機動戦士ガンダムSEED in BLEU 2

Last-modified: 2009-09-19 (土) 21:50:43

ユウ・カジマ
U.C0056年 生
ジオン独立戦争前、航宙パトロールにトリアーエズFF-4で出撃、ジオンのMSを目撃
MSの必要性を訴え、
“第11独立機械化混成部隊”通称「モルモット隊」のテストパイロットとして配属、運用されて間もない、MSの運用データ収集を行った。
一年戦争中のMS撃墜数は100機以上と、トップ5に入る数ではあるが、一年戦争時の彼の記録は残っていない。

これは彼が“ある特殊なシステム”の実験にかかわり、実験記録が抹消され彼の撃墜記録は、“事実上無かった事”とされたためである。

しかし、パイロットとしての腕前はかなりの者であり、一説によると戦後、回収したガンダムのデータを基に作られたシュミレーターにただ一人、アムロ・レイに勝利した、と言う。
 何も見えない、いや、何も見つけられない、と言うべきか、視界の範囲には、アクシズはおろか、地球や太陽 星々の輝きすら見られない。
あるのは、ただ青い宇宙だけである。
“ユウ……ユウ……”
声がひびく 十三年前これと同じ“蒼い宇宙”と関わった時聞いたものだ。
(マリオン、マリオン・ウェルチ 君か……?)
かつてEXAMシステムを通し彼女の存在を知り、システムに閉じ込められた彼女を救うために戦い、そして恐らく救い出したであろう少女、その声が聞える。
“貴方は私を助けてくれた、 だから今度は貴方を救ってあげる。”
(どう言う事だ……?)
“ここでの貴方は全ての力を使いきってしまったの”
(……………?)
“だから……貴方を別な世界に送るわ”
(別な世界…だと?) “そう………貴方を救いたい、だから私も貴方と一緒に行くわ”
再び、視界が暗くなり、俺は意識が薄れていった。