ラクス 「キラ様!わたくしと交際してくれませんか?!」
キラ 「ダメです!」
ラクス 「ガーン!な、なぜですの……?」
キラ 「確かに君はかわいいし性格もいい。それに歌声もきれいだ。
しかし……ボクは胸の小さな子は嫌いなんだッ!」
ラクス 「ガガ――――ンッ!」
キラ 「ま、そんなわけで顔は整形前でイマイチだが胸がデカくて歌も上手いミーアさんと付き合うことにするよ♪」
ミーア 「いやーん。もうキラさんったらあ♪」
キラ 「それじゃさようならラクスさん。あははは……」
ラクス 「……が、がっで~~む!」
~その後。クライン邸で~
ラクス 「コスチュームは……これでいいですわね。あとは胸に肉まん2つ入れて、と……
ふふふ~キラ・ヤマトにミーア・キャンベルめ~! この私を敵に回したことを後悔するといいですわあ~~!
こほん。それじゃリハーサルにちょっと発声練習しときましょうか。せーの……」
「ひゅ~~ほほほほほほほほ!ひゅーほほほほほほほほほ~~~~~!」
パトリック「な、なあシーゲル。2階から聞こえるあの奇声は……」
シーゲル 「言うなパトリック。アレもむずかしい年頃なのだ」
~そして夜~
ミーア・キャンベルは夜道をひとり歩きで帰宅しようとしていた……そのとき!
ラクス 「ひゅ~~ほほほほほ!」
ミーア 「な、なに?あ……誰よあんた!」
ラクス 「キョヌ~~~~ハンタァ~~~~~~!てい!」
ミーア 「へ?」
ばしゃ――!(いきなりミーアにデカい開○墨汁ブチまけた)
ミーア 「きゃあ!な、なに~~?」
ラクス 「オラァ!とっとと乳出さんかい……てりゃ!(ミーアの胸に和紙を押し付けて)パイ拓取り、完了!」
ミーア 「え?え?」
ラクス 「ふっふっふっ。自分が巨乳だと思っていると、いつかしっぺ返しを喰らいますことよ!
なにせ巨乳は垂れてくるのが早いですからねえ……ではさらば!
キョヌ~~ハンタ~~~~~!ひゅーほほほほ~~♪」
ミーア 「な、なにあれ……?」
ミゲル 「……どうです?今回はちょっとエッチなギャグでいこうと思うんですが……」
鈴木 「いや、これはこれでいいと思いますよ~。特にこの主人公の壊れっぷりがいい感じですしね!」
ミゲル 「あ、分かります?この盆地胸で壊れた頭の主人公こそが、この漫画のキモなんですよ!なぜなら……」
??? 「はあ……するとこれはわたくしがモデルなのですね?」
ミゲル 「そーなんですよ!
身近にこーんなに参考になる、ズレた思考の女性がいることはまさに奇跡……ってゲエエエエエッ!?」
ラクス 「なんででしょうねえ……なにか悪い予感がしたものでして、こうしてミゲル先生を訪ねてきたのですが……
まさかこのような新連載を描こうとしているなんて、わたくしちっとも知りませんでしたわ……」
ミゲル 「あ、あわわわ……」
鈴木 「せ、先生。これってもしかしてヤバい、ですか?」
ミゲル 「もしかしなくてもヤバいです!」
ラクス 「お仕置き、必要みたいですわね♪」
2人 「で~~~~~~!」
※ ※ ※
団 羅座也『えー次のニュースです。人気作家のミゲル・アイマンさんと担当編集者の鈴木さんが、
自宅の庭の木に逆さに吊られている所を近所の人の通報で発見されました。
2人はそうとう怖いめにあったらしく、しきりに『もう貧乳いいません』と繰り返しつぶやいており……』
みさえ 「まあ。怖いわねえ~」
むさえ 「強盗にでもあったのかしら?」
シン 「……いや。それよりもっと恐ろしいもんかもしれませんよ」
しん 「ふう。やれやれだゾ」