SEED-クレしん_17-小ネタ集・2010年のお正月

Last-modified: 2010-01-22 (金) 22:46:00
 

その1・新年のごあいさつ!だゾ(作者:17代目スレ245氏)

 

しん  「2010年!新年あけまして~」
ニール 「……? おい、もう一人の主人公はどこいった?」
ひろし 「シン君か? えーと………あ、向こうのコタツでふて寝してるな」
ルナ  「ちょっとシン、起きなさいよ! ほら、スレ住人に新年のご挨拶!」
シン  「えーどーでもいいよ別に……」
しん  「シン兄ちゃんどうしたの? なんか新年早々死んだよーな目してるゾ」

 

シン  「だってネタはあんのに感想もなきゃ盛り上がりもしねーんだもん。
     書き込みがないから大掃除ネタもカウントダウンネタもアスラン鷲の宮へ2年参り巡礼ネタもできなかったし。
     誰も見てないのに挨拶なんて無駄なんだよ無駄無駄……」

 

ニール  「そんなことないだろ? ほら、新しい年だぞ希望の年だ!」
シン   「この調子じゃ、今年こそスレ落ちて終わりになんじゃね?」
しん   「こりゃ重症ですな~」
ステラ  「うぇ~い。そんな事言わずにシン、元気出していこうよ~」
シン   「え~やる気でねえー」
マユ   「こらお兄ちゃん! 主人公なんだから頑張りなさーい!」
キラ   「頑張れシン君。僕の秘蔵のコスプレ写真分けてあげるから」
ラクス  「キラ……あとでお仕置きですわ」
アウル  「過疎! 過疎ってなんだ!」
ハイネ  「振り向かないことさ!」
カガリ  「シン、こういうときはだな、住人なんんてカカシだと思うんだ。
      そうすれば誰も居ないなぞ気にもならん」
ギル   「それは緊張をほぐす為の自己暗示では?」
ネーナ  「ねー、くりきんとんマダ―?」
留美   「ネーナ、あなた野原家のおせち目当てにきたの?」
アスラン 「シン!ついさっき完成したクリスサンタさんのガレキやるから元気だすんだ!」
クリス  「きゃあ! い、いつのまにそんなものを!?」
リヒティ 「あ、あのアスラン君、できれば僕にもそれひとつ譲って」
アニュー 「ああ……今年こそライルに会えるかしら……」
ティエリア『なんだ?ロックオン達もここに来ていたのか。よいしょっと』
クロト  「さ、貞子かてめーは!テレビの画面から出てくんなァ!」

 

シン   「あーみんなしてうっせえええ!わーったよ!挨拶すればいいんだろッすれば!」
しん   「そんなじゃもう一度いくゾ」
シン   「新年あけまして~~」

 

全員   「おめでとーございま~~~~~~すッ!」

 
 

シン 「今年もよろしく! 
    去年も似たような事言ったけど、まあ誰もいなくてもクレ種オースレはとことんやるぞ!
    それに2010年はあいつとの約束があるしな」
しん 「あいつって誰?」
シン 「今年OOの劇場版が上映されればわかるさ! あいつはその時こそ春日部に必ずやってくる!
    それまでへこむ事もあるけど頑張るぜ」
しん 「そんじゃあみんな、よいお年を~」
シン 「じゃ!」

 

その2・お正月のお楽しみ。だゾ(作者:17代目スレ246氏)

 

マユ 「こんにちは~」
みさえ「あらマユちゃんいらっしゃい。新年あけましておめでとう」
マユ 「おめでとうございまーす♪」
シン 「なんだマユ、振袖まで着て妙にめかしこんで……」
マユ 「さっきねフレイお姉ちゃんと一諸に神社へお参りにいってきたの。でその帰りに野原家に寄ったんだよ」
しん 「振袖なかなか可愛くて似合ってるゾ♪」
マユ 「しんちゃんありがと~♪」

 

マユ 「さてご挨拶も終わったし……はい♪お兄ちゃん♪」
シン 「帰るのか?車に気をつけて帰れよ」
マユ 「じゃなくて!……はい」
シン 「なにその手?」
マユ 「お年玉ちょーだい♪」
シン 「はあ……! ああ、なるほどそれが目当てで野原家に寄ったのかお前は」
マユ 「だってお年玉はお正月における子供の最大のお楽しみだもーん」
ルナ 「私は用意しといたわよ。少ないけど……はいしんちゃんにマユちゃん♪」
マユ 「わーい♪ありがとうございま~す!」
しん 「おお~ルナおねいさんふともも~~♪」
シン 「ふとももとか洒落でも言わない方がいいぞしんちゃん。こう見えてもルナの奴太いの気にして…」

 

ゴチ―――ンッ!

 

ルナ 「……殴るわよ!?」
シン 「殴る前に言えよ! ……まあ仕方ない。ほら!俺からも2人に」
しん 「シン兄ちゃんもふともも~♪」
マユ 「なんだかんだ言ってもちゃんとお年玉用意してるお兄ちゃん大好き♪」

 

シン 「あーあ、それにしても俺もルナもいまやお年玉を貰う側からあげる側になっちまったのか。世知辛いなあ」
ルナ 「いいじゃない。子供が喜んでくれるとシンも嬉しいでしょ?」
シン 「そりゃまあそうだけど……そうだ!」
しん 「どうしたの?」
シン 「俺たちもお年玉を貰いにいこう!」
ルナ 「ええ?」

 
 

 ……というわけで、新春の『プトレマイオス』

 

シン 「というわけでお年玉くださーい♪」
ニール「俺がお前らにお年玉をか?でも年齢的に……」
シン 「俺16歳」
ルナ 「私17……」
ステラ「ステラ年齢わかんない」
ニール「対する俺は(没年の段階では)24歳で成年の大人、か。しかしなんか納得いかないなあ」
シン 「高校生くらいの年頃ならまだお年玉貰う権利あるよな? さあ俺たちにもお年玉をはやくはやく♪」

 

しん 「うーむシン兄ちゃんもなかなか悪賢いゾ」
マユ 「すみません……セコい兄をもつとマユも恥ずかしいです」

 

その3・それぞれのお正月!だゾ(作者:17代目スレ248氏)

 

シン 「あ~正月はコタツに入って積みプラ作り……幸せすぎる~」
しん 「このマタ~リ感がたまりませんなあ~」
ステラ「おコタって気持ちよくなってすぐ寝ちゃうよね。ふあ……」
ルナ 「ちょっと!あんた達いくら正月だからってあまりゴロゴロしてないでよ。若いのに自堕落すぎッ」
シン 「なんだようっせーなあ。俺たちはルナみたいな元気だけが取り得のオバンと違」

 

ゴチ――――ンッ!

 

ルナ 「殴るわよ!?」
シン 「そういう事は殴る前に……て同じギャグすんな!」
しん 「ま、ギャグの基本は繰り返しですから~」
ルナ 「とにかく正月らしく外でて元気よく遊んできなさいよ。凧上げとか羽子板とか!」
シン 「それはさっきアウルの野郎に誘われてやった」
ステラ「そーぜつな勝負だったよ~」
しん 「互いのカイトを地面に叩き落そうとぶつけあったり、
    羽子板は魔球と秘打の連続でシンとアウルの顔が墨でまっ黒け」
シン 「そんで疲れたから自室でマタ―リしてんだ。文句あるか?」
ルナ 「そ、そうなの?それは……その……」

 

しん 「まあまあシンにいちゃんもルナおねいさんも正月早々カリカリしないで。こんなときは……ほらこれ~」
シン 「あっ!それ俺が正月に一気読みしようと思って買っといた藤子・F・不二○大全集!」
ルナ 「あらシン、こんなの買っていたの? じゃあちょっとこれ全部借りていくわね~♪」
シン 「ああこら!もってくなよ! まだ全然読んでないのに!」
ルナ 「さあ紅茶入れておせんべつまみながら、自分の部屋でおコタに入ってまたーり漫画を読みふけよーっと♪」
シン 「なんだよ!ルナだって人のこといえないじゃないかあ!」

 

ステラ「そりゃお正月だもん。みんなまったりと過ごしたいんだよ~」
しん 「そうそう。あわてないあわてない、一休みひとやす……ふあ~……オラ昼寝しよ~と」
ステラ「あ、ステラもステラも~~……くう……」

 
 

 ~その頃またずれ荘では~

 

二コル 「みなさーん。みさえさんから鍋ひとつぶんお雑煮の汁を貰ってきましたよ~」
イザ―ク「お、二コルでかした」
痔悪化 「さっそくモチ焼いて雑煮にして食おうぜ!」
アスラン「で、モチはどこにあるんだ?」
二コル 「……買ってないんですか?」
イザ―ク「このキョシヌケめが!そんな贅沢品がウチにあると思ってるのか?」
痔悪化 「……てことはあれか?雑煮できねえのか?」
アスラン「……」
二コル 「……」

 

 ずずーっ……

 

アスラン「結局、モチなしの雑煮汁だけをすする羽目になるのか」
イザ―ク「まあこれはこれで美味いじゃないか。な?」
二コル 「もういいです。
     誰かが正月くらい気を利かせてモチぐらい買っておいてあるはずだと思い込んでいた僕がバカでした」
痔悪化 「そう拗ねるなよ。あとで俺が炒飯作ってやるから、な?」

 

 ……あいからわず貧乏正月で新年を迎える旧ザラ隊の連中であった。

 

その4・それぞれのお正月!(トレミー組+α編)だゾ(作者:17代目スレ251氏)

 

アニュー「ニールさん、ポストにたくさんハガキが入ってましたけど……」
ニール 「ハガキ……?ああ年賀状じゃないか。
     去年正式にこのスレに合流したから、今年は種やクレしん連中からたくさん来たなあ」
リヒティ「それだけ年賀状がくればひとつくらい切手シート当たるんじゃないスかね?」
クリス 「最初から4等狙いなんてリヒティって夢がないわね」
アニュー「ニールさんは年賀状出したんですか?」
ニール 「出したぞ。………まあ向こうに到着するかどうかはわからないけどな」
アニュー「?」

 
 

「…那。あなたに郵便よ」
「郵便?俺に……? それもソレスタル・ビーイングの秘密ドックであるここに、か?」
「ええ……私も不思議なんだけど、どうも地球からの補給物資にまぎれこんでたみたい」
「なんて書いてあるんだ? 読んでみろよ…那」
「ふむ…………読めない。何語だこれは?」
「ああ、日本語だよ。それは」
「日本語? 読めるのか…慈?」
「そりゃま日本生まれだしね。えーと宛先は日本のカスカベ……?聞いたことのない地名だなあ」
「内容は?」
「えーと『新年あけましておめでとう。俺たちはみんな元気だ。そちらはこれから大変だろうが頑張れよ』…だって。虎の絵が描いてある」
「……なんのことだ? 誰からだ」
「さあ? 宛名は書いてない。どうする?これなんか不気味だし捨てるかい?」
「………いや……俺が大事に保管しておく」
「どうしてだよ?差出人も分からない正体不明のハガキだぞ」

 

「俺もわからない。だが……なぜかこの手紙から何か温かいものを感じる。なにか……ひどく懐かしいなにかを……」

 
 

ニール 「年賀状あいつらに無事届いたかなあ………ああッ!」
アニュー「ど、どうしたんですか?」
ニール 「間違えて今年の年賀ハガキで送っちまった!お年玉くじが付いてたのに……
     しまった~去年の年賀ハガキで送るべきだった!」
クリス 「ロックオンッてケチね」

 

その5・それぞれのお正月!(王兄妹編)だゾ(作者:17代目スレ252氏)

 

 正月最後の一月三日。
 その日、またずれ荘の王留美と紅龍兄妹は自室でのんびりしていた。

 

紅龍 「お嬢様。お茶がはいりました」
留美 「ありがとう…………それにして静かね」
紅龍 「はい」
留美 「毎年お正月ともなると実家の屋敷に各界の有力者たちがこぞって年始の挨拶にきたものだけど。
    今年のお正月は静かなものだわ」
紅龍 「……寂しいのですかお嬢様?」
留美 「いいえ。悪くないと思っているわ」
紅龍 「そうなのですか?」
留美 「ええ悪くないと思ってるわ。お兄様と2人きりで過ごす静かなお正月というのも……ね」
紅龍 「留……お嬢様……」

 

ドンドンドンドン!

 

留美 「な、なに?」
紅龍 「どうやら部屋のドアを誰かが叩いているようです。私が見てきましょう」

 

ネーナ「やっほ~~♪ 留美あけおめ~~~♪」
しん 「よっ!あけおめ~だゾ♪」
キラ 「フリーダ~~ム♪」
ステラ「うえーい♪」
シン 「あのどうも失礼します留美さん紅龍さん。あ、遅くなりましたけどあけましておめでとうござ……」

 

紅龍 「これはこれはみなさん。今日はなんの御用で?」
ネーナ「いやね~今日でお正月も終わりでしょ~?
    だから~三が日最後の日くらい~留美とパーッと飲もうと思って~~♪ ひゃはは♪」
留美 「……飲むもなにも、あなたもう出来上がってるじゃないの」
しん 「オラは留美おねいさんのお年玉目当て~」
ステラ「ステラもお年玉…」
キラ 「僕はね、あわよくば酔いつぶれたお二人が服を脱いだりしたらこのカメラに収めようかと」
紅龍 「あなたはお帰りください」
キラ 「ええ~~!」
シン 「すんませんすんません。この人にはよっく言って聞かせますので…………ラクスさんが直々に」
キラ 「い、言いつける気? それだけはやめてよシン君~!」

 

留美 「……」
紅龍 「すみませんお嬢様。せっかくの静かな正月が台無しに……」
留美 「ふふっ。いいじゃないお兄様……悪くないと思ってるわ。
    友達みんなで過ごすこういう賑やかなお正月も……ね」
紅龍 「…………ふっ。そうですね悪くは……ないですね」

 

その6・それぞれのお正月!(タリア編)だゾ(作者:17代目スレ254氏)

 

タリア「あら、ギルバートにレイ。あけましておめでとう~」
レイ 「これは艦長。おめでとうございます」
ギル 「おめでとうと言われても……もう昨日で正月終わってるのだが。
    タリア、君は毎年毎年この時期になると姿が見かけなくなるが一体どこに行ってるのかね?」
タリア「え? あ、その……ほほほ。ひとりで温泉旅行とかにちょっと♪」
ギル 「温泉…?それなら私を誘うぐらいしてくれても」
タリア「(ぎくっ!)ひ、ひとりがいいのよ!
    じゃあわたし店の様子見に行かなきゃいけないから!じゃあね!」
ギル 「あ……」
レイ 「……逃げるように去っていきましたね」

 

ギル 「……う~む。もしかして私はタリアに嫌われてしまったのだろうか?」
レイ 「気にしないでくださいギル。あれは熊が冬ごもりをするようなものですから」
ギル 「?」

 
 

シン 「えーいま俺たちは周囲がまっ暗いどこかにいます。
    具体的にどこにいるのかは言えません。守秘義務がありますので」
しん 「オラたちタリアおば……おねいさんから特命を受けてここに来たんだゾ。
    お年玉くれるという条件とと引き換えに~」
シン 「正月休み中おもいっきりだ~らだ~らした部屋のゴミを片付けてくれだと……て、
    うわっ! こりゃ酷い散らかりようだな」
しん 「ほい、シン兄ちゃんゴミ袋。上の売り場からテキトーにもってきたゾ」
シン 「ああどうもあんがと。にしても……普段キリッとしたキャリアウーマンからは想像できない光景だ」
しん 「ま、普段必要以上に気張ってるから、ぷらいべーとでは思いっきりだらけていたいんだよきっと♪」
シン 「うーん普段と職場、両方のルナとかを見てると納得せざるをえない」

 
 

ルナ  「へっくし!………?誰かが私の噂でもしてるのかしら?」
メイリン「どうでもいいけどお姉ちゃん~冬コミの新刊をくしゃみで汚さないでよお~」

 
 

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