野原家 in DESTINY・25話(前編) (野原一家→inミネルバ。みさえ→連合が拉致った)
――地球。P・J・ジョーンズ艦内――
アウル「落ち着いてられるか!ラボには母さんが・・・
か・・・あ・・さ・・・・ん・・・?
うわあああああああああああ!!!母さん・・・母さんが死んじゃうじゃないかあ・・・母さん!」
オクレ「お・・・落ち着け!落ち着けって!」
ステラ「死んじゃう・・・死ぬ・・?・・・キャあああああああああああああああ!!!」
オクレ「お・・・おい!」
兵士 「ロアノーク大佐!すぐ来てください!アウル・ニーダが!!」
ネオ 「なに!?・・・わかった。すぐに手は打つ」
ぴ ・ ぽ ・ ぱ
ネオ 「あの~もしもし・・・野原さんですか?以前お願いした例の奴、頼まれてくれませんかね?」
みさえ『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・わかったわ。
一人の子供を助けるためだもの・・・部屋は?』
ネオ 「メディカルルームです・・・お願いしますよ、野原さん」
みさえ『ええ。その代わり、その子をもう戦闘に出さないって約束・・・』
ネオ 「ああ、承知してますよ・・・それでは(内線を切る)
ふう・・・そんなわけにいくかっての」
――メディカル・ルーム――
アウル「かあさん・・・かあさん・・・」
オクレ「おい・・・しっかりしろよ」
みさえ「ちょっと、どいてくれる?」
オクレ「あ・・・?」
アウル「かあさん・・・かあさん・・・」
みさえ「かあさんは無事よ・・・ね、落ち着いて」
アウル「かあさん・・・かあさん、無事だったんだ。よかった・・・かあさん」
みさえ「ええ、かあさんはここにいるわ。(ぎゅっ)ずっと・・・ずっとアウルの傍に・・・」
アウル「か・・・あ・・さ・・・ん」
みさえ「なあに?・・・母さんはここにいるわ」
アウル「よか・・・っ・・・(ガクッ)」
みさえ「あ、アウル君・・・!?アウル!アウル!!」
医師 「心配はいらない・・・眠っただけです」
みさえ「ふう・・・よかったわ。アウル君、お母さんのこと・・・よっぽど大切に思ってたのね・・・」
オクレ「おい、オバサン」
みさえ「だーれがオバサンですってえ・・・」
オクレ「・・・・・・ありがとな」
みさえ「えっ・・・?」
オクレ「できるだけ・・・・アウルの傍に居てやってくれ・・・じゃあな(ダッ)」
みさえ「スティング君・・・」
ステラ「死んじゃう・・・死んじゃう・・しんじゃう・・・・・・しん・・の・・す・・・け?」
(オラ、しんのすけ!しんちゃんって呼んでね!)
(うん、よろしくね。しんちゃん。私はステラ)
(よろしく、ステラおねいさん)
ステラ「はっ!・・・・・・行かなきゃ!ちょっと・・・ガイア借りるね!」
兵士 「え・・・ちょ・・・」
ステラ「待っててね、しんちゃん。私が助け出してあげる・・・
ハッチ開けて!開けないと、吹き飛ばす!」
――ガイア発進――
ステラ「しんちゃん・・・ラボ・・・守る」
――ミネルバ――
タリア 「ガイアが一機で?どういうつもり?
施設を守るのよ、いい?シン、アスラン、そして・・・しんのすけ君・・・」
シン 「はい」
アスラン「はい」
しんのすけ「んも~、ダメダメ、返事はこうするんだゾ。『ブ・ラジャー!』」
シン 「ええ?」
アスラン「か、艦長、これ・・・やるんですか?」
タリア 「・・・しんのすけ君に聞きなさい」
アスラン「ほ・・・本当にやらなきゃダメかい?・・・しんのすけ君?」
しんのすけ「当然だゾ!せーの・・・」
3人 「「「ブ・ラジャー!!」」」
シン&アスラン(は・・・恥ずかし~)
しんのすけ「母ちゃんをさらった『れんごー』は・・・絶対に許せないゾ!」
シン 「ああ、しんのすけ!一緒にやっつけちゃおうぜ!」
アスラン「俺達の任務は施設の防衛。それを忘れるなよ」
シン 「はーい・・・」
しんのすけ「ほーい・・・」
しんのすけ「ヅラさん、口うるさいゾ・・・まるで母ちゃんみたいだ」
シン 「ほんとそうだよな。ありゃハゲるタイプだぜ、絶対!」
しんのすけ「ほうほう・・・だからおなまえがヅラなんだな」
シン 「うわっはっはっはっは!そりゃいい!」
アスラン「こら!緊張感がないぞ!」
シン 「・・・はーい」
しんのすけ「・・・ほーい」
ステラ「しんちゃん・・・待ってて」
アスラン「アスラン・ザラ!セイバー、出る!」
シン 「シン・アスカ、インパルス!いきます!」
しんのすけ「野原しんのすけ、5さい!カンタムロボ、発進っ!」
ステラ 「しんちゃん・・・ラボ・・・助け出す・・・」
――戦闘――
シン 「このおおお!やってやるよ!」
しんのすけ「オラも、いっくぞお~!!」
アスラン「気をつけろシン、しんのすけ君。
施設の破壊が目的なら、何か特別な装備を持っているかもしれない。爆散させずに倒すんだ!」
シン 「え~!?」
しんのすけ「んも~・・・ワガママだなぁ、ヅラさんは~」
アスラン「ヅラじゃない!ザラだ!ザ・ラ! とにかく、気をつけろよ」
シン 「はーい・・・」
しんのすけ「ほーい・・・」
シン 「ほんっと、うるさいよな。アスランの奴」
しんのすけ「ホント、ホント。だからハゲるんだゾ!」
シン 「はははは・・・・」
ステラ 「どこ見てんのよ!」 ←インパルスを蹴り飛ばす
シン 「うわああああああああああああああああああああああっ!」
アスラン「シン!」
しんのすけ「シン兄ちゃん!!」
ステラ 「しんちゃん・・・」
アスラン「くらえっ!」 ←ガイアにビームを放つ
ステラ 「くっ!?」 ←ジャンプでかわす
アスラン「甘い!!」 ←サーベルで斬りつける
ステラ「きゃんっ!? ず・・・ずるいぞ!この!」
しんのすけ「おー。流石はヅラ隊長、やるぅ~!ひゅーひゅー、カッコイイゾ!」
アスラン「いやあ、これぐらいどうってことな・・・」
ステラ 「死ね!」 ←隙を見せたセイバーに斬撃
アスラン「うわああああっ!(回避)あぶない・あぶない・・・
コホン・・・しんのすけ君、戦闘中にちゃかさないでくれたまえ(照)」
しんのすけ「んも~・・・また?ヅラ隊長ってば口うるさいゾ」
アスラン「誰のせいだ!だれの!それに今は隊長じゃない!」
――ロドニア。連合の研究所――
ルナマリア「あれは・・・インパルスとセイバー・・・それに、カンタム?」
ひろし 「お・・・しんのすけだな。迎えにでも来てくれたかな?」
ルナマリア「いえ・・・野原さん。そんな雰囲気でもなさそうですよ」
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