用語

あ行

アビス

「ヒロシマ」における箱庭のこと。

あめりや

バベル島にある会員制高級お座敷ラウンジ。*1グレン曰く「限られたVIPしか行けない伝説のやばい美人しかいないバベル島の夜の頂点にたつ店」*2女性側から男性客指名する逆指名システムを採用しており、基本的に女性側から選ばれない限りは意中の女性と任意で遊ぶことはできない。*3かぐや姫ゲームと呼ばれる名物余興があり、あめりやの美女の出すお題をクリアするとご褒美が貰える。*4そのお題の難易度は相手の好きな所を5個言う*5であったり、500円玉を人差し指と親指だけで潰す*6など人によってまちまち。

委員会（いいんかい）

遺物（いぶつ）

• 號級遺物（ごうきゅういぶつ）

L計画（えるけいかく）

プロジェクト・レベルアップのこと。ラドン・M・クラークが怪物種に対抗する為に遺した複数のアプローチによる人類への"レベル概念"の付与、それによる種としての進化のための計画。アプローチは現在５つまで確認されている。アプローチはラドン・M・クラークが定めたもの、プランは委員会がL計画に固執している有力候補だと考えられる。

• アプローチ１・"星雲の落とし物(スター・ギフト)"
  L計画のプラン２。星雲の堕とし仔との結合による種として進化。
  アプローチ１は海原善人とマルスによって完結した。
• アプローチ２"伝承再生(リバイバル)"
  神秘の残り滓を正しく、敬意を持って料理し、食すことで神秘との結合による種としての進化。
  アプローチ２は味山只人と神秘達によって完結した。
• アプローチ３"探索者深度IIIへの到達(レベル・アップ)"
  L計画のプラン１。怪物種との死闘、及び遺物の所持による異能の発現、そして遺物との結合による種としての進化。名称としてはプロジェクト・レベルアップにおけるオペレーション”レベル・アップ”に当たる。
  アプローチ３は味山只人と"腑分けされた部位"、アレタ・アシュフィールドとストームルーラーによって完結した。
• アプローチ４
• アプローチ５
  アプローチ４・５の名称及び内容は不明。「凡人探索者」ではアプローチ４・５は継続されているものの、アプローチ３の成功により頓挫すると考えられている。

エンディングナンバー

「ヒロシマ」と「凡人探索者」はマルチエンディング式で、主人公や周囲の行動次第で物語が分岐するスタイルとなっており各登場人物の結末が描かれる。「凡人探索者」ではTIPSや周回特典によってメタフィクション的表現で扱われている。ナンバーが重複しているものもあるが仕様か誤字かは不明。パワポケのアルバムみたいなもの。

エンディングナンバー集

• エンディングナンバー02　雪代の檻*7
  最終決戦までに雪代 長音の好感度が最大値を上回る
  好感度が最大値になった時点で雪代 長音と恋愛関係になっていない
  雪代家三女、雪代 唯と出会わない
  雪代 長音と雪代 継音を和解させる
  ウェンフィルバーナとの別れを経ている
• エンディングナンバー04　2度目の危機一髪！！*8
  田村英夫、及び軍抵抗戦力、民間人救出
• エンディングナンバー05　小さなお墓の前で*9
  鮫島 竜樹の死亡
  春野 一姫の生存、久次良 慶彦の生存
  及び、無事カエルの折り紙を持ち帰る
• エンディングナンバー08　親子の物語'*10
  王龍の防衛に成功
  王と雨霧の生存
• エンディングナンバー12　たテがミのぐルめ*11
  立神英明の死亡
• エンディングナンバー14　無意味になった殿軍*12
• エンディングナンバー14　いと高き場所に昇るキミへ*13
  グレン・ウォーカーの死亡
• エンディングナンバー23　不死、未だ死なず*14
  夏山 凛音、すなわち首のない巨人にとどめを刺さずに樹原 勇気との決着を付ける
• エンディングナンバー28　肉人形、貴崎凛の願い*15
  貴崎凛の死亡
• エンディングナンバー31　バベル島壊滅*16
• エンディングナンバー32　作戦続行*17
  アリサ・アシュフィールドからM-66を引き継ぐ。
  アリサ・アシュフィールドがいも虫の化け物、もしくは樹原 勇気と出会わない。
  アリサ・アシュフィールドとの会話の中で、彼女の関心を引く。
• エンディングナンバー44　不倫*18
• エンディングナンバー44　指定探索者激減*19
• エンディングナンバー47　敗北ヒロイン*20
• エンディングナンバー48　エンド・オブ・バベル*21
• エンディングナンバー50　雪代の好み*22
  雪代 継音の生存
  雪代 継音の好感度が一定以上
  雪代長音の好感度が一定以上
  雪代 長音と雪代 継音が和解する
  雪代 唯と出会わない
• エンディングナンバー55　怪物狩りが狩られる*23
  ルイズ・ヴェーバーの死亡
• エンディングナンバー59　鬼の本懐*24
  "鬼裂"との邂逅を果たしていない
  貴崎凛を人に戻していない
  戦力が足りない
  "腑分けされた部位(腕)との適合不足
  アレフチームの助力を得ていない
• エンディングナンバー66　ビバ！ ラスベガス！！*25
  ラドン・M・クラークと何らかの方法で接触する
  会話での選択肢にて、ラドンの関心を引く
  マルスとの友好度が一定以上、なおかつ融解結合を一度以上行う
• エンディングナンバー70　掘り返された塗り壁*26
  王龍の陥落
  王と雨霧の死亡
• エンディングナンバー71　美味しい女*27
  王龍の陥落
  王と雨霧の死亡
• エンディングナンバー74　森の終わり*28
  ロイド・アーダルベルドの死亡
• エンディングナンバー74　英雄と仙女*29
  王龍の陥落
  王と雨霧の死亡
• エンディングナンバー80　作戦目標、全破壊*30
  戦力不足
  "腑分けされた部位"の力を引き出せなかった
  アレフチームの分断を許した
  シエラリーダーとの戦闘に敗北した
  シエラ1へのトドメを躊躇った
  ■■■■の民との共同戦線を断った
  "プロメテウス・スペア"を破壊出来なかった
• エンディングナンバー82　人類軌跡、進撃*31
• エンディングナンバー85　警備チーム*32
  最終決戦時を終えたのち、警備チームが半分以上生き残る
  竹田 翼の生存
  田井中 誠が暴走せずに生存する
• エンディングナンバー99　2度目はなかった*33
  田村英夫、及び軍抵抗戦力、民間人全滅
• エンディングナンバー⁇　汝、只の人なりて*34
  雨桐を人に戻す
  貴崎凛を人に戻す
• トゥルーエンド　ヒロシマ〆アウト〆サバイバル*35
  樹原 勇気に全ての借りを返す
  海原 善人が諦めない
  マルスが生き残る

か行

怪物種（かいぶつしゅ）

バベルの大穴内のみに生息が確認されているこれまでの生物学におけるどの生物範囲にも当てはまらない生物、皆共通して青い血液を持つ

• 指定怪物種（していかいぶつしゅ）
  怪物種の中でも特に強力な種
• 接触許可指定怪物種（せっしょくきょかしていかいぶつしゅ）
  指定怪物種の中でも許可を受けた者のみ接触を許可させる、偶発的接触の場合、上級探索者未満の探索者はその探索の即時撤退が定められている。
• 接触禁止指定怪物種（せっしょくきんししていかいぶつしゅ）
  いかなる理由においても接触を禁止された怪物種。指定探索者のみ、組合に申請を出すことで討伐任務に向かう事が出来る。
• 戦略級怪物種（せんりゃくきゅうかいぶつしゅ）

ガンスリンガー(銃所持許可者)

探索者法により、探索者がダンジョンへ携行できる武器には制限がつけられている。特に銃器の類は難しい試験と厳しい認定基準を合格した一部の探索者にしか所持許可は下りていない。これはダンジョン酔いによる同士討ちを防ぐ為に設定されているルールである。特に、銃はその殺傷能力の高さと、殺意のハードルが低い事から一部の上級探索者と、国から認められた指定探索者しか持ち得ないものとなっている。*36

木亡き（きな - ）

灰ゴブリンの住居の生きた木材は、灰ゴブリンの力により命を与えられている。そのため、その場の部族が全滅したとき住居の木も死ぬ。その時に鳴り響く木が軋む音。

共通語現象（きょうつうごげんしょう）

箱庭の現象の一つ。箱庭では人類種は異なる言語を操るもの同士であろうと、意思の疎通が可能になる。怪物種に対してや識字能力には共通語現象は働かない。

公文書館（こうぶんしょかん）

世界中から、媒体、言語問わずに情報が集められている。情報や媒体は精密に分類されている。
探した人間にとって本当に必要な本が現れる"必要の本棚"が存在するという噂がある。必要の本棚を見つけるには違和感を感じとらなければならない、らしい。

コンティニュー・プログラム

シエラチームのメンバーに搭載されている機能。
死亡した瞬間、身体の中にあるスペアたちの再生機構を利用して蘇生させられる仕組み。色々弊害があり、記憶障害、精神汚染、その他多数のバグが発生する。

さ行

サイシン

進化の果実（しんか - かじつ）

神秘種

”神話に登場する存在”と酷似した超強力な怪物。*37現在、人類が遭遇したこの神秘種とはっきり認定されているものはおおよそ13体。

神秘の残り滓（しんぴ - のこ - かす）

箱庭の生命と違い、この世界、この惑星をルーツとするもの。その残滓。河童のミイラ、猿の手、鬼の骸、欠けた水晶。

人類軌跡 (じんるいきせき)　

星に備わる免疫機能の１つ。
惑星の支配種の数が
一定数を割った時に現れる自然の機構。
"慈愛" "信仰" "知恵" "正義" "堅固" "節制" "勤勉"

スワンプマン・プログラム

シエラチームのメンバーが死亡、復帰不可能となった場合発動されるプログラム。
記憶、人格、嗜好。そしてDNA構造。全てが当人と全く同じのクローン人間による欠員の補填。

星雲の堕とし仔（せいうん - お - ご）

外なる生物。人類と結合しておかないと地球の環境に適応出来ない。マルス、グリゴリ、プロメテウス。

た行

探索者（たんさくしゃ）

• 上級探索者（じょうきゅうたんさくしゃ）
  世界に1058人しかいない。
• 指定探索者（していたんさくしゃ）
  国家より特権と地位の指定を受け、国家戦力に数えられる特別な力を持つ世界に50人もいない探索者。*38

探索者組合（たんさくしゃくみあい）

探索者端末（たんさくしゃたんまつ）

探索者の情報が紐付けされた端末。*39通信機能*40、録音機能*41、メッセージの自動翻訳*42、電子決済*43など一般的に想像されるスマホの機能に近いものは一通り搭載されている様だ。

探索者深度（たんさくしゃしんど）

• 深度I（しんど - ）
  ダンジョン酔いへの耐性の獲得、ほんの少しの身体能力の向上。
  該当：探索者全般
• 深度II（しんど - ）
  ダンジョン酔いへの強い耐性、驚異的なまでの運動能力の向上。
  該当：一部の上級探索者、多くの指定探索者
• 深度III（しんど - ）
  科学的に説明のつかない事象、超科学現象を自らの意思でコントロール。
  該当：味山只人、アレタ・アシュフィールド

ダンジョン酔い（ - よ - ）

箱庭の現象の一つ。運動能力を下げない酩酊に似た状態を指す。酔いの症状として、理性の低下、良心の呵責の消失、恐怖心の欠如、テストステロンの過剰分泌などの状態が確認されている。箱庭内部に侵入した時点で、人体への影響が始まる。侵入時間の経過により酔いは増していく性質がある。
探索者は先天的、もしくは後天的な要因によってこの酔いに対するある程度の耐性を持つものである。自衛軍や多国籍軍など酔いの耐性を持たない人間が正常にダンジョン内で活動出来るのは3時間が限界である。感情の動きによって発症したダンジョン酔いの症状は重い事が多い。このタイプのダンジョン酔いの症状としては、多幸感が時間経過による酔いに比べて強く、また無謀な行動を取りやすくなるという特徴がある。
酔いによって運動能力の向上、心肺機能の強化、脳の構造等が変化する。例え酔いが覚めていたとしても、構造自体が変化する脳はもう元には戻らない。

TIPS（てぃぷす）

味山只人が聞くことのできるヒント。なんでも知ってる★5￥$の声を"耳"が拾う*44)様だが、詳細は不明。

沈殿現象（ちんでんげんしょう）

箱庭の現象の一つ。唐突に地面がまるで砂漠の流砂のように沈み始め、陥没していく現象。原因は不明だが、一階層の水晶地帯の大水晶が二階層や三階層で見つかったことから沈んだものは沈殿現象が起きた階層より下へ移動する可能性が高い。ダンジョン内の階層は単純に下に存在しているわけではないことから、侵入と同じように一種の超空間を移動しているという説もある。

特異個体（とくいこたい）

トロフィー

一定条件を達成する事によって得られる。
主なトロフィー目標としてはダンジョン階層突破、怪物種の一定数以上の討伐などが挙げられます。
またトロフィーは各国別々で設定されており、その国の誰か1人がトロフィーを獲得した場合、その報酬は国民全員に行き渡るようになります。
例・ダンジョン20階層到達トロフィーを、アメリカ所属の探索者が、獲得した場合はアメリカ国民全員に"ウイルス耐性"報酬が付与されます。

な行

人間奇跡　"前進"

これは人類が惑星に刻んだ軌跡ではない。これはたった1人の人間が当たり前に積み上げ、証明したちっぽけな奇跡である。

"前進"特性
前へ進む為に、この世全ての理不尽にそれ以上の理不尽を叩きつけることが出来る。
　前へ進むことに対して全ての行動に絶大なプラス補正をかける。
　人類の歴史上、歴史の転換に現れた複数の人間に発現していたバグ。
　事実上、"前進"特性を持つ者は進む続ける限り、理不尽に負けることはない。

は行

箱庭（はこにわ）

詳細は「箱庭」を参照。

バベル島（ - じま）

バベルの大穴（ - おおあな）

「凡人ソロ探索者」「凡人探索者」における箱庭のこと。旧約聖書の創世記第１１章１節における「全ての地の人は同じ言語を用いた」という一文から肖り、共通語現象が発生する箱庭をソフィ・M・クラークが名称した。現代ダンジョンとも呼ばれる。

光の腕環（ひかり - うでわ）

部位保持者（ぶいほじしゃ）

ブルー因子（ - いんし）

怪物種を怪物種としてたらしめる因子。怪物種ごとにブルー因子の固有波数がある。人類が怪物種を討伐・捕食すると体内に蓄積されるが、ブルー因子が人類の許容摂取範囲を超えると人類も怪物種に認定される。

腑分けされた部位（ふわ - ぶい）

1人の人間、"其れ"。そのバラバラになった亡骸。"彼女"の力と、"其れ"の歩んだ道が生み出した化け物。
"脳"　"髪"　"口"　"歯"　"永久歯"　"耳"　"眼"　"腕"　
"手のひら"　"爪"　"内臓"　"皮膚"　"筋繊維"　"皮下脂肪"　"骨"

各部位の約定集

"腕"
「約定を、ここに」
「秘された物語を再現するのは"腕"の翡翠の担い手なり」
「秘された物語は示す、"某"が成した偉業はまさに人類の業なりて」
「"某"はまずはじめにその"腕"にて木々を薙ぎ倒した」
「それは木々を尖らせるもの、木々を手繰るもの、木々を尖らせるもの、木々を焚べるもの。"某"は腕によって木を操り、それをあらゆるものとして扱った」
「神の作りたもうた惑星の自然、その不可侵は"腕"の業により終わりを告げた」
「某はその業により、人の傲慢を広げた。ここに人は道具を用いて他者を害することを覚えた」
「世界を侵せ、他者を害せ」
「樹心限界」

"眼"
「約定をここにーー」
「秘された光景を再現する」
「某の成した偉業はまさに人の業なりて」
「某はしかして、"光"と共に在り、そして"光"と別たれる道を選んだ。永遠の安寧よりも、人としての終わりを望んだ。それでも、その眼に焼き尽く光は消えず」
「別れと終焉、別れと絶望、その法則は"眼"の業により潰えた。例え別れようとも、例え終わろうとも、人は思い出を抱えることが出来ると」
「消し飛べ」
「剥離光景」

"内臓"
「約定をここにーー」
「秘された物語を探すのは脳と内臓の容れ物なり」
「秘された物語は示す。其が為した偉業はまさに人類の業なり」
「某はそして殺した獲物の肉をその内臓で吸収し、己がものとした」
「命が廻る、命が還る、その法則はここに、内臓の業により終わりを告げた」
「消命反芻」

"脳"("手のひら"　"永久歯"　"髪の毛")
「約定をここにーー」
「秘された物語を探すは脳と内臓の容れ物」
「某はいつも考えていた、脳みそとともに新たなる獲物の殺し方、そして世界に潜む全ての見えないもののことを」
「問い、そして脳みそは全て覚えている、解答、その身体の動かし方を、部位達の役割を」
「誰が忘れようか、己の愛しい身体達のことを。その終わりが例え、無意なものとしても」
「脳みそは覚えている。かの部位、"手のひら"の物語を。"腕"との争いに敗れた哀れなるその部位の役割を」
「かの部位、"永久歯"の物語を。例え"口"に食まれたとしても、その役割が消えることなどない」
「"髪の毛" 例え、"腕"にその存在を毟られ、葬られたとしても"脳みそ"はその在り方を覚えている。かつて彼女の手櫛に梳かされたその心地よさを」
「脳裏全身」

壁画（へきが）

• 壁画の魔物（へきが - まもの）

ヘレルの塔（ - とう）

凡人（ぼんじん）

才能だけでなく、成すべき宿命も、選ばれし運命も、貫くべき信念も、何も無い。ただ生きて死ぬだけのどこにでもいる大凡の人間。しかし、持たざるモノには持たざるモノなりの利点もある。

ま行

や行

約定（やくじょう）

宿主体（やどぬしたい）

ラドン・M・クラークによって星雲の落とし仔との結合に最適化されるように調整された者のこと。そのため強い薬物耐性と、薬物への最適化調整が施されている。プロメテウスの宿主体はグレン・ウォーカー、グリゴリの宿主体はブライトとなる。

ら行

わ行

王龍（わんろん）

英数字・記号

€

＊