メイザースとは、「Metempsychosis」、「Franken Steins Zer0」のキャラクターである。
基本情報
スペル:Mathers(Gaius/Kronos)
年齢:不明(見た目年齢18歳くらい)
人種:イタリア(古代ローマ)人
種族:神 (旧神)、『フラン』(本人は『フラン』の鋳型の「プロトタイプ(フランゼロ)」である為、『フラン』に含まれない)
誕生日:(〃)
星座:
身長:180cm
体重:72kg
血液型:B
一人称:「俺」
好きなもの:美女、同型機の弟、最高傑作、クロウリーちゃん
嫌い(苦手)なもの:父、もう一人の自分であり弟
住んでる所:あちこちを転々としており定まらない
たい焼き:お腹から食べる派
元ネタ:マグレガー=メイザース(イギリスのオカルティスト)、クロノス(時間の神、農耕の神)
キーワード:『偽善』
キャラ概要
クロノスの兄。飄々とした掴み所のない性格。チートかつ作中最強キャラ。お調子者で女たらしだが決して仲間を裏切らない義理堅い所もある。神族の中では珍しく人間に対して好意的であり、彼らが抱く無限の可能性を信じている。幻武器の一種である光の剣「クラウ・ソラス」を保有する。高度な魔術を扱う事が可能な彼は、武器を改造して剣から銃を撃てるように改造している。また、ウラヌス同様に高度錬金術という難解な術式を扱った創造の才も秀でている。その力を以て見返りなく民を救済する、お伽噺のように優美な理想の英雄。
彼の真の名はガイウス。彼こそがガイア?とウラヌスとの間に生まれた本当の地神である。元々は感情豊かであり人間的な感情を理解する事も可能であったが、後述する原因により心を欠落してしまう。
幼い頃からレアという妻と幸せに暮らしていたが、ウラヌス・ガイアの策略でレアを殺害してしまい、直後に『フラン』の鋳型としてのシステムを起動させられ、その後遺症により憎悪と嘆きの感情を残して彼女と過ごした日々の記憶を無くしてしまう(それらの記憶・感情は後に彼に引き継がれた)。ガイアから与えられた弟・ルキウスとの日々でその傷を修復していく。然し、切り捨てた筈の心が芽生える事を快いと思わなかったウラヌスにより彼らは殺し合う事になり、ガイウスは天界を去り、人間界に下った(その際、ルキウスが一人にならない様にと彼を見捨てない存在としてヘンリーを創造していた)。
真の姿は長身の青年。母?譲りの金の瞳に父譲りの色素の薄い髪。整った顔立ちは運命により対立したもう一人の自分を彷彿とさせる。彼は上記の過去の経験からこの姿を好ましく思っておらず、弟同様のフラン体を装っている。
物語終盤で武器を『起源』の神造神器・アダマントに覚醒したルキウスが変形した鎌に持ち変える(この時、アダマントに含まれている魂の正体に気付き、記憶は取り戻さないが切なさを覚えている)。暴走するマキナを倒し、悲劇を打ち果たした。
マキナ破壊後、行く宛がないならとヘシオドスに手を差し出すガイウス。だが、彼がその手を取る事は無かった。
彼らは知っていた。自分達は不安定な存在である事を。自分は心を失い、片方は心しか持っていない。そんな自分達が何時までも存在し続けられる訳では無い事くらいは知っていた。
故に、彼は救う事を選んだ。生かす事こそが彼が最も望む救済の形であり、ヘシオドスとの決闘を拒んだのも、共に生きて分かり合う事を求めた彼の悲願だったのだ。
けれど、それは叶う事が無かった。ヘシオドスは崩壊寸前の氷の城に戻り、崩れゆく彼らの世界と共に消滅した。彼の消滅後、ガイウスにはヘシオドスが守り通してきた自分とレアとの大切な日々の記憶を取り戻し、同時にヘシオドスの真意を知る。ガイウスは項垂れ、自分の救済したいという気持ちはエゴに過ぎないのだと自嘲する。
(後にヘシオドスが自らの一人格として存在し続ける事になった事が分かっても、彼の願いに最後まで気付けなかった事を後悔し続ける事になる)