SEED-クレしん_15-632

Last-modified: 2009-05-02 (土) 11:49:35
 

レイ  「第1回……」
ルナ  「春日部紅白歌合戦~~♪」
しん  「ひゅ~ひゅ~~!」
マサオ君「どんどんぱふぱふ~~~」

 
 

シン  「『砂漠の虎』にカラオケセッティングしてなにやるかと思ったら……」
ルナ  「08年最後の夜はクレ種キャラが赤組白組に分かれて、盛大な歌合戦で締めくくりたいとおもいまーす!
     司会はこの私、ルナマリア・ホークと」
レイ  「レイ・ザ・バレルでお送りする……はぁ……なんで俺までこんな事を……」
ルナ  「不平不満はさくっと無視して選手入場~~~♪」

 
 

《赤組》
 ラクス・クライン
 野原ひろし
 キラ・ヤマト
 マリュー・ラミアス
 アスラン・ザラ
 ムウ・ラ・フラガ
 野原みさえ 

 

《白組》
 ミーア・キャンベル
 タリア・グラディス
 シン・アスカ&野原しんのすけ
 ステラ・ルーシェ
 埼玉紅さそり隊
 ギルバート・デュランダル
 カガリ・ユラ・アスハ

 
 

シン  「お~、これは確かに豪華な……て、俺も入ってるじゃねーか! 聞いてねーぞこんなの!」
マユ  「お兄ちゃんがんば!」
シン  「い、いやがんばってお前」
しん  「まあまあ。オラがついてることだし、白組優勝がんばろうよ」
シン  「うーん……」

 

   ※   ※   ※

 

ルナ  「それでは赤組トップバッターに歌ってもらいましょう! 野原ひろしさんで『北埼玉ブルース』です!」
ひろし 「いきやーす! そぼ降る~雨に濡れてい~る~~♪ お前の背中が寂しげでェ~~~♪」

 

カーン!

 

レイ  「はい、ありがとうございました。次の方どうぞ」
ひろし 「(ガクッ)お、おい! のど自慢じゃあるまいし、なんで途中で鐘鳴らすんだよッ!?」
ルナ  「だって時間もったいないですし」
レイ  「えー、次は白組のトップバッター、タリア・グラディスで『ラブラブ・ミンキー○モ』です」
ナタル 「ミ、ミンキー?」

 

タリア 「LOVELOVEミン○ーモモ♪ お願い聞いて~~♪」
アスラン「うわああああッ!? ミンキー○モのコスプレで登場してきたあああっ!?」
キラ  「フェ、フェイズシフトダウ――――ンッ!!」
ギル  「タリア! いくらなんでも歳というものを考え……ぐふッ!?(タリアに駆け寄ろうとして蹴られた)」

 

タリア 「大人になったら~♪なんになる~~~♪ 大人になったら~~♪(ノリまくり)」
みさえ 「タリアさん………ふ、目には見えないなにかをふっきったわね」

 
 

 狂気の大晦日は始まったばかりである……

 

   ※   ※   ※

 

シン  「たて~~カーンタームロボ! 正義の戦士~~~♪」
しん  「ロボ~~♪カーンタームロボ♪ 無敵の雄姿~~♪」
ルナ  「はい、Wしんで『立て!カンタムロボ』でした~~」

 

パチパチパチ……(拍手)

 

レイ  「えー、第1回春日部紅白歌合戦もいよいよ大詰めに入ってきました」
ルナ  「ではここで満を持して赤組白組の大将同士の対決といきましょう!
     まずは白組から! 今売り出し中の新進気鋭未来型アイドル!ミーア・キャンベルで『EMOTION』でーす♪」

 

パチパチパチッ!

 

しん  「まってました~~♪」
風間君 「がんばってください!」
ミーア 「みんなありがとー♪ それじゃあいくわよー!」

 

♪~~~

 

キラ  「いやー、ミーアさん受けてるねえー」
アスラン「そりゃ歌も踊りも若々しい躍動感であふれてるからな。若者向けのアイドルだ」
ひろし 「のん気に相手を誉めてる場合じゃないだろ! このままじゃ負けちまうぞ?」
ラクス 「策はありますわ」
虎   「ほう? じゃ、最後の大逆転に期待しますか」

 

パチパチパチパチ……!

 

ミーア 「みんなありがとー♪」
ルナ  「はい、ミーアさんお疲れさまでした!
     えー現在白組が圧倒的にポイントリードしてますが……まだまだわかりません!
     それでは赤組大将ラクス・クラインさんに歌ってもらいましょう! 『君は僕に似ている』です。どうぞ!」

 

ででででで……

 

アウル 「なんだ? この不気味なBGMは」
しん  「お、ステージのの上からリフトでラクスねいさんが降りてくるゾ」
シン  「無駄に豪華な演出だな~」

 

ラクス 「ほ~ほっほっほっごらんなさいみなさん! この小林○子ばりの超豪華衣装をッ!」
ステラ 「う~~、電飾がいっぱいキラキラしててまぶしい~~」
風間君 「……昔、アクション仮面映画でこんなの見たような記憶があるような」
キラ  「うへえ、こりゃまた派出だなあ……まともに動けるのかなあれで」
エル  「ちなみにあの衣装を縫うの、私も手伝ったんですよー」
ラクス 「君ィのォ~~す~が~た~はァ~~~♪ 僕にィ似てェいぃるうぅぅぅ~~~~♪」
マサオ君「うわッそれも演歌バージョンだあ!」
シン  「だからやめてくんないかなあそれ……」

 

   ※   ※   ※

 

みさえ 「みんな~。年越しそばできたわよ~~」
しん  「お、まってましたあ!」
マリュ―「もうこんな時間かあ……楽しい時間は過ぎるのが早いわねえ」
ムウ  「のんびり蕎麦でもすすりながら除夜の鐘聞いて、行く年来る年でも見ますか♪」
シン  「ラクスさんはどうするんだ?」
ルナ  「なんかおもいっきり自分の世界に入っちゃってるし……声かけても反応しないんじゃない?」
マサオ君「じゃあお蕎麦のびない内にはやくみんなで食べようよ♪」
しん  「お~マサオ君、たまにだけどいい事言うゾ~~♪」

 

 こうしてステージでド派出な衣装にて歌うラクスを残して、みんな店の奥の部屋へ年越し蕎麦を食べにいっちゃったのであった……

 
 

ラクス 「僕をォ~~好きでいられるのならァ~~~♪僕はァ君にぃ生かされているぅぅ~~~♪
     はあ、はあ……あら?みなさんどこへ……?」

 
 

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