DEMONBANE-SEED_種死逆十字_第12話2

Last-modified: 2008-05-22 (木) 01:25:05

『少々やりすぎではないか、ジブリール?』
『連合のやり口は強引に過ぎる。特にスエズ辺りは酷いものだ。反感など買うだけ損にしかならんぞ』
『コープランドだけでなく、軍内部の支持者達にも煽らせているそうだな?』
 個人の物とは思えぬ巨大なモニターに、人の顔を映すウィンドウが無数に浮かんでいる。誰もが大企業の上役や資産家、富豪などなど、経済界に強い影響力を持つ人物だ。
 そうそうたる面々が難色を示す中、無数の顔が映るモニターの前に座る男は言った。
「何を仰られるのですか! 地球全体が一丸となって宇宙の化物どもを駆逐せねばならぬ時だというのに、身勝手に独立して知らぬ顔をしようとする連中に慈悲を与える必要などありません!」
 コンソールに座りながらも、大仰な手振り身振りを交えて言葉を紡ぐ。
 病的に青白い肌に白のスーツ。膝の上には猫という怪しい出で立ちのこの男こそ、現ブルーコスモスの盟主ロード・ジブリールその人である。
『確かにコーディネーターを調子付かせるのはまずい。しかし急ぎ過ぎは禁物ではないか』
『左様。そもそもユニウスセブンの落下自体が我々にとっては誤算。戦争の再開はもっと先の予定じゃった。それが先日のプラント本土攻撃の失敗で、ややこしい形で開戦になってしもうた』
 一人の老人の言葉に、周囲から賛同の声が上がり始める。元々プラントへの攻撃はジブリールが主導したもので、これは彼への皮肉とも言える言葉だった。
「ですがあの結果こそザフトの危険性を明らかにした! 分かったでしょう、連中はあれだけの攻勢を防ぎきるだけの戦力を取り戻しているのです! 放置していたら後々どれほどの災禍となって我々に牙を向いてきたことか!」
『分からぬでもない。とはいえ連中に対抗するために地球上のナチュラルを弾圧しては本末転倒だろう』
『まったくだ。我等とて無駄に人命が失われるのを望んでいるわけではない』
『人が死ねば潤うというものでもあるまい。あくまで商売は生者相手にしか出来ないのだから』
 再び同調する周囲。その様子にジブリールは、彼らに聞こえない程度に歯を軋ませた。
(金の亡者の分際でいまさら善良面か……! ようは儲かりさえすればいいのだろうが、カスどもが!)
 自分を非難する『ロゴス』のメンバー達を、ジブリールは内心で激しく罵倒した。
 ロゴスとは人類の有史以来存在し続けてきたとも言われる組織で、その起源や当初の設立目的は諸説ある。が、現在は経済界の大物達によって構成された利潤追求組織──ありていに言えば『金持ち皆で協力してもっと効率よく儲けようとする組合』と言うのがその実体だ。
 こう言えば別段危険な組織には聞こえないが、その影響力と行動が異常の一言に尽きる。経済を支配する彼らの力は国家権力をもその傘下に従えており、大西洋連邦大統領を含む多くの権力者は彼らの傀儡に等しい扱いを受けている。
 そして彼らはその力を利用し、『儲け』のために手段は問わない。兵器等を売り払って儲けるため戦争を起こす、ということですらやってのけるほどに。
 更に何も軍需産業のみが彼らの儲けに繋がるわけではない。被害を受けた土地への救援物資、更には戦争後の復興支援などにも彼らの利権は絡んでいる。
 儲けのためならば、いかなる手段をも使う集団……それがロゴス。それはブルーコスモスを設立し、テロ行為を含む彼らの行動を援助するという形でも現れていた。
 しかし昨今、このロゴスとブルーコスモスの間には微妙な摩擦が生じていた。これはロゴスの幹部を兼任するブルーコスモス盟主の交代に起因する。
 前盟主ムルタ・アズラエルは反コーディネイター意識が強い男だったが、同時に、国防産業連合の理事を務めるほどの商才を兼ね備えた人物だった。彼の行動によって、ロゴスにもたらされた利益は決して少なくはない。
 だがそれに対し、現在の盟主であるジブリールは反コーディネイター意識が強すぎる。まったく利益を出さないわけでもないし、アズラエル亡き後の組織の建て直し等の手腕は評価する声もある。だがいざとなれば全てをかなぐり捨ててコーディ撲滅を優先しかねないジブリールの気性は、ロゴスメンバーの多くにとって危険なものと映っていた。
 また人が集まれば主義主張はそれぞれ異なり、組織としての基本方針に異を唱えるものも出てくる。ブルーコスモスを嫌う者もいるし、ブルーコスモスではあるが考え方が違うものもいる。戦争に関わる部門を持たないためあまり儲からないと戦争を好まない経営者もいるし、果ては単なる人道主義者で戦争を嫌う者なども少なからず存在する。そういったいわゆる穏健派にとっては、ジブリールのやり口は強い批判の的となっていた。──もっともこの部分は、前盟主であるアズラエルも同様であったが。
 ともあれ、現在のロゴスとジブリールの関係はあまり良好とは言えなかった。戦争がよりによってザフト有利に進んでいるとなればなおさらだ。
 勝ってプラントの利権を掌握できれば万々歳。別に連合もザフトもほどほどに疲弊し、ほどほどで停戦なりなんなりしてくれればそれでも十分。だが連合の完全敗北はロゴスにとって利権の喪失以外の何者でもない。
 さっさと停戦にもちこんだほうがいいのではないか……そのような意見がちらほらと出だす中、ジブリールは弱腰な臆病者どもが、と叫びそうになった自分を必死で制していた。
 所詮こやつらは物欲にまみれた俗物に過ぎず、自分の崇高な理想──コーディネーター撲滅を理解などできよう筈もない。そうやってジブリールは相手を見下しながら、己の精神を自己満足で安定させていた。
「心配せずとも結果は出して見せますとも。そもそもスエズが痛め付けられれば、後々その復興に手を貸す分にも儲けは出るでしょう? そう損になる話でもないと思いますが」
『それはそうだが、ザフトに占領されてしまえばそれもままならん』
『我等の不安は本当に奴等に勝てるかどうかなのだよ、ジブリール。現状ザフトが押しているのは明らかだ』
 ジブリールもそこは認めざるを得ない。ザフトに対して連合は現在一進一退を繰り返しているが、今現在勢いはザフトにある。
「何、勢いを止めてしまえばよいのですよ。例えば……ミネルバを落とす、とか」
『ほう、出来るのか?』
 先日のオーブ沖開戦。数倍の戦力を持つ艦隊に包囲されながら、逆に包囲網を突破した戦艦──ミネルバは強い畏怖の対象となり、その力を危険視する声が高まっている。
 出来る事ならかの艦を完膚なきまでに叩き潰してザフトの勢いを止め、ロゴスの連中の鼻を明かしたいとジブリールは考えていた。
 そのために、彼は毛嫌いするある人物の協力も受け入れたのだった。
「ファントムペインの精鋭を向かわせます。更に……」
『僭越ながら私も少々、少々ジブリール卿に協力させていただきました』
 ディスプレイに突然、新たな顔が映った。いきなりの登場に、ジブリールは一瞬表情をしかめた。
『おお、ウェスパシアヌスではないか。遅かったの』
『いやいやいや、遅れてしまって真に、真に申し訳ない。少々こちらも立て込んでおりまして、いやまったく、本当に面目ない』
『いえいえ、お気になさらずウェスパシアヌス卿。そちらにも都合があるのでしょう』
 ロゴスの面々と親しげな会話を交わすウィテリウス・ウェスパシアヌス。ジブリールは、この男のことが少々気に入らなかった。
 ウェスパシアヌスがロゴスに接触してきたのは前大戦終結直前の話だ。前盟主アズラエルから友人の一富豪として紹介され、この男はロゴスの面々の前に初めて姿を表した。それからすぐにアズラエルは戦場で散ったが、直後ウェスパシアヌスはその頭角を明らかにしていった。
 潤沢な資金と天才的な手腕で次々と各種企業を手中に収め、気付いた時には既にトップクラスの資産家にして経営者。にも関わらず、その名や正体はまるで世間には知れ渡っていない。
 その彼がロゴスの上位に名を連ねることになるのは、当然の流れだった。
『しかしウェスパシアヌス卿も協力なさるというなら、今後は少し期待してもいいのかもしれませんな』
『いやいやとんでもない、とんでもない。私の研究など所詮は、所詮は趣味の道楽でしかありません。あまり期待されては緊張してしまいますな』
 慇懃で紳士的な姿勢を崩さないウェスパシアヌスは、ロゴスでの受けは悪くない。表立って敵視する人間も少ない。
 だがそれはこの男の本性を知らないか、本性を知って恐怖を感じ、手が出せない者がほとんどだからだ。
 実験機関『コロッセオ』と、そこで人を改造して造られる戦闘兵器レギオン。ジブリールも『ラボ』で似たようなことはしているので、非人道的な行為についてとやかく言うつもりはない。ジブリールが気に入らないのは、その実験にコーディネイターを使っているという一点のみだ。
 だがその能力は高く、利用価値はある。今回の協力の話はウェスパシアヌスから持ち掛けられたもので、ジブリールにとって渡りに船だった。
「改めてご協力感謝します、ウェスパシアヌス卿」
 恭しく礼を述べるジブリール。どうやって使い潰すかを考えながら、神妙な顔の裏でほくそえむ。
『こちらこそ、こちらこそ私の作品を使っていただいて感謝、感謝の極みですとも。こちらも実働データが取れる。正に、正に一石二鳥というものですよ。ハハハハハ!』
 だが彼は気づかない。ウェスパシアヌスもまた、ジブリールという人物を使い潰そうと考えていることに。
 『詐欺師こそ相応しい小物』と己が評され、にこやかな仮面の下で侮蔑の視線を向けていることに。

 
 
 

 格納庫の一角に置かれた、シミュレーターを管理するメインユニット。そのディスプレイに表示されるのは、先ほどまでの模擬戦の映像だ。仮想空間での戦闘記録はさまざまな再生速度や視点、角度で観察する事が出来る。
 コンソールを操作して映像を繰り返し見ていたティトゥスは、ある機体の映像を見て難しい顔で唸っていた。
「ティトゥス」
「アスランか」
 通信を終えて格納庫に戻ってきたアスランが、ティトゥスの横からディスプレイを覗き込んだ。そこにはオーガアストレイと戦う赤いザクウォーリアの姿が映っている。
「ルナマリアがどうかしたのか?」
「いや……そうだな。お主の意見も聞いてみたい」
 コンソールを操作し、映像を少し巻き戻してから再び再生。ザクがガナーウィザードのビーム砲を撃ちこむが、オーガアストレイはそれを容易く回避する。
「少し前から奇妙に思っていた。ルナマリアは遠距離砲撃をよく外す。拙者はこれをルナマリアが敵の動きを読むのを疎かにしていたのだと考えていた」
 だが、と映像を早回しして次のシーン、オーガアストレイが接近した場面へ変える。
 ザクウォーリアはウィザードを排除し、ライフルを構える。オーガアストレイが刀を振ろうとした瞬間、ビームが至近距離の頭部に撃たれる。オーガアストレイが、刀を引いてそれを弾いた。
「ここだ」
「ちゃんと当たる方向に飛んだのが疑問なのか? しかしこれだけ距離が近ければいくら下手でも当てられるだろう?」
「そうでもない」
 ライフルがオーガアストレイに放たれる少し前まで巻き戻し、スロー再生モードに。オーガアストレイが刀を、ザクウォーリアがライフルを構えようとする姿がゆっくりと再生される。
「これは!?」
 それを見ていたアスランが息を呑んだ。オーガアストレイの身体がゆっくりと、横方向に動いている。
 ほんのわずかな動きで普通に見ていただけでは分からなかったが、ティトゥスは機体をずらして銃口を頭部から外し、ビームが頭部と肩の間を通るよう回避行動を取っていたのだ。
 だが、直後にそれ以上の驚きがアスランを襲った。
 ティトゥスに外されたはずのビームライフルの銃口。普通ならそのまま発射されかねないその銃口が、動いた。ゆっくりと、銃口は今度こそオーガアストレイの頭部をポイントする。それに気づいたオーガアストレイが、凄まじい速さで振りかけた刀を引き戻しているのが視界の端に映る。
 スロー解除。ビームが至近距離の頭部に撃たれる。オーガアストレイが、刀を引いてそれを弾いた──と、先程と同じ結果が流れる。
「お主ならこの動き、可能か?」
「……無理だ。俺なら気づく前に撃ってる」
 アスランが顔をしかめて答える。あんなに素早く精密で、小さな回避。あれを頭で認識する前に、反射神経はトリガーを引いているだろう。それを引かず、照準の補正までやってのけたルナマリアの動きは驚嘆に値する。彼女はティトゥスの動きを読んでいたというのか。
「あの一瞬じゃロックオンも機能していないはず……いや、だからこそか。しかしこれだけのことが出来て、なんで普段当たらないんだ?」
「そちらも調べてみたのだが……」
 今度はザクウォーリアがウィザードを撃ちまくっている場面へ。視点が大きく動いて、ザクウォーリアとオーガアストレイを頭上から見下ろす形となる。
 ザクウォーリアの大砲から強い光が迸る。強力なビームの奔流は、見下ろし視点では光のラインとなってはっきりと見える。何度も放たれるラインは全て、オーガアストレイからはずれている。
 再びスローモーション。少し拡大して、オーガアストレイとザクウォーリアがギリギリ画面の端に映る程度まで引き寄せる。
「砲の向きをよく見ろ」
 ティトゥスの言葉に従い、ザクの構えたビーム砲の向きを注視する。左右に動くオーガアストレイを、ビーム砲はしっかりと向いていた……途中までは。
「ん?」
 アスランが違和感に気づく。確かに銃口はオーガアストレイを追いかけているが……どう見ても追いついていない。いざ銃口が追いついたとしても、撃ったビームが届くころにはもう既に相手は動いている。
 先ほどオーガアストレイの動きをしっかり読み切った時とは、まるで別人の動きだ。
「……どういうことだ?」
「拙者も判断に迷っている。ルナマリア・ホーク……単に射撃が稚拙というわけではないようだ」
 しばらくティトゥスはアスランと映像を見ながら意見を交え、ルナの能力を検証する。
 ルナに対して一つの仮説を導き出し、シンやレイの検証も終わったところで、彼らは模擬戦を再開する運びとなった。

 
 
 

 パイロット控え室に集まった一同。シン達三人が並び、ティトゥスがその前に。そのティトゥスの横にアスランが並ぶという配置だ。
 ちなみに現在は教官役のティトゥスが一番偉いように見えるが、実際のMS部隊の隊長役はアスランに一任されている。ティトゥスは軍属ではないし人を率いるのは向かぬと言い、それまで指揮を取っていたレイはアスランを立てて引こうとしない。タリアからも年長者がしっかり面倒見なさいというお達しがあり、結局アスランが隊長になるということになったのだ。
「シン。直感に従って動くのと何も考えず突っ込むのは別物だと理解せよ。自分で視野を狭めては勝てるものも勝てぬと、何度も教えたはずだな?」
「は、はい……」
「レイはかなり動作が多様化してきたな。最初に指摘された動きの単調さが少しずつ克服されてきている」
「いえ、まだまだです」
 ティトゥスの話を主としながらアスランがフォローする形で、それぞれの欠点や改良点を指摘していく。ティトゥスは物静かだが厳しい言葉で、アスランは比較的穏やかに。
 ちなみにアスランの欠点はティトゥス曰く『総合的に強く思い切りも悪くないが、行動の端々に小さな隙がある』らしい。選択肢が多いと一瞬どうするべきか迷うんだ、などとアスランは嘯いていたが、ルナが「それって優柔不断ってことですか? なんか分かります」と言ったら、暫くへこんでいた。
「それで、次はルナマリアなんだが」
 はい! とルナが姿勢を引き締め、顔に緊張を走らせる。彼女の欠点──射撃精度の向上が上手くいってないのはシンも知っており、容赦ない指摘が来るだろうと思っていた、のだが。
「……今回はちょっと説教はなしだ」
「へ?」
 アスランの言葉に当のルナだけでなく、シンやレイですらポカンとしてしまった。今までの訓練で大なり小なり、説教がなかったことなんて一度もない。
 困惑している彼らの前で、ティトゥスが言った。
「お主にはちと、模擬戦で試してもらいたい事がある」
「え、え? えっと、なんでしょうか?」
「うむ。次の模擬戦、機体の装備を──」
 ティトゥスが言いかけた瞬間、警報と館内放送がその声を遮った。
『コンディション・イエロー発令! 本艦の進行方向に未確認の機影を多数確認! パイロットは……』
 メイリンの言葉が言い終わる前に、パイロット達はそれぞれの機体へと駆け出した。

 
 
 

「さて、快進撃も今日でお終いだぜ。女神様」
 スペングラー級強襲揚陸艦『J.P.ジョーンズ』から発進した紫のウィンダム。そのコクピットでネオがつぶやいた。
「スティング、アウル。やることは分かってるな」
『ああ。ま、歯ごたえがなけりゃ潰しちまうけどな』
『チェッ、こっちはツマンネーの。ザフトの水中MSに潜水艦なんて、ただのザコじゃん』
 ウィンダムに併走するカオスと海中のアビスからの通信に笑うネオ。
「そういうな。基地で留守番中のステラよりはマシだろう」
『そうだけどさー。けど、代わりの連中ホントに役に立つんだろうね?』
 ステラのガイアは今回戦場にはいない。陸戦用のガイアは海上戦に合わないため、近場にあった建造中の基地に貸し出しているのだ。
 だがその代わりに、基地の警護役だった全二十機のウィンダムを兵力に組み込んでいる。ガイア一機とでは割に合わない交換だが、ファントムペインの権限で無理矢理基地指令に承諾させたのだ。
 更に元々連れて来たウィンダムとディープフォビドゥンが三機ずつ。ウィンダムは全機空戦用のジェットストライカー装備。計二十九機もの大編隊となったネオの部隊が、ミネルバを倒さんと迫っていた。
「役に立つさ……木を隠すための森程度にはな」
『うわ、セコー』
『確かにあまりスマートなやり方とは言えねえな』
「仕方ないだろう、ジブリール卿から何としても落とせって言われちゃったんだし。今回はあの変態紳士のヒゲ爺が付いてきてないだけマシだ」
 そうぼやきながら、自分の後ろから付いてくるウィンダムの大部隊を見る。
 見た目はどれもまったく変わらないウィンダム。見た目だけでは自分にも分からないし、敵にとっても同様だろう。
 ──ホント、セコイゲームだよなあ、とネオは自嘲げに笑った。
「見た目は有象無象と同じな上、その中を動き回るウォーリーを見つけられるかな? 女神様の護り手諸君」

 

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