EVAcrossOO_寝腐◆PRhLx3NK8g氏_解説_1回

Last-modified: 2014-03-30 (日) 00:27:35

第一回『世界情勢と各組織について』

 

まず、開設コーナーに関して。
本来小説で説明しろ!と言う部類の文章なのですがそれやると
説明台詞と地の文での説明が長過ぎ
物語をやりたいのか作った設定を説明したいのか解らなくなるので
物語部分のウェイトを減らす為に別個で解説シリーズを設ける事にしました。
一部物語の展開前に開示されている情報もありますし
後から物語で説明する台詞もありますがご了承下さい。

 

では、今回は第一回という事でざくっと世界についてのお話を。
ココは00準拠の設定が濃い目に反映されています。
原作EVAでは殆ど世界情勢に触れなかったのでそのまま導入しました。
既に閑話窮題(シンジ編1)や本編でグラハムやスメラギさんが言っている様に
AEU、人革連、ユニオンが全部あって勿論、各自一基ずつ軌道エレベーターを所有しています。
ユニオンの経済特区として日本は入っています。で、00世界よりは緊張状態にはありません。
CBがあっちこっちでテロもやらなければ、イオリアが全世界に
喧嘩も売っていないので程よい冷戦状態にあります(今のところは)。
なんでかというと大体の三勢力の首脳クラスは殆ど使徒の話を知っている上に
この世界でも勿論セカンドインパクトが起きているのでその混乱を平定する為に
軍は使われており、お互いにドンパチ遣ってる余裕はあんましありません。
むしろ、小競り合いに全力掛け過ぎて使徒の対応をNERVに丸投げしている形です。

 

それ以外の地域。主に中東は相変らずと言う感じです。
石油枯渇はない(本家でもいつの間にか無くなってました)のですが
セカンドインパクトの混乱がまだ尾を引いてます。
実際、原作EVAでも民族紛争や戦争が結構起こっていましたのでそこら辺は程よく被ります。
後、やっぱり軌道エレベーターの恩恵が受けられません。
刹那が巻き込まれた紛争も殆ど原作通りですがココらへんは物語で追々。

 

NERVに関しては3勢力全てに支部があり、技術徴用もされています。
そして、バックアップと言うか陰で操っているのは
ゼーレともれなく、監視者(コーナー家など)もついてきます。やったね!
彼らは『人類補完委員会』と言う形で一つの会合を参加しており
NERVの方針や処理を話し合ったりしています。

 

ゼーレとNERVの関係は一緒ですがそれとは別に監視者の勢力もあります。
監視者達はEVAのより現実的な運用
要するに”使徒を全部倒した後の世界”の事を考えています。
終末思想的なゼーレとあくまで人類の存続に拘る監視者は
『使徒を倒す』『人類に革新をもたらす』と言う共通目的で一緒になっています。
EVAなどの原作EVA技術はゼーレ供給
GNドライヴなどは監視者の側の技術者が提供しており
両方を享受しているNERVの技術力がやばい事になっています。
イオリアは両組織がまだ一つだった頃の代表(キールのポジ)で
『人類補完計画』と『来るべき対話』について両案を纏めています。
要するに考え方というか、死海文書の解釈の方針で派閥、宗派が出来たと考えて下さい。

 

で、NERV本部ですが酷く人材不足です。
赤木博士とミサトさんの脱落、シンジ、レイが出れない事情、零号機の実験失敗で
全体的に技術が遅れており、監視者(GNドライヴやヴェーダ)の技術の占有率も高いです。
単純なイメージで言えば、原作のNERVに比べて半分近くまで技術力はダウンしています。
その減った半分を監視者側の人材、技術etcで補っている形ですね。
詳しいことはまた別の日に改めて解説します。

 

後、原作EVAではダミー組織だったマルドゥーク機関ですが今回はばっちり存在します。
細かい事はおいおい登場しますがそのおかげでNERV本部も含めてEVAパイロットや技術者の派遣や
採用が制限されているのでトウジの様な現地徴用が難しくなっています。
その代わり、あっちこっちで00世界の登場人物が
NERVと軍を出たり入ったりがあって人間関係所属がカオスになってます。
そこら辺もまとまり次第、物語とは別に解説コーナーで纏めようと思います。

 

今回は大体こんな感じで。次回解説は『この世界の技術について』

 

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