GalnetNews3305年1月

Last-modified: 2019-04-20 (土) 17:20:06

GalnetNews3305年2月
GalnetNews3304年12月

3305年1月31日- CGニュース:Supratech社への熱視線

 投資家で億万長者のLexi October氏はテクノロジー企業、Supratechを倒産の危機から守る計画を発表しました。

 「残念ながらTorcのデザインが実用的でないことが証明されてしまいましたが、そのような想像力と技術力を持った企業には成功を掴むためにもう一度チャンスが与えられるべきだと思います。そこで私はSupratech社が再び立ち上がれるように物資を提供することを決めました」

 「私はPeople's Rakapila Progressive PartyにSupratech社が革新的な仕事を再開するのに必要であろうComputer component、Auto-fabricator、Hardware diagnostic sensorの出荷を依頼しました」

 またPeople's Rakapila Progressive Partyは輸送船を保護するために星系内のすべての指名手配船の撃墜命令を発しました。

 この計画は3305年1月31日に始まり、1週間にわたって実行されます。 最終目標が計画より早く達成された場合、計画は直ちに終了します。

3305年1月31日- Vitadyneの計画終了

 Vitadyne Labsが製薬企業に販売許可を与える一連の取組みが終了しました。

 Katrien Rook教授から発表があります。

 「多くの勤勉なトレーダーのお陰でNeomedical Industries、Vandermeer Corporationの両者が指定の物資を受領できました。」

 「我々は両社のナノ医薬品製造技術を評価しており、近いうちに契約を締結する予定です。」

 現在、Alignak星系Piserchia PortおよびKuma星系Elion Dockで報酬の支払いが行われています。

3305年1月31日- 新たなImperator

 孤立主義グループNova Imperiumの粛清を受け、Hadrian Augustus Duvalからメッセージが配信されました。

 「Arissa Lavigny-Duvalはその政権の正体を明らかにしました。…残忍さと恐怖に基づく政治です。何千の帝国市民と共に立ち上がった"Imperator" Mordanticusの無慈悲な処刑、それはいかなる犠牲を払っても権力に執着しようという彼女の死に物狂いさの表れです。」

 「Paresa星系で生き延びるNova Imperiumは暗闇の中の一筋の光明です。我々の戦いは奴隷から議員まで、あらゆる人を尊重する帝国のためにあるのです。名誉と伝統の価値を知る人々が、我々の光を繋いでくれる事を切に望みます」

 「大義のために死んだかのリーダーを我々は決して忘れないでしょう。彼の高潔さを受け継ぎ、私はこれから"Imperator Duval"の号を名乗ることとします。人々が正当な皇帝として私を選ぶ、その時まで。」

 「Memento Mordanticus!」

3305年1月26日- Week in Review

Here are this week’s main stories.

Kaeso Mordanticus, leader of isolationist group Nova Imperium, has been executed by Senator Denton Patreus. All known members of the group have been put to death as part of a systematic purge, and citizens who supported Nova Imperium have been arrested for treason. Nova Imperium remains in control of the Paresa system, but with the organisation’s power base destroyed, it no longer poses a threat to the Imperial throne.

The decision of the Interstellar Health Organisation (IHO) to approve Vitadyne Labs’s nanomedicines has been condemned by Utopia. Simguru Pranav Antal issued a statement accusing the IHO of allowing Vitadyne to steal and replicate Utopian nanomedical technology purely for their financial gain.

In related news, Vitadyne has launched an initiative to establish a new pharmaceutical production facility. Neomedical Industries, which supplies Alliance and independent systems, and the Vandermeer Corporation, which operates exclusively within Federal space, have both been invited to compete for a distribution license.

The mysterious disappearance of actor Consuela Knight and the crew of her yacht has affected confidence in commercial space travel, negatively impacting many businesses. A memorial service to honour Knight’s career is planned, but has been overshadowed by rumours of abductions and disintegrations while in hyperspace.

Finally, a request for mined materials from the Omega Mining Corporation has concluded. Independent pilots delivered large quantities of raw materials, which will be used to build an Orbis starport in the Stuemeae FG-Y d7561 system. The starport will serve as a centre for scientific research, gathering data on the supermassive black hole at the galaxy’s centre.

And those are the main stories this week.

3305年1月26日- Utopia、Vitadyne製ナノ医薬品承認を非難

 Utopiaから、Vitadyne Labsのナノ医薬品を承認するInterstellar Health Organisation(IHQ)の決定に対し非難声明が出されています。

 Simguru Pranav Antalに声明は以下の通りです。

 「IHQは自らの経営利益追求のために、VitadyneによるUtopiaナノ医療技術の盗用と複製を容認したのです。我々Utopiaが銀河系と技術共有を行わないのはこれが理由ですよ。」

 この件について独立系ヘルスケアアナリストHimari Grey博士もコメントしています。

 「VitadyneはIHQの決定を勝利と考えているようですが、医学界の他コミュニティは保留を表明しているのです。Utopiaが保有するナノ医薬品の権利否定は、将来の協力への道を永久に閉ざす事を意味します。そうすればどれほどの潜在的利益が失われるか。」

 Vitadyne Labsは製薬大手のNeomedical IndustriesとVandermeer Corporationに接触しており、Vitadyne製ナノ医薬品の販売権を購入するよう求めています。

3305年1月26日- 落日のNova Imperium

 治安部隊による、孤立主義グループNova Imperiumの同時粛清が帝国全土で進行中です。

 政治記者Cassia Carvalhoのレポートを御覧下さい。

 「昨日行われた元老院での処刑は、一斉排除のはじまりに過ぎませんでした。Nova Imperiumのメンバーは殺害され、支持した市民は反逆罪で逮捕されています。結果、Nova Imperium構成員はたった一日で壊滅状態に陥りました。」

 「弱腰と非難され続けてきたArissa Lavigny-Duval帝ですが、これは海軍提督でもあるPatreus議員がエージェントを配置し、一斉攻撃が可能になるまで時間を稼いでいただけのようです。そうした中傷を黙らせるのに十分な権威を見せたと言えましょう。」

 「不快感を示すニュースフィードがある一方、同盟と連邦の指導者らは公式コメントを行っていません。恐らく列強間での対サーゴイド協調路線が続くであろう事に胸をなでおろしているのかもしれません。」

 「Nova ImperiumはParesa星系のコントロールを維持しているものの組織の権力基盤は破壊されており、もはや帝国の玉座を脅かす事は不可能でしょう。」

3305年1月25日- 元老院議会での流血

 拘束された孤立主義者集団のNova Imperiumのリーダー、Kaeso Mordanticusが帝国元老院に召喚されましたが、思わぬ結果となりました。

 政治記者のCassia Carvalhoはその場に居合わせていました。

 「Imperator Mordanticusが元老院議会に連行されてきました。手錠はかけられていましたが、依然挑戦的態度でした。Arissa Lavigny-Duval皇帝がDenton Patreus元老院議員を伴って入場すると全員が起立しました。皇帝とPatreusは静かにMordanticusに近づき、そしてPatreusは携帯していた銃でImperatorを処刑しました。」

 「突然、Imperial Guardが発砲を始め、Pal Vespasianと Eloise Winterstoneや他の孤立主義者を支援した元老院議員を射殺していきました。」

 「最初の衝撃が収まった後、皇帝はImperatorの死体を足元に立ち、はっきりとした声で宣言しました。『Nova Imperiumなどというのものは無い。あるのは帝国だけである』と」

 「それ以来、大量の逮捕者とかなりの公開処刑がCapitol全体で行われているとの報を聞いています。噂によれば、PatreusはNova Imperiumの拠点に工作員を配置しており、内部から殲滅されているそうです。これは帝国全土にわたる粛清の始まりです。」

3305年1月24日- Distant Worldsの採掘計画成功

 Omega Mining Corporationにおける採掘依頼が完了しました。

 独立系パイロット達は大量の InditeやGallite、Praseodymium、Cobaltを届け、これらはStuemeae FG-Y d7561星系でのOrbis型ステーションの建設に使用されます。このステーションは銀河中心の超大質量ブラックホールのデータ収集と科学研究の中心となる予定です。

 Distant Worlds計画のリーダーであるErimus Kamzelのコメントです。

 「この資源採掘の取り組みが成功裏に終わったことを誇りをもって報告します。艦隊は旅を続けており、銀河中心部には数週間後に到着する予定です。」

 この取り組みに貢献したパイロットにはOmega Sector VE-Q b5-15のOmega Mining Operationで報酬の支払いが行われています。

3305年1月24日- CGニュース:ナノ医薬品製造工場の建設

 Vitadyne LabsのKatrien Rook教授は新たな製薬施設を建設する計画を開始させました。

 声明によるとRook教授は以下のように述べています。

 「Vitadyne Labsではナノ医薬品を大量生産するだけの設備がないため、我々は2つの製薬会社にこれらの販売の許可を打診しました。より説得力のある計画を提出した方が契約を正式に締結します」

 打診を受けた企業は同盟と独立星系に卸しているNeomedical Industriesと、連邦領内で独立した星系を持つVandermeer Corporationです。

 どちらの企業もナノ医薬品製造工場の建設のためにAdvanced medicine、Computer component、Auto fabricatorを要求しています。

  この計画は3305年1月24日に始まり、1週間にわたって実行されます。 最終目標が計画より早く達成された場合、計画は直ちに終了します。

3305年1月24日- ハイパースペースに対する恐怖が旅行産業に影響

 女優のConsuela Knightと彼女のヨットの乗組員の不可解な失踪が、宇宙旅行産業の信頼感に影響を与えています。

 独立系ニュースフィードのSovereignの報告です。

 「港に曳航されてきた無人のConsuela Knightのヨットは一般客市場に不安を与えました。ハイパースペース内での誘拐や崩壊の噂は多くのビジネスに否定的な衝撃を与えています。」

 「造船企業のSaud Krugerは、Knight女史が乗船していたような特注の豪華ヨットの売り上げが沈んでいると語っています。Astrogator Tours社によるクルーズの予約はキャンセルされ、市場の担当者からは乗客数の減少が報告されています。」

 「Consuela Knightの業績を偲ぶ追悼式典が計画されています。しかし、彼女の本当の遺産は彼女の最期が星間旅行者に落とす恐怖の影でしょう。」

3305年1月19日- Week in Review

Here are this week’s main stories.

The conflict in the Paresa system has ended with Nova Imperium being defeated by Imperial forces. As the conflict drew to a close, Senator Denton Patreus declared that the isolationists’ forces had been significantly depleted.

In related news, Imperator Mordanticus, the leader of isolationist group Nova Imperium, has been captured by the Empire. His arrest was made during the conflict between Nova Imperium and the Empire in the Paresa system. The Imperator will be brought before the Senate on Friday the 25th of January to answer charges of treason against the Empire.

The Interstellar Health Organisation (IHO) has approved Vitadyne Labs’s nanomedicines as a legal medical product. The IHO has lifted all restrictions, with the caveat that distribution must be handled by an established pharmaceutical company.

The disappearance of famous actor Consuela Knight and the crew of her luxury yacht has sparked a flood of rumours. Independent reporter Flint ‘Firemaker’ Lafosse discussed the mystery on the Rewired news feed, speculating that a Thargoid weapon could be responsible, among other theories.

Finally, the Omega Mining Corporation has requested deliveries of raw materials for a new Orbis starport, to be built in the heart of the galaxy. The construction of this starport constitutes part of the ambitious Distant Worlds II expedition. Project leader Erimus Kamzel stated the objective to be humanity’s first starport in the Galactic Centre region.

And those are the main stories this week.

3305年1月19日- 消えた乗組員の謎が噂を撒き散らす

 有名な俳優のConsuela Knightと彼女が保有する豪華ヨットの乗組員の失踪が大量の噂を生んでいます。

 独立系レポーターのFlint ‘Firemaker’ LafosseがRewiredニュースフィードで語ります。

 「科学者は有機組織だけに影響する異常事象ではないかと述べています。しかし、それではConsuela Knightが食べ残した食事の説明がつかないじゃありませんか。」

 「他にはサーゴイドの新兵器が船はそのままに人間だけを分解したのだという説もあります。あるいは狂信者たちが正しくて、遠き神が全宇宙を飲み込むためにやってくる前に人間をつまみ食いし始めたのかもしれません。」

 「知る限り、これは昔から船に起きてきたことです。いつもはもみ消されているのでしょうが、有名人が消えたときにはそれが難しくなるのです。私たちのうち、次は誰か?今度ハイパースペースにジャンプするときには、そのことを考えてみてください。」

3305年1月18日- "Imperator" Mordanticus氏、捕まる

 孤立主義グループNova Imperiumのリーダー、Imperatorとして知られているMordanticus氏が帝国によって逮捕されました。この逮捕劇は先日のParesa星系におけるNova Imperiumと帝国の紛争中に起きたとのことです。

 Anders Blaine議長は現帝Arissa Lavigny-Duvalを代理してこう述べました。

 「Nova Imperiumの治安を脅かしかねない危険思想は、艦隊の壊滅によって終わりを告げました。Imperatorを自称するKaeso Mordanticus公爵は、1月25日金曜日に議会へ出頭、帝国に対する反逆の罪を問われることになります。」

 Imperial Herald紙の政治ジャーナリスト、Cassia Carvalho女史はこうコメントしました。

 「議会を総招集することは極めて稀なケースです。現帝はMordanticus氏を公判にかけることによって、見せしめする意図があると見られます。」

 「Nova ImperiumそのものはParesa星系でまだ生き延びていますが、艦隊とそのリーダーを失ったことは壊滅的打撃であるという他ありません。」

3305年1月17日- ParesaでNova Imperium敗走

 帝国系組織Yupini LimitedがNova Imperiumを下し、Paresa星系の戦いは幕を閉じました。

 紛争終結にあたり、Denton Patreus元老院議員が声明を発表しています。

 「忠臣達の尽力により、孤立主義者どもの勢力は大きく損耗した。今回の一件は他のならず者どもにとっても良い教訓となるであろう。…帝国は謀反に対し、容赦しない。」

 現在、Paresa星系Dyson Cityにて報酬の支払いが行われています。

3305年1月17日- CGニュース:Distant Worlds計画からの採掘依頼

 Omega Mining Corporationは銀河系中心部に建設される新たなOrbisスターポートのための建設資材として鉱石の調達を依頼しました。

 このスターポートの建設は野心的な"Distant Worlds II"遠征計画の一部として計画されています。プロジェクトリーダーのErimus Kamzelはメディアに以下のように語りました。

 「我々Distant World遠征隊はこの工学的にも科学的にも挑戦的な計画、すなわち銀河中心領域における人類の最初のスターポートを建設するという事業の最前線に立つ栄誉を浴することになるだろう!」

 採掘系パイロットたちにはOmega Sector VE-Q b5-15星系のOmega Mining OperationにIndite、Gallite、Praseodymium、Cobaltの積荷を届けることが要請されています。

 この計画は3305年1月17日に始まり、1週間の予定で行われます。早期に目標に達した場合その時点で終了となります。

3305年1月17日- Vitadyneナノ医薬品、合法化

 Interstellar Health Organisation(IHQ)は、Vitadyne Labsの開発したナノ医薬品は合法的産物であると発表しました。IHQの担当者は次のように述べています。

 「Simguru Pranav Antalによって主張されている通り、本製品はUtopiaの開発したナノ医薬品に基づく産物です。しかしVitadyne Labsの入手手段は合法的なサルベージによるものであり、Vitadyne Labsによって再現されたこのナノ医薬品もまた同社の知的財産と判断されました。」

 「これをもって全ての制限が解除されます。ただし販売は認可を受けた製薬企業によるもののみとします。これは全てのステージで厳密な医療プロトコルを確実に実施するためです。」

 Katrien Rook教授はメディアに対し、IHQの条件に喜んで従うと答えています。

3305年1月12日- Week in Review

Here are this week’s main stories.

The Empire has entered a state of conflict with the isolationist group Nova Imperium in the Paresa system. Senator Denton Patreus issued a call to Imperial auxiliaries to help destroy the Nova Imperium fleet. Imperator Mordanticus made a similar appeal, saying, “I urge all those who believe that Hadrian Duval should be the Emperor to support us.”

A luxury star yacht belonging to famous actor Consuela Knight has reached its destination with nobody aboard. Computer records confirmed the crew's presence until a few minutes before arrival, when all five crew members vanished. Engineering and hyperspace experts have begun analysing data to unravel the mystery.

Meanwhile, the Interstellar Health Organisation is reviewing Vitadyne Labs’s nanomedicines, which the company has admitted are based on advanced technology developed by Utopia. Many in the medical community have argued that Utopia should share their revolutionary medicines, but investors have already pumped millions of credits into Vitadyne Labs, convinced that profits will run into the billions if these nanomeds become the galaxy’s hottest new commodity.

Finally, supply campaigns for the Federal and Imperial navies have concluded successfully, with traders delivering large amounts of military provisions. The factions responsible for the parallel initiatives thanked pilots who contributed.

And those are the main stories this week.

3305年1月12日- Vitadyneナノ医薬品が抱える倫理的ジレンマ

 Vitadyne LabsがUtopiaの先進技術に基づいて作成したとされるナノ医薬品について、現在Interstellar Health Organisation(IHQ)では再調査を行っています。

 この件についてVox Galactica誌面では、ヘルスケアアナリストのHimari Grey博士による討論が掲載されています。

 「新薬承認の際、倫理的観点から考慮される事項は常にあるものです。しかし今回の場合IHQはさらに熟考すべき問題を抱える事になっています。少なくとも許可無くUtopiaの技術を模することは盗難に等しいというPranav Antalの正式な抗議は念頭に置かなければなりません。」

 「こうした革新的な医薬品を内部に溜め込むUtopiaに対し、利己的に過ぎるとする主張も医学界では多く聞かれます。確かにこれらのナノ医薬品は数多くの疾病や外傷を快癒させる事ができるため、潜在的な健康への利益は所有権の問題を上回るほどであるとも考えられます。」

 「一方でVitadyne Labsに対し、投資家たちは既に何百万クレジットもの資金を投入しています。このナノ医薬品が銀河で最もホットな新商品になれば何十億クレジットもの利益を生み出すのは容易に想像できますから。もし本当にそうなってしまったら、Vitadyneの新商品はほんの一握りの非常に裕福な層しか購うことができなくなってしまうでしょうね。」

3305年1月11日- 内戦の火種 Nova Imperium

 政治ジャーナリストのCassia Carvalhoが、孤立主義グループNova Imperiumと帝国の紛争についてレポートしています。

 「ここ数週間で、Nova Imperiumは政治勢力と言って良いものにまでなりました。Paresa星系では緊張が張り詰め、帝国海軍の支持者らがNova Imperium艦隊を撃破すべく戦闘が発生しております。」

 「対するImperator Mordanticusは銀河系各コミュニティに呼びかけを行っており、長らく知られていなかった先帝Hengistの男孫Hadrian Duvalが帝位継承者として認められるよう支援を求めているようです。」

 「今回の一件が一回きりの戦いで終わろうと帝国内戦の始まりであろうと、Paresaでの結果が帝国の将来に影響を与える事は間違いないでしょう。」

3305年1月10日- CGニュース:帝国、Nova Imperiumと交戦開始

 帝国はParesa星系において孤立主義グループNova Imperiumと紛争状態に突入しました。

 Denton Patreus元老院議員は次のように発表しています。

 「帝国の忠臣たるYupini Limitedが孤立主義者どもの違法艦隊と交戦を開始した。我々は全ての帝国の支援者たちにこの友邦を助け、Nova Imperium艦艇を撃破するよう求めるものである!」

 Nova Imperiumのリーダーである"Imperator" Mordanticusは銀河中に支援を要請しています。

 「Nova Imperiumの存亡この一戦にあり。Hadrian Duvalこそ皇位にあるべきと思わん者は我らの下へ集え!」

 両勢力は敵戦力撃破に向けて1週間の作戦展開を予定しており、作戦は3305年1月10日に開始されます。

3305年1月10日- 連邦・帝国の補給作戦終了

 トレーダーらによって大量の軍需物資が輸送され、連邦・帝国海軍が実施していた補給計画は無事成功に終わりました。

 連邦海軍の代理であるLeague of Zearlaから声明が出されています。

 「連邦のために来てくださった全てのパイロットの方々に感謝いたします。Zearla星系Payson Hubで報酬をお受け取り下さい。」

 帝国海軍による同様の計画を監督していたSirsir Coからも告知が行われました。

 「あなた方は帝国のために大きく貢献して下さった。Sirsir星系Mitchell Hangarでの報酬受取が認可されております。」

 元軍事戦略家であり、現在は一線を退いているMarquis Felix Novantico氏は次のようにコメントしています。

 「Nova Imperiumによる緊張状態が今回の大きなきっかけとなっています。ただし連邦がこうした動きをとった事で、仮にHadrian Duvalが帝位に就いた場合、連邦と帝国が敵対する可能性があるでしょうね。」

3305年1月10日- 有名俳優所有ヨットで謎の失踪

 有名俳優Consuela Knightが所有する豪華宇宙ヨットが目的地に到着したものの、誰一人として乗員がいないという事件が起こりました。

 独立系ニュースフィード"Sovereign"が報じています。

 「スターポートに到着したConsuela Knightの美麗なヨットにファンが押し寄せるといった光景は頻繁に見られるものです。ですが今回この特注プライベートヨットには全く誰も乗っておらず、治安部隊が出動する事態となりました。」

 「捜査によると脱出ポッドは無傷。完全な状態で船に備えられていました。さらに作りかけの食事やフロアに転がった携帯機器など、直前まで人がいた形跡もみられています。コンピューターの記録によると到着の数分前まで乗員の存在が確認できるものの、ある瞬間Ms Knightを含む5名が一斉に消滅したというのです。」

 「エンジニアリングやハイパースペースの専門家が謎の解明のため、データ解析を開始しています。ですがこの現象の生存者がいると考えられるような根拠は何も無いままです。」

3305年1月5日- Week in Review

Here are this week’s main stories.

The theft of a spectacular work of art has soured New Year festivities for thousands of Federal citizens. A colossal holo-sculpture, inspired by the Federal insignia, was due to be unveiled to mark the start of 3305. But upon activation, the image that materialised was a gigantic cat's face, winking repeatedly.

Meanwhile, Professor Katrien Rook has admitted that her company’s nanomedicines are of Utopian origin, and revealed that the original material was sold to Vitadyne Labs by independent pilots. She offered to return the original cargo to Utopia while insisting that Vitadyne be allowed to continue the manufacture of its derived nanomedicines. Simguru Pranav Antal has insisted that production cease, however.

In other news, preparations are underway for the second Distant Worlds expedition, which will see a community of explorers cross the galaxy. The expedition will chart a course through the heart of the galaxy, mapping unexplored regions and making new scientific discoveries. It will also involve the construction of a starport dedicated to the study of Sagittarius A*. Nearly four thousand Commanders are expected to take part.

The isolationist group Nova Imperium has started mustering its forces in the Paresa system, prompting Senator Denton Patreus to issue a statement ordering the ships to disperse. The Imperial Navy must now find a way to quash the threat without it being seen as a massacre of Imperial citizens, which will only fuel further rebellion.

An open order for military supplies has been placed on behalf of the Federal Navy by the League of Zearla. A parallel operation is being run by Imperial faction the Sirsir Co. Both initiatives begin on the 3rd of January 3305 and will run for one week.

Finally, an initiative run by Herculean Machines, manufacturer of Duradrive personal computers, has concluded. Multiple shipments of consumer technology, hardware diagnostic sensors and computer components were delivered to the Blatrimpe system, which will be used to fulfil a large order from the Federal Navy.

And those are the main stories this week.

3305年1月5日- Nova Imperiumが戦力を集結

 孤立主義グループNova ImperiumがPeresa星系に戦力を結集しつつある模様です。

 Denton Patreus元老院議員が次の声明を発表しています。

 「我々はかの扇動的団体が基幹星系に艦隊を集結させている確証を得た。この内には自称Imperator、Mordanticusの海軍時代の信奉者や焚き付けられた多数の市民らが乗り組む個人艦艇が含まれている。」

 「帝国海軍提督としてNova Imperiumに命ずる。即刻艦隊を解散せよ。さもなくば深刻な結果を招く事になる。」

 Imperial Herald紙のCassia Carvalhoは次のように述べています。

 「Hadrian Duvalの広範な支援により、Nova Imperiumはごく僅かな時間で戦力を大きく肥大化させました。この脅威を鎮圧し、しかも臣民の虐殺と見なされないように立ち回る。帝国海軍にとっては難問ですが、さらなる反乱を防ぐためにはそうせざるを得ないところでしょう。」

3305年1月4日- 第二次Distant Worlds Expedition、カウントダウン始まる

 探検家コミュニティによる銀河横断の試みである、第二次Distant Worlds expeditionの準備が進行中です。

 Vox Galactica誌のメディアアウトレットに向け、Leon Banerjee科学特派員が概要を説明しています。

 「3302年の第一次Distant Worldsミッションは史上最大規模の艦隊による探検行であり、1000を超える船がBeagle Pointへの道を行き交った。」

 「Distant Worlds IIは銀河中心部への印象的な航海、未探査領域のマッピングや新たな科学的発見を含むさらに野心的なものとなっている。Sagittarius A*の研究用スターポートも建設される予定である。」

 「プロジェクトリーダーのErimus Kamzel及びDr Kaiiによると、本プロジェクトは200,000光年を超える行程であり相応のリスクがあるにも関わらず、およそ4,000人の勇敢なCMDRらが参加を表明しているという。」

 Distant Worlds IIは3305年1月決行を予定しており、往復路併せて300日の日程を予定しています。

3305年1月3日- CGニュース:連邦・帝国海軍の軍需物資補給

 連邦海軍に代わってLeague of Zearlaより軍需物資の公開注文が出されました。組織のスポークスマンは以下のように述べています。

 「連邦海軍ではBattle Weapon、Landmine、Performance EnhancerをZearla星系のPayson Hubに至急届けるよう求めています。」

 また、同様の計画が帝国系組織のSirsir Coによって行われています。

 「帝国海軍補給部門は我々にBattle Weapon、Reactive Armour、Imperial Slaveの調達を委任しました。集積地点はSirsir星系のMitchell Hangarです。」

 両計画は3305年1月3日に始まり、1週間にわたって実行されます。 最終目標が予定より早く達成された場合、計画は直ちに終了されます。

3305年1月3日- Herculean Machinesの取組み終了

 新型パーソナルコンピューター"Duradrive"の製造元、Herculean Machinesによる取組みが終了しました。

 Consumer technology、Hardware diagnostic sensor、Computer componentといった商品がBlatrimpe星系に納品され、これらは連邦海軍の大量発注に応えるために使用されます。

 同社CEOであるMaddox Hurd氏は次の声明を発表しています。

 「取組みを支援して下さった銀河系コミュニティの方々には再度お礼を申し上げたい。連邦海軍の供給元となれる事をとても喜ばしく思います。Duradriveが長く、長く愛され続ける事を願っておりますよ。」

 現在、Blatrimpe星系Boltzmann Hubで報酬の支払いが行われています。

3305年1月3日- Vitadyne、渦中の新薬がUtopia起源と認める

 Katrien Rook教授の企業で開発されたナノ医薬品がUtopia起源のものであるというPranav Antalの主張に対し、Katrien Rook教授から回答がありました。

 「Vitadyne Labsがこのナノ医薬品を発明した訳ではありませんが、盗んだ訳ではない事を告白いたします。墜落したUtopia所属輸送船を発見した独立系パイロットから持ち込みが行われたのです。回収された貨物容器は明らかに医学的性質を持つものであったため、サルベージ業者によって合法的にVitadyne Labsに売却されました。」

 「Utopiaの方々には謝罪とあわせ、元の貨物もお返しできれば幸いです。ですが私たちが製造した新薬は私たちの資産であり、生産を続ける事も認められると主張させていただきたく思います。」

 これに対し、Pranav Antalから即座に返答がありました。

 「いかなる派生型も我々に返却されなければならず、生産も認められません。我々の技術はUtopiaの外では使用できないのです。」

 Interstellar Health Organisation(IHQ)は本件を精査し、裁定を下すとしています。

3305年1月1日- 新年祝賀祭、盗難で形無し

 何千もの連邦市民が新年祝いに興じる中、大作芸術が盗難された事で市民に失望が広がっています。

 Federal Times紙のKioko McGrath文化特派員はこのように報じています。

 「この巨大なホロ彫刻はまさに3305年が始まる夜に公開される予定となっていました。連邦の紋章にインスパイアされたこの作品はOlympus Village上空に映し出され、何百万もの人々が目にするはずでした。」

 「しかし装置が起動されると巨大な猫の顔のイメージが映し出され、繰り返しウィンクをしていました。のちに元のホロ彫刻のコードは消失した事がわかっています。」

 連邦安全保障局(FSS)では、AliothやEotienses A 3で貴重な作品を盗み出したのと同じ人物の犯行とみています。この芸術品泥棒はいずれの事件でも「ウィンクする猫」のモチーフを現場に残しているようです。

 現在のところ、それ以外の手がかりは見つかっていません。