コルセーア ~暁の女神~

Last-modified: 2018-01-17 (水) 20:53:40

コルセーア ~暁の女神~

感想

  • 大海原をゆく戦艦アナトリア。輝く太陽を額に頂く美しい女神の像が船首に据えられた、その戦艦の主は、モレア海を制する海賊プレヴェーサの姫君――アウフェリア・ファーレス。女神が抱く太陽のように、明るく生命力に満ち溢れた16歳の少女。陸でじっとしていることを好まず、大海に出て海賊家業を楽しむ彼女は、仲間達からアウラと呼ばれていた――。彼女の意中には、長年、想い続けているひとりの青年がいた。7歳の時。道端で死にかけていたところを拾い、プレヴェーサへと迎え入れた美しき盲目の青年カナーレ。現在、彼は、作戦参謀として統領であるアウラの双子の弟・レティにつき、旗艦ベル・エイメに乗船していた。ずっと会っていない……。寂しさを隠せないアウラのもとに、レティたちがとんでもない大きな収獲を上げたという情報が。一族の拠点・シェルシェル島にベル・エイメが帰還するまえに、カナーレに会いたい! アウラは、伝令を出し、カナーレに会うためにディノスへ向かった。だが、そこでカナーレと自分の未来を左右する大事件が……!ショックから気が散漫になってしまった彼女は、買い付けのためにでかけた馬市で、何者かに襲われ、連れ去られてしまう……。そしてアウラが連れ去られた先は―――。コルダラン総督・ジャン=ユーグ・ドービニエ公爵の館だった。そこでアウラが総督の口から聞かされたのは、なんとカナーレの名前だった……!! いったいなぜ……? やがてアウラは、カナーレとユーグの間に隠された、歪みに歪んだ家族の情愛、深い憎しみに彩られた過去を知る―――。執拗にカナーレを狙い殺そうとするユーグ。二人の青年の間に存在する、叶うことのない「愛」。――愛してあげられないの? 二人の心の葛藤を知ったアウラは、彼らの心を救いたいと願う……。だが運命は、二人の青年を、もっとも無慈悲で残酷な結末へと導いてゆく――。アウラが運命を感じたカナーレとの出会い。共にプレヴェーサで暮らすうちに育んで来た彼への思いと決別。そして、カナーレの兄・ユーグとの邂逅、迎える結末――。カナーレとユーグの戦いを、アウラの視点で描いたもうひとつの物語
  • 『コルセーア』シリーズのスピンオフ作品。ニューエイジ・サイバーレーベルなので非BL扱いです。CYBER PHASE LABELの本編と混ぜないで下さい。
  • フリト司会堀江さん鳥海さん鈴木さんで「超えました」1分半。
  • ⅠとⅡの同時間軸、アウラ視点のお話です。アヤースとカナーレが出会う回想シーンとか、ユーグとアウラのいきさつとか、シリーズ好きにはおいしい聞き所がたくさんあって楽しめました。これ聞いたあとすぐにⅠから聞き直したくなりますね。絡みシーンはどのカプもなし。すべて場面転換処理されてましたw -- 2008-02-27 (水) 10:36:40
  • ナレが森川さんでスタートするが、アウラ視点なので殆んどのシーンに女性声有り。話がスピーディに流れるので本筋の方を聴いておかないと置いて行かれる。あくまでも本筋の補填話という立ち位置。ユーグ×アウラ=子供の下り辺りは場面転換で飛ばされるので意識して聞かないと判らない。詳しい所はコレでも触れられず残念。ドラマとして聴き応えのあるシリーズ非BLスピンオフ。
  • 絡みのあるなしは関係ない。コルセーアを好きな方には必須。より物語を楽しむためにぜひ聴いて欲しい。 -- 2009-07-11 (土) 03:28:11
  • 1,2の後にどうぞ。1,2では抜けていた部分がこちらで補足されているので、BLとしてではなく、あくまで話の補充として。これを聴くと聴かないとでは話の厚みも中身も違うので、前作2枚しか聴いていない方で「BLじゃないから」という理由で聴いていない方には是非聴いて欲しい一枚。ぐっと話が面白くなります。 -- 2009-10-03 (土) 13:58:37
  • なぜアウラが未婚の母になったのか。。。カナーレとの出会い。。。アウラサイドの物語。コルセーアファンなら必ず聞いた方がいいです。これですべての話がつながると思います。岸尾さんの子供役はすごいの一言。できればコルセーア Ⅴ ~記憶の鼓動~ を聞いてから聞いた方がいいかな。-- 2009-12-25 (金) 14:16:41
  • 全サ「コルセーア kiss」にフリートークノーカットバージョンあり。可愛く強いアウラに高潔のユーグの会話シーンが印象的。堀江さんのナレーションは心地よい。 -- 2011-01-27 (木) 13:47:40