基礎編/型

Last-modified: 2020-05-24 (日) 17:07:00

型(type)

「変数Ⅰ」の最後に型(かた)というものが出てきました。次はこの型についてです。

 

変数は「箱」といいましたが、この箱には実は種類があります。
ざっくばらんに言うと、「文字を入れられる箱」と「数字を入れられる箱」です。
この箱の種類を型(type)と呼びます。

型の種類

以下は、必ず使うので必ず覚えましょう。

名称入れられるもの
string(ストリング)文字列
int(イント、インテジャー)数字
double(ダブル)小数点数
bool(ブール、ブーリアン)trueまたはfalse

※bool型は、trueかfalseの2種類の状態を保存できる型です。「はい」か「いいえ」、「ON」か「OFF」など、2つの状態・性質のどちらかを表現したい時に使えます。

これらの型を覚えると、次のように書くことができます。

using System;
class Person
{
 static void Main()
 {
  string FamilyName = "Hamada";
  string BloodType  = "B+"
  double height     = 174.5;      //小数点型
  int    Chest      = 104;
  Console.WriteLine(" 名前:" + FamilyName );
  Console.WriteLine("血液型:" + BloodType);
  Console.WriteLine(" 身長:" + height.ToString());
  Console.WriteLine(" 胸囲:" + Chest.ToString());
  Console.WriteLine("  親:" + FamilyName );
 }
}

この場合も同じ結果になります。後から修正・追加などをすることがある値は変数にしておくことで、いろいろと便利になります。

まとめ

  • 変数には型という種類がある
  • 型の異なる変数には異なる型の値を入れられない