''ナタル・恋の終わり'' ノイマン「パトロール、終わりました」 ナタル 「うむご苦労、ノイマン巡査長。道を聞かれたお婆さんに貰った饅頭があるんだが、どうだ?」 カガリ 「ぜぇ…ぜぇ… 万引き犯を追いかけて、ちょっと県境まで行ってきました…」 ナタル 「うむご苦労、アスハ巡査。疲れただろう、肩を揉んでやろうか?」 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ ノイマン「な、なあ、カガリ。バジルール部長、さっきから何か妙に機嫌が良くないか?」 カガリ 「たぶん、あれじゃないですか? 明日ナタルさん非番でしょ?東京の恋人に会いにいくって言ってましたけど…」 ノイマン「…な、なにいぃぃぃ?!バ、バジルール部長に彼氏がいたのか?!そ、そんな…」 カガリ 「私もマリューさんから聞いたばかりだから、ホントかどうかは… あ、ちょっとノイマン巡査、どこへ行くんです?」 ~翌日~ カガリ「む?私の机の上に書置きが・・・何だ?」 '''―カガリ巡査へ''' '''今日は東京まで広域パトロールに行きますので、後よろしく。''' '''ノイマン―''' カガリ「な、なんでさいたまのお巡りさんが東京までパトロールに行く必要があるんだ…?」 トール「ちわー、今日からこのエンジェル派出所に正式に配属されたトール・ケーニッヒ巡査です。誰かいませんかー?」 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ ノイマン「…いた!くう、あんなに嬉しそうな優しい笑顔の巡査なんか今まで見たことないぞ! 相手の男は一体どんなヤツなんだ…?」 ??? 「遅れてすいません、ナタルさん」 ナタル 「もう、女を待たすなんて最低だぞ!アーガイル」 ノイマン「ぬ、ぬわにぃぃぃ?ナタル巡査の彼氏がサイ・アーガイルだとぉう!そ、そんな・・・認められるかぁ! (隠れてた所からとび出して)''ちょーっと待ったあ!''」 サイ 「うわっ!…あ、ノイマンさん、お久しぶりです」 ナタル 「ノ、ノイマン巡査、交番勤務はどうしたのだ!!」 ノイマン「そんなこたぁ、どうでもいいんです! 見そこなったぞサイ君! 君がまさか抜け駆けするような男だったとはな!」 2人 「……はあ?」 ノイマン「ナタル部長!どうしてサイ君と付き合ってたことを教えてくれなかったんです?」 ナタル 「くっ…!もうここまで噂が広がってるのか…だから話すのはイヤだったんだ…」 ノイマン「ナタル巡査はフリーだと思ってたのに! そんな巡査をいつか、この俺がふりむかせようと心に決めてたのに、こんな形で失恋するなんて…」 ナタル 「ノ、ノイマン巡査が私を?…う、うれしいが私には…」 サイ 「あ、あのー…ボクとナタルさんが付き合っているって…何かの間違いじゃないですか?」 2人 「…………へ?」 サイ 「いや、今日はみんながどうしているかとかを聞きたくて、ナタルさんと待ち合わせしたんですけど… 別にボクとナタルさんは恋人同士ってわけじゃあ…」 ナタル 「な、何を言っているんだ!春日部で色々、相談にのってやってた時に お前は私に婚約指輪をくれたではないか!」 サイ 「ええ?…たしか…ある日、『''今夜、食う''(焼肉と)ビールが美味い店らしいですよ』とか言いながら、 僕が露天商で気まぐれに買った指輪をプレゼントしたことがありませんでしたか?」 ナタル 「……で、でもあの時!私に愛の告白をしてくれたじゃないか!」 サイ 「食事しながら『ボク、''黄身''が大好きなんです!』って言ったヤツですか? たしかあの時のナタルさん、そうとう、お酒を飲んでたような……(しかもお酒、弱いし)」 ナタル 「…………」 ノイマン「…ってことはアレか?ようするに部長の勘違い、ってことか?」 サイ 「そうみたいですね…」 ナタル 「うっ…ひっく、うわあぁぁん!何よ何よ!乙女の純情を踏みにじってえ! アーガイルのバカ!ノイマンのバカ!私の…私のバカァァァ!!」 サイ 「うわぁ!ナタルさんがマジ泣きしましたよ?ど、どうしましょうノイマンさん!」 ノイマン「お、俺に聞かれたって…じ、巡査落ち着いて…」 ナタル 「うるさい!うるさい!もう男なんて、信じるものかーーー!」 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ ~翌日~ ナタル 「こら!ノイマン巡査長!報告書に不備があるぞ!やり直し!」 カガリ 「な、なんかナタル巡査、以前にもまして厳しくなりましたね…」 ノイマン「恋を捨て、仕事に生きるようになったか…」 ナタル 「私はこのエンジェル派出所の責任者だ!これからもビシバシ行くからな!」 2人 (まあ、この方がナタルさんらしくていいか…) [[戻る>SEED-クレしん]]