登場人物

Last-modified: 2024-05-01 (水) 23:26:15

凡人ソロ探索者/凡人探索者

アレフチーム

味山只人(アジヤマタダヒト)

「凡人ソロ探索者」「凡人探索者」の主人公。アレフチームのひとりでアレタ・アシュフィールドの補佐探索者。"其"の残滓を持つ。得物は斧類。年齢は1999年3月21日生まれの29歳。出生地はヒロシマ県ヒロシマ市北ヒロシマ町。現在は探索者用アパートにて暮らす。趣味は釣りと自炊とTVゲーム。外見は黒い髪に、栗色の瞳、短い手足に分厚い胸板をしている。両親はいないため父方の祖父・味山豊彦が親代わりとなっている。また出来の良くて人の良い弟がいる。心象世界は静かな山の中の渓流の光景。
性格は自分を臆病で、思慮深く、慎重な人間だと思い込んで利他的なふりをしているが、その本質は重度の利己主義者。他者に依存せずに生きていけてしまえる人間。それでいて仲間や友に対しての情に厚く、その為なら自分を捨てて利他的、自己犠牲、大胆にして蛮勇となる。死ぬことよりも安全、尊厳、誇りを奪われることに恐怖している。味山只人にとって恐怖とは自分を殺すものであり、恐怖は戦う力で殺すものであるため、それらのためになら才能がなくても、訓練されたわけではもないのに、戦い、殺し、生き残ることができる。成すべき宿命も、選ばれし運命も、貫くべき信念も、恵まれた才能もない凡人だから、特別に憧れ、莫大な力を手に入れることを願っている。また特別ではないから、敵対する者には使えるものはすべて出し惜しみせずに利用して殺す思想をもつ。
学校を卒業後、会社に就職するも社会人生活によるストレス、挫折、倦怠感にまみれながらサラリーマンを三年間真面目にこなしていたが、会社で行われた健康診断にて探索者の適性があると判明してからは会社を辞めて探索者となる。フレッシュマン制度にて貴崎凛と坂田時臣の指導役として同じ班となり、その後貴崎凛と坂田時臣のチームに編入するが半年後に坂田時臣との暴行事件が起きてからはソロ探索者へ戻った。
2028年夏。遺留品捜索依頼中に"耳"と遭遇。"腕"の翡翠を通じて、一時的に"腕"の部位保持者となり、自衛軍と合流して撃退あるいは逃亡を図るも"耳"と共に沈殿現象に巻き込まれる。同時期に調査依頼を受けて急行していたアレタ・アシュフィールドが独断で味山只人が巻き込まれた沈殿現象に自ら飛び込み、アレタ・アシュフィールドと共に"耳"を撃退する。その後に"腕"が敵対したため単独で"腕"を撃退したことで"腕"の部位保持者ではなくなったものの、"耳"と"腕"を撃退した報酬として”耳”から耳糞を分け与えられ"耳"の部位保持者となる。三年後に"耳"との決着を約束し、そのために強くなることを決意する。
アレタ・アシュフィールドからのスカウトにより補佐探索者としてアレフチームに加入する。遠山鳴人の捜索依頼中に発生した"耳"との偶発的遭遇時にはグレン・ウォーカーと共に殿を務め、重傷を追うも撃退する。アレタ・アシュフィールドの補佐探索者として一部の探索者に知られていたが、アレタ・アシュフィールド休業記者会見後のデモンストレーション以降、一般人にも名が知られることになる。

キャラ・シート

NAME 味山只人 
RACE 人間 ホモ・サピエンス
STR(筋力)……5
INT(知性)……3 (成長限界7)
POW(精神)……6 (成長限界7)
所有遺物 無し
所有取得物 知らせ石 その効果、突発的危機の警告。
*斧取り扱い+3
*探索者+1
*殺害適性+2
*完成された自我(社畜)+5
*女は悪魔+4
*星の噛み跡
*凡人
*恐怖耐性+2
*凡人の怒り
*耳の部位保持者
*腑分けされた部位
*神秘の友人
*九千坊の子分
*九千坊の尻子抜き
*九千坊球磨川絵巻物語
*鬼裂の盟友
*鬼裂の呪血式
*2人目の火葬者+1
*血の命令への耐性
*3年後の決着
*継木された右腕
*たいまつの右腕
*墓石の最前
*大罪人
*耳の業
*耳の大力
*耳の血肉
*耳の化身
*周回特典
*$¥€¥2¥

「凡人探索者」89話 11月25日まで。戦力状況。

アレタ・アシュフィールド

「ヒロシマ」のアレタ・アシュフィールドについてはリンク先を参照。
"52番目の星"と呼ばれるアメリカ合衆国所属の指定探索者。アレフチームのひとり。"彼女"のかけらを持つ。得物は槍。接触禁止指定怪物種"嵐"を撃退した事で手に入れた號級遺物ストーム・ルーラーによって世界から嵐を消し去り、その嵐の支配権を有する現代の英雄。その偉業から人でありながら星条旗に一番輝く金色の星として記録された。
外見は金髪の切れ長で小さな顔にアーモンド型の碧眼と小さな唇、そして豊かな胸元をしている。妹にはアレサ・アシュフィールドがいる。両親は共に軍へ所属していたが、彼女と彼女の妹が幼少期に祖母に預けられて以降、両親が帰ってくることはなかった。
性格はメサイアコンプレックス染みており、誰かを救うことは当たり前のことであり、それが神より与えられた自分の役割であり、その役割を果たし続けなければいけないという一種の脅迫概念にも似た強すぎる想いを持つ。それは合衆国の風土や、海兵隊に所属していた事などの要因もあるが、迷子になった両親が自分を見つけてもらいやすくなるようにという幼少期に受けた影響もあげられる。物覚えが悪く、興味のある人の顔や名前以外を覚えない。
探索者となる以前は海兵隊に所属していた。2025年に軍の流れで探索者となりソフィ・M・クラークとはその頃からの付き合いであり、アリーシャ・ブルームーンは当時の二人の教官だった。
2028年夏。味山只人と共に"耳"を撃退し、彼を補佐探索者としてスカウトする。彼の在り方に魅入られ、恋心に近い想いを抱いている。遠山鳴人の捜索依頼中に発生した"耳"との偶発的遭遇時にストームルーラーを限定使用して、"嵐"の"彼女"に乗っ取られてしまうも味山只人が"彼女"を追い払うものの、現在まで侵食され続けている。また探索者深度IIIとなったことで、2028年9月23日に深度IIIを解明して、世界の役に立てるため探索者として休業した。

ソフィ・M・クラーク

「ヒロシマ」のソフィ・M・クラーク についての詳細はリンク先を参照。
"バベルの名付け親"、"女史"と呼ばれるアメリカ合衆国所属の指定探索者。アレフチームのひとり。ラドン・M・クラークが孤児院から見出した養子。外見はアルビノであり、白い髪を赤く染めたショートボブ、人形のように整った小さな鼻や唇は新雪が積もったかのように白く、右眼は望遠レンズが嵌め込まれ、左眼は彼女本来の真紅の瞳をしている。
探索者道具として準遺物虹の紐を所有する。人類の進化に興味があり、その為に"委員会"に所属している。

グレン・ウォーカー

"グレイウルフ"と呼ばれるアレフチームのひとりでソフィ・M・クラークの補佐探索者にして上級探索者。ラドン・M・クラークによって星雲の落とし仔であるプロメテウスとの結合に最適化されるように調整された"宿主体"。そのため強い薬物耐性と、薬物への最適化調整が施されている。外見は灰色の逆だった髪と水色の瞳、小麦の肌に無骨な緑色のミリタリージャケットを纏う。得物は怪物種の素材と最新の科学兵器の融合により生み出された戦闘用パワーグロープ。殴りつけた対象を内部から音波で崩壊させる。
性格はいい加減で、深く考えずに突っ走る。おだてられるとすぐに調子に乗る。味山只人とは同じチームの仲間であり悪友の関係であり、鮫島竜樹とともにあめりやへ遊びに行く仲である。あめりやの朝日に好意を抱いている。
半年前にソフィ・M・クラークの補佐探索者となる。遠山鳴人の捜索依頼中に発生した"耳"との偶発的遭遇時には味山只人と共に殿を務め、重傷を追うも撃退する。

探索者

貴崎凛(キサキリン)

坂田時臣と同じチームのリーダーであり上級探索者。味山只人の元チームメンバーにもあたる。得物は刀剣。年齢は18歳の現役高校生。外見は小さな顔に、味山只人より少し小さな身長と豊満な胸、アーモンド型の茶色な眼をしており、髪はポニーテールで結んでいる。
鬼裂の一族の末裔であり、勉強も、運動も、容姿も、才能も、初めから持っており、それら全部に使い道のない自分の才能の無駄さに虚しく、人生に退屈していた。しかし父親を下し"納屋の骸骨"を見た時から自分の才能の使い道は自分の願いを叶えるためにあることを覚え、欲しいと願ったものは全部手に入れたいという欲求が生まれる。世界初の学生探索者の一期生にして最年少の探索者としての初めての探索で、フレッシュマン制度にて指導役となった才能のないただの凡人が怪物種という強大な命を終わらせていく姿とその笑い声に見惚れ、味山只人を半ば無理やりチームに編入させる。しかし半年後に坂田時臣との暴行事件が起きてからは味山只人のことは一度諦めるものの、アレタ・アシュフィールドの補佐探索者になったことを知ると、"52番目の星"を下して味山只人を自分の補佐探索者とすることを決意する。そのために指定探索者となることは彼女にとって通過点でしかなく、探索者制度が始まって以来最速で上級探索者に昇格した。味山只人との模擬戦闘で、鬼から人へと戻ることができた。

坂田時臣(サカタトキオミ)

貴崎凛と同じチームに所属する探索者。味山只人の元チームメンバーにもあたる。父親は国の要職を経て探索者組合のニホン支部の理事メンバーで、母親は貴崎家の侍従の一族であり貴崎凛とは幼なじみの関係にある。身長は185cmあり、好青年な装いをしているが、本性は傲慢で、冷酷で、自己中心的。彼の人生は洗練されていたものの、味山只人に出会ってからは狂い始める。2028年9月3日にバベルの大穴で遺物女殺油地獄を所有した。2028年10月。あめりやの雨霧に使用するもレジストされ、味山只人に脅されたことによる苛立ちを路地裏で吐き出していたところに人智竜の端末と出会ったことで端末化されている。

鮫島竜樹(サメジマタツキ)

「ヒロシマ」の鮫島竜樹についてはリンク先を参照。
味山と同じタイミングで探索者になった元銀行員ソロ探索者。オールバックにジェルで整えられた髪、整った眉、三白眼気味で八重歯をしている。味山只人とグレン・ウォーカーとは悪友の関係で、あめりやへ遊びに行く仲である。あめりやの朝霧に好意を抱いている。シスコンで姪コンである。

樹原希(キハラノゾミ)

「ヒロシマ」の樹原希についてはリンク先を参照。
探索者。兄には樹原勇気がいる。2028年7月頃にバベルの大穴の探索中に行方不明となり死亡している。その死骸は人智竜によって肉人形にされた。2028年9月5日、味山只人と交戦して肉人形として死亡する。

スカイ・ルーン

"星見"、"ケルト十字"と呼ばれるアイルランドの指定探索者。
號級遺物 "ケルト十字"を所有している。

ルイズ・ヴェーバー

"怪物狩り"と呼ばれるドイツ連邦の指定探索者。
短めの銀髪に、パダワンみたいな一房のポニテもどき、狼みたいに鋭い蒼い瞳と、身長190センチ程の偉丈夫。
世界最高峰の実力者であり、数多の怪物狩りを生業とする他の全ての探索者に先駆けて、"怪物狩り"と呼ばれる男。
探索者の戦闘技術についての書籍を出していたりもする文武両道のメンヘラゴリラ。
人知竜曰く、平均的な指定探索者10人分の戦闘力らしい。
遺物 "シグルズ"  
遺物 "ワイルド・ハント・ファースト:
遺物 "リンデン・バウムの常緑葉"
遺物 "巨人の心筋" 
遺物 "ヴォルムスの薔薇"
遺物 "クランプスの錆びた鐘"
遺物 "翼持つ蛇の心筋ケツァルコアトルス" 
遺物 "正義ジャスティス"
他複数の遺物を所有している。

アナスタシア・ホーレン

"くるみ割り"と呼ばれるロシアの指定探索者。
戦闘用ではあるが趣味優先のドレス型の探索者服、
高い身長に、腰まで伸びた薄い白色に近い金髪を持つ、高い鼻、鋭い目、呑気な声がアンバランスな女。
號級遺物 "冬の日ジミニー・デニ"を所有している。

曹宇辰

"昇り龍"と呼ばれる中華人民共和国の指定探索者。
切長な一重の鋭い、鷹のような瞳をしたぴっちりした髪型におさげ頭が特徴の長身の男性。指定探索者に珍しく常識のある人物。
號級遺物 "昇龍"を所有している。

ロイド・アーダルベルド

"黒い森"と呼ばれるドイツ連邦の指定探索者。
ヒョロヒョロした細身の白人の男。
ドイツ南部の片田舎出身
明るい茶色の前髪は長く、目を覆い隠すほど。脚は長いがズボンの上からわかるほどに細い。格上の相手にはへりくだり、子分のような待度を取る。しかし、自分より下の相手には極めて傲慢である。国や自分が舐められるのを極端に嫌う。
號級遺物 "黒い森シュヴァルツヴァルト"を所有している。

カーラ・ロス

"大口径"と呼ばれるアメリカ合衆国の指定探索者。
所有遺物 "ブラック・ボックス"
露出度の高い戦闘服に、大型の対怪物種鎮圧用ライフルを装備した派手目の若い女。
"52番目の星"や、"女史"、"大陸の女神"などのビッグネームには一歩、二歩劣るものの、戦闘力においては実銃というこれ以上ない確かな火力に、遺物による高い機動性、また防御にも使用出来る応用性から高い評価を受けている。

伊加利為人(イカリタメヒト)

"はじまりの探索者"、"ザ・ファースト"と呼ばれる指定探索者。3つの號級遺物を遺し、そのうちの1つを組合が所有している。現在行方不明となっており、委員会が捜索している。

名称不明

"王剣"と呼ばれるフランスの指定探索者。
マント付きのキラキラした装飾の多い探索者服を着用した王子風イケメン。指定探索者の中でも最上位の実力者であり、白兵戦においてはルイズ・ウェーバーと1、2を争うほど。
所有號級遺物 "ビシュワーズ"もしくは"ジュワユーズ"

エリック・パーション

スウェーデンの指定探索者。
白髪の優男。
熱を操る遺物を所有している。

ルーナ・ウィンバリー

"大陸の女神"と呼ばれるアメリカ合衆国の指定探索者。
世界で唯一、遺物を持たない指定探索者
"運命"、"宿命"などのルールがヒトの形を得た存在。全ての人類のうち、"選ばれた者"に類する者への絶対優位権を持つ。

カタリナ・A・ハインライン

"魔弾"と呼ばれるドイツ連邦の指定探索者。
底抜けに明るい性格を持つ、UE圏上位の指定探索者。
號級遺物 "ザミエル・バレッタ"を所有している。
"耳"によって殺害される。

リロイ・アルバード

「前だ!! 障害は全て、壊して、進む」

"開拓者"と呼ばれるUE圏の指定探索者。
豊かな髭と熊のような肉体をもつ大男。
號級遺物 "大開墾時代グローべ、アンボゼート"を所有している。
"耳"によって殺害される。

"テンプルナイト" 

最大宗教、世界一小さな国。バチカン市国の保有する指定探索者も含む集団の名称。
単一にして群体の宗教的戦力であり、何度殺しても復活する神の群体、軍隊である。

名称不明の指定探索者

"砂漠の花" 砂を生み出し操る遺物を所有
"雷獣" 己に雷を宿す遺物を所有
"血槍" 血の槍を生成する遺物を所有
"晴嵐" "春風" 大陸(中国)の指定探索者

アリーシャ・ブルームーン

アメリカ合衆国に所属する元探索者。アレタ・アシュフィールドとソフィ・M・クラークの上官にして教官。アレタ・アシュフィールドにとって同僚であり、友人でもあり、姉のような存在。現在はアレタ専属サポーターとなっている。アレタ・アシュフィールドは男運が悪い事以外欠点はないと評している。
「ヒロシマ」では"彼女"に選ばれたことで指定怪物種アビス・ウォーカーとなり、アレタ・アシュフィールドを殺害。アリサ・アシュフィールドの最後の敵となり後に死亡する。

レア・アルトマン

元探索者。公文書館の自由司書であり、
遺物 "キャラ・シート"所有者

探索者組合

菊池清吾(キクチセイゴ)

探索者組合日本支部日本人サポートセンターに所属する味山只人の担当。先日38歳を迎えた。

自衛軍

田村秀夫(タムラヒデオ)

自衛軍攻略科第2中隊所属、桜小隊第11班の班長。階級は軍曹。
夏の耳戦で生存している。

木原(キハラ)

自衛軍攻略科第2中隊所属、桜小隊第11班。階級は一等兵。車両の運転をしている。

北嶋(キタジマ)

自衛軍攻略科第2中隊所属、桜小隊第11班。糸目の男。

混合部隊

チャールズ

TIPS€ 編集中

デルタ

TIPS€ 編集中

ヘイムズ

TIPS€ 編集中

ラスク

TIPS€ 編集中

あめりや

雨霧

中華人民共和国「雨桐」を参照。

夕顔

中華人民共和国「九天玄女」を参照。

朝顔

中華人民共和国「白水素女」を参照。

朝霧

TIPS€ 編集中

朝日

TIPS€ 編集中

ニホン

多賀真二(タガシンジ)

TIPS€ 編集中

上村(ウエムラ)

TIPS€ 編集中

アメリカ合衆国

アラン・ウェイク

TIPS€ 編集中

ライアン・フロディ

TIPS€ 編集中

中華人民共和国

王大校

TIPS€ 編集中

雨桐

TIPS€ 編集中

九天玄女

TIPS€ 編集中

白水素女

TIPS€ 編集中

その他

海原善人(ウミハラヨキヒト)

ヒロシマ「海原善人」を参照。

アリサ・アシュフィールド

ヒロシマ「アリサ・アシュフィールド」を参照。

雪代長音(ユキシロオサネ)

ヒロシマ「雪代長音」を参照。

ラドン・M・クラーク

ヒロシマ「ラドン・M・クラーク」を参照。

教祖

過去の人物。新興宗教団体「光の腕環」の教祖。2020年に多くの予言を残して行方不明となる。

大木多佳雄(オオキタカオ)

過去の人物。2023年に日本史上最多の殺人事件を起こした容疑者。機動隊によって銃殺される。

ヒロシマ

探索チーム

海原善人(ウミハラヨキヒト)

「ヒロシマ」の主人公。"其"の残滓を持つ。ファーストペンギンと呼ばれている。基特高校探索チームに所属する。
心象世界は青い海と白い砂浜。砂浜の上には大きなヤシの木が一本立っており、そこには進化の果実が実っている。
「凡人探索者」では株式会社ユキシロメディカルでサラリーマンをしている。オンラインゲームでアリサ・アシュフィールドと出会い、雪代長音には秘書として引き抜かれようとしている。頑張れ善人。

雪代長音(ユキシロオサネ)

基特高校探索チームに所属する。

久次良慶彦

基特高校探索チームに所属する。

鮫島竜樹

基特高校探索チームに所属する。

樹原勇気

基特高校探索チームに所属する。
凡人探索者世界線においては、幼いころに死亡している。

警備チーム

田井中誠

警備チームに所属する。

竹田翼

警備チームに所属する。

基特高校

雪代継音(ユキシロツグネ)

生徒会に所属する。

春野一姫

TIPS€ 編集中

多喜遠果

TIPS€ 編集中

アメリカ合衆国

アリサ・アシュフィールド

姉にはアレタ・アシュフィールドがいる。

マルス

星雲の堕とし仔のひとり。

その他

ウェンフィルバーナ・ジルバソル・トゥスク

箱庭の関係者「ウェンフィルバーナ・ジルバソル・トゥスク」を参照。

ラドン・M・クラーク

TIPS€ 編集中

アレタ・アシュフィールド

「凡人ソロ探索者」「凡人探索者」のアレタ・アシュフィールドについての詳細はリンク先を参照。
過去の人物。アビス内にて指定怪物種アビス・ウォーカーによって殺害されている。

ブライト

ラドン・M・クラークによって星雲の落とし仔であるグリゴリとの結合に最適化されるように調整された"宿主体"。

レド

グリゴリ

星雲の堕とし仔のひとり。

プロメテウス

星雲の堕とし仔のひとり。

凡才探索者

遠山鳴人(トオヤマナルヒト)

『凡才探索者』の主人公。"其"の残滓を持つ。外見は癖のついた手入れされていないぼさぼさの髪に平凡な薄い顔立ち。眠たそうな半目をした栗色の瞳、体つきは細いが芯はしっかりしている。味山只人はチベットスナギツネに喩えている。性格は享楽的で、今を刹那的に楽しめればそれでいいと思っている。また貧乏性でエリクサーを取っておいて最後まで使わないタイプでもある。
2025年に探索者となったガンスリンガーの上級探索者。得物は片手槌と拳銃。戦闘に秀でており、戦闘力だけなら指定探索者と比べても引けをとらないと評価されるほどで、カナヅチのトオヤマとして有名。グレン・ウォーカーとは上級探索者昇格試験では同じ組だった。未登録遺物キリヤイバを所有する。ただし前述した貧乏性から死ぬ間際にならないと使用することはない。
殿を務め、沈殿現象に巻き込まれて死亡する。しかし"彼女"によって蘇り、異なる世界で目覚めることになる。
片手槌と拳銃は
甲殻製戦闘用金槌4号 バカハンマー
旧式M1911ハンドガン

ウェンフィルバーナ・ジルバソル・トゥスク

箱庭の関係者「ウェンフィルバーナ・ジルバソル・トゥスク」を参照。

竜の巫女

第1等級の冒険者。遠山鳴人が異なる世界で初めて出会い、殺し合った人物。

ラザール

かつて王国にて"シャドウ・トゥース"と呼ばれていたリザドニアンの男。作ったパンの味と今際の際に思い浮かべた光景が一致したことで遠山鳴人に気に入られ、パン屋を経営するという夢を叶えるために行動を共にしている。
天使の眷属である"悪事のフローリア"に目をつけられており、"影の導き(シャドウ・ハイチュー)"という自らの影の中に潜んだり、影を物質化して扱うことが出来る"スキル"を使うことができる。本人は「他人を傷つけて生きてきた悪党」を自称しているが、基本的に善人かつ常識人であるため、よく遠山鳴人に振り回されている。鳴人とドラゴン達の痴話喧嘩が起きた際は、巻き込まれないように避難をするか、ハチミツ水を飲むことに集中して無関係を装う。通称「ハチミツトカゲ」

箱庭の関係者

"彼女"

箱庭の彼女と呼ばれ箱庭の奥底で眠る少女。光、天使とも呼ばれる。"其"を貴方、"其"の残滓をあなたと呼ぶ。外見は金髪碧眼。腑分けされた部位は"其"の亡骸から"彼女"の力によって分けられて生み出されたとされる。あなたが貴方に至るまでの物語を見ており、また貴方に会うことを望んでいる。自らの力で人を繋げて、手助けしているつもりでいる。
「凡人ソロ探索者」「凡人探索者」ではまえがきとあとがきに登場。味山只人を見続けており、彼女のかけらであるアレタ・アシュフィールドを"嵐"の"彼女"を通して取り込もうとするも味山只人に追い払われる。それ以降も彼女のかけらを通して、味山只人に干渉している。
「ヒロシマ」ではアリーシャ・ブルームーンと樹原勇気にThe Sailor Who Fell from Grace with the Sea(午後の曳航)と呼ばれる力を貸す。
「凡才探索者」では沈殿現象に巻き込まれて死亡した遠山鳴人を蘇らせ、異なる世界で目覚めさせる。

"其"

TIPS€ 編集中

"耳"

腑分けされた部位のひとつ。

"腕"

腑分けされた部位のひとつ。

人知竜

"彼女"に選ばれた箱庭の管理人のひとり。
部位戦争にて味山に敗北し、燃やされるが、味山に人知竜魔術式を報酬として与えた。

ウェンフィルバーナ・ジルバソル・トゥスク

"彼女"に選ばれた箱庭の管理人のひとり。アイルズの民。風の部族、トゥスクの巫女。人間種からはエルフと呼ばれている。外見は白銀のような肌に自己主張し過ぎないわずかに膨らんだ胸、キュッとくびれた腰、足は長く細い。瞳は奇妙な光彩をしている。砂漠の国の民族衣装のような出立ちをしている。
性格は利他的で自分以外の誰かのために戦うしかできない。わざとではないが黒幕めいた言動をしている。
得物は紫の矢羽、一族の伝統工芸品の祖母が作ってくれた弓矢。
幼少期は祖母と共に暮らしていたが、祖母が世界によって奪われ後にソロ冒険者となる。竜の巫女を討つためにヘレルの塔に居たところに遠山鳴人と出会い遠山鳴人の了承の上で記憶を消して再会を約束する。手に入れた力を他人を優越するためにしか使おうとしない人間、世界を救う気のない天使、祖母を奪い、争う事しかしない世界を嫌っており、世界を壊そうとしていたところに探索者のニホン人が立ち向かって来て殺される(救われる)
死亡した後は「ヒロシマ」のアビスで目覚めてアリサ・アシュフィールドと出会う。後に海原善人と田井中誠と出会い二人は彼女にとって初めての友人になる。また海原善人に対しては好意を抱いている。海原善人との出会いは彼女の在り方に影響を与えるも、結局は利他的な自己犠牲という悲しい道を辿り、雪代長音に叱咤をしてから海原善人達とは別れる。その後の足取りは不明。