Snow Crystal

ノーマルゲージ
　挑戦段階では発狂後の部分だけでクリアをするパターンがほとんどであることから、この譜面が異質である最大の要因となっている。クリアだけを狙う場合だとぶっちゃけた話、発狂までの部分をどれだけ頑張ったとしてもゲージが空っぽになることがほとんどである。そのため、勝負所は発狂後の508ノーツである。まず、この508ノーツのうちBADの許容範囲は19個までである。しかし、ただでさえ追いつくのがやっとな超高速の交互16分がBADハマりを起こしやすい。しかし、前述にも書いた通りBADの許容範囲からBADハマりを起こすことは致命的である。また、同時押し混じり8分も指がもつれやすく、うっかりBADを出しがちであることがこの譜面のクリア難易度を上げているため、この部分にも注意。
　クリア難易度表においてこの譜面がLV.11中上位になっている理由は、短時間ながらもLV.11中位クラスの配置をBADを極力抑えないとクリアができないからである。

HARDゲージ
　鬼門はやはり発狂の部分であろう。この部分は12分に同時押しを混ぜることによって難易度が一気に上がっている。この時点で相当難しいが、この配置が真に難しい原因はそこではなく、擬似同時押しである。これは一見24分に見えるかもしれないが、録画で確認をしたところ24分にはなっておらず、擬似同時押しになっている。ノーツに指が追いつかないと思う原因はまさにこの理由もあろう。しかしこの擬似同時押しが本当にどうしようもない配置であり、HARDゲージで挑んでいる人はこれに警戒しなくてはならない。擬似同時押し(ほぼ24分)の部分については餡蜜で処理をするといくらかはマシにはなるであろう。この配置では相当な地力を要するため、一見この譜面よりも難しい発狂配置をたくさん練習しておくことが難ゲージ(「HARDゲージ」のこと)を乗り越える手段であろう。具体的にはCathedral Quartz(EXTRA)や真黒な雪景色(EXTRA)などの発狂が役に立ちやすいであろう。しかしこれらの譜面は12分を基盤としていないことに注意。発狂を乗り越えた後も、交互16分でBADハマりを起こすということは絶対に避けよう。

スコア狙い
　スコア狙いとなると当然ながら1曲を通した集中力が求められる。発狂でない部分に関してはGREATを出すということは極力避けたいところである。発狂の部分に関してはGREATやBADをたくさん出すと思われる。S狙いの場合だと特にBADハマりを起こりやすい時期ではあるがBADハマりを起こすとSに到達しづらくなることを肝に銘じておこう。またS+を狙うとなるとある程度は精度を求められる(GREATを連発するとS+に到達しづらくなる)ため、一筋縄ではいかないことを肝に銘じておこう。発狂の後の24分の部分もずれが生じやすかったり、叩く部分を外したりすることが多々あるため注意。