GalnetNews3305年8月

Last-modified: 2019-09-19 (木) 18:35:44

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3305年8月31日- Winking Cat再来

 芸術品を盗み出し犯行現場にウィンクする猫のシンボルを残すことで知られる、悪名高い盗賊"Winking Cat"が同盟文化祭が行われているAlioth星系に現れました。

 文化祭も6週目に入り、同星系の惑星Turner’s Worldに存在するGarden City Galleryでは視覚芸術の展覧会が行われていました。3304年6月にユニークな作品として知られた‘Youscape’がギャラリーの金庫から消え失せた事件を鑑み、今回の展覧会では高度なセキュリティ対策が実施されていた事がわかっています。

 Alliance Tribune紙の現地特派員、Daron Warmackが現場からお伝えします。

 「ここはもともと空の部屋でしたが、ギャラリーのスタッフが気付いたときにはなんと絵がかけられていたとの事です。驚くべきことにこの絵画は高名な芸術家Megan Madiganの傑作であり、長く行方がわからなくなっていたはずの‘Penance Street’でした。」

 「専門家の鑑定により、この絵画は60年前輸送中に行方がわからなくなったオリジナルである事も確認されました。そして絵画裏の壁からはあの『ウィンクする猫』の絵が見つかっています。」

 「盗賊"Winking Cat"は同盟の宝と言っていい、偉大な傑作の一つを返却してみせました。これは文化の祭典に対する個人的な献身であり、あるいは贖罪のつもりだったのかもしれません。」

 同盟文化祭は来週、Diso星系で閉幕を迎えます。

3305年8月29日- Sap Core Legionの医療物資調達依頼

 Sap Core LegionがHeike星系に最先端の医療機関を設置するべく計画を開始したとの事です。

 同星系は医学領域において一定の重要性を保持しています。これは星系固有の植物から作られた茶葉が、過去猛威を振るったあの「ケルベロス病(Cerberus plague)」の治療法を確立する上で大きな役割を果たした経緯によるものです。この事から、Sap Core Legionは新たな医療施設を建設する上でHeikeは理想的な場所であると考えています。

 Sap Core Legionの代表であるMacklin Fox教授は次のように発表しています。

 「Sap Core Legionでは昨今多数みられる疾病及びその流行に対抗するため、今回の計画に至りました。人類はもっと外の世界の医療資源から利益を得られると考えております。現在勃発しているサーゴイド紛争の事もありますから。」

 これを受け、独立系パイロットに対しAdvanced medicines、Thallium、Medical diagnostic equipmentをHeike星系Braun Enterpriseに輸送するよう依頼が出されています。

 計画は3305年8月29日から9月4日まで行われ、早期に目標に達した場合その時点で終了となります。

 

関連記事:

3305年8月29日- Starship Enterprisesの採掘計画が完了

 Starship Enterprisesが行なっていた採掘計画が成功裏に終わり、LP 339-7星系に新しいアステロイド基地が建設されました。

 独立系採鉱者たちが大量の建設資材を供給し、新しい施設の建設を完遂するために使用されました。このスターポートはMiner Prospectsと名付けられ、LP 339-7星系第4惑星のリングで稼働を始めています。

 企業のCEOであるDr Lewis Chapman氏は記者会見で感謝の意を述べました。

 「新しい基地は星系外縁部で必要とされる物資の供給源となり、またSE社の採掘部門の本部となります。銀河コミュニティが協力してくださることを疑ってはいませんでしたが、実際にはそれでは控えめな物言いにすぎるというものでした。」

 貢献したコマンダーにはLP 339-7星系のGell-Mann Ringにて報酬の支払いが行われています。

3305年8月25日- Week in Review

Here are this week’s main stories.

The Alliance Festival of Culture’s fifth week has focused on theatre and dance. Crowds travelling to New Caledonia in the Tionisla system have enjoyed a wide variety of performance art shows, ranging from full stage productions to amateur street acts.

The Fortunes Corsairs faction has announced a successful conclusion to their appeal for food deliveries in the Chamas system. A new starport has been built in Chamas, following the well-received grand feast attended by many government officials.

Finally, the Starship Enterprises faction has issued a public request for mined resources. The intent is to build a new asteroid base in the LP 339-7 system, which would serve as a portal for increased trade and industrial operations for residents.

And those are the main stories this week.

3305年8月24日- Tionisla星系で演劇と舞踊の祭典

 同盟文化祭は第5週に入り、様々な種類の演劇やダンスパフォーマンスにスポットを当てています。

 観衆はTionisla星系のNew Caledoniaに集まり、たくさんの星系からやってきた芸術の数々に熱狂しています。上は大規模な劇場公演から、下はアマチュアのストリートパフォーマンスまで大小様々で、クラシック・オペラやサーカス、演劇を始め様々な公演が行われています。

 芸術評論家のBryony Lindholm女史はVox Galactica誌に下記のような批評を掲載しました:

 「全ての公演が素晴らしかったことは言うまでもないですが、個人的な一押しは『Bones of Dreams』というバレエでしょう。Tionisla星系の軌道上で取れた残骸を使って出来た骸骨ロボットダンサー達によって演じられました」

 「非常に心を揺さぶる、非人道行為の描写がなされ、ステージ上には感情を持った生物などいなかったにも関わらず…いや、きっとだからこそ、多くの観衆と共に私はその悲しみと喪失というテーマに涙を浮かばせずにはいられなかったのです」

 同盟文化祭は次の週にAlioth星系で引き続き開催され、Garden City Galleryでのプレゼンテーションが予定されています。

3305年8月22日- Starship Enterprisesが採掘計画を発動

 Starship Enterprisesでは鉱物資源の公開調達依頼を発表しています。

 Starship Enterprisesの下位組織であるSE MiningがLP 339-7星系に専用基地を建設するため、建材を求めているとのことです。この基地はSE Miningの部門本部として機能すると同時に、地域を通過する旅行者にサービスの提供も行うとされています。

 Starship EnterprisesのCEO、Lewis Chapman博士は次の発表を行いました。

 「我々の星系の中でも中心に近い部分は裕福な一方、外側のガスジャイアント側ではとても裕福とは言えず、両者間には長い間亀裂がありました。SE Miningは第四惑星リングに新たな小惑星基地を設置する事でこの亀裂を埋め、星系全体に利益をもたらす貿易の輪を生み出そうと考えております。」

 「SE Miningは弊社が創業して以来、大黒柱としてずっと活躍してくれました。苦しい時もありましたが、弊社における最も重要な資産であり続けています。この新しい事業はSE Miningのこれまでの努力に報いる事ができる優れた方針であると信じております。」

 これに伴い、Osmium、Samarium、Uraninite、Monazite、Platinumを採掘、LP 339-7星系Gell-Mann Ringに輸送するよう独立系パイロットに向けて依頼が出されています。

 本計画は3305年8月22日から28日にかけて行われ、早期に最終目標に達した場合その時点で終了となります。

3305年8月22日- 食料輸送計画は成功に終わる

 Chamas星系で行われていた食糧輸送計画ですが、主催者によって本計画の成功が宣言されました。

 華やかなレセプションのために数々の食料を入手しようとしたFortunes Corsairsの取組みは快く受け入れられ、さまざまな星系関係者が参加したこのレセプションも目的を達成できたようです。

 Chamash Foods conglomerate代表のSilas James氏により、発表がありました。

 「Fortunes Corsairsや他の独立系トレーダーの皆さんが圧倒的とすら言える支援の手を差し伸べて下さったお陰で、素晴らしい祝宴となりました。募金活動は甚だしい成功をおさめ、新しい小惑星基地の建設もすぐに始められそうです。」

 計画への貢献者に対し、現在Chamas星系Denton Dockにて報酬の支払いが行われています。

3305年8月18日- Week in Review

Here are this week’s main stories.

The Alliance Festival of Culture has entered the Olgrea system this week with a celebration of literature. Fans of both modern and classical fiction gathered to discuss their favourite novels and meet popular authors.

The Fortunes Corsairs faction has organised an initiative to transport food commodities to the Chamas system. A fundraiser supporting efforts to construct an asteroid base in the system is scheduled for next week, with a grand feast advertised as the main attraction.

And those are the main stories this week.

3305年8月16日- 文学イベントに創作ファン集まる

 同盟文化祭第四週目の目玉といえば、Olgrea星系H.G. Wells Terminalで行われる文学祭でしょう。

 Alliance Tribune紙のLeyton Farrisがイベントについてお伝えします。

 「現代文学と古典文学を問わずあらゆる文学ファンが創作愛を共有し、お気に入りの作者に会うために集まっています。このイベントは作家たちが作品を宣伝し、新たな読者層を開拓する絶好の機会でもあるんです。」

 「地元作家Hanna Darrold氏が‘Chronicles of Olgrea’というタイトルの小説を発表し、注目が集まりました。この本は文学祭で地元作家が小説を発表するという内容のメタフィクションもので、にわかにベストセラーになりつつあります。」

 熱狂的な人気を誇る「海賊王」シリーズのファンたちは作者のOlav Redcourt氏が登場するのを期待していましたが、彼はSF小説の執筆に取り組んでいるようで姿を現しませんでした。出版元であるBonespire Publishingのスポークスマンは次のようにコメントしています。「SF小説なんてもはや誰も読んでいないというのに、Redcourt先生はその死んだジャンルを蘇らせようというんです。自ら経済難に陥ろうとするようなものです。」

3305年8月15日- Chamas星系で食料輸送依頼

 Fortunes Corsairs一派ではChamas星系への食糧の輸送計画を開始しています。

 これは資金調達を目指す催しであり、新たな小惑星基地の建設許可を得る取組みの一環であるとの事です。Chamas星系で最も著名なシェフの手がける大宴席となり、星系で当選した役員の多くが参加するとみられています。

 Chamash Foods conglomerate代表のSilas James氏により、発表がありました。

 「この重要な機会に向けてオリオン腕に存在する食材でも最高級のものを、と考えております。輸送を支援していただけるなら、それは栄光の時代へと地域を後押しする手助けとなる事でしょう。」

 これに伴って独立系トレーダーに対し、Fruit and Vegetables、Fish、Grain、Syntetic meatをChamas星系Denton Dockに輸送するよう依頼が出されています。

 この取組みは3305年8月15日から21日にかけて実行され、早期に目標に達した場合その時点で終了となります。

3305年8月11日- Week in Review

Here are this week’s main stories.

Expansion of the Witch Head enclave has continued with the installation of seven planetary ports. Focus has turned to supporting the influx of new colonists, now that access to meta-alloys in the region has been secured. It is hoped that the new ports will accelerate ongoing efforts to repair the starports damaged in recent Thargoid attacks.

In related news, new engineer Chloe Sedesi has opened for business at one of the new planetary facilities, Cinder Dock. Sedesi’s services have been complemented by a tech broker and material trader, available at Bray Landing and Ratchet Hub respectively.

Finally, the Alliance Festival of Culture has entered its third week with a music festival in the Phekda system, which organisers have called ‘the greatest gig in the galaxy’. The line-up includes a mix of established and new talent, with a one-off performance by legendary artist Xiona considered the highlight.

And those are the main stories this week.

3305年8月10日- 銀河で最もアツいライブ

 同盟文化祭は第三週に入り、Phekda星系で行われている盛大な音楽祭は何千人もの観客を呼び寄せています。音楽祭の運営委員会は「銀河で最もアツいライブ」と宣伝しています。

 Alliance Tribune紙の芸能・文化紙面担当であるCorinne Macintyre記者はこう伝えます:

 「このプログラムは非常にバラエティに富み、Spectacular NemesisやJade Gracelandのような大スターからThe Lasting Holdのような新鋭のアーティストまで参加しています」

 「他にも、音楽の知識がマーラーで止まっているような人向けに、Topaz Philharmonicを始め幾つかの交響楽団の演奏も予定されています」

 「最大の見どころは、わざわざ引退から一回限りの復活を果たす伝説のシンガーソングライター、Xionaでしょう」

 同盟文化祭は更に4週間にかけて続く予定です。

3305年8月8日- 魔女の頭星雲に地上基地設置

 Witch Head星雲ではこれまでに7つの惑星宇宙港が建設されており、人類圏の拡大が続いています。

 既に入植が完了していた地域を取り囲むように6つの宇宙港が建設されました。同盟・連邦・帝国それぞれが2つずつ所有しており、これにより各国とも現地代理勢力の存在感を強める方針です。

 7つ目の宇宙港はCinder Dockで、Witch Head Sector DL-Y d17星系に設置されました。本宇宙港についてAegis ResearchのAlba Tesreau教授が詳細を説明しています。

 「Cinder DockにはエンジニアのChloe Sedesi氏が管理する施設が併設されております。本施設ではフレームシフトドライブ及びスラスターの強化が可能です。」

 「メガシップ Spirit of Minueに乗船中の土壇場まで議論が続いたものの、テックブローカー及びマテリアルトレーダーの皆さんも惑星港でサービスを実施する事に同意して下さっております。これらのサービスはBray LandingとRatchet Hubでそれぞれ提供されます。」

 「これら新たな支援を予定より早く受けられたため、最近のサーゴイド襲撃で損傷を受けたスターポートを修復する取組みを前倒しにしようと考えております。Ezra Pointは全標準サービスをオンラインに戻し、全機能復旧を宣言した最初のスターポートとなりました。」

 現地では植民が続いているために新たな機会や金融投資がもたらされ、向こう数週間に渡ってさらなる基地建設も予定されています。

 「こうした成果は多くの独立系パイロットのたゆまぬ努力に基づくものです。」Tesreau教授はこのように続けています。「彼らの勇気と献身こそWitch Head星雲のメタアロイに人類が接触するための重要な要素でした。Aegisを代表し、パイロットの皆さんに心から感謝を申し上げます。」

3305年8月6日- 魔女の頭星雲にさらなる移民

 Witch Head星雲の入植地は新たなスタートを求める何千もの移民の格好の対象となりました。

 Chloe Sedesiさんは星雲に向かう人々の一人。彼女はIshmael Palin教授の教え子でもあります。そんな彼女は今回Vox Galactica紙、Leon Banerjee記者の取材に応えてくれました。

 「何年も教授と研究をしてきましたが、機能向上のためのモジュールいじりについては沢山の事を教えてくれました。教授は少しお堅いイメージに見えるかもしれませんが、本当はとっても素敵な人なんですよ。けど、こんな言い方をしたらきっと教授は眉をひそめるでしょうね。」

 「ここのところ、独立について考えていたんです。そこにWitch Head入植地の話が入ってきましたから良い機会だ、と思って。独立系パイロットの方々は新天地のために尽くしてきたんですから、ここに少しばかり支援があってもいいんじゃないでしょうか。」

 Sedesiさんは今Witch Head Sector DL-Y d17星系Cinder Dockの施設設備の監督を担当しており、以前Palin Research Centreで提供されていたものと同様のエンジニアサービスを行うとの事です。

 また地域のスターポートが完全に機能するよう、Witch Head星雲でテックブローカー及びマテリアルトレーダーもサービスを開始することも確認されています。

3305年8月4日- Week in Review

Here are this week’s main stories.

Thargoid forces in the Witch Head Nebula have been defeated. A call to arms from Aegis Research received a considerable response from independent pilots, leading to a victory for humanity. The official establishment of a human enclave in the Witch Head Nebula was declared shortly afterwards. Professor Alba Tesreau has asked the galactic community to assist with station repairs in the area.

Professor Palin and his staff have finished installing equipment at Abel Laboratory on Arque 4 E. The engineering services formerly available at the Palin Research Centre are now available in the Arque system, along with any modules held in Palin’s storage facility.

The Alliance Festival of Culture focused on the Leesti system this week. A celebration of cinematic art was held at George Lucas station, featuring a wide range of traditional and interactive media.

In related news, the decision to stage the Alliance Festival of Culture opening ceremony in Lave has drawn a mixed reaction from residents. Supporters highlighted Lave’s decades-old membership of the Alliance, while critics have called the ceremony a political gesture aimed at the ruling independent faction.

And finally, the Federal Intelligence Agency’s campaign against the Red Family cartel has drawn to a close. While seen as a successful operation, kingpin Oberon Church remains at large. Investigations continue regarding cartel co-founder Jan Sandoval’s death while in FIA custody.

And those are the main stories this week.

3305年8月3日- 映画祭の論争

 同盟文化祭、第二週の開催地となったLeesti星系で、新作映画がちょっとした論争を引き起こしています。

 Alliance Tribuneの文化特派員Corinne Macintyreが詳しい様子をお伝えします。

 「George Lucasステーションでは、多くの星系から幅広く寄せられた伝統的なインタラクティブメディアを目玉とした壮大な映画祭が開かれました。」

 「人々の話題はもちろん、アワード受賞経験もあるディレクターHal Raskin制作の歴史ドラマ、「Unity」です。 Allianceの創設者であるMic TurnerとMeredith Argentを、政治的な支持を集める為に偽りのロマンスを装ったライバルとして描いています。」

 「このカップルの詐欺的恋愛という思い付きは、数人の批評家に限らず多くの伝統主義的な聴衆から批判を受けたものの、それ以外の人々からは大胆な試みとして評価されています。」

 同盟文化祭は、今後5週間にわたって開催される予定です。

3305年8月2日- 対Red Family作戦終結

 連邦捜査局がRed Familyカルテルへの作戦を終結したと発表しました。

 The Federal Timesの犯罪担当のEthan Takahashi記者の解説です。

 「行動面ではこれはFIAの偉大な勝利と考えられるべきでしょう。Red Familyに対する一連の周到な攻撃は致命的打撃となり、カルテルの非常に中毒性の高い薬物は大量生産前に破壊されました。」

 「ボスのOberon Churchはまだ自由の身ですが、彼が帝国を再建することはあり得なさそうに見えます。依然として、連邦で最悪の指名手配犯を逃したことは当局の不満の種となるでしょう。」

 保護拘禁されていたJan Sandovalの暗殺に関する内部調査は続いています。決定的となる証拠は見つかっていませんが、FIA内部者の協力が無ければSandovalに手は届かなかったと多くの人たちが考えています。

 「FIAの中にChurchに買われた人物がいると考えられるのは理由のないことではないのです。」Takahashi記者はそう語りました。

3305年8月2日- 同盟文化祭についてのLave市民の反応

 同盟文化祭の第一週が終了し、Laveの住民は開会式が彼らの星系で行われたという決断に複雑な感情を抱いています。

 「明らかにこれはEdmund Mahonの政治的ジェスチャーというものでした」フリージャーナリストのGrady ChenがLave Stationで語ります。「現在Laveを治めているのは独立系ファクションです。軍事的衝突はつい昨年にも起こりました。星系の支配権は失いましたが、支援を集めようとしている同盟系のリーダーたちは残っています。これは露骨なプロパガンダです。」

 経済評論家のSarai Messemer氏はThe Orange Sidewinderでのインタビューで違った見解を述べています。「Laveは数十年にわたって同盟領でした。私たちは数世代にわたって同盟の空気を吸って生きてきたのです。わかります?たしかに私たちは現在Lave Radioが星系を支配することを受け入れていますが、それは私たち自身が何者であるか、何をもってLave人たらしめているかまで変えてしまうわけではありません。」

 Allen Stroud博士がLave Radioの広報担当として以下の声明を発表しています。

 「組織委員会が開会式をLaveで行うと決定したことにはかなり驚きましたが、彼らは物事を私たちと同じようには見ていないようです。我々はみなで仲良くしていこうとしていて、ここには同盟をお祝いすることがたくさんあります。星系が今同盟に所属しているかかつて所属しているかは関係ないのです。」

 「Laveにできるだけ多くの訪問者がやってくることを期待しています。文化祭にお越しください。ブランデー、ラジオ、その他多くの催しがあり、私たちは喜んでホストを務めます。」