Seed-Crayon_6-180_1

Last-modified: 2008-07-06 (日) 12:37:17

もし、しんのすけ達が種キャラだったら
【その1】

 

 ~ふたば幼稚園~
よしなが「え~、今日からミネルバのMS隊隊長に就任したアスラン・ザラ君よ。
     みんな、仲良くしてあげてね」

 

風間君 「…始めまして。アスラン・ザラだ。これからよろしく頼む」
しんのすけ「アスラン・ズラ?ほうほう、そう言われれば確かにデコの生え際がズラっぽいですなあ」
風間君 「ズラじゃない!ザラだ!アスラン・ザラ!誰だ!初対面でいきなり失礼なことを言う君はッ!」

 

しん  「ほ、ほ~い!おら、インパルスカンタムのパイロット、しん・アスカだゾ!」
ネネ  「私は赤いザクウォーリアのパイロット、ルナマリア・ホークです。よろしくね♪」
ボーちゃん「ボク、白いザクファントムのパイロット、レイ・ザ・バレル、です」
しん  「で、あんたのMSなんて言ったっけ?セーター?」
風間君 「セイバー!……まったく。エリートである僕が、何でこんな奴等のお守りをしなくちゃならないんだ…」

 

しん  「まあまあ。今日からズラ隊長もおら達ミネルバ防衛隊の仲間になったんだから、仲良くやろうよ」
風間君 「ミネルバ防衛隊?……ふん、最新鋭の戦艦に乗っているもんだからどんな精鋭かと思ったら……
     いいか!言っとくが、僕はただの赤服じゃない!フェイスでもあるんだ!」

 

しん  「何?フェイスって」
ネネ  「ご飯のことじゃないかしら?」
ボーちゃん「それ、ライス」

 

風間君 「聞けーー!これから、ぶったるんだお前らを俺がビシビシ鍛えなおし

 

    (かぷっ)

 

     あひぃ~…ああぁ……」
しん  「はむはむ…まあまあ、そう固いこと言わずに」
風間君 「あ、あひぃ~…うっ!……はあはあ、こらー!俺の耳をはみはみするなー!」

 

ボーちゃん「どうやら、新しい隊長さんと、うまくやって、いけそうだね」
ネネ  「……そうね」

 
 

 その頃、ブリッジでは……

 

よしなが「タンホイザー起動!ほら副長、ぼやぼやするんじゃないの!」
マサオ君「ふぉんどぅぶぁおぅーー!ひどいよみんな!僕だけ仲間はずれー?」

 

          *          *          *

 

ボーちゃん「しんちゃん。アスランが、脱走した。メイリンと、一諸」
しん   「あんですとー!よしさっそく追うゾ!
      へ~い、ぶりぶりざえもん!デスティニーカンタム、発進スタンバ~イ!」
ぶりぶり「無茶言うな。まだ足が付いていない」
しん  「まあまあ。足なんて単なる飾りだゾ。それじゃ、出発おしんこ~!」
ボーちゃん「おー」

 

風間君 「……くっ!後ろから追ってくるMS反応が2つ……しんとレイか!」
酢乙女あい「だ、大丈夫なんですか?アスラン!」

 

しん  「お?あの青いグフがそうですな?やっと見つけたゾ」
風間君 『しんか?いいか、よく聞くんだ!
     確かに組ちょ、いや議長の言葉は心地よく聞こえるのかもしれない!でもそれは』
しん  「そんな事よりああた!私を捨てて、その女と駆け落ちする気?!」
風間君 『………はい?』
しん  「脱走なんて言って!本当はその若い女と駆け落ちしたいだけなんでしょ!許さないわよッ!」

 

風間君 『な、何言ってるんだお前は!あのな、俺は議長の陰謀に乗せられそうになってだな』
ボーちゃん「言い訳、みっともない。浮気がバレたんだから、観念しなさい」
しん  「ひどいわ!ひどいわ!おらとアスランは口では言えない、あんな事やこんな事をした仲じゃない!
     それなのにそのおらを捨てて、その小娘を選ぶなんて……キー!くやしい!」

 

風間君 「こ、こら!アロンダイトを滅茶苦茶に振り回すな!それに誤解を招くような事も言うな!」
あい  「……へ~。アスランってしん様と……へぇ~~~」
風間君 「い、いやだからだな……しん聞け!議長の言葉はやがて世界を滅ぼ

 

    (ぐさっ)

 

     ……あ?」
しん  「あ……ごめ~ん。ついコクピットのあたり、刺しちゃったゾ」

 

風間君 「し、しん!お前なぁぁぁ………(ざぷーん!)」

 

 

ネネ  「は~い、カットぉ!このシーンはこれで行きましょう!」
風間君 「あ~、恥ずかしかった。まったく、誰だよこの『新訳SEEDデスティニー』の台本書いたの」
しん  「まあまあ。このくらいで恥ずかしがってるようじゃとても幼稚園の舞台には立てませんゾ!
     あれ?シン兄ちゃんたち、どうしたの?そんな所で胸抱えてうずくまって」

 

シン  「な、なあしんちゃん。頼むから、
     俺達をネタにした劇を幼稚園の発表会でやるのを、やめてくれない……かな?」
アスラン「こ、心が、心が痛い…!まるで古傷をえぐられるみたいで、劇の練習を見るのが辛い……」
レイ  「気にするな。俺は気にしないから」

 
 

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