桃園 閏
(ももぞの うるう)
概要
神人類。枢都七大貴族「桃園家」の当主。
枢都守護兵団の兵団長。
「我が名は桃園閏。この枢都を護る、それが私の役目です」
「与えられた責務を全うする、それが貴族たる者の務めです」
「私に刃向う事はこの大地の、偉大な大地のその全てを敵に回すと同義である事。それを理解しておられますか?」
「その砂も石も、遥かに見える山々も、総て私の力です」
「まだ…私の真の力を見せてはいない…!!」
プロフィール
人物
容姿
聴色の髪の毛の毛先をくるくる巻いている。眼は躑躅色。兵団服の上に華やかな羽織を着ている。羽織は一着数千万はする超高級品である。
性格
普段は大人しく人畜無害であるが、怒ると凄まじく怖い。穏やかだが、とても力強い声色で話す。
戦闘能力
念動力・能力・武術・神器を複雑に組み合わせた凄まじい連携は見切れる者はいない。花開曰く「皇妃総師団長並」。その武力は一人で一個師団に相当する程。
体技
膂力に優れており、大地を踏み割り地割れを起こす事が出来る。その武術に付随する砂岩の弾丸は脅威的である。
主に脚技を多用する。
武技
薙刀を使う。その武技は達人の域。
魔法
地属性と樹属性の魔法に優れる。
賜能
念動力
いわゆるサイコキネシスであり、その強度はイムに匹敵する。
大地讃頌
大地と鉱物、さらに震動を操る賜能。その能力規模は世界規模。
彼女が地面に足を着いている間特殊な振動を起こしている為、相手は地面に足を取られ足を離す事が出来ない。凄まじい総量の砂を支配下に置いており、砂粒に感覚を通す事で超広範囲における諜報を可能としている。
地震を起こして足元の自由を奪い、それによる墜落や建造物の破壊などの追加効果で相手を仕留める事もある。地震を起こす強大なエネルギーを相手に打ち込むことで相手自身を崩壊させることもできる。その他にも岩塊を蹴り飛ばしたり、砂で相手を干乾びさせて殺したりなど、その実力は極めて高い。その強大な能力は防御にも転用する事が出来、砂や岩で広範囲を護る防壁を精製する事が可能。
魂具
薙刀「偃天薙羅」
とても長い柄に加え、その柄と同じ長さの刃を持つ鉈。
鉈には蛇の紋が彫られている。
来歴
普段は眠っており、その持てるスペックの全てを外敵からの枢都防衛に費やしている。眠っていても起きているかのように動くことが出来、さらに念動力で兵団に指示を出す事が出来る。眠っているのはその方が念動力のパワーが増幅するからである。
枢都に重大な危機が迫ると目覚め、実力の全てをその危機に対処するために用いる。