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ここは？
偶像の国跡地?の地下に存在する、ありとあらゆる娯楽が集う国。元々あった偶像の国が地下に移動したものと考えられるが、いつ頃移動したかは不明。
『ファナティクス』という食料にも兵士にもエネルギー源にもなる種族の上に1000人ほどの『偶像』が君臨している。主にその偶像がもたらす娯楽の力で回っている国家だが、当然訪問者にもその門戸は開かれており、ライブのみならずスポーツ・ゲーム・賭博・アスレチック・アレなどといった一生分の享楽をわずか数時間で味わえるらしい。
ただ、様々な感情が常時渦巻いているせいか魔物が自然湧きする場所がいくつか存在する。
種族について
住民についてはこちら
偶像
偶像とは、偶像の国において絶対に近い存在である。身体構造や諸々の機能は人間と同じ*2だが、総じて何かしらの芸に秀でた者が多い。歌や踊り、パフォーマンス、スポーツ、その他諸々……どれも人から『注目』されるものである。その活動がファナティクスを熱狂させ、国のシステムを回している。
人数比は女性が9割。少ないが男性の偶像もいる。また明らかに人型じゃない*3どの層に需要があるのか分からない偶像も極わずかながら存在する。
ちなみにこれ、何かしらの基準を満たしていれば外部の人間でも偶像になることができる。時々偶像の国側は様々な国にスパイを派遣していい感じの人材を探させているらしい*4。
偶像のお仕事
- アイドル活動
一番有名であろう歌って踊るやつ。単に『ライブ』と呼ばれる事も多い。ほぼ全ての偶像は最低限できるようになっている。 - モデル活動
スタイルのいい偶像はこれだけでも食べていける。 - タレント活動
いろいろする。一定以上の知名度は必要。 - 警備・戦闘
偶像姫士のこと。これを専門にしている偶像は数える程度しかいない*6。 - 売り子
体力・容姿・声があればできる。 - 【規制済み】
- 【閲覧不可】
- スポーツ選手
身体能力が高かったり昔から何かしらのスポーツに通じていたりした場合など。 - その他
ごく稀だが文筆や動画投稿・各種産業のみで生計を立てる偶像もいる。何もしていない偶像もほんの僅かだが存在するようだ。
偶像のなり方
- 通常
応募することでいつでも受験資格を得ることができる。書類選考・実技試験・面接等の過程があるためそれなりの能力が必要とされる……と思いきや不十分でも合格となった例もある為能力が全てではないらしい。とはいえその辺は鍛えておいて損は無い。
合格者のうち特に優秀な者は希望制でデビューライブをする事ができる。 - スカウト
スカウトでその相手が受諾した場合、書類選考はすっ飛ばされる。その後は↑と同じ流れ。 - 『ユニゾン共通教育学園』での偶像養成プログラム
ここを参照。他と比べて楽という訳でもない。 - その他
他にも色々な手段があるかもしれない。
ファナティクス
ファナティクスとは、偶像の国における第2種族のような存在である。通常時の姿は人間とほとんど変わらないが、霊魂のような姿に変身することができる。
偶像達にファナティクスの精神が共鳴した際に『元気の源』という強烈な万能エネルギーを生産する。また、どういう原理かは不明だが霊魂形態時に自分の肉体の一部を切り離すことでタンパク系食料の供給源にもなる。生殖能力は一応あるが異種族との性交ではファナティクスは誕生しないようになっている。
偶像がファナティクスを傷付ける事は余程の事情がない限りタブー視されており、また逆も然り*7。人間と殆ど変わらない容姿のせいで、過去にはいくつかのトラブルも起こっており、ある偶像は冤罪事件で人気を失ってしまったらしい。
一般人・永住・定住者
偶像・ファナティクスではない住民の事を指す。基本的に偶像、プロデューサーやマネージャー・トレーナー等になる人はこの中から選ばれる。
地理
全体的に平坦な地形をしている。地下ゆえに常時夜方の温泉街のような灯りが灯っており*8、どことなくノスタルジーを感じさせられると評判である。
治安はまあ無武装の人間でも明るい場所を歩く分には何ともない程度。ただし北部グレン歓楽街と東部ミルズ賭博街では路地裏は危険地帯。余程腕に自信があるか、運良くパトロール中の偶像姫士に助けられでもしない限り何されるかわかったものではない。また治安以前にいくつかのポイントでは魔物が自然湧きする。危険な場合はさほど多くないが避難訓練も行われているので心構えがあって損はしない。
また、地区に関係なく偶像達は路上ライブを敢行していたりする。
西部:ラタナ商店街
偶像の国への出入口がある場所。その名の通り店が数多く立ち並んでおり、居住者のみならずデザート大陸を横断する事を選んだ勇気ある冒険者達の補給・休憩地点としてもよく利用される。
また宿もそれなりにあるためヘロス温泉街まで行かなくともなんとかなる。
北部:グレン歓楽街
ラタナ商店街とは違い、こちらは不健全な店が数多く立ち並ぶ。表向きは禁じられている薬物の取引が水面下で横行していたり、身を持ち崩した偶像が優れた容姿を活かして娼館を運営したりその一員となっていたりする。
『罠の町』
グレン歓楽街のどこかにある遊園地然とした町。元々は数年前のある偶像による「遊園地を作ろう！！！」という訴えで着工され、ほぼ完成したところでその偶像が失脚してしまったため殻のみが残った。その後しばらく放置されていたが、立地や構造に着目したとある偶像によって改造され、入り組んだ迷路のような地形に生まれ変わった。
『罠』と称される事からここは犯罪者達を捕らえたり、強制的に送り込まれたりする監獄的なものになっている。その場合は基本的に出られないが、外部から偶然入り込んだ人間はだいぶ迷うものの最終的には出られるようになっている。
東部:ミルズ賭博街
ある意味ではグレン歓楽街よりも余程危険な場所。様々な賭博場が並んでおり、興味本位で入ってみたら一瞬で破産するというのが専らの噂である。
『闇市』
グレン歓楽街とミルズ賭博街の間にある市場。『闇』の名に相応しく、様々な物が有益無益・低額高額問わず数多く並べられている。違法な品も当然のごとく置かれており、上手く隠し通す場合や巡回しに来た偶像姫士に摘発される場合がある。
性質的に存在自体は半黙認となっている為、表面上は殴り合いが起きない程度に治安が良いという謎の状態になっている。
南部:住宅街・ヘロス温泉街
南部の西半分は住宅街となっている。ファナティクスや、中央部ウルトラドームの寮に住まない偶像たちがここを主に利用している。また、体内時計がぶっ壊れて体調を崩した偶像達からの訴えにより、ここだけは上の灯り*9が朝～昼は明るく、夜は暗くなっている。
東半分は地下ゆえの地熱を利用した温泉街となっている。観光客向けの宿屋も数多く存在している。
ユニゾン共通教育学園
住宅街にある学校。中等部～大学部まである。とはいえエスカレーターという訳ではなく、高・大は内部外部問わず平等な条件での入学試験が課される。
教育水準としては偶像の国でも5本指に入るかどうかだが、最大の特徴として学業と並行して行われる数年間の『偶像養成プログラム』というものがある点が挙げられる。希望制であり特に条件は必要ないが、レッスンが極めて厳しく時折戦闘訓練まで挟まれるため、軽い気持ちで受けた者はしばしば脱落していく。
とはいえプログラム修了後は直ちに偶像となることができ、偶像姫士試験も戦闘訓練の成績次第では多少優遇される。勿論偶像となった後もそのまま学業を続けることは可能*10。
栽培プラント
温泉街の奥の方にある施設。元気の源を混ぜた土壌と地熱の温暖効果により野菜を猛烈な速度で育てることができる。
中央部:ウルトラドーム
偶像の国の本体とも言える場所。最大収容人数50万人を誇る、この地区の代名詞である『ウルトラドーム』の周囲に、それぞれ10万人を収容できる『スーパードーム』が4つ並んでいる。またさらにその周囲を取り囲むようにしてビルも建ち並んでいる*11。
ウルトラドームは実質的な国会などの機能も兼ねており、地下や天辺辺りにいくつかの部屋や会議場等が設けられている。
ウルトラドーム・スーパードーム
- ウルトラドーム
偶像の国中心部の更にど真ん中に位置する、前述の通り最大収容人数50万人に達する超弩級のドーム。外側は遠すぎて中心部で何が起こっているのか分からないため、一定の間隔でモニターやディスプレイ等が設置されている。
また内部にあるフードコートや各種チェーン店等も異常な程に多種多様かつ高品質。 - 北スーパードーム
屋内サッカー・ラグビー場などを兼ねている。ライブ利用時は勿論普通の地面。人工芝とはいえどうやって入れ替えているのかは謎。 - 西スーパードーム
バスケットボール・バトミントン等の会場を兼ねている。 - 東スーパードーム
西スーパードームでは賄えないその他競技の会場を兼ねている。 - 南スーパードーム
ライブ専門。
UB.D偶像の国支部
病院。支部であるにも関わらず偶像の国内でトップクラスの医療技術を誇り、回復魔法が使える偶像が居るのにも関わらず一定の需要がある。
ウルトラドーム寮
一部偶像の住む寮。定員は約150名ほどだが基本的にいつでも空き部屋がある。
交通手段
上の五地区を8の字を描いて回るような形で電車が運行している。
ほとんどの道が歩行者天国であり、車は専用の道路を通る必要がある*12。ただし歩行者天国でも電動キックボードが一般化されているため、油断すれば事故の可能性もある。
気候
地下にあるからか一年通して気温の変化は非常に乏しい。夏の期間を除けば、全体的に長袖の方が過ごしやすい温度である。
2ヶ月に1度人工雨が降り、その次の日は湿気を飛ばす為か非常に乾いた風である『乾風』が吹く。
政治体制
『偶像政治』という体制を採用している。これはファナティクス達に偶像の中から5人を選ばせ、得票数の多かった5人の偶像が『指導偶像』として国政のトップに立つ、というもの。ただし専ら歌って踊る偶像たちに政治が分かるはずも無いので、『ディレクター』や『プロデューサー』と呼ばれる制御機構が備わっている。
詳細はこちら
制御機構
各種機構には下記以外のルールもあるが基本的に『暗黙の了解』となっている。それなりに緩いため勘の悪い人でも倫理観を重視して振舞っていれば滅多に違反とならない。
- 『ディレクター』
偶像政治の頂点に立った偶像達に対して"何をすればいいか"を大まかに指示する者。現在5名の存在が知られており、デザート大陸の神であるシルビス?や水色瞳などといった錚々たる面子が揃う。 - 『プロデューサー』
数名の偶像で構成された『グループ*13』という団体を監督する者。中には事務所を設立している者もいる。ディレクターより就任条件は緩いものの、ディレクターと↓で紹介するマネージャーに管轄領域を食われている為収入は控えめ。というか数人の偶像のマネージャーを兼任していることもある。 - 『マネージャー』
個々の偶像を監督し、効果的なアピールや成長を助ける為の者。一人の偶像に複数名付けられている場合や、そもそもマネージャーがいない偶像も少しだけいる。外部からやってきた永住者も就くことができ、私事への干渉*14なども認められている。偶像政治への干渉はできない*15。 - 『トレーナー』
偶像達の練習やレッスンを一手に引き受ける者。専門の知識と技術を基にした資格が必要であり、なった後も人望や実績等で地位が揺らぎかねないハードな役職である。基本的に様々な事務所に専属トレーナーとして所属している事が多い。
現在の政策
- 入国時の検問
- グレン歓楽街・ミルズ賭博街裏路地のパトロール
- 偶像政治の任期を1年に短縮
- 機動兵器持ち込み規制(案)
- 街灯の明度調節・修繕・増設
- 『リア充撲滅委員会』の過激派構成員の立ち入り禁止
軍事
地下かつ狭い国土のため大々的な軍事力は持っていないが、国土の治安維持、または侵略を跳ね返せる程度の能力はある。
基本的に歩兵はファナティクス達が担当する。総じて士気が高く、タイミングが噛み合えば元気の源を大量に宿しているためとても強い。
偶像姫士
偶像達の中から戦闘能力に長けた者達を選抜した、要するに『魔法少女』のような存在。就任すると普段着から即座に活動時*16の衣装に変身できる能力を与えられる。ちなみに男性の場合呼称は偶像騎士となる。
空を飛び回ったり、元気の源のエネルギー*17を使用し炎や水や光線などを撃ったり*18、街を歩いて治安維持に努めたりする、偶像達のもう一つの形である。
コメント
- とりあえず偶像姫士という役職名にしたけど読み方はともかく漢字がしっくり来ません
何かしらいい案ないかなぁ…… -- 水色瞳 2023-08-18 (金) 12:51:03 - うわこ↑こ↓の設定めっちゃ好みです…好き… 関係ないんですけど住民作っちゃっていいですかね？ --
てぃろるーな 2023-11-22 (水) 13:14:29
- あの...ごめんなさい... 私も一人作って...いいですか..? -- 雑魚 2023-11-23 (木) 22:29:03
- 偶像の目的は様々。『偶像政治の座に就きたい』という名目でも『権力を握りたい』だけだったり『この国を変えたい』という崇高な目的を持っていたりといくつかのパターンが存在する。
『ステージの上で輝きたい』『誰かから注目されたい』『観客を楽しませたい』という目的を持つ偶像も少なくない。他にも色々目的はあるだろうが……何にせよ、この国は欲望と歓楽で回っている。 -- 水色瞳 2023-12-02 (土) 00:16:10 - 事務所作ってもいいですか？ -- ドードー鳥(コテハン) 2024-03-12 (火) 15:59:01
- はーい。こちらへどうぞ。 -- 水色瞳 2024-03-12 (火) 17:48:49
- ありがとうございます！ -- ドードー鳥(コテハン) 2024-03-12 (火) 18:53:49
- はーい。こちらへどうぞ。 -- 水色瞳 2024-03-12 (火) 17:48:49
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Tag: 国
