空気の読めない男アスラン
―書店にて―
シン 「え~っと、マユから頼まれた漫画は“堪忍なぁ静留さん”っと…」
シン 「やっぱり少女漫画か、なんか買いづらいなぁ…」
アスラン「やぁ!シンじゃないか。お前もフィギュアの資料集めか?」
シン 「ぃ、いぃ~?!ち、違いますよ。俺はマユに頼まれて!」
アスラン「ハハ、隠す事ないじゃないか。少女漫画は資料として最適だぞ。」
「フィギュアの服の資料のためだけならファッション誌もお勧めだが」
「お、“静留さん”か、意外とマニアックなのが好きなんだな」
「いいかシン、この作品は世界初の京都を舞台にしたの百合作品で…」
シン 「あ、あの声が大きい…抑えて…」
客A 「何?あの二人?少女漫画を熱く語ってる。キモ~イ」
客B 「ねぇ、あの二人ってスーパー・ミネルバの店員じゃない?」
客C 「んまぁ、あんな変態店員がいるスーパーには行けないザマス」
シン 「お、俺ちょっと用を思い出したんで、それじゃ!」(顔真っ赤で全力疾走)
アスラン「なんだシンの奴、これからだってのに」