キラ・ヤマト、人生を賭けた史上最大の作戦!だゾ
【後日談その1】(作者:7代目スレ306氏)
ラクスとエルが眠っている間……
キラ 「この間は散々な目にあっちゃったけど、今日は……」
チョキチョキチョキ……バサッ……(雑誌の記事をハサミで切り抜く)
そこに人影が忍び寄る……
???「キ…ラ……」
キラ 「……はっ!?」
ラクス「別に自由を奪う気はありませんが、今すぐそのような趣味はおやめに……
おっしゃったでしょう……『君が嬉しい時は僕も喜ぶ』……と。
ですから……わたくしが嫌な事(欲望のままに雑誌の記事を切り抜く事)はあなたにも嫌なのでは?」
キラ 「……でも違う!これは僕の好きな事なんだ! だから、その趣味を止めさせるのは君じゃない!!
(さすがにこれなら解ってくれるだろう)」
プチッ(パリーン)
ラクス「……そうですか……なら自分を押し殺さずに行かせてもらいますわ……!」
キラ 「な…何……!?」
ラクス「そのような趣味はおやめなさい! わたくしというものがありながら!キラァァァァァァ!!」
キラ 「ギャァァァァァ!たすけてぇぇぇーーー!!」
【後日談その2】(作者:7代目スレ309氏)
しん 「……という訳で。
今日からラクスおねいさんは、言いたい事はちゃんとハッキリ言う人に生まれ変わったんだゾ」
ひろし「へえ~あの奥ゆかしいラクスちゃんが、ねえ~?」
キラ 「じゃあラクス。さっそくなにか一言、お願いできる?」
ラクス「え?あ、はい。それじゃあ……こほん。
おうコラ。あのデュランダルちゅーやつのデスティニープラン。ありゃあ気に入らんのう~?
あんなのが施行されたら、私達がこれから色々好き勝っ手できないやんけ。
てな訳でちょっくら行ってデュランダルのクソバカを殺しにいこうかい。
な~に口実なんぞいくらでもあるわい。例のアレ。レクイエムっちゅーんかい?
あれを大量破壊兵器扱いにしてブッ潰す目的で奇襲かければいいんじゃ。
何?宣戦布告がまだですぅ~?アホ垂れ!そんなもんどうとでもなるわい!勝てばええのよ勝てばのう!
とにかく勝てば官軍なんじゃあ~! 分かったらとッとと出撃せんかいアホンダラ~~~~!」
しん 「こ、恐い……(ガタガタ)」
ひろし「893もまっ青……(プルプル)」
キラ 「す、すいません。昨日いっしょに見た『極○の妻たち』とかいう任侠映画の影響受けまくりみたいで……
ラクス?もうちょっとこう……言葉をオブラートに包んで、ね?」
ラクス「え?は、はい。失礼しました。では…… 私たちは! 戦ってもいいのです!」
キラ 「今度はオブラートに包みすぎだよ!」
しん 「う~ん……前とあんまり変わんないね?」
ラクス「す、すいません……どうもまだ言葉の加減というか、表現のレパートリーが少ないものでして」
キラ 「つまりその、ラクスはこれはこれで進歩したんですけどね……当分はこんな調子みたいなんですよ。
まあ……気長にやろうと思ってますけど」
ひろし「3歩進んで2歩下がる……か。なかなかそう上手くはいかないもんだな」
しん 「まあ急にラクスおねいさんの言葉使いが変わったら、それはそれで違和感ありまくりだし。これでいいのかも」
シン 「し、しまった!遅かったか……! お、俺の出番……(泣)」