Miscellaneous Notes

Last-modified: 2015-08-14 (金) 19:36:05

雑多な情報のまとめです。


陸・海指定ランダム

国の選択の際、初期状態では通常のランダムに指定されていますが、国選択を開いてみると、一番下のほうには「Random」に加え、「Random land nation」と「Random sea nation」の選択肢も存在します。これは文字通り、陸か海の国の中から国をランダムで選択してくれます。
これはその時の気分や、使用するマップの都合などで陸、あるいは海の国の数を固定したい場合にたいへん有益です。また陸限定ランダムは、Late Ageだと実質的にR'lyehを拒否するランダムとして使えます。


なお、国選択の際にShift+Lを押すと、Randomに指定されているプレイヤー全てがRandom land nationに切り替わります。同様にShift+SでRandom sea nationに切り替えることが可能です。

神の名前の自動決定

神の設計の際には自分で名前をつけられますが、実は空欄のまま確定しても問題ありません。その場合、ゲーム側が適当な名前をつけてくれます。

つけられる名前は基本的に肉体の元となっている文化や種族に基きます。ただし、一部の明確な個体の元ネタがある肉体に関しては、必ず同じ名前が付けられることもあります(Titan of HeavenはZeus、Titan of the UnderworldはHades、など)。

指揮官の改名

通常、ゲーム中に指揮官の名前を変更することはできませんが、ゲーム開始前の設定によっては可能になります。
神の設計後に出るGame setting画面のAdvancedにある「Renaming is not allowed」をクリックすると、表示が「Renaming allowed」になります。この状態で開始すればOKです。

実際に名前を変えるには、指揮官のステータスを表示した状態でrキーを押せば名前の入力欄が出てきます。趣味に走った名前を付けるも良し、その指揮官の役割に関するメモ代わりに使うも良し、好きな名前をつけてやりましょう。

玉座獲得で勝てなくする

初期状態では、勝利条件はThrones of Ascensionに設定されており、玉座の獲得により一定のポイントを稼げば他の状況を問わずに勝利できます。
これが気に喰わなければ、Game setting画面で「Thrones of Ascension」の文をクリックすることで勝利条件の変更を行えます。

単純に玉座だけを除いたゲームをしたい場合、勝利条件を「Conquer all」にするだけで問題ありません。この場合、敵国全てを領土、もしくは支配圏の消失により滅亡させることでのみ勝利できる、前作までの基本ルールと同様のゲームになります。
しかし、この場合は玉座自体が出現しなくなります。玉座自体の恩恵は受けたいが、それだけで勝ってほしくはないという場合、勝利条件は変更せず、勝利に必要なポイント数を、玉座獲得で得られるポイントよりも多くしてしまいましょう。合計ポイントの表示は警告のため赤くなりますが、ゲームは問題なく開始できます。

多数のアイテムを配るには

通常、アイテムの装備は指揮官のステータス画面から行いますが、これは複数の指揮官それぞれにアイテムを配布してやるには少々面倒なこともあります。
この場合、アイテムを配りたい州を選択した状態でMagic Item Treasury(F8キー)を開き、渡したいアイテムをクリックすると、その州に滞在する指揮官の一覧から渡す相手を選ぶことができます。

この一覧でも名前を右クリックすることでステータス画面を開けますが、この際に装備中のアイテムにカーソルを合わせてlキーを押すと、そのアイテムを装備解除して研究所に送ることができます。これはマップ画面などから開いたステータス画面でも(州に研究所がある限りは)可能です。

他国とのやり取り

外交の概念が薄く、とくにAIとのプレイではそれが存在しないにも等しいこのゲームですが、最低限の機能はきちんと備わっています。

他国にメッセージや品物を贈るには、まずSend Messagesボタン(rキー)を押して送りたいものを選択します。そして送る先を決め、送る量、あるいは送るものを指定するだけで次のターンには相手に届きます。
予約されたものは、次のターンで実行されるまではSend Messages画面の選択肢の下に列挙されます。何か間違えた場合、これをクリックすればキャンセルできます。

送り先はどの国でも指定できます。チーム戦の場合、同盟国は名前が緑色で表示され、間違えにくいように配慮されています。


残念ながらAIはこれらの取引には反応しませんが、一方的に送ることは可能です。

延命治療

病気のユニットはターン終了時にもHPが回復せず、それどころか最大HPの10%のダメージを受けていきます。治療法が無い場合、いずれ死ぬのは避けられません。
しかし、HPの回復制限は戦闘中には無く、各種の魔法やRegeneration能力を利用すればHPを補充し、病死までの時間を稼ぐことができます。

またRegeneration能力を持つユニット(アイテムによる付加でも可)は、病気によって減るHPが通常よりも格段に少なくなります。ただし戦傷が増えることはあるので、完全には信頼できません。

侵攻計画を容易に

侵攻前の陣形や作戦の設定はArmy setup画面で行うことになりますが、これは選択中の州に居る指揮官しか表示できず、複数の州から侵攻する場合や、移動前の州に無関係の指揮官が多すぎる場合は不便です。
この場合、侵攻先への移動命令をすべて出しておいてから、侵攻先の州を選択してyキーを押すことで、次のターンにその州へ居る予定の指揮官とその部隊が表示される特殊なArmy setup画面を開くことができます。

これを利用すれば、今は別々の州に居る指揮官同士でも実際に互いの配置を見ながら初期配置を決められますし、作戦設定もいちいち画面を切り替えずに一括で行えます。事故の防止に大いに役立つことでしょう。
ただしこの画面では、州の待機部隊からの兵の出し入れは不可能です。連れて行く兵の決定だけは先に済ませて置きましょう。


ちなみに、この画面は自国の州でも呼び出せます。前線への移動中に先に作戦を設定しておく、あるいは侵攻部隊が出払った後の留守番係の陣形や作戦を整えるなど、様々な用途に使えます。
ただしこの画面も万能ではなく、儀式魔法によるテレポートで移動してくる指揮官までは対応できません。

要塞付近での迎撃

自国の要塞がある州に普通に移動した場合、その部隊は要塞内にそのまま入ります。これは安全の面では優秀ですが、時にはそのターンで要塞包囲のために向かってくるであろう軍を守備隊と共に迎え撃ちたいこともあるでしょう。
この場合、移動命令を出した後で命令一覧を出すと、「Move and Patrol」という特殊な命令が出現します。これを指示しておけば、州の守備隊およびすでにパトロール中の部隊に直ちに合流し、迎撃に参加してくれるようになります。

残念ながら、儀式魔法によるテレポートで移動している場合にはこのようなことは行えません。

AI同盟国からの強奪

敵味方がはっきりしていることを除くと、チーム戦でもほぼ普段通りに動くAIですが、悪いことに外交面で全く配慮がない点も変わりません。こちらから何の指示も出せないので、取引すらままなりません。

どうしても同盟国領内で欲しい州があるのであれば、要塞がない州に限り強奪が可能です。
まずはお目当ての州に自国の兵を配置し、そこにGhost Ridersなどの中立軍派遣魔法を撃ち込みましょう。これで派遣した部隊が防衛部隊を蹴散らしてくれた場合、直後に自国の兵が州を奪い返すので、あとはそのまま自分のものにしてしまえます。
この際、派遣するのは指揮官一人で構いません。儀式で派遣された中立軍は一度戦うだけで消えてしまうので、防衛部隊が虐殺された時点で彼らもすでに撤収しています。


それが最前線に近い州なのであれば、敵に奪わせることでも同じことが行えます。要塞がある州の所有権を動かすには、まず敵に要塞含めて陥落させてもらうしかありません。
またイベントで襲ってきた中立軍が要塞がない州を占領した場合も、先を越されなければ自軍で奪還してそのまま頂いてしまえます。

ただし儀式で派遣した中立軍と違い、こちらの軍が侵攻部隊をきちんと撃退せねばならないので、相応の規模の軍の派遣が必要です。戦況に余裕があるときだけにしておきましょう。

資源の限定的な持ち越し

国庫に溜まっていく金と違い、基本的に次のターンへは持ち越すことができない資源ですが、実はユニット1体分に満たなかった分の資源は、そのユニットのためにきちんと消費され、次のターンでの必要資源を減少させてくれます。

たとえば、資源が80しかない州でMyrmidon(資源消費28)を3体雇うように指示した場合、3体目のために使える資源はあと24しかないので、資源不足として半透明で表示され、そのターンでは雇用が完了しません。
しかし、この状態で次のターンへ行くと、1体のMyrmidonが雇用クエリに残っているにも関わらず、利用可能な資源はあと76、つまり前のターンで足りなかった4だけが引かれた状態になっています。よってこのターンは合計3体のMyrmidonを雇うに十分な資源があることになります。
そしてこのターンで余った20の資源は、4体目のMyrmidonを予約しておくことでさらに次のターンへと持ち越せます。以降も延々と繰り返すことが可能です。


この仕様のため、そのターンで雇いきれるだけの兵を予約するような几帳面なことをしていると、逆に資源をいくらか無駄にしていることになってしまいます。他の用途に回す金が足りている限りは、雇用クエリは資源不足になるぐらいの数を入れておくのが良いでしょう。

水温変動

基本的に天秤はすべて3段階目まで変化するものですが、海域は気候天秤にのみ特殊な制限があり、通常の海ではHeat/Cold共に1段階目までが上限、深海に至っては標準に固定されています。
このため、海中の国は極端な気候を設定していても首都への影響を抑えられ、地上進出までは最小限の影響を受けるだけで済みます。設計ポイントに飢えている場合は検討する価値はあるでしょう。

これはまた、極端な気候を好む国は海中だと適正な気候を達成できないということも意味します。経済的影響だけでなく、Fire Power、Cold Powerなどの気候に影響される能力の効果が限定される点にも注意が必要です。

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