クレ種オー忘年会2009!だゾ
2009年12月30日の夕方頃。野原家を出ようとするWしん達の姿があった。
シン 「それじゃちょっとでかけてきまーす」
みさえ「もう夕方だというのにこれから?遅くなる前に帰ってきなさいよー?」
しん 「ちっちっち。そいつは無理ですな~」
みさえ「なんでよ?」
ルナ 「これから私たち忘年会なんです。ほら毎年恒例の……」
みさえ「……ああ!恒例の」
というわけで今日は春日部に集った3作品合同忘年会の日。今年の忘年会場はあ~くえんじぇる☆だ。
ギル 「えー今年も多忙な年でした。00キャラの介入により春日部がさらににぎやかになり……
来年は00劇場版でさらに新規住人が増えるものと…」
アウル 「おい議長の演説長いぞ」
マサオ君「いつ乾杯になるの~?」
ラクス 「あの議長さま。積もる話は後にしてそろそろ……」
ギル 「む。話が少し長くなりすぎたかな?では……とにかく今年も一年みんなご苦労だった!乾杯っ」
「かんぱーい!」
ニール 「いやー……一足早く春日部に来ていた俺たちだが、忘年会に呼ばれたのは今回が初めてだな」
クリス 「まあ00の2期が終わるまで私たち、春日部で肩身の狭い思いしてましたからねー」
ネネ 「さーみんなじゃんじゃん飲んでね♪つらいことなんて忘れて忘れて♪」
リヒティ「て、これ烏龍茶じゃないですか」
ネネ 「ごめんね~?あと十五年したらお酒、飲ませてあげる♪」
リヒティ「僕たちもうとっくに20歳すぎてるよ!」
痔悪化 「料理も俺がじゃんじゃん作るぜ!五目炒飯、野菜炒飯、イクラ炒飯に鮭炒飯!」
シャニ 「……結局全部炒飯かよ」
ネーナ 「じゃあパティシエ・ネーナちゃんのスィーツの数々をどうぞ~♪」
マユ 「……? お皿になにものってないんだけど」
エル 「あ。ネーナお姉さんの口元に生クリーム」
ミハエル「作ってる最中に我慢できなくて自分で食い尽くしたな?」
ネーナ 「う。図星……」
・・・とまあ、そんなこんなで宴もたけなわ。みんな盛り上がってきた
デヴァイン「イノベバズーカッ!」
キラ 「ぐわわ~~やられたあ~~」
マサオ君 「うわーイノベイジャーは強いなあ~♪」
プリング 「来年は新番組にあわせてイノベイジャーもリニューアルする予定だからよろしく!」
留美 「ピンクの演技がいいですわね~……あら?そういえばアニューさんの姿がさっきから見えないような」
アニュー 「ぎくっ!」
??? 「まてーい!」
リヴァイヴ「なに!?」
ミハエル 「月の小遣い三千円! 今日も響くよ小銭の音がッ! 心は熱いが財布は寒い!
株式会社アレハンドロス製造、超汎用パワードスーツトリニティダー!
空腹抱えてただいま参上!」
ネーナ 「てーい!新品ねんどで作りしゴーレムぞ~~!」
マリュー 「クイーン・オブ・ザ・動物園……マリュ―・ラミアスの鞭を喰らうがいいわア!」
ムウ 「痛ェ!な、なんでオレをぶつ?」
マリュ― 「ピ○ールがいないから代理よッ」
ヒリング 「新たなヒーローに敵?負けないわよ!」
シン 「向こうは盛り上がってんなー」
ルナ 「まあいいんじゃない?忘年会だし好きにさせとけば……て、
ふと思ったけどこのジュース妙においしいわね?」
レイ 「それは俺も思った。新発売のコーラかなにかか?」
しん 「そんなに美味しいの?」
シン 「うん。妙に……」
紅龍 「喜んでいただけましたか。それは私が皆様のために特別に作った特製カクテルでございます」
シン 「ああなーんだ紅龍さんの特製だったのか。どうりで…………て、カクテル?」
紅龍 「はい」
ルナ 「ちょっと!それって要するにお酒じゃないのっ!あ……」
どたーん!
いきなり未成年の種キャラが全員ぶっ倒れた。
アスラン「うう……あ、頭がガンガン、目の前がくらくらでは、吐き気が……」
シン 「ジュ、ジュース風カクテルだったのかこれ…」
ネーナ 「あによ~?もう種の連中ってだらしないわねー。このくらいの酒でダウンするなんてさー」
メイリン「わ、わたし達は未成年です!」
マユ 「あれ?マユ達にしんちゃん達はなんともないみたいだけど……?」
紅龍 「園児に小学生の皆様には普通のジュースを差し上げていますので。
にしても不手際でした……まさか彼らが未成年だったとは……」
二コル 「も、もう飲み物はいいですよ」
シン 「このままじゃふらふらでか、帰れない……あ、あのマリュ―さん。お、お風呂空いてまふか……?」
マリュ―「今日はもう閉店だけど温泉は沸いてるわよ~」
キラ 「じゃ、じゃあさ。お風呂に入って酔いを覚ましてから帰りょうよ(だんだんろれつが回らなくなってきた)」
ルナ 「さ、さんしぇ~い……うぷっ」
留美 「私たちはもう少し飲んでいますからどうぞごゆっくり」
タリア 「風呂あがったらそのまま帰っちゃっていいわよ~」
しん 「オラもう少しネーナおねいさん達と楽しくやってるんでよろしく~」
ナタル 「あーんマリュ―おねえたまあ~~! カガリ巡査が私をいじめるぅ~~!」
マリュ―「ほらッ! 犬のようにワンとお泣きッ!(鞭ビシバシ)」
ムウ 「あうッあうッ!」
そしてあ~くえんじぇる☆の隣にある天使湯。
シンたちは脱衣所でボケた頭でふらふらと服脱いで風呂に向かった。
シン 「ああダメら、周りの景色がぐにゃぐにゃに見えりゅ……」
アウル 「さ、さっさと頭冷やしてこようじぇえ…」
カラカラカラ……
キラ 「……ありぇ?ラクスたちもお風呂きてたんらあ?」
ラクス 「あらキラ~いらっしゃいまへ♪」
ステラ 「シン~やっほー」
シン 「やっふぃほ~……はールナやしゅてらも来てたんら?」
ルナ 「にゃによシン、きっちゃないわれえ……ほら頭洗ったへるからこっひきなひゃい!」
シン 「ふえーい……」
ラクス 「キラ~お背中お流ひひたしまふわ~」
キラ 「ありがと……じゃあ次は僕がお返ひにラクスのせにゃかを洗ったげる~」
フレイ 「こらータオルを湯船につけるのはひゃめなはい~」
シャニ 「うっせ……」
クロト 「んだよ……全然酔いが冷めねーひゃんかよ」
アスラン「あー頭がくらくらしゅんなあ」
カガリ 「気合がたりなひから、たかがアルコールへいどでそんな様になりゅんだ!
なりゅんだぞ、なりゅんだ」
ミーア 「ひゃはははは!ミーア歌いまーふ♪」
メイリン「ふへーコミケ終了のすぐあとにやる忘年会なんかくるんじゃなはったにゃあ」
シン 「い、ひかん……風呂入ったりゃ頭が冷めるどころか逆に気持ちよすぎて眠くなってきた」
アスラン「もうさっさと帰っりえ寝たほうがいいみたいらな」
オルガ 「んじゃ俺たち上がるわ……女ども~お前らも長湯すんなよ~」
ルナ 「あーまって私たちもお風呂でる~」
ラクス 「一諸に帰りまひょう~♪」
・・・というわけでみんなしで千鳥足でふらふらしながら家路につき、こうして09年度の忘年会は終わったのであった。
* * *
そして翌日、12月31日の朝。
シン 「うあ……まだ頭がガンガンする」
しん 「ねーねーシンにいちゃん達、昨日あれからどうしたの?」
シン 「あれから……?…………さあ?全然憶えてないなあ」
ルナ 「なんかー平然と大変なことしたよーな……」
ステラ 「ステラ憶えてるよー。酔ってないから全部おぼえてるー」
しん 「ほうほう。それでなにがあったの~?」
ステラ 「みんなでね、楽しくお風呂入ったの♪」
シン 「なんだみんな(男女別々で)風呂か」
ルナ 「それじゃ別にたいしたことないわね……よかった」
ステラ 「楽しかったよー♪」
しん 「そんなに楽しかったの?うーんオラも一諸にお風呂いけばよかったゾ」
キラ 「う、うう……ぼ、僕はおぼろげながら覚えているぞ……
カメラも持たず……な、なんてもったいないことをしたんだ……!」
アスラン「みんなボケて混浴した唯一の大チャンスだったのに記憶がはっきりしないとは……!」
キラ 「うわあああん!千載一遇のスーパーフリーダムタイムだったのに~~~ッ!」
アスラン「俺のジャスティ――スッ!」
今年最後のビッグサプライズを慣れない飲酒で棒にふったキラとアスラン(とその他男ども)であった。
しん 「ちゃんちゃん♪と」
【おまけ】
~大晦日。ヴェーダの電脳空間~
リジェネ 「おーい。年越しそばできたぞ……」
ぶりぶり 「ご苦労、下僕2号」
リジェネ 「誰が下僕だ!ふざけるなッ」
ティエリア「そば茹で上がったんだって? お、エビ天入りとは豪華だな」
ぶりぶり 「うむ、紅白でも見ながらマタ―リ食うか(ずずー)」
リジェネ 「は、鼻の穴からそば吸い込むなあッ!」