嵐を呼ぶ!春日部温泉旅行だゾ
『エピローグ』
~翌朝…温泉旅行3日目の昼頃~
アカマミレ「この度は当旅館をご利用いただき、ありがとうございます。また来て下さいな」
マリュー「ど、どうも…私達もこんな楽しい温泉旅行は初めてでした……うぷっ」
ルナ 「うう、頭がガンガンする…」
シン 「これが二日酔いってヤツかよ…だから酒なんて飲みたくなかったんだ」
しん 「父ちゃん、母ちゃん、みんな具合悪そうだね」
みさえ 「そ、そうね…う!は、吐き気がする…おえええ…」
ひろし 「おい、みさえしっかりしろ!…まったく後先考えないでガバガバ飲むから!」
マサオ 「そう言えば…ムウさんやデュランダルさん、しんちゃんのパパは二日酔いになってないね。
昨日あんなに飲んだのに。」
ムウ 「そりゃ普段から酒飲んでるからな。自分にあった適量の範囲内で飲んでるんだよ。
昨日今日飲み始めた女子供とは違うさ」
草津 「よし、みんなバスに乗りたまえ!春日部に帰るぞ!」
ミリィ 「うええええ、バス…きついなあ…猛烈に気分が悪いのに」
ディアッカ「春日部までがんばれ。気分が悪いんなら背中さすってやるから」
ミリィ 「あ、ありがと…(こういう所で妙に優しいのよね。コイツ…)」
イザーク「ふん、帰りはバスで普通に帰れそうだな」
ニコル 「イザーク、今回のような無茶なマネはもうしないで下さいよ?まったく…」
イザーク「お前らが俺を置いてけぼりにしたからだろうが!
1人っきりで部屋に居るのは何故か無性にさびしいんだぞ!」
園長先生「はいはい、みなさんそこまでにしてバスに乗ってください。出発しますよー」
* * *
5台のバスが春日部に向って走っている。さすがに疲れたのか、ほとんどの人は寝てしまったようだ。
しん 「温泉、楽しかったね。シン兄ちゃん」
シン 「ん?ああ…そうだな。こんなに楽しい旅行は初めてだったよ。…おそらく他のみんなもそうだと思うな」
しん 「オラ、またみんなとどっか行きたいゾ!山とか海とか…」
シン 「いつでも一諸にどこでも行けるさ。
……俺達はみんな友達だから、な」
嵐を呼ぶ!春日部温泉旅行だゾ -完ー
ステラ 「え~…左手をご覧下さい…アウルがよだれを垂らして眠りこけています。
右手をご覧下さい…スティングが袋の中にお好み焼きを作っています…」
スティング「じ、実況すんなよ!俺バスに弱いんだから…おええええ……」
風間 (はあ~バスガイドのステラさん、やっぱりいいなあ~)
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