもっとも最高速に特化したクルマ。
加速力は良好で最高速もよく伸び、対接触性能はR34と変わらないくらい良好。直進安定性はGT-R (R35)と比較しても遜色ない程良好であり、ブーストも強力。
その一方で第二世代GT-Rの中では一番ホイールベースが長い為、旋回性には少々癖が有る。
全幅も少し広め(911(930) Turbo Sと同値)である為、擦り抜けは難しい訳ではないが、回避行動については慎重に行おう。

乱入対戦では上記の特性故、滑ったところを狙われてバチコンされない様、工夫が必要。C1・八重洲・神戸・箱根と言ったテクニカルコースでは走り慣れていないと苦戦する事も。
しかし加速力・対接触性能・直進安定性等の対戦で重要視される要素はほぼ申し分ないので、乗り慣れてしまえば厨車にも引けをとらない強力なマシンとなるだろう。

SKYLINE GT-R (BNR32)やSKYLINE GT-R V-specII (BNR34)などと比較すると扱いは難しく感じられるかもしれないが、この車の特性に合った走らせ方が出来れば決して性能は悪いわけではない。
エアロもFairlady Z 300ZX TWIN TURBO (Z32)と同様にスタイリッシュ且つレーシーでカッコよく仕上がっており、スタイリッシュに乗りこなしたいプレイヤーにはもってこいのクルマ。
原作での黒木の功績もあり、湾岸マキシではR32・R34・R35にも引けをとらない人気車種となっている。「R32・R34・R35は他のプレイヤーと被る」という人にもオススメ。

選択可能カラー

カラー名マキシ2•3~色称号
ミッドナイトパープル【葵色の/紫紺の】
ディープマリンブルー【群青の/藍色の】
ソニックシルバー【銀色の/白銀の】
ホワイト【純白の/雪色の】
ブラックパール【黒い/漆黒の】
アクティブレッド【赤い/真紅の】

更新回数及び追加カラー

1ブルー21ダークパープル
メタリック
2ダークオレンジ22グリーン4
メタリック
3ペールイエロー23シルバー
4ピンク24パールホワイト
5ダークパープル25ブラック
6ライムグリーン26レッド
7ペールブルー2
メタリック
27ペールグリーン2
メタリック
8パープルシルバー28ピンク2
9ワインレッド
メタリック
29ダークグリーン2
10ミントグリーン30ベージュ
メタリック3
11ガンメタル31オレンジ
メタリック
12イエロー32ブルーメタリック
13ライトブラウン33フロッググリーン
14グリーン3
メタリック
34レッド
メタリック
15ペールピンク35ゴールド
メタリック
16ブルーグリーン
メタリック
36ライトブラウン
メタリック
17ダークブルー
メタリック
37ダークオレンジ2
18ブロンズ
メタリック
38ダークブルー2
19オリーブ39ダークグレー2
20ダークピンク
メタリック
40スカイブルー

エアロパーツセット

A:全体的にBORDER製に近いエアロだがフロントはBORDERのモノをベースにやや派手にしたような形状で豚鼻ダクトが入る。
ウィングがローマウント仕様になる。
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B:トミーカイラをシンプルにしたような形状。ウィングは純正にハイマウントステーを装着した仕様になる。
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C:R34同様、URASのD1SPEC1風のエアロ。フロントナンバーがオフセットになる。
全体的にスパルタン且つスマートな外見となり、GTウィングを付けると見栄えがさらに良くなる。
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D:フロントはトップシークレット、サイドはディフェンドに似ている。
また、リアはR34のニスモエアロを組み合わせたような形状でR34のエアロHの雰囲気もある。まとまりが良い。
エアロC同様、フロントナンバーがオフセットになる他、ウィングはR34の純正のものを使用している。
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E:オートセレクトを意識したようなエアロ。フロントナンバーがオフセットになり、大型のフロントリップやカナード、リアディフューザーが装着され、レーシーな雰囲気になる。
リアウィングも大型の物が装着され、ハイパワー&マッスル感が強いR33には打って付けのエアロと言えるだろう。
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F:全体的にゴツくなり、ローマウントのGTウィングが装着される。
ややBee☆RのB334Rに見えなくも無い。
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G:nismoのLMロードカーを意識したようなエアロ。ウィングは純正の物が利用される。GTウィングを装着するとLMレースカー寄りになる。
前後のデザインがやや異なるのとフェンダーがワイド化されていない為、実車とは少し違いがある。
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H:6Rで再登場したnismoエアロ。リアウィングの翼端板にもnismoロゴが入った全体的に纏まりの良いエアロ。
一見nismoのコンプリートカー「400R」の様に見えるが、フロントスポイラーの形状が違う為、R-tune仕様である。
R32とR34のエアロHと同様にあっさり仕上げたい人におすすめ。
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I:フロントは981型ポルシェ・ボクスター風。このエアロ以降、マフラーは両サイド2本出しになる。
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J:フロントは三菱・LANCER EVOLUTION X GSR (CZ4A)のチャージスピード製とアウディ・R8を合わせた様な形状。
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K:BMW・M2の3Dデザイン風エアロ。リアに小ぶりなGTウイングが付く。
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ダクト付ボンネット

A:オーテックツカダのボンネットをモチーフにした形状。ボンネットピン有り。
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カーボンボンネット(ダクト付)1:
R33カーボン1-1.jpg

B:TBKのボンネットをモチーフにした形状。ボンネットピン有り。
R33ボンネットB1.jpg

C:400Rに装着されているボンネットに近い形状。左手前に小さめのダクトが付く。エアロGのお供に良いか。
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D:中央にCに似たダクト。その左右に4連ダクトが開く。
BCNR33 ボンネットD.jpg

カーボンボンネット(ダクト付き)2:
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カーボンボンネット(ダクト付き)3:
R33カーボン3-1.jpg

車種専用ウィング

A:前期2DrGTS純正ウィング。
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B:ARCのマジックウィングに似ている。ステーは純正を流用。
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C:
BCNR33 車種別ウィングC.jpg

エアロミラー

ガナドール・スーパーミラー風のエアロミラー。
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カーボントランク

普通にカーボン製になり、ウィングを外してもフラットトランクにはならない。
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羽なし
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ワークスステッカー

nismoステッカー。元のボディカラーはロールケージを除いて完全に隠れる。
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サイドステッカー

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雑記

  • 本作に登場しているR33は、N1ダクトが開けられていることから後期型であると推察できる。*1
  • リアウィング非装着の場合、ボディとトランクに段差が生じる。実車の場合「フラットトランク」と呼ばれるボディとトランクの段差が消えるサイズのトランクに交換することが多い。
    3DX+まではGTウィング装着時にフラットトランクが装着されていたが、4以降はフラットトランクにならなくなった。*2
  • 原作では800馬力のR33を作り上げたチューナー・FLAT RACING代表「黒木隆之」の愛車として登場。R33のポテンシャル・性能そして理に適った設計思想などを沢山語っており、R33ファンを大いに喜ばせてくれた。
    ちなみに湾岸マキシ5から5DX+までのオープニングムービーでは、主人公のアキオ×悪魔のZと共に黒木のR33が一番最初に登場する演出がなされており、その人気がうかがえる。
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  • このR33GT-Rは以前にも増して本格的にニュルブルクリンクでのテストドライブが重視され、BCNR33のプロトタイプモデルがニュルで7分59秒のタイムを記録した事により、BNR32型に対してのタイム差から「マイナス21秒ロマン」と銘打ったキャッチコピーを掲げGT-Rとしては初の単体でのテレビCMを展開した。
  • 第2世代GT-Rの型式名はR32が「BNR32」、R34は「BNR34」であるが、R33は「BCNR33」とCの文字が入っている。
    これは、CがHICAS(日産の四輪操舵システム)搭載車であることを示しており、R33スカイラインではアテーサ(日産の4WDシステム)が搭載されていてもHICASがないモデルが存在したため区別するために付けられたものである。
    • ちなみに型式名のアルファベットはそれぞれ、「B」がエンジンのRB26DETT、「N」がアテーサ+HICAS、「R」は車種名スカイラインを意味しており、R32やR34スカイラインにはアテーサとHICASがセットで装着されていたため、Cの文字はない。
    • R33スカイラインはC34型ローレルとプラットフォームを共用していることや、R34のデビュー当初「C」のつくモデルがなくなった際ある雑誌などで「Cはローレルとのシャシー共用を意味している」と情報が流れてしまった事があったが誤りである。
      本作のストーリー83話でも、山本が「33Rはローレルとシャーシが共通だ」と言っているシーンがあるが、正確に言うと、ケンメリと「ブタケツ」「ガメラ」等と呼ばれるC130型ローレルの2モデル以降、R34、C35の時代までスカイラインとローレルはシャシーが共通になっており、R33だけに限った話ではない。
  • R33は先代のR32が走行性能と引き換えに「車内・トランクが狭い」といった居住性に関する批判を受けたことから、R32に対して全体的にボディを大型化し、ホイールベースも100mm以上延長した。
    • これにより、車両重量と引き換えに居住性は大幅に上がった…と思いきや、肝心の車内の居住スペースはさほど広がってなかったり、初期型では重量配分の関係と言い張ってバッテリーをトランクに設置していたため、せっかく広げたはずのトランクスペースが無駄になっていたりと、開発陣の苦戦っぷりが見て取れる。
    • 本来であれば、2ドアクーペ、4ドアセダンそれぞれ別のシャーシが用意されていたのだが、バブル崩壊に伴う日産の経営悪化で開発終盤で4ドアのシャーシに統合せざるを得ず、2ドアはドアが異様に長いようなスタイルになってしまったと言う。
  • 一部ユーザーやとある漫画*3*4による心無い言葉が、R33の評価を形作っていたともいえるが、この評価を決定づけたのはあの土屋圭市氏が激怒したことで有名になった広報チューン事件である。
    • ざっくり説明すると、ビデオマガジン「ベストモータリング」のレース企画にて、当時日産が広報車*5として提供していたR33が実はゴリゴリのチューニングカーだった事が判明した事件。*6元々土屋氏が乗る予定だった別メーカーの広報車がエンジンブローした事で、急遽土屋氏が自腹で購入し、慣らしを兼ねて筑波サーキットまで自走していた「市販のR33Vスペ」がレースに参戦、比較する形となり、筑波サーキット1周で2秒弱という大きな性能差が浮き彫りになってしまった。*7
  • この、メーカーによる自爆炎上や、R33に関する一連の出来事を受けたユーザーの反感も追い打ちとなり、特に発売初期の頃はGT-Rも含めR31型程ではないが評価・評判共にあまり芳しくなかったようである。R33が発表され、その実情が詳らかになった途端に、在庫のR32に注文が殺到したという逸話も存在。R33はケンメリGT-RことSKYLINE 2000GT-R(KPGC110)とは違う意味で「悲劇のGT-R」等と言われていく事になる。
    • 尤も、その「不人気」が影響して中古相場がR32やR34と比べ比較的安価であること、湾岸ミッドナイトでも指摘されている直進安定性の高さ、チューニング前提ではあるが「曲がるための足回りと駆動系」を有していること等から、最近は従来のこの車に対する評価が見直されてきている。
    • また、R33はイギリスのみ100台限定でありながらもGT-R史上初めて海外に正規輸出*8が行われる等、後世に残る大きな功績も残している。
  • 第二世代GT-Rの中では唯一、伝統のル・マン24時間レースに参戦していた。ただし厳密にはスカイラインGT-Rとしてではなく、「日産NISMO GT-R LM」という完全に独立した車種がベース。
    ワイドボディを身にまとい、駆動方式はアテーサE-TSを廃したコンペティショナルなFRを採用している。
    現在も日産自動車は「日産ヘリテージコレクション」内に3台(1995/1996/ロードカー)を大事に保管しており、現在でもイベントなどで姿を目にする機会は少なくない。
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    • 当時の車両レギュレーションには「同一車種にセダンタイプの車両が存在するモデルはエントリーを禁止する」とあり、セダン仕様も併売していたスカイラインはこれに引っかかってしまった。そこで中小規模のメーカーに向けた「公認を得たロードカーを最低でも1台程度製作すること」という規定条項を逆手に取り、スカイラインを名乗らないGT-Rを製作。イギリスで登録・ナンバーを得ることで何とかエントリーにこぎつけた*9
    • 残念ながら参戦したレースではまともな結果を残せず、3ヵ年計画を1年前倒しして打ちきり、R390 GT1にスイッチすることになってしまった。
      とはいえ天下のGT-R、そのままでは終わらず、JGTC(SUPER GTの前身)ではスープラ、911 GT-2、NSXを相手に激闘を繰り広げた。
      その内95年度でチームインパルが、98年度ではチームニスモが見事にシリーズチャンピオンを獲得している。
    • 余談だが、20年後の2015年に同じくル・マン24時間レースに参戦した「GT-R LM NISMO」というマシンもあり、ファンの間でもしばしば混同される事がある。
      このGT-R LM NISMOは前輪駆動(FF)+ハイブリッドのGT-Rという事で注目を集めたが、戦前からの苦戦予想を遥かに上回るグダグダっぷりを晒した挙げ句、参戦したのは1戦のみで予選でのタイムはトップから20秒以上落ち、本戦は周回数不足で完走扱いにならずという最悪の結果だった。これを重く見たチーム陣営は1年限りで撤退、ファンの間では完全に歴史となっている
  • カスタムカラーNo.1 ブルーを選択すると限定モデルの『LM Limited』っぽくなる。
    LM Limitedは1996年ル・マン24時間耐久レース参戦を記念し、同年5月に期間限定受注生産品として発売されたモデルである。
    通常版との違いはフロントバンパーがダクト付き*10となり、リアスポイラーとインタークーラーエアガイドがカーボン製。フードトップモールが追加され、Cピラーに限定ステッカーが付いていた。
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  • 一般的な走行では問題ないが、チューニングをした上でハードな走行を繰り返すとCピラー根元がストレスに耐え切れず歪んでしまうトラブルが起こる。Cピラーは板金修理ができずごまかすことも難しいため、中古車を購入する時の注意点として有名である。
  • 1997年にはスカイライン誕生40周年を記念して、オーテックジャパン*11から4ドアセダンモデルとなる「オーテックバージョン 40th ANNIVERSARY」が発売された。
    一見4ドアのR33スカイラインをGT-R仕様に仕立て上げた様に見えるが、何と2ドアのR33GT-Rをベースに後部に2枚のドアを追加する凝った手法で作られている。2ドアGT-Rのブリスターフェンダーを再現するためにわざわざリアドアとリアフェンダーのプレス型を新規に制作するというこだわりぶりである。
    また、湾岸マキシにも収録されているSTAGEA Autech Version 260RS (WGNC34)はR33スカイラインのプラットフォームを使用しているため、BCNR33型はGT-R史上唯一クーペ・セダン・ワゴンという3種類ものボディタイプが用意されていたモデルと考えることもできる。
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    また通常のR33とは違い、特徴的な丸形テールランプがはみ出している事もうかがえる。
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  • 実は、ステージアよりも前にこの車のワゴンが作られていた。
    時は1995年、大阪のトライアルというチューナーが発売当初に購入し、いざチューニングしようか…という時に不幸にも追突事故に遭ってしまい、廃車になりかけたR33GT-Rを救出…という名目でoption総帥稲田大二郎氏の「ワゴンで300km/hという妄想を叶えちゃおうぜ」という趣旨で製作。
    静岡のボディショップ・シロマの加工技術でGA2型ホンダ・シティのリアハッチをR33のデザインに合うように加工&溶接、後にR33エアロの代名詞となるトライフォースエアロ…もといトライアル製R33エアロの試作品を外装に、エンジンはHKSのフルチューン、AVシステムは尾林ファクトリーが腕によりをかけて製作。1996年にロールアウト、637馬力のフルチューンRB26DETTに11点式ロールケージ…とまさにスペシャルなBCNR33ワゴンが出来上がってしまった。
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    …といつものoptionのノリで作ってしまったこの車。実は、BCNR33のチューニングの発展に大いに貢献していたりする。
    というのも、BNR32型GT-RとECUの考え方が根本的に違っており、解析にはおおよそ1年を費やすだろうと言われていたが、この車の開発に多くのチューナーが関わったことにより、ほんの数ヶ月でECUを攻略してしまう。結果、その後のGT-RのECUチューン発展の記念碑となってしまった。*12
    またこの車は2017年までは日本に居たが現在は海外に渡りグアテマラという中南米の国にいるという。
  • ミッション切り替え音:ブローオフ 例「シャーン」

*1 前期型と後期型の違いの一例:前期型のハンドルは日産”パルサー”の様なセダン系だっが、後期型はスポーティーにアレンジされている、フロントリップスポイラーが前期型と比べて前に突き出している等。
*2 しかし、ストーリーに登場するアキオと城島が搭乗するACEデモカーのR33はフラットトランクが装着されている。このため6RR+現在でもフラットトランクの復活を希望するプレイヤーは少なくない。
*3 一部の登場人物が、「R33なんざブタのエサ」「あれは日産の失敗作」などと酷評する場面がある。実際、峠では良さを発揮する場面はそう多くないだろうが……
*4 湾岸ミッドナイトにおいても、作中で黒木がコーナーでのダルさを認めているが「それはあくまでも低速度域、低荷重での話」と、そもそも土俵が違うと割り切っている。
*5 自動車メディア用の試乗車。この場合はニュルで-21秒を達成した実物ともう一台が参戦していた
*6 当初、その場に居合わせた日産の営業は「ニスモ製ブレーキパッド」と「専用の試作型オイルクーラー」の装着のみを白状したが、その後の検証ですぐに「キャンパー角付の車高調サス」の装着と大幅な車高調整も明らかになった
*7 後年、この外部告発ともいえるビデオの内容に逆ギレした当時の日産経営陣が、ベストモータリング出版元の講談社等に「土屋圭市を業界から追放」するように圧力をかけていた事が、複数人へのインタビュー記事で暴露されている。
*8 輸出がイギリスのみになった理由は、イギリスは日本と同じ「左側通行で右ハンドル」のため、RB26エンジンが構造的な関係で左ハンドル車への搭載が非常に困難だったためと言われている。
*9 ただし形式番号はBCNR33のままだった模様。これだと独立車種にならない気がするのだがいいのかACO。
*10 通称『豚鼻』。豚鼻は中期型のこれと、後期型全てには標準装備されている。
*11 日産の特装車事業を手がける企業。
*12 また、先述のCピラーの件もこの車の改造により発覚した。