SEED-クレしん_10-リレーSS・クレ種海水浴だゾ

Last-modified: 2009-06-29 (月) 18:08:09
 

《Aパート》(作者:10代目スレ579氏)

 

~ここはとある真夏の海水浴場~

 
 

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ…………

 
 

「な、なんだ? この音は……」
「きゃあ! な、なにあれ?」

 

 海水浴にきた客どもが空を見上げるとそこには………純白の大天使、アークエンジェルの姿が!
 そしてブリッジではひさびさに艦長してるマリュ―の姿が。

 

サイ  「戦闘空域に到着しました!」
マリュ―「それでは予定どおりこれより降下作戦を敢行します。ハッチ開け!………降下!」
メイリン「先発隊、降下してください!」

 

アスラン「まずは俺が行く! じゃあなキラ……地獄で会おうぜ!」
キラ  「うーん僕、パラシュートで降下するのって初めてなんだよね~。上手く開くといいけど……」
ルナ  「ちょっと~後がつかえてんだからさっさと落ちなさいよ。てりゃ!」

 

げしっ♪

 

キラ  「ちょ! け、蹴られ………うわ~~~?!」
レイ  「………騒がしい男だ」

 
 

ザシュ!

 

シン 「着地成功! これより基地の設営作業にかかります!」
アウル「それパラソル立てろ! シートを引け!」
クロト「後方に最重要拠点、海の家および脱衣所発見!」
ムウ 「よくやった! ただちに戦闘服(海パン)に着替えるのだ!」
オルガ「らじゃ!」

 

ひろし「いいか野郎ども! 夏の海は………戦場だあ――!

 
 

~その頃、アークエンジェル内では~

 

しん   「お、どうやら海~に着いたみたいだゾ?」
風間君  「渋滞に巻き込まれるのが嫌だから戦艦で行くって言われたときはどうなるかと思ったけど……」
マサオ君 「いいのかなあ~?こんな大それたことして」
ネネちゃん「私は『天使湯』に浸かりながら海行くって超新鮮で楽しかったけど♪」
ボーちゃん「気に、するな。僕は気に、しない」

 

しん   「さ~てそれじゃいっちょ泳ぎにいきますか! かすかべ防衛隊ファイアー!」
4人   「「「「ファイアー!」」」」

 

 

《Bパート》(作者:10代目スレ597氏)

 

しん   「……あれ? みんないかないの?」
マサオ君 「……僕達もパラシュートで降りるのかなぁ?」
ネネちゃん「さ、流石に腰が引けるわね……」
ステラ  「あ、そうだ……あれ使おう……」
風間君  「ステラさん……?」

 
 

ムウ   「そういえばステラはどうした?」
スティング「まだ艦じゃねーのか?」

 

 と、アークエンジェルのハッチが展開する

 

ひろし 「ん? なんか出てくるみたいだぞ」

 
 

「うぇぇぇぇぇぇぇぇぇいっ!!」

 
 

 ハッチから飛び出したのは―――――アビスだ!

 

ひろし 「な、何だありゃ!?」
アウル 「あ、そういえば持って来てたんだっけ……って、ステラ!?」

 

どっぱ――――ん!

 

ひろし 「う、うわあ――! アビス着地の衝撃で津波があ~~~!うわっぷ!?(飲み込まれた)」

 

ステラ  「着地、成功……」
しん   「おお~!」
マサオ君 「うわ~コックピットの中って新鮮だなぁ」
ネネちゃん「ちょっと! 狭いからあんまり動かないでよオニギリ!」
風間君  「いいのかなぁ……MSでビーチに乗り入れるなんて」
ボーちゃん「なんとかなる、たぶん」

 

 

《Cパート》(作者:10代目スレ635氏)

 

 しんのすけ達一行が海に来たその夜。
 草木も眠る丑三つ時……もうひとつの海水浴が密かに始まろうとしていた。

 

運命  「ひょ~う! 俺達も海に来たぜェ~~♪」
カオス 「人間なんざ1人もいねえ! おもいきり泳ぐぜイエーイ!」
ガイア 「ねえ。肌焼くから私にMS用のサンオイル塗ってくれない?」
赤ザク 「あんた、それ以上黒く焼く気なの……?」

 

カンタム「あー君達? くれぐれも節度を守って楽しく泳ぐようにー」

 

ムラサメ「わーってるって!心配すんな引率の先生サマよ~♪」
ルージュ「むしろ私は泳ぐより釣りをしたくなった。銛でこう構えて狙いをつけ………そこだ!」

 

ザクッ!

 

アビス 「ぎゃ―――ッ!?て、てめえ何しやがるッ」
ルージュ「ん?MA形態になってたのか……でかいエイだと勘違いしたよ。許せ」
カンタム「やれやれ……」

 
 

ストフリ「おっ?なあなあ、あそこにいる姉ちゃん結講マブくね?」
アカツキ「マブ………いつの時代のティ―ンエイジャーだお前」
隠者  「ハーイそこの彼女~♪俺達と一緒に夜明けのコーヒー飲まない~?」
??? 「え? い、いえその私は……」
ストフリ「いーじゃんいーじゃんスゲーじゃん♪俺達と一夏の思い出作ろうぜ~♪」
??? 「で、でもその」
隠者  「こんなに美人のロボが目の前に現れたらナンパするしかないじゃないか!」

 

カンタム「おーい。君達なにしてるんだい?」
ストフリ「え? ああ、ちょっとナンパしてるだけっスよ。美人とアバンチュールをですね………」
??? 「あら、あなた」
アカツキ「………………はい?」
カンタム「なんだ、誰かと思ったらシーラロボじゃないか」
隠者  「あ、あのカンタム先生?この方のお知りあい、なんですか………?」
カンタム「誰かもなにも僕の妻だ」

 
 

三人  「な、なんだってェェェ~~~~~~!」

 
 

シーラ 「あなた。この方々が私にいかがわしい誘い文句で近づいてきて……」
カンタム「………ほ~」
三人  「ひ、ひいいいいい~~~~~~!!」

 

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

 

~翌朝~

 

シン  「……なんだこりゃ。」
しん  「ストフリにインジャにアカツキがボロボロになって波打ち際に打ち上げられてるゾ」
シン  「しかも砂浜に足跡げな巨大跡がたくさんあるが……」
しん  「あんまり深く考えない方がいいような気がするゾ」
シン  「そだね」

 
 

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