親になるということ
【ムゥ&マリュー編】(3代目スレ446氏)
ここは野原邸。おや?あそこに見えるのは?…
《ぴんぽーん》
しん 「ほ~い、おお、マリューお姉さんどうしたの?」
マリュー「あら、しんちゃん。お母さんはいないかな?」
しん 「母ちゃんは買い物だぞ。ま、むさ苦しい所ですがあげればぁ~」
マリュー「ふふ、お邪魔します。」
しん 「お姉さんお腹大きいぞ・・・お便秘?」
マリュー「違うわよ。ここにはね、赤ちゃんがいるの」
しん 「おおー…赤ちゃん」
《ぴんぽーん》
しん 「お?ちょっと行ってくるぞ」
タリア 「こんにちわしんちゃん。ママはいるかな?」
しん 「タリアお姉さん。母ちゃんきっと長話中だぞ。お姉さんも上がればぁ~」
マリュー「あら、グラディスさん。お久しぶりですね」
タリア 「ラミアスさん…今はフラガさんでしたっけ。赤ちゃん随分大きくなりましたね」
マリュー「ええ、御陰様で…うっ!!嘘?…予定より…はや…」
タリア 「陣痛? ちょっと待って、救急車呼ぶから!しんちゃん、電話!」
しん 「ほい!」
(通話中)
しん 「ダメだゾ!時間がかかるって!」
タリア 「仕方ないわね。助産婦免許もある…私が取り上げるわ!マリューさん、旦那さんの電話は?」
マリュー「っっっっ!!こ…これです…」
タリア 「しんちゃん、フラガさん呼んで!あと、お湯やタオル用意して!」
しん 「ほい!…えーと、お宅の女房は我々があずかっている?返してほしければ…」
タリア 「違うでしょ!ええい、いいからお湯とかの準備を!」
ムゥ 『えええ!赤ちゃんが生まれそうなんですか?すぐ行きます!』
(動揺しつつ車を飛ばすムゥ、何とか赤ちゃんを取り出そうとするタリア)
マリュー「痛い!痛い!痛い!もう…ダメ!!!」
バシッ!!(タリアがマリューに活を入れる)
タリア 「しっかりなさい!!あなた母親になるんでしょ!?こんなことでどうするの!」
しん 「おお~、タンホイザー…」
(ムゥが駆けつけ、救急車も到着する)
ムゥ 「ありがとうございます! マリュー…よく頑張ったな!」
(ふぅと一息つくしんのすけとタリア。ハイタッチを交わす)
タリア 「お疲れ!」
しん 「おう!」
【アンディ&アイシャ編】(3代目スレ622氏)
―喫茶『砂漠の虎』―
アンディ「…う~ん、この香り。なかなかいいね」
しん 「おぉ~、かぐわしぃぃ~ん♪」
アンディ「お、しんのすけも分かるか?」
しん 「オラこーひーは苦くて飲めないけど、すっごくいい匂いなのはわかるぞ!」
アンディ「そうかそうか、お前さんはいい大人になるぞ」
しん 「うぅ~ん、照れますな~」
(アイシャが、産婦人科から戻ってきた)
アイシャ「ただいま~」
しん 「おぉ~、おねいさんただいま~!」
アンディ「それを言うならお帰りだろ。で、どうだった?」
アイシャ「……おめでとうございます、って」
アンディ「…っっしゃーー!!」
しん 「おぉおっ!どうしたのおじさん!?」
アンディ「だからおじさんじゃ……いや、しんのすけ!これからはおじさんって呼んでもいいぞ!」
アイシャ「しんちゃん、私もおばさんって呼んでもいいのよ?」
しん 「だからどうしたの二人とも? オラにもわかるように説明してほしいゾー!」
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