変数(valiable)
変数の有効範囲
- 変数は宣言の前には使えない。
- ブロック内で宣言した変数は、ブロック内でのみ有効。→ブロックの外で宣言して、ブロック内で代入する。
変数の宣言(declaration)
[型名] [変数名];
変数への代入(assignment)
[変数名] = [代入する値];
この「宣言」と「代入」は以下のように書くことで、同時にすることができます。これを初期化と言います。
変数の初期化(initialization)
[型名] [変数名] = [代入する値];
識別子(identifier)
C#では変数名などを自由につけることができる。これを識別子(identifier)と言いう。
識別子は以下のルールに従う必要がある。
- 先頭の文字は「文字」もしくは「_」で始まる事。数字はNG。
- あらかじめC#で予約しているキーワードではない事。例えば「class」や「string」など。
- c#で予約されているキーワードの先頭に@をつけると宣言できる。
- @ifとすると、ifという名前の識別子が宣言される。
命名規則
識別子に加えて.NET API全体で使用される命名規則がある。
C#の慣例として、型名、名前空間、すべてのパブリックメンバはPascalCaseが使用される。
- インターフェイスは大文字Iで始まる
- 属性は「Attribute」で終わる
- 列挙型ではフラグ以外に単数名が使用される。
- フラグに複数名が使用される。
- 識別子には、連続する2つのアンダースコアを含めない。
※コンパイラ用に予約済みのため。