DEMONBANE-SEED_小ネタ_09

Last-modified: 2013-12-22 (日) 20:57:48

ナイア「キラ君、ラクス嬢もお揃いで。世界の果て夢の終わりに何の御用かな?

そうだ。こんな機会だし世界の種明かしを少しだけしようか。」



キラ「何を・・・言ってるんですか・・・?」

ラクス「キラ!聞いては駄目です!邪神の戯言など!」



ナイア「外野は黙っててくれるかな?少々寝るといいよ。ラクス嬢。



ラクス「あ・・・。」

キラ「ラクス!?」



ナイア「大丈夫、生命には関わらない。寝かせただけだから。

そうだねぇ・・・君の出生について教えてあげるよ。」



キラ「僕の・・・出生?僕はメンデルで意図的に作られたスーパー・・・



ナイア「台本ではね。とりあえずそういうことになってるけど。

考えてもみなよ。人が人の手で人を超えるものを作れると思うかい?

あぁ、デモンベインは別だよ?アレは僕の力も加えてあるからね。」



キラ「そんな・・・じゃあ僕はどうやって・・・生まれたんですか?」



ナイア「簡単じゃないか!人以上のモノから作ったに決まってる!

そう。例えばだよ?とある神さまがいた。その神さまは試行錯誤を重ねて

人の種の極限である二人を作り出したんだ。それが・・・」



キラ「大十字さんと・・・「マスターテリオンだ。」



ナイア「その二人を作った神さまは思ったんだよ。

人の負の極限のマスターテリオンと人の正の大十字九朗を混ぜ合わせたらどうなるものか?とね。

まったく普通の人間になってもよし、両方の性質を持った完璧な人間になってもよし。

どちらにしろ僕に損は無い。ならやってみよう。」



キラ「まさか・・・真逆!」



ナイア「そう、それで君が出来たんだよ。キラ・ヤマト。

現存する全ての人間を超えた人間を作る事は出来たんだが、

如何せん決断力が不足してね。他人の思想にホイホイ共感してしまうようになっちゃて。

ラクス嬢はそんな所につけこんだんだね。さぁ、母子の対面だ。お母様と呼んでおくれ。キラ。」



キラ「あ・・・あ・・・」



ナイア「心配する事は無い。僕と共に幾千、幾億、幾兆の永劫を共にしよう。

大丈夫、マスターテリオンみたいに絶望させたりはしないから。さぁ・・・」



         起動戦士GUNDAM SEED DESTINY キラ・ヤマトルート



                      B A D E N D











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