地名/【枢都】

Last-modified: 2022-10-26 (水) 01:18:45

嵩天島に存在する、帝の住まう巨塔「天岩戸」とそれを中心にして広がる広大な正方形状の都市。魔族の者が立ち入れない清浄なる空気で満たされた高天原で最も清く尊い場所である。
天岩戸を中心に貴族やそれに仕える士族の屋敷がずらりと配置されており、さらにその外周を分界聖壁が覆っており、最早それ自体が巨大な要塞である。天岩戸へと辿り着く道は非常に複雑であり、かつ屋敷の場所を入れ替える賜能を持つ者がいる為、侵入者が来ても容易に天岩戸に辿り着くことは出来ない。
一般の者はその門をくぐる事すら、ましてや都内に立ち入る事などできない高天原における最高都市であり、枢都内に住まう者は位の高い貴族や強力な士族ばかりである。
その警備は高天原でも最高に厳重であり、諸国の王族や皇族といった高天原の要人ですら、枢都内には許可なしでは立ち入ることは出来ない。その為、中央政府の本部は枢都外に存在する。
北東から南を回って北西までをオリハルコンで出来た分界聖壁で囲われており、北の方角にただ一つの関所である聖天使城と呼ばれる巨大な門が存在する。
高天原内にある主要な中央政府の組織の本部はほぼ全てここに存在する。