要注意カード/Shadow

Last-modified: 2025-05-02 (金) 01:32:29

頻出するカード、採用率は低くてもデッキの核となるカード、Marketから出てくることの多いカードなど、要注意のカードをまとめました。

コスト1

Dark Return

Dark_Return.png

Spell
1S
VoidからUnit1体を手札に加え、+1/+1を与える。

  • 効果で強化されているUnitを回収できる。デッキによっては非常に危険。Destiny持ちを回収するとそのまま場に出る上にドローも出来て大変お得。

Sabotage

Sabotage.png

Spell
1S
相手プレイヤーの手札のSpellかAttachmentから1つを選び、破棄させる。

  • MTGでいう《強迫》にあたるカード。こちらの動きを妨害された上に情報も奪われる迷惑スペル。ただしDCGの本作は該当する種類のカードのみ表示される。紙のTCGで不正行為防止のためにも手札全てを見られるわけではない分まだマシだろう。

Shakedown

Shakedown.png

Spell
1S
Nightfall.
相手プレイヤーの手札からコスト3以下のカード1枚を選ぶ。相手はそのカードを捨てる。

  • こちらはNightfall付きの《コジレックの審問》。SabotageだとMono TimeやPraxis Midrangeのように対象となるカードが少ないデッキもあり、稀に初手に打っても外れることがあるが、コスト3以下のカード（特にMerchant）はどんなデッキにも一定数含まれるため、こちらは外れにくい。また、低コストのUnitを抜くことでアグロデッキの展開も阻害することができるのも優秀。しかし、低コストのUnitを使い切られているゲーム後半では相手の高コストのSpellやAttachmentを抜けず、Nightfallのドローを相手に先に使われる分Sabotageに劣るだろう。そのためビートダウンデッキや、コントロールでも相手の除去を抜いた隙に殴り切れるようなデッキで使いたい。
    ドローと妨害対策が同時に行える事を利用してコンボデッキに採用するのも有用。

Suffocate

Suffocate.png

Spell
1S
攻撃力3以下のUnitを破壊する。

  • Vanquishの対になるスペル。あまり使われないがアグロの序盤の攻勢を凌ぎたいデッキなら採用できる性能だろう。
    このような攻撃力やライフを参照するスペルはFinest Hour等で攻撃力を上げる手段があれば防げるのも覚えておきたい。

Edict of Makkar

Edict_of_Makkar.png

Spell
1S
選択されたUnitはこのターンブロックできない。
それがTimeかJusticeなら、代わりに破壊する。

  • 貧弱だが、特定の2色には強力な効果を発揮するEdictシリーズの一枚。主にBlack Marketに採用される。
    たったのコスト1で大型すら除去できる。難点はJusticeにはAegisで防がれる場合があることだろうか。
    コストが1なのでMerchantからサーチして即座に使うムーブに繋げやすい。

Cabel Scavenger

Cabal_Scavenger.png

Gunslinger Rogue
1S/1/2
Lifesteal
あなたがRelicをPlayした時、Cabel Scavengerは敵プレイヤーに1ダメージを与える。

  • Relicとの相性が抜群のGunslinger。Relic使用時に与えるダメージにもLifesteal能力が付くのでLifeforceやBolsterともシナジーがあり、Aegis持ちの相手もダメージは入らないがAegisを剥がし、ライフも2なのでSnowballやVara's Favorなども刺さらない。
    害悪要素が満載だが攻撃力は1しかないのが弱点。

コスト2

Annihilate

Annihilate.png

Fast Spell
2S
1つのFactionしか持たないUnit1体を破壊する。

  • コスト2の単体除去。範囲が十分広い上にFastでありかなり強力。

Eremot's Designs

Eremot's_Designs.png

Spell
2S
コスト2以下のUnitを全て破壊する。

  • コスト2の全体除去。高速なアグロに対して致命的な除去能力を誇る。

Ripknife Assassin

Ripknife_Assassin.png

Unseen
2S/2/2
Deadly, Warcry

  • 2/2/2のWarcry持ちでありながらDeadlyも持つ。序盤の戦闘要員をこなしつつ終盤は壁として機能する厄介なUnit。

Argenport Instigator

Argenport_Instigator(2).png

Gunslinger
2S/3/3
Unitが死んだ時、その持ち主に1ダメージを与える。

  • 条件なしの2/3/3Unit。Gunslingerシナジーも活用できる。

Devour

Devour.png

Fast Spell
2S
Unit1体を生贄にする。カード2枚を引きヘルス2を得る。

  • 大まかにはCombustと同じ。あちらは盤面に干渉できる代わりにカードアドバンテージを失うが、こちらは2枚ドローのためカード枚数で損はしない。また、Fastなのでチャンプブロックした時や、相手の除去に対応してプレイすることで、実質的に追加コストなしで2枚ドローする動きもできる。

Hideout Pistol

Hideout_Pistol(2).png

Weapon
2S/2/0
Gunslingerに装備されたなら、装備者より低い攻撃力を持つ相手Unit1体を破壊する。そのUnitはVoidboundになる。

  • Gunslingerデッキに投入される除去カード。打点を上げつつ除去ができるため、状況によっては非常に強力。

Piercing Grief

Piercing_Grief.png

Nightmare
2S/3/1
Lifesteal, Revenge, Charge
自分のターン終了時、このカードを生贄にする。

  • Revenge持ちでライフアドバンテージを稼いで来るUnit。自壊デメリットはDevourで無かった事にできるのもポイント。2回仕事をした後もDark Returnでドローしつつ強化されて仕事をする。

Rapid Shot

Rapid_Shot.png

Fast Spell
2S
Unit1体にこのターンの間攻撃力+4とQuickdrawを与える。

  • たまに投入されている戦闘補助スペル。ブロックの計算を完全に狂わせるので怪しい攻撃には注意。もっとも、対応できるFast Spellが手札にないといつまで経ってもブロックできないので、わかっていながら食らうしかないこともある。

Vara's Favor

Vara's_Favor.png

Spell
2S
Lifesteal
1ダメージを与え、デッキからShadow Sigilを引く。

  • 手札を失わないダメージスペル。SigilはMtGでいうと基本土地に近いか。
    ヘルス1の小型Unitを破壊したり、Aegisを剥がしたりと他のFavorカードに比べてできることが多い。
    便利なので中低速のデッキ、特にShadowが多いデッキによく入っている。

Acantha Ascending

Acantha_Ascending.png

Elf Dragon
2SS/2/1
SSSS: Acanthaが攻撃するとき、2/1のDark ElfをPlayする。
SSSSSS: +2/+2とFlyingを得る。
SSSSSSSS: Acanthaが敵プレイヤーに攻撃を命中させた時、相手はUnit1体を生贄に捧げる。

  • 単色デッキで真価を発揮しやすいAscendingの1体。3つ目の効果が戦況を左右するほどのもの、という点では元ネタのMtGのプレインズウォーカーみたいなものだろうか。
    ライフが1なので序盤だと倒されやすい。だがShadowのInfluenceを増やせば4/3 Flyingで止めづらくなり、3つ目の効果では攻撃を通すたびに生贄を強制できる。Spellのみのデッキ相手だと意味がない効果なのは痛いところか。
    ElfとDragonの種族も同族サポートが手厚いほか、単に見た目も高い人気を誇っている。(・д・)ﾁｯ

Vine Grafter

Vine_Grafter.png

Mandrake
2J/2/2
Regen
Ultimate: 3マナを支払いあなたの手札のカードをMarketのShadowかFactionを持たないカードと交換する。その後あなたの手札のUnit1体に+1/+1とRegenを与える。

  • Empire of Glass[Set10]でMerchantの代わりに各色に登場した、GrafterなるMarket出し入れ能力を持つUnitの1種。
    Marketアクセスだけでなく本体の能力も汎用性が高い。RegenはAegisとは真逆にダメージならどんな大ダメージでも初回のみ無効化する。ダメージ自体を0にするためDeadlyやLifesteal、Overwhelmも無力。除去されても能力を使っていれば手札からスタッツも上がった2体目のRegenが出てくる、MandrakeはSet10前後で同族ボーナスも手厚くなった、他のMerchantと異なり無色カードも持ってこれる、カードの絵も綺麗と色々と優遇されている。

コスト3

Devastating Setback

Devastating_Setback.png

Spell
3SS
相手プレイヤーの手札のスペルか装備品から1つ選び、破棄させる。もしくは全てのUnitはターン終了時まで-2/-2を得る。

  • Sabotageの効果か特殊なAoEかどちらか選ぶカード。前者はコスト1相当、後者は(Lightning Stormとほぼ同じと考えれば)コスト2相当で割高だが、どちらの効果も効かないデッキは少なく、腐りにくい。

Extract

Extract.png

Spell
3SS
Lifesteal
Scout
3ダメージを与える。

  • ヘルスを回復しつつダメージを与えつつデッキトップを操作できる。アグロの天敵。

Devouring Shadow

Devouring_Shadow.png

Spell
3S
Unit一体にあなたが持つShadowのInfluence分だけ-1/-1を与える。

  • 単色デッキにおいては強力な除去カード。厄介な相手への対処として非常に有効。

Madness

Madness.png

Spell
3S
敵Unit1体をReady状態にしてこのターンの終わりまでStealする。

  • 単純に盗んで殴られるだけでも痛い。そして大体Devourなどで生け贄にされて帰ってこない。

Direwood Beastcaller

Direwood_Beastcaller.png

Elf
3SS/1/1
Infiltrate: 5/5 Beastを2体プレイする。

  • 強力なInfiltrate能力を持つ。Infiltrate持ち全部に言えることだがFlyingを与えるLevitateや墓地からのHaunting Screamなどで奇襲してくるので注意。使用済みやPermafrostでの疑似除去済みでも生け贄要因にしたり敢えてHailstormで巻き込んだりしてから蘇ってくることすらある。スタッツは貧弱なのでSilenceで対処するのが一番スマートだろう。

Auric Interrogator

Auric_Interrogator.png

Minotaur
3SS/4/3
自身のターン終了時にAuric Interrogatorの攻撃力が5以上ならあなたに1ダメージを与えカードを1枚引く。

  • ドローエンジンになれるUnit。素では条件を満たしていないが大体次のターンに各種WeaponやXenan Obeliskで強化されて殴りつつドローしてくる。
    Dark ReturnやXenan Initiationとも相性が良い。種族もMinotaurなのでTavrodの能力で引いて来ることができ、(攻撃力が上がっているので)出したターンからドローできる。

Kerendon Merchant

Kerendon_Merchant.png

Merchant
3S/2/2
Deadly
Summon: あなたの手札からカード1枚を選び、あなたのMarketのShadowのカード1枚と交換しても良い。

  • 構築時にセットしておく5枚のMarketからカードをサーチできるSummon能力を持つMerchantサイクルの黒。
    Deadly持ちなので相手によっては強く出れる。登場時はライフ1で死にやすかったが他のMerchantと合わせて2/2のバフを受けてマシになっている。
    除去カードが刺さらなければDeadlyを生かして無視できないブロッカーになるほか、Azindel's GiftやMadness、Burglarizeなど黒に多い尖った性能のカードを必要に応じて持ってくることが出来るのが強み。

Marionette Cross

Marionette_Cross.png

Relic
3SSS
Summon: 5/5のMarionetteをプレイする。
Entomb: 全てのMarionetteを破壊する。

  • Influence要求は厳しいが驚異のスタッツを誇るUnitを出せる。
    デメリットとしてAttachment除去でも死んでしまうが気にしなくていいデッキも多い。

Rhysta, Acantha's Herald

Rhysta,_Acantha's_Herald.png

Elf Warrior
3SS/2/3
Summon: あなたのデッキからShadow Sigilを1枚引く。
Empower: このターン中は攻撃力+2とWarcryを得る。
Rhystaは防御できない。

  • 実質4/3Warcryという高性能にSigilのキャントリップが付いてくる。その上種族もElf。
    ブロックできないデメリットは持つもののWarcry持ちはそもそも殴るのが仕事なのでそれほど問題にならない。

Desecrate

Desecrate.png

Fast Spell
3SS
Unit一体を破壊する。あなたは3ダメージを受ける。

  • ダメージを受けるデメリットはあるものの軽微。コストが1軽いDeathstrikeとして運用出来る。
    Shadowは確定除去の色、Justiceは条件付き除去の色という役割を再度明確にしたカード。

Moldermuck

Moldermuck.png

Ooze
3SS/4/4
Decay
Moldermuckが攻撃または防御するとき、自身に1ダメージを与える。その後自身の正確なコピーをPlayする。

  • 3コストで4/4 Decayと優秀なスタッツと尖った能力を併せ持つUnit。
    Empire of Glass [Set10]に収録のレアカードでかつてはDecayを多用するデッキで偶にいる程度だったが、2025年2月現在ではCommunity Bandleで25000Goldまたは1000Gem(さらにはDirewolf Digital社の公式オンラインShopでも可)で入手できるようになったためThroneで採用率が急上昇した。
    自身の「正確な」コピーをPlayというテキストは、例外もあるようだが自身が攻撃/防御のたびに自身に1ダメージを与えて3/3 Decayを1体出し(このダメージにもDecayが乗っているので自身も3/3になる)、その3/3の2体も同じ条件で2/2 Decayを1体‥と分裂して自滅するというもの。コピー元が得た修正値やBattle Skillsなどは原則受け継がない(ここがMirror Imageなどと違う)。
    使われたら動きを止め、自分が出した時は相手からの妨害に気をつけてうまく動かしてやろう。

Rift Siphon

Rift_Siphon.png

Cursed Relic
3SS
Unitが呪われたプレイヤーに攻撃を命中させた時、それはHunt1を行う。

  • HuntについてはGlossaryを参照。このキーワード能力はぶっちゃけバランスを悪くしているのは事実である
    Expedition#30でも使用可能で、Hunt自体が運も絡むがGrenadinやRatなど超軽量Unitを並べて攻めるだけで脅威の速さで強くなっていく。
    ただし、現在のExpedition環境は特にGrenadinはトークンを出せるカードの種類が限られている。
    もちろん対処法はありAttachment破壊か顔面Aegisなど。特に後者はHuntやそれと相性が良いDevour能力も1発防げるうえにPrimalのAoEダメージSpellがあればUnitも強くなる前に始末できる。それに加えて簡単に勝ちやすいのが不評だったこともあり2025年4月30日にコストが3SSに増やされている。

コスト4

Vara, Vengeance-Seeker

Vara,_Vengeance-Seeker(2).png

Scion
4SS/3/3
Lifesteal
何者もAegisを持てない(既にあるAegisも解除される)
Summon: 相手はどちらかを選ぶ: Unit1体を生け贄に捧げるかVaraを+2/+2する。

  • Into Shadowで追加された凶悪なUnit。相手に選択権があるとはいえ「3/3 Lifesteal、相手はUnit1体を生け贄」と「5/5 Lifesteal Deadly]はどちらも4コストとしては破格の性能で、ビートダウンデッキ全般に刺さりやすい。Aegisを無効化する能力も黒の除去や手札破壊と非常に相性がよく、Aegis頼みのビートダウンや青含みのコントロールに対して刺さりやすい。全体として隙が無い性能で、弱点はサイズ以外の除去耐性がないことぐらいと言える。
    また、黒は除去が優秀な上に、手札破壊やAzindel's Giftなどの絡め手も使えるため、適当なデッキに彼女を除去できるカードを積むだけではデッキの対策にならないのが厄介なところで、登場直後の環境で猛威を振るっている。
    あまりの強力さにヘルスが1引き下げられたものの、元が強すぎただけでカードパワーは健在。そもそもの実装経緯としてAegisを持たないUnitはUnitではないとされたほどのAegis環境を変えるという目的があったので仕方がないとも言える。

In Cold Blood

In_Cold_Blood.png

Spell
4SS
相手のUnit1体を破壊する。それがJustice(を含むFaction)であった場合、相手はそのコピーを手札とデッキから捨てる。それらはVoidを離れられない(Voidboundを得る)。あなたは全てのJustice Influenceを失う。

  • アンチJusticeカード。Eternalにおいて明示的な色対策カードはこれ以外にはJustice側にごく少数(そちらはアンチShadow)であり、異質。できればRevengeやAegis持ちなど普通に対処するのが面倒なUnitに当てたい。使われた側は対応して自分から除去を打つことで手札・山札破壊やVoidboundを回避するテクがある。Marketにある分は駆逐できないので注意。
    Influenceまで失うという効果で緑黒含みのデッキでは普通のデッキだと採用できないカードだが、5枚目以降のCrestを採用している、3色に見えるが実際は2色のデッキからは打たれる可能性があるので、緑のカードを見るまでは一応注意しておきたい。

Deathstrike

Deathstrike.png

Fast Spell
4SS
Unit1体を破壊する。

  • 無条件の単体除去。AnnihilateやFastでない除去で対処できない、多色のCharge持ちなどに突然襲われても防ぐことが出来る。しかし特別な性能もない4マナ単体除去は少し重たい上、コスト4SSがIn Cold Bloodと被っているため採用率は高くない。In Cold Bloodの使えない緑黒だとしても、同じくFast Spellで1コスト軽いSlayのが有力なため結局あまり使われない。Desecrateとの差別化も難しい。
    それでも比較対象の多さは、このカードがEternalにおける最も基本的な除去カードであるという事を如実に表している。

Impending Doom

Impending_Doom.png

Nightmare
4SS/5/5
Flying
自分のターンの終了時にあなたに1点のダメージを与える。

  • コストの割に優秀なスタッツのフライヤー。デメリット効果を持つものの優勢な状況ではほぼ無視できる。ただしPermafrostされると悲しいことになる。

Burglarize

Burglarize.png

Spell
4SS
Nightfall.
相手のRelic1つをStealし、自分の手札に加える。

  • Relicを奪えるカード。Attachment対策としてみると対象が狭くNightfall付きな上に重いと難点だらけだが、Flamestoker、Azindel's Gift、Sword of the Sky Kingなどといった相手のフィニッシャー級のRelicを奪い、逆にこちらのフィニッシャーとして使うことができるのが大きな利点。典型的な「汎用性は低いが状況次第で劇的に刺さるカード」なのでMarket要員として使われている。

Incarnus, Makkar's Listener

Incarnus,_Makkar's_Listener.png

Mystic
4SSS/3/2
Unblockable
Summon: Invoke(Shadow)
Mastery 9: +3/+3を得てInvoke(Shadow)

  • Unblockableを持つ無視できないアタッカー。
    Invoke能力が有効に働く場面は少ないが腐ることもまた少ない。総じて強力なアドバンテージ源となる。

Squash Belief

Squash_Belief.png

Cursed Relic
4SS
呪われたプレイヤーの手札の最大サイズは2枚になる。

  • 2025年3月のExpeditionでも使用可能。使われると面倒な呪い。しかし対アグロには有効だがコントロールなど少ないカード数でも勝負できるデッキだと効果が薄く、また常に手札が3枚以上になる度に捨てる‥のではなく毎ターン終了時に2枚残して捨てる効果なのでAzindel's Giftより遥かにマイルド。登場時はミッドレンジ優勢だったこともあり評価は低かった。
    ところが、Primal単色のフィニッシャー級RelicのOmniscienceが実装されると一転、強力なメタとして採用率が急上昇した。せっかく6PPPPのOmniscienceで手札を9枚まで補充したのに4SSのこれを破壊しなければ7枚も捨てさせられるのは屈辱的に尽きる。

コスト5

Tasbu, the Forbidden

Tasbu,_the_Forbidden.png

Radiant
5SSSSS/6/6
Deadly, Warp
あなたのUnitが死んだとき、あなたは1ダメージを受けてカードを1枚引く。

  • 驚異的なスタッツと優秀な能力に加え、Warpも持つ代わりにInfluence要求が厳しいサイクルの1つ。
    出して即座に除去されても1ドローできるのは強力。

Grasping at Shadows

Grasping_at_Shadows.png

Spell
5SS
VoidからUnit一体をプレイする。

  • Unitを踏み倒しできるカード。あらゆる踏み倒しの基本となっている。
    当たり前だが最低でもコスト6以上、出来ればランプなしでの実戦投入が難しいコスト8以上のカードを蘇生したい。

コスト6

Karvet, Solar Dragon

Karvet,_Solar_Dragon.png

Nightmare Dragon
6SS/4/6
Flying, Lifesteal
あなたのCultistはExaltedを持つ。
Summon: あなたの場のDragon一種類に付き1/1のCultistをPlayする。
Mastery 12: あなたのCultistは+3/+3される。

  • Black-Sky Harbingerの親戚のようなドラゴン。
    純粋にカードパワーが高いため、カードプールが狭い環境では単純にFlyingとLifestealを持つUnitとして運用されている。他にCultistもDragonも採用されていないデッキが主な職場。
    このUnit自体もカウントなのでCultistは1体は出る。

コスト7以上

Dizo's Office

Dizo's_Office.png

Site
7SS 耐久力4
あなたのUnitはLifestealを持つ。
Dizoの計画:Scheme, Threaten, Cut Ties
(これらのスペルのうちまだプレイしていないものを毎ターン選びプレイする。全てプレイした次のターンにDizo, Cabal Chairmanをプレイする)
Scheme.pngThreaten.pngCut_Ties.pngDizo,_Cabal_Chairman.png

  • ややコントロール寄りのミッドレンジが切り札として採用するSite。Lifestealによる大量のライフ回復で形勢を整える事ができる。
    Cut Tiesが使えるため除去カードとして運用したり、このSiteを除去するために出てきたUnitを返しのターンで除去したりと柔軟な動きが可能なのも魅力。

Azindel's Gift

Azindel's_Gift.png

Cursed Relic
7SSS
呪われたプレイヤーのターンの終了時に、そのプレイヤーは手札を全て捨てる。

  • 強烈な効果を持つ呪いで、低速デッキ、特に除去コンに対するキラーカード。一方でビートダウン相手だと展開され切っていることが多くあまり有効ではないため、採用される場合でも1枚挿しかMarketに置いておくのが普通。手札を捨てる効果は顔面Aegisで1回は防げるということは使う側も使われる側も意識しておきたい。

Vara, Fate-Touched

Vara,_Fate-Touched.png

Scion
8SSS/6/6
Deadly
あなたが（このカードを含む）ShadowのUnitをプレイした時、あなたのVoidからShadowのUnit一体を選んでPlayし、Voidboundを付与する。

  • 強力な展開能力を持つUnit。蘇生効果を持つ関係で、Voidを積極的に利用するデッキのフィニッシャーとして活躍している。
    特に強力なのがShadowのUnitを展開するUnitを蘇生する動き。2体のUnitを展開できるAzindel, Revealedとはズッ友であり、両方とも採用されている事が多い。

コメント欄

  • ShakedownとBurglarizeを追加、Varaを加筆しました -- にの? 2018-10-24 (水) 12:43:14