ネネちゃん「桜田ネネの!リアルおままごと捕捉コーナー~~~!」
しん 「いえ~い!どんどんパフパフ~~~!」
ネネちゃん「え~、今回は『あれ?キラはどないしたん?』という疑問についてお答えします……
ズバリ!今回、キラさんの出番は…ありませんッ!」
マサオ君 「ええ~?だ、だってキラさんは仮にも主人公だよ?そんな乱暴な!」
ネネちゃん「あのね。これにはちゃんとした理由があるのよ?
まず…シンさんとキラさんってキャラ的にはあまりに繋がりが薄いでしょ?」
風間君 「え?でもシンさんは家族をフリーダムに殺されたと思い込んでいるんでしょ?」
ネネちゃん「あのね。その事を劇中で一言でもシンさんが自分の口で言ったこと、ある?」
風間君 「う、う~ん……た、多分なかった…かな?それらしいバンクシーンは多数あったけど」
ネネちゃん「それにね、このリアルおままごとでは
ベルリンでステラさんがフリーダムに止めを刺される事がなかったから、
シンさんがキラさんを特別に恨む理由もなくなるの。
そもそも心気一転、これからステラさんを死に物狂いで守ろうというシンさんがよ?
そんな過去の事にいつまでもこだわると思う?」
マサオ君 「う、う~ん。何かネネちゃんの理論はいちいち説得力があるなあ……
じゃあ、アスランさんを最後に出したのは?」
ネネちゃん「だってアスランさんの方が遥かにシンさんとの接点が多いじゃない。
尊敬すべき英雄であり、厳格な上司であり、口うるさいけど頼れる兄貴分、
そしてライバルであり、最後は宿敵になる……
そもそも本編でシンさんがキラさんと戦ったのって、何回ある?」
マサオ君 「え~と……クレタ沖とエンジェル・ダウン作戦とオーブで少し。
あと……最終回の冒頭で…ほんのちょっとだけ戦った、かな?」
ネネちゃん「でしょ?つまりシンさんとステラさんを主題にしたこの話にはね、
残念ながらキラさんは不要なのよ」
しん 「じゃあキラ兄ちゃんは…シン兄ちゃんとアスラン兄ちゃんが戦ってた時、何してたの?」
ネネちゃん「さあ?たぶんメサイア付近で、ネオさんのレジェンドと一騎討ちでもしてるんじゃない?たとえば…」
キラ 「(ピキーン!)この感じ……まさか!まさか…ムウ、さん?」
ネオ 「(ピキーン!)こいつ?俺はあのMSのパイロットを知っている…?だ、だが今はッ!」
ネネちゃん「……てな感じで」
しん 「おお~。これはこれでおもしろそう~~」
ネネちゃん「ま、ともかく捕捉はこんなもんかしら?あ、もうカメラ止めてもいいわよ。ご苦労様キラさん♪」
キラ 「は、はあ……どうも」
マサオ君 「って!今まで後ろで黙々とデジカメ撮ってたの?た、確かに今回はキラさん、とことん脇役だあ!」
キラ 「いいのさ。所詮僕なんて……主役の座を奪われるのがお似合いの男なのさ……」
シン 「あの……それ本来なら俺のセリフなんだけど……」