キサカ「カガリ様…これがウズミ様の遺産…とぉ!?」
カガリ「うわ!…ああ!格納庫が!」
腐乱死体「カガリちゃ~ん?パパのクリスマスプレゼントでももらいに来たのかしらぁ?」
カガリ「キ…貴様ァ!」
腐乱死体「そう!その顔よ!怒りに紅潮させているんだけれど目の端には涙がたまりかけてる!そういう表情が好きなのよ!」
キサカ「カガリ様…どうかお下がりください…ここは私が…」
腐乱死体「あんらぁ~ん、ただの筋肉がアタシに挑むっていうの~ん?めちゃ心外~。
アタシ、ショタは嫌いじゃないけどホモは嫌いなのよねえ。ねえ、死んでちょうだ…あらぁ~ん?」
グシャ
カガリ「ド…ドラム缶か!?」
西「ぬ~ふっふっふっふ、な~っはっはっは!世紀の大天才!ドクターウエスト只今推参!」
ロボ「エルザもいるロボ!」
カガリ「お…お前…確か連合に…」
西「ふふふ…この状況、敵も味方もあるまい。敵か味方か、大天才か!父さんの残した熱い想いと母さんがくれたあの眼差しを守るため、ここに登場!」
キサカ「…カガリ様…この者達は?」
カガリ「…悪人ではないと思うが…真人間でもないな…」
西「ふっふ~、大天才と呼びたまえ!…なるほど、壊れたのはあの機械人形であるか!」
カガリ「右腕が瓦礫で…これでは十二分には…」
西「任されよ!エルザァァァァァ!無敵ロボ、フルアクションモード!」
ロボ「どこぞの銀河旋風みたいに、オーケイ!ってとこロボ!」
西「改修スタート!」
カガリ「あ…ああああああああああああああああ」
キサカ「ウズミ様の残したアカツキが…これではドラム缶ですなあ。頭と腕と手足そのままで、見事に胴体が…」
カガリ「おい、なんだこれは!」
西「あん?気に食わない点でもあるのであるか?」
カガリ「どうもこうも、これは一体なんだ!大体、片腕改修するだけでどうしてこうなるんだ!」
西「ふっふっふ…そう感激のあまり激昂するでない」
カガリ「するわ!大体感激してない!」
西「まあ、落ち着くのであ~る。この機体にはヤタノカガミという光学兵器反射装甲が仕込まれているらしいな。
その特殊装甲を100%利用するために、機体表面積をこの通り増やしたのである」
カガリ「だが、これではただの的だ!」
西「安心したまえ。素晴らしいことに、PS装甲も稼動しており、素晴らしいことに敵のビーム攻撃を反射する半分、吸収して魔術回路に応用するシステムもある。
つまり、光学兵器、実弾兵器、魔術攻撃の全てを完璧に防ぐのであ~る!ああ…我が頭脳が恐ろしい…さあ、崇めよ愚民」
カガリ「…接近戦を挑まれたらどうする」
西「この装甲、一撃二撃では壊れまい。だいたい、近づかれたら体当たりすればいいではないか」
キサカ「なるほど…カガリ様を抱くロイヤルシート。これくらい頑丈な方が…あ、いや、失言でした」
カガリ「…どちらにしても、この機体はオーブの象徴となる機体だ。このままでは旗印とはなれなかろうが」
西「ああ、なるほど。かっこよくすればよかったのであるか。ではそう言えばよかったのだろうが、アホが」
エルザ「めっちゃ手を焼かせるロボ」
カガリ「…とにかく直せ」
カガリ「…?」
キサカ「…?」
西「これでよかろう?問題は?」
カガリ「ない…と思うが…なにか違くないか…?」
キサカ「?…いえ…同じ機体…ですね。…?まあ…変な話…前よりは…いいのでは?」
カガリ「うむ…」
エルザ「エネルギー注入完了!さあ、この全宇宙の未来をかけて、星屑の彼方へ旅立つロボ!」
西「GO!GO!GO!光を目指せ!振り向くな!涙を見せるな!であ~る!」
エルザ「でも、博士がおとなしく改修するなんて珍しいロボ」
西「バカな!アレはしっかり我輩アレンジが入ってるのであ~る!」
エルザ「え?ロボ」
西「エルザならまだ見えるであろう。ズームであの機体の肩を見てみるのであ~る」
エルザ「どれどれロボ…あ!」
『アカツキ・VER過渡期』
地球皇帝「堕天使が…このまま葬りさってくれるわ!
ムウ「しまった、アークエンジェルが!マリュー!…マリュー?…マリュー!」
ミリィ「ア…アカツキが!直撃!…い、いえ、これは!」
マリュー「…ムウ!」
アビー「アークエンジェル、レガシー・オブ・ゴールドの直撃…い、いえ、ちょっと待ってください!これは…」
ムウ「う…これは…生きてる?」
西『封印が解けたようであるな、ムウ・ラ・フラガ』
ムウ『あ、あんた、キチ○イ博士かい?』
西『ふん、誉め言葉として受け取っておこう。よいか!誰かを愛する気持ちがMAXHEART、二人はプリキュアになった瞬間、
アカツキは真の姿を』
ロボ『嘘ロボ。小娘にうるさく言われるのがめんどくさかったから、パイロット認証で小娘以外の人間が乗ってから120時間後に自動的に変形する仕組みになってたロボ』
ムウ「へえ…どっちにしてもうっひょーって感じじゃないの!魔術のレーザーを防いじまうとはな!で、変形ってことは今どういう形なんだ?ココからじゃ見えないんだよね」
西『凄まじくかっこいい形である。ま、性能は全て軒並み上昇しているがな!存分に振り回すのであ~る!』
ムウ「了解!」
アビー「ドラム缶です!アークエンジェルの艦首前方にドラム缶がいます!」
キサカ「戦場の映像です…アークエンジェル…どうかご武運を…」
カガリ「父様…父様の機体で…彼らを…」
キサカ「アークエンジェル直撃!」
カガリ「!」
キサカ「いえ…アカツキです!アカツキが!…あ?」
カガリ「! Drウエストの裏切り者ォォォォォォォ!!」
カガリルートBADEND
地球皇帝「ぬううううううううううううう!」
ムウ「アカツキィ!ふんばれよぉぉぉぉぉ!」
ミリィ「アカツキが変形したドラム缶と、金色のMAからでてきたこちらも金色のドラム缶が、取っ組み合ってます…艦長?」
マリュー「あー…」
ミリィ「放心してる…色々な意味で」
地球皇帝「ムウ・ラ・フラガァ!!」
ムウ「ああ!?何だ!」
地球皇帝「貴様ァ!前大戦から三年も失踪したそうじゃあないか!」
ムウ「なんで知ってやがる!それがどうした!」
地球皇帝「バッキャロウ!好いた女を三年も待たせるんじゃねえ!女を泣かせる奴は許せねえ!」
ムウ「いいこと言ってるーッ!」
地球皇帝「隙あり!地球皇帝賛美キィィィィック!」
ムウ「なろ!よくもやってくれるじゃないの!アカツキ突撃!」
地球皇帝「ドワァァァァァ!やってくれるなぁ!?今のでシステムが半分いかれたぞ!(カパッ)(キリキリ)」
ムウ「自分で頭開けて直してるゥーッ!」
地球皇帝「地球皇帝賛歌!目から高出力フレイザービーム!」
ムウ「おっと!アカツキにはそんなビーム効かないぜ!」
地球皇帝「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬ!まだまだ!レガシー・オブ・ゴールド・飛行形態!」
ムウ「変形した!?」
地球皇帝「さらに、レガシー・オブ・ゴールドβも発進よ!」
β『チキュウコウテイ!』
ムウ「く…こいつは…」
西『フラガ!聞こえているか!?』
ムウ「○チガイ博士!?なんだ!」
西『今こそ愛の力をMAXHEARTにするのであ~る!それにより!ぐぎぇ!』
ロボ『いいからそこのスイッチをONにするロボ!それだけロボ!ポチッ、とな!』
ムウ「あいよ!こいつか!」
西『さあ!アカツキに世界の祈りが集まっているのであ~る!』
ロボ『アカツキ!お前に宇宙の未来を託すロボ!』
『アカツキ、全アーマーパージ』
ムウ「お?」
ミリイ「アカツキの頭が…ドリルになりました!」
マリュー「ムウが…ムウが…あははは…」
ムウ「うおおおおお!アカツキィ、気合いれろやぁ!」
地球皇帝「ぬお!?β!迎撃せよ!」
β『チキュウコウテイ!チキュ…ア~…』
地球皇帝「ぬう!βちゅぁぁぁぁぁん!?」
ムウ「うおおおおおおおおおお!」
ウエスト『フラガ、今こそV-MAXレッドパワースーパーチャージであ~る!』
ロボ『博士、それでは某ハイスピードロボットアクションゲームの声優ネタロボ!』
ムウ「こいつで…終わりだぁぁぁぁぁぁ!」
地球皇帝「ひえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
ミリィ「アカツキ、ドラム缶、ともに消失…」
マリュー「そう…」
ミリィ「あの…フラガ大尉は…」
マリュー「聞かないで!彼は死んだのよ!三年前に死んだの!」
ミリィ「はぁ…あ、通信」
ムウの声『命は、次の世代に受け継がれる…』
マリュー「メサイアに向けて全速前進!」
ムウ『おお!?ちょっと待ってくれ!早く救助してくれよマリュー!?マリュー!?お~い!』
カガリ「あは…アカツキが…父様のアカツキが…あはははは…」
キサカ「カガリ様!カガリ様!カガリ様ァーッ!」
「今、幸せかい?」
マリュー「全然幸せじゃないわよ!」
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