型(type)
「変数Ⅰ」の最後に型(かた)というものが出てきました。次はこの型についてです。
変数は「箱」といいましたが、この箱には実は種類があります。
ざっくばらんに言うと、「文字を入れられる箱」と「数字を入れられる箱」です。
この箱の種類を型(type)と呼びます。
型の種類
以下は、必ず使うので必ず覚えましょう。
| 名称 | 入れられるもの |
| string(ストリング) | 文字列 |
| int(イント、インテジャー) | 数字 |
| double(ダブル) | 小数点数 |
| bool(ブール、ブーリアン) | trueまたはfalse |
※bool型は、trueかfalseの2種類の状態を保存できる型です。「はい」か「いいえ」、「ON」か「OFF」など、2つの状態・性質のどちらかを表現したい時に使えます。
これらの型を覚えると、次のように書くことができます。
using System;
class Person
{
static void Main()
{
string FamilyName = "Hamada";
string BloodType = "B+"
double height = 174.5; //小数点型
int Chest = 104;
Console.WriteLine(" 名前:" + FamilyName );
Console.WriteLine("血液型:" + BloodType);
Console.WriteLine(" 身長:" + height.ToString());
Console.WriteLine(" 胸囲:" + Chest.ToString());
Console.WriteLine(" 親:" + FamilyName );
}
}
この場合も同じ結果になります。後から修正・追加などをすることがある値は変数にしておくことで、いろいろと便利になります。
まとめ
- 変数には型という種類がある
- 型の異なる変数には異なる型の値を入れられない