Seed-NANOHA_まじかるしん_第15話

Last-modified: 2007-11-17 (土) 03:08:12

「つながらない?結界でも張られたか…」

シグナムは、さっき妙な反応を見つけ、援護に行きたいがまだ敵がいるので片付けるまで何とか耐えてもらおうと思ったのだが、急に念話がつながらなくなった。

向こうは結界でも張る人物でもいるのだろうか……

その時、ヴィータはスバルから念話が通じたのだった。

(ヴィータ副隊長。なにかカニみたいなMAが急に現れて、皆が結界に……)

スバルの言葉にヴィータは少しだけここをシグナムに任せ、スバルとの話に集中する。

(お前ならなんとか破壊できないのか?)

(それが……ちょっとティアが……)

ヴィータは、スバルから詳しいことを聞いて、怒鳴りながら言う。

(ちょっとまってろ!すぐにこいつら片付けてすぐに行く、お前もそこでいろ、何かあったらすぐに呼べよ!)

ヴィータは怒鳴りながらスバルに言いつける。

ティアナの無理をした魔法の制御ミスでシンとレイに直撃したと聞いた。

運よく怪我は無かったようだが、下手をすれば怪我をしていたかもしれない。

そんな無茶をしたティアナに怒りを感じずに入られなかったのだ。

ヴィータはその怒りをぶつけるように、ガジェットに攻撃を再開する。



「それで、例のものは?」

ここはオークション会場の地下駐車場。

今客はほとんど会場にいて、取引には最適な場所になっている。

しかも警備員もいないため、まさに取引してくださいといわんばかりである。

勿論、ボディーガードも着いているし準備は万全。

「こちらに」

そういって男が差し出したのは、青いひし形の宝石のようなもの。

「これが……ジュエルシード……」

ジュエルシード。10年前、P・T事件の際になのは太刀が回収したロストロギア。

しかし、未発見分とプレシアが使用した分がまだ回収されていない。

このように、ロストロギアは時々何かの取引に使用されている場合もある。

「金額は……こんなものでどうですかね」

男はバッグを持ち、ファスナをあけて金を見せる。

それを見て、男は満足してジュエルシードを渡そうとしたときだった。

「!!?」

急に、二人の出に光の輪が出現し、男の身動きを止める。

「まんまとひっかかったようだな」

いつの間にかそこには男が立っていた。

男は管理局の執務官服を見に纏っている。

「時空管理局執務官のカナード・パルスだ。違法取引とみなし、貴様等を連行する」

二人の男に光の輪…バインドをかけたのもこの男だろう。

「こういう場所を利用しようとしての裏取引はよくあるからな……まあ、取引物の内容によっては見逃そうとも思ったが…ロストロギアとなれば話は別だ。ロストロギアのような危険物を取引している時点で貴様らは犯罪者だからな」

だが、男達はボディーガードを呼ぶ。

「早くコイツを何とかしろ!」

雇い主の命令で、ボディーガードたちはカナードを囲む。



「おいおい、局員に手を出したら罪状が増えるぞ。大体……」

カナードの言葉を聞かずに襲ってくる男達。

「俺をそこらの局員と執務官と同じように思うなよ」

カナードは男達の攻撃を魔法を使わずやすやすとかわし、一人の男の足を引っ掛ける。

結局、その後ボディーガードたちにもバインドをかけ、別の局員に男達は連行させた。

「これで3件か……多いな」

そう思いカナードはジュエルシードを手に取る。

ただ、ロストロギアを使った事件はこれだけである。

他の2件は一人だけなら見逃そうと思ったが(している内容が管理局の管轄外であるため)、別の警備員とともに行動をしていたのでやむなく手伝うことに。

現に今回も2件ほど見逃している。

しょうもない取引だったからだ。

何を取引しているのかこそっと近づきよく見れば何かの子供の写真を取引していて、いろいろと気味が悪いので逆にかかわりたくなかったのである。

ふと、写真に写っていた子供はさっきお気楽捜査官が言っていたさっきすれ違った機動六課の3人組の女を子供にするとあんな様な感じだったな、とどうでもいい事を思い出すカナード。

(あいつに仕事でも作ってやるか)

カナードは、今回捕まえて回収したロストロギアを捜査官に本局まで運ばせようとしたのであった。



『マスター』

「どうしたの?レイジングハート」

レイジングハートは、魔力を感知しなのはにある事を告げる。

『魔力反応。この反応は……ジュエルシードです』

同じくバルディッシュもジュエルシードを感知していた。

しかも場所はこの館内だというのだ。

相棒の言葉に二人は驚く。

しかし、確かにまだすべては回収しきっていないジュエルシード。

誰かが拾って取引の材料に使っていても納得はする。

(なのは、私ははやてに言ってちょっと調べてくる)

(わかった、気をつけてね)

なのはの言葉にフェイトは頷いてその場を後にしたのであった。



「くそー、こいつ!!」

シンはライフルをザムザザーに向けて発射するが、向こうはバリアを展開し防ぐ。

このライフル、使い勝手はいいが決定力に欠ける。

まあシンも使い勝手を優先してこのライフルを作ってもらったのだが。

ともかくこれじゃ決定打にならないとわかったためライフルを消す。

「うおりゃあああーーーーーー!!」

エリオがストラーダを振り下ろすが、敵は爪のようなもので器用にストラーダをはさみ、そのまま木にぶつける。

「痛っつ……」

エリオは痛みに顔をしかめるが、向こうは待ってはくれない。

敵は追撃の一撃を放とうとするが……



「「ダブル滝沢キーーック!!(鳳凰天駆風味!)」」

シンとレイのモビルジャケット状態のダブルキックで軌道をそらす。

しかしその攻撃もバリアで阻まれるが、すべてを防ぎきれなく吹き飛ぶザムザザー。

しかし、吹き飛ばされているにもかかわらず、ザムザザーはシンの足を掴み、思いっきり挟む。

「っつ!……」

そしてそのままエリオと同じように木に叩きつけられる。

エリオと違い、ぶつかった後そのまま崩れるシン。

しかもそのままなかなか立ち上がれない。

後ろで補助をしていたキャロはシンのところへ行く。

「シンさん、大丈夫ですか?」

ふと足を見ると、モビルジャケット状態の足に、バチバチとなにやら危ない音がする。

足を怪我していることはわかった。

面倒に思ったのか、敵は手足を十字に伸ばし、回転しながら魔力を放出する。

スバルとレイ、キャロはジャンプでかわすが、シンは怪我をしている。

だが、シンは浮遊してそれをかわす。

空戦魔術師でよかったとほっとする。

だが、結界事態広くは無く、逆に飛んでいると邪魔になってしまう。

シンが怪我をしている事を知っているのかわからないが、ザムザザーがシンに集中攻撃を始める。

レイたちも攻撃するが、防がれたり、攻撃する前に先に攻撃される。

敵のバリアはおそらく魔力に対してかなりの強度を誇り、装甲自体この前戦ったガジェット3型とは比べ物にならない。

正直言って苦戦している。

初めて皆にあせりの色が見える。

(こんなところで………)

シンは思った。

こんなところで自分は死んでしまうのか。

副隊長達と連絡が途絶えてから、おそらく異変に気付くなりスバルが連絡するなりしてくれて駆けつけてくれるだろうが、自分の足を見て正直持つ自身が無い。

ふと、以前自分とレイがいた特務隊Xにいた執務官が訓練のときに言っていたこと思い出す。

『俺に魔法を教えた教官の受け売りだがな、強くなるためには、生きるためには弱い考え方をしろ』

『弱い考え方?』

『ああ、今自分が最も弱い考え方をする。そしてそれに抗い反逆しろ。弱い自分自身に反逆し続ければ、自然と強くなるってな』

「こんなところで……」

今時分の弱い考え方。それは自分がこのまま死んでしまうと思うこと。

なら、それに抗えばいい。

「こんなところで俺はーーーー!!」

すると、なにかが弾けたような音がする。

シンは敵の攻撃を、両手と怪我をしていない片足で跳んで回避し、続く攻撃も木を利用にてサルのように飛び移って片足で回避する。

シンはそんな自分に驚く。

力があふれ、周囲がクリアに感じる。



簡単に敵の攻撃を見切れる。

レイたちも、いきなりのシンの動きに驚く。

普通、あんな避け方は普通の人間では出来ない。

『ヴァジュラ』

シンはニヤつきながら一本のサーベルを持つ。

そして思い切って敵に近づく。

敵も接近戦に挑もうとお互いが接近する。

交差し、パワー負けでシンは吹き飛ばされるが、飛ばされる前にヴァジュラを突き刺す。

いくらバリアを展開しようが、一旦魔力刃をカットし、バリアの内側で発動すれば問題は無い。

敵はその後、倒れ、爆発した。

皆はそれを呆然としながら見つめていた。

敵を倒したせいか、結界も解除された。

「はぁ……はぁ……」

シンは息を切らしながらモビルジャケットを解除する。

結界も消え、スバルは何が起こったのか全然わからなかった。

ティアナは何とか回復し、スバルの横に立っている。

レイが振り向いてティアナに言う。

「ティアナ、早速で悪いがシャマル医師を呼んでくれ。シンが怪我をしている」

え?とティアナはシンを見ると、シンの右足からは血が流れていて、ぽたぽたと滴れ落ちていたのだ。



『ザムザザー、破壊されました』

ザムザザーに内臓さえれていた記憶チップを見て、アズラエルは考える。そして……

「いやあ、たった一体であれだけの活躍が出来れば上等ですよ」

そう言って手を叩くアズラエル。

これだけの成果が出れば十分である。

「それにしても……」

アズラエルはあのザムザザーを倒した少年を思い出す。

途中で見せたあの動き。

何故管理局にいるかは謎だが、そんな事はどうでもいい。

「管理局にもいたんですねえ。コーディネーター」



「え?なかなかみつからへん?」

はやてはフェイトの報告を聞いて疑問を浮かべる。

フェイトははやてに館内にロストロギアの反応を察知して、それを探るといってさっきから館内を探していたのだった。

「うん。なにか途中から反応が消えて……いろいろ探ってみたけど結局見つからなかったんだ」

誰かが察知して隠したのだろうか。

そう考えているときだった。

「お嬢さん。とっくにオークションは始まっているよ。いいのかい?なかにはいならくて」

誰かに声おかけられ、声のほうを向くと、白いタキシードを見に包んだ男が現れた。

二人はその男を見て、つい微笑む。

「ご親切にどうも」

「だけど、こう見えても、今は仕事中ですので」

二人の言葉に、へえ、と男は二人を見る。



「どこかのお気楽査察官とはちごうて、忙しい実なんです」

そして、不意打ちに男の胸にえい、と軽くパンチをするはやて。

普通そんな事をされたら起こるが、逆に3人で笑いあっていた。

「またお仕事ほったらかして遊んでるんとちゃいますか?アコース査察官」

はやてにいわれて、ヴェロッサ・アコースはひどいなあ、といいながら言う。

「こっちも仕事中だよ、はやて」

「ほお、そうやって女とつるんで話しているのが仕事か?」

ヴェロッサは振り向くと、やあ、とこっちに手を振ってきた。

「そっちはどうだ?カナード」

カナード……とどこかで聞いたとはやては考えると……

「ああ、シンとレイがおった特務隊Xの……」

はやてが思い出していると、カナードはヴェロッサにある箱を投げ渡す。

「これは?」

そういってヴェロッサは箱の中身を見ると、ヴェロッサの顔が一瞬真面目な顔になる。

「裏取引で使われていたロストロギアだ。貴様はそれを本局へ運べ。俺は引き続き捜査を続行する」

ロストロギアと聞いて、フェイトはカナードにたずねる。

「機動六課のフェイト・T・ハラオウン執務官です。そのロストロギアの名前は何なのですか?」

だが、そんなフェイトをカナードは厳しく見つめる。

「言って何になる、ロストロギアはロストロギアだ」

カナードの物言いにフェイトは少しむっとするが、心を落ち着かせる。

「ロストロギアの反応を察知して探していたんですけど見つからなかったんです。もしかしたら、そのロストロギアがそうかもしれないんです。名前はジュエルシード」

フェイトの言葉に、カナードに代わってヴェロッサが答える。

「ああ、確かにジュエルシードさ。ほら」

そういって、魔力を押さえる箱からロストロギアを取り出す。

それは、紛れも無くロストロギア、ジュエルシードだった。

そしてヴェロッサは笑いながら言う。

「で、今回は何回裏取引を見逃したんだい?」

ヴェロッサの言葉に驚くが、カナードの言葉にさらに驚きをかくせない。

「2回だ」

カナードの言葉に、特にフェイトは驚いていた。

カナードは、自分を見ている二人を見ながら言う。

「管理局はあくまで魔法や次元に関する事を取りしまる。そこにわざわざそれとは関係の無いものまでする義理は無い。それは警察や警備員の仕事だ」

余計な面倒ごとはしたくない、といった感じにカナードは言う。

そんな物言いに、フェイトは少し彼を睨む。

彼は、あまりこの仕事にプライドというか……執務官と言う仕事を誇りに思っていないのだろうか。

カナードは立ち去ろうとするが、今度ははやてに止められる。

「機動六課部隊長の八神はやてといいます。現在はそちらにいたシン・アスカ一等空士とレイ・ザ・バレル一等陸士を機動六課のフォワードとして迎えています」

かつての部下のことをカナードは思い出す。

「それで、どうしてこの機動六課に転属することになったんかお伺いしたいんですけど」

彼らはリンディから迎えて欲しいといわれたが、その詳しい理由をなかなか聞くことが出来ない。

だが、彼なら知っているだろうと聞いてみたのだ。

はやての質問に、カナードは知らないという。



「あの狸が勝手にやったことだ。まあ、大体の想像はつくが……」

狸と言うのはおそらくシンがいっていたジェラード・ガルシアのことだろう。

その大体の事をカナードは言う。

「あいつが、シン・アスカがコーディネーターだからだ」

コーディネーター?とはやては疑問符を浮かべ、フェイトは顔をそらしていた。

はやての行動を見て、話してなかったのか、と思いながらカナードはいう。

「コーディネーター。大まかに言えば、生まれる前に遺伝子をいじくって生まれたものだ。だが、それを良しとしないやつも多い。あの狸もその一人だ。おそらく厄介払いのつもりなのだろう」

カナードの言葉に驚くはやて。

「知らんのも無理は無い、普通はコーディネーターですと本人からは言わん。知ってるやつに言うとどうなるかわかったものじゃない」

その言葉を聞いて、少し悔しい気持ちになるはやて。

自分の部下の事をあまり知っていないことにはやては隊長として恥ずかしく思う。

「すみませんけど、もう少し詳しい話を聞かせてもらえませんか?」



オークションも無事に終わり、ガジェットと新型MAの残骸を回収する局員。

その中で、なのはは新人達のところへ向かい、レイから詳しい話を聞いた。

「とりあえずこれで任務は終了。各自局員お手伝いをして、大体終ったらストームレイダーに乗ってて。それで無事戻れたら任務終了」

そういって、なのははシンとティアナのほうへと向く。

シンは一応シャマルに応急処置をさせたが、まだ完治していない。

見た目ほどそれほどひどい傷じゃなかったのが救いとシャマルは言っていた。

「二人は話があるからちょっとここへ残ってね」

そういって、なのははみんなが作業を開始するのを待ってから口を開く。

「話はレイから聞いたよ」

そういって、なのははティアナのほうを向く。

「失敗しちゃったみたいだね」

そう言われてティアナははいと頷く。

「すみません、何発かそれちゃって、シン一等空士とレイ一等陸士に……」

そういってスバルは顔を俯かせる。

「私は現場にいなかったし、ヴィータ副隊長にしかられて、もうちゃんと反省してると思うから、改めてしかったりはしないけど……」

結局、あの後すぐに駆けつけたヴィータにこってりとしぼられたティアナ。

「ティアナは時々一生懸命すぎて…それでちょっと無茶しちゃうんだ」

そういって今度はシンを見るなのは。

「今度はシンのことだけど……」

ティアナと話していたときのような少し穏やかな表情とは違い、シンの足を見てどこか少し呆れたような顔をする。

「詳しい話はレイから聞いたよ。さっきティアナにも無茶って言ったけど、シンは無茶しすぎ。私やレイジングハートはモビルジャケットになれないからそこのところはわからないけど、

足があんなになってる状態で戦ったら無理だよ。今回はうまく言ったみたいだけど、今度はどうなるかわからないよ」

そういって今度は二人を見るなのは。

「二人とも言えることだけど、二人は一人で戦ってるんじゃないんだからね。この意味を忘れないでね」

そう言ってなのはは話を切り上げ、3人は皆のところへ戻る。

なのははフェイトとはやてに合流するため、シンとティアナはスバルたちを手伝うため別行動になる。



「その……さっきはごめん」

ティアナは顔をまっすぐ向けたままシンに謝って撃った事をわびる。

だが、撃たれた直後のときとは違い、シンは言う。

「別にいいさ。失敗は誰にでもあるから……」

歩きながらだが、どこか暗い雰囲気が立ち込める。

「ティアー!シン!」

二人を見つけたスバルが駆け寄ってくる。

ふと、スバルは二人の状況を見て、少しおずおずと答える。

「なのはさんに怒られた?」

そういうスバルにシンが答える。

「ティアナは注意だけ、俺は少し怒られたけど」

シンの言葉に、そうと答えるスバル。

「二人とも、向こうで休んでていいよ。検証は私達でやるから」

スバルの言葉に、ティアナは少し笑いながら言う。

「大ミスしておいてサボリまでしたくないわよ。一緒にやろう、スバル」

ティアナの言葉にうんと頷くスバル。

「シンは流石に無理だよね。足怪我してるし」

スバルはシンの足を見て言う。

確かに、こんな足で手伝っても正直邪魔になるだけだ。

シンはもう一度シャマルに傷を詳しく見てもらうため、一足早くストームレイダーに戻るのであった。



予告?コーナー

シ「…任務を終え、俺達は管理局へと戻る……」

シャ「一方、ティアナは何かを硬く決意する。それは自分の過去の思いから」

シ「その決意が招く結果とは…」

シャ「次回、魔道戦士まじかるしん第16話「コーディネーター」予告の内容と題名が一致しないところはあるけど次回もお楽しみに。

いけない事をした人は、腸をぶちまけますからね♪」

は「シャマル、なんかご機嫌ええけど何かあったん?」

シャ「ええ、いろいろと」

レ「シンはどうした?逆に元気がない気がしたが」

シ「…いや、何でも無い」

シャ「シン君、いつでも医務室へきてくださいね」

レ「……シン、何をされた?」

シ「人間、失言は控えろって事さ……(まさかあんなことをされるなんて……婿にいけない)

シグ(最初の文字がシのキャラ意外と多い)「しかし、この予告のときはほぼ全員が恐ろしいほどにキャラチェンジされるな」

ヴィ「シグナムはあんまりされてないにょ」

シグ「ああ。ところでヴィータ、そのしゃべり方は何なんでますの?」

ヴィ「それは気にしないでくれにょ。シグナムのほうもそのしゃべり方どうしたにょ?」

シグ「気にするな、私は気にしない」