SCA-Seed_◆ⅩⅩⅥ以降スレ諸氏 方_スーパー火星大戦

Last-modified: 2009-06-06 (土) 02:46:20

753 :通常の名無しさんの3倍 :
スーパー火星大戦でも始めるのかよw

 
 

758 :通常の名無しさんの3倍 :

 

CEXX年
火星への本格的な入植が始まり数年。
ロゴス討伐のために地球を追われた企業の尽力により火星は緩やかな発展を遂げていた。
そんな中火星各地で人類史以前の超古代文明の遺跡と技術が発掘される。

 

Vコンバーター、メタトロン、ナノマシン、ボソンジャンプ、スペシュウム

 

火星をより豊かにする筈だったそれらの技術は、
技術を独占しようとする各企業、地球との争いの種となってしまう。
火星に対する地球の圧力は日に日に高まり、バフラム、DNA、ジオマトリクスなどの各コロニーは
独立を宣言し、レジスタンス組織が生まれる。
火星を舞台に行われる小競り合いの中、現れる異星生命体、
BETA、ディソーダー、木星蜥蜴、アジム、ゲラン。
各勢力が、MS、AC、RB、LEV、OF、VRを操り、鎬を削る中、
極冠遺跡に眠る演算ユニット、最終兵器
それらを守るかのように、その身を朽ち果てさせながらも何かを待ち続ける鋼の巨神。

 

名を…………ゲッター。

 

混沌を極める戦神の星、その一都市、ネオヴェネツィアに一人の男が足を踏み入れる。

 

シン・アスカ、勝利の女神から見放され、戦乱の女神に愛された男。

 

彼がこの地で何を為すのか……誰も知る由はない。

 
 
 

べ、別に>>753の為に書いた訳じゃないんだから!
暇つぶしに書いただけなんだからね!
か、勘違いしないでよね!

 
 
 
 

CASE-1 MOR ◆wN/D/TuNEY氏

 

レクイエム戦役後、火星へと渡り数年後、鉱山労働者として生計を立てていたシンの前にそれらは現れた。

 

「MR1422 シン・アスカ、ロック解除」
ここ数年で気心も知れたオペレーターの女性の声と共に、航空機から上空に吊るされていた3本足のMS、
ガードシェルの拘束が解ける。
「さて……今日もお仕事頑張りますか」
三本の足裏に付いたスラスターを吹かしふんわりと着地すると、
シンは手元の操作パネルを弄り、金属反応を探る。
「ん……これは……」
「どうしたの?」
軽い反応を見せたレーダーを覗き込み、声を上げるシンに、オペレーターは声をかけた。
「エネルギー反応だ。 しかも核反応じゃない。……近いな」
「ちょっ・気を・・て・・・・」
ぼそりと、興味深そうに呟いたシンに、オペレーターが忠告しようとするが音が遠い。
「チッ、オンボロめ、帰ったら修理に出すか」
通信機を軽く小突き、反応が無い事を確かめると、これ幸いと笑みを浮かべる。
「……指示が無いなら、自分の判断で動くしかないよな。 ザフトでもそうだったし」
忠告を無視して、調査へと向かうつもりらしい。

 

反応のあった箇所は数分ほどで着いた。
「反応は、ここか?」
そこには巨大な岩山とMSサイズの数個のコンテナ。
「この中か、さて何が出るかな……なんだ! 」
ガードシェルで近づき、コンテナを空けようとした瞬間、それは起こった。

 

突如耳に響く轟音、ついで通信機が耳障りな音を立て、オペレーターとの通信を繋ぐ。

 

「シン! シン! 聞こえる? 逃・て! ザフトが・・・・」
「なんだ! 何が起こっている!?」
「地球・ら来た軍・が・・・・逃げて・・・・・・」
「おいっ!」
通信機はノイズしか流さなくなり、シンは通信を切断した。
状況が把握できずに、上空を見上げるとそこにいたのは幾多のMSと戦艦。

 

「あれは……フリーダム!?」

 

見覚えのある白と青の機体がこちらに向かいビームライフルを構え、
瞬間的にシンはガードシェルから飛び降りた。
飛び降りた瞬間、ガードシェルは全身を打ち抜かれ、火星の地面へと倒れ伏す。
「くそッ!……またなのかよ! また……俺は!」
上空から迫るフリーダムにかつての家族を失った記憶がフラッシュバックし、シンの脳を焼く。

 

力が、力が欲しい!

 

フリーダムがライフルをシンへと向け、シンが目を見開き、叫んだ時、フリーダムを二条の閃光が貫いた。

 

「何!?」
後方にあったコンテナの扉が開き、MSとは違う、二機の機動兵器がシンに向かい頭を垂れる。
一機は青と澄色のツートンカラー、もう一機は派手なピンク色の機動兵器。
二機とも股間部にある……その、すごく大きいです……と言いそうな立派なコックピットが特徴的すぎた。

 

「一体誰が……?」
唖然としたシンがコックピットを覗き込むも、誰も載ってはいない。

 

「おはようございます。 独立型戦闘支援システムADAです。 お久しぶりです、シン」
「お兄さん、会いたかった!」

 

コックピットコンソールが輝き、女性の声が聞こえ、ピンク色の機動兵器がシンの顔を覗き込む。
「うわっ! なんだ、なんなんだ!?」
「話は後です。 今はコックピットへ」
「あー! ずるーい! 私も乗ってもらいたい!」
緊張感の無い声に、シンの方から力が抜け、青と澄色のコックピットへと潜り込む。

 

「とりあえず、 動 け ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ !」

 
 

CE75年、これがCEにもたらされた超物質メタトロンをめぐる、
火星とマルキオが支配する地球の争いの始まりだとは誰も知らない。

 
 
 

……ごめんなさい! ごめんなさい! ANUBISと聞いてやっちまいました。 
スレチです! 分かってます! もうやりませんの勘弁してください! 
貧○とかもう言いません! おっぱいはあるだけで価値があるんです!
でもAI娘の中ではADAは一番可愛いとおm(グシャッ! メキメキ!

 
 
 
 

CASE-2 傭兵 ◆WV8ZgR8.FM氏

 

「なるほど、これが……」
「ええ、例の新技術が用いられた機体です」
とある財閥の協力を受けて新型モビルスーツの開発が行われているその基地の地下、
格納庫で調整中の機体を眺める女性の姿があった。
傍らで語る白衣の男の顔は新しい玩具を与えられた子供のように輝いている。

 

「これはマーシャンから提供された物を組み込んでいますし、
 それ以外の発掘品――彼らは旧兵器と呼んでいましたが、それの解析も進行中です。
 完了すれば連合軍全体の戦力は現状の八十パーセント増、わが社の利益も更に増加するものと――」
「ディソーダーにゲッター線でしたか。正直、生体兵器は信頼できませんね」
「何を仰るのです総帥! 巨大昆虫に未知の放射線はまさしく漢の浪漫で――」
「私は女ですから」
ばっさりと切り捨てられ、沈黙する白衣の男。
一瞬その顔に影が落ちるが、すぐに立ち直る。

 

「それでです。この機体は先ほども申し上げたようにマーシャンが発掘した技術が組み込まれています。
 コクピットを胸部から股関節部に変更したのもその技術の配置部分がスペースを大きく取るためです。
 頭部はジャッカルを模していますが、これはこの機体の元型に則っています――
 そういえば彼らはこの機体の元型を「アヌビス」と読んでいましたが……」
「アヌビス……古代エジプトにおける冥府神でしたか……装甲は通常機と変わらないように見えますが」
手元のウィンドウ―機体スペックが表示されている―をスクロールさせた総帥が、
熱く語り続ける白衣の男に聞く。
が、よくわからない薀蓄をかたり続ける白衣の男は気がつかない。

 

総帥は溜息を付き――仕方がないと、
弾みを付けてからシャイニングウィザードを白衣の男の側頭部へと叩き込んだ。

 

ビリ、とタイトスカートが僅かに裂け、黒いガーターベルトとその少し上の布がのぞいた。

 

白衣の男の側頭部でごしゃ、といやな音が鳴り、白衣の男が右方向へと五メートルほど吹き飛び、
めき、と再びいやな音を立てて格納庫の床と接触、
ぎゃりぎゃりぎゃりと更にいやな音を立てながら金属製の床を十メートルほど滑り、
その向こうに置かれていたコンテナにがつんとぶつかって停止する。

 
 

「……流石です、総帥……更に磨きが掛かってらっしゃる……」
「御託はいいですから説明を。装甲が現行の機体と同じようですが?」
コンテナに手を付いてよろよろと立ち上がる白衣の男を刃のような視線で射抜き、総帥が言った。
「あ、はい……装甲は、向こうで産出されている「メタトロン」を用いていますが、
 偽装のために通常装甲で覆っています。
 起動時には偽装装甲をパージするようになっていますので性能に変化はありません……
 「メタトロン」を用いているとプラントに知られれば、ターミナルかなにかに強奪されかねません。
 その為各部の名称も、『レプリカ』と付加されています」
「平和の歌姫は新技術の盗用や破壊工作が得意ですからねぇ……
 おまけにその奪った技術を自分達のものだと主張する鉄面皮まで持ち合わせているから性質が悪い」
血塗れの白衣の男の言葉を続けるように総帥が言い、自分の台詞に納得したように頷き、
佇む黒い機体を見上げる。
犬のような顔を持ちながら、愛らしさを持ち合わせていない怜悧な顔つきをしたその機体を、
恍惚とした目つきで。
この機体が託される予定の『彼』の活躍を想像しているのだろう。

 

と。

 
 

『変な目つきで見ないで下さい、この年増』

 
 

声がした。
まるで幼い少女のような無垢な声と裏腹の真っ黒い言葉が。
目の前の機体――アヌビス=レプリカから。

 
 

「……なんですって?」
「あ……やば、もう起動してたか……
 すみません総帥。どうやらレプリカ支援AI『DELPHI』が起動していたようです」
ピシリとヒビが入ったような声で呟く総帥に、白衣の男が弁明した。
それを無視して一歩踏み出した総帥がアヌビスに言葉を叩きつける。

 

「年増とはなんです? この小娘が」
『年増に年増と言って何が悪いんです?』

 

ぎし、と場が軋んだ。
総帥の少し後ろで、白衣の男の顔色が真青になる。

 

「……これだからAIは……誰に似たんでしょうね?」
『さあ? にしても先ほどの私を見る目つき、嫌らしいですね。
 私のランナーになる『彼』にもあんな目つきで接しているのですか?』
ああ、おぞましい――そう続ける『DELPHI』。
総帥が、後ろでこっそり逃げようとしていた白衣の男を睨む。
白衣の男が清姫に睨まれた安珍のようにすくみ上がる。

 

「どういうことですか、主任? なぜ調整中のAIがシンのことを知っているのです?」
「あ、ええと、それは……」
白衣の男の顔が紙のように白くなり、全身から冷汗が噴き出す。

 

言えるわけが無い。後にパートナーとなるためにシンのありとあらゆるデータ―
それこそ総帥の隠しフォルダにあった写真まで―を
『DELPHI』に閲覧させていたと知れれば死は免れない。

 

どう弁解するか――思考が袋小路に入り込みかけた男に、救いの手が差し伸べられた。
ドゴン、という轟音が、地下格納庫に轟く。
一瞬遅れて鳴り出した警報に、白衣の男が敵襲かと思いつく。

 

「主任? ですからどういう……」
「た、大変です総帥! 敵襲です! あ、そういえばまだアヌビス=レプリカの実戦テストがまだでした。
 総帥、お願いします」
「……わかりました」
白衣の男が手元のデバイスを操作すると、アヌビス=レプリカのコクピットが開く。
『DELPHI』が何事かを喚くが、総帥は気にしない。

 

「総帥、御武運を――!」
『ええ、わかりました……戻ったら、説明を頂きますから』
『……今回だけですよ、年増』
総帥の言葉と共に、アヌビス=レプリカがその手に握った銛を、
ウアスロッド・レプリカを振りかざし、天井をぶち破る。

 

『DELPHI』の台詞と共にその大穴から外へと飛び出したアヌビス=レプリカを見上げながら、
白衣の男は辞世の句を考えていた。

 
 
 

ANUBISと聞いてつい出来心から書いてしまいました……私もスレチですね……すみません。
私も辞世の句考えたほうがいいでしょうか……あれ、なんか地響k

 
 
 
 

CASE-3 なんとなく氏

 

「ねぇ、ハンマ・ハンマさん」
「私は、MSサイズのガラスの薔薇を掲げる趣味は無いですよ 何ですか?社長」
「火星のBETAって何?」
「ベタ?それは確か、瓶に入れて飼う観賞魚ですよ」

 

火星のベタ想像中

 

「よし!!新ビジネスのチャンスだな!!」
「ですね!!社長!!早速 準備をしましょう」

 

「「と、言う訳でルナマリア君 君の任務は火星のベタを入荷しに火星に行く事だ」」
「え、ええ…それ違うと思うんだけど…」

 
 
 

769 :通常の名無しさんの3倍 :
はっ、どいつもこいつも自重しない奴らばかりだぜ。
いいぞもっとやれwwww