FF6
天涯孤独一匹狼のアサシン、シャドウのテーマ。
アメリカの西部劇やブルースを彷彿とさせる曲調とバンジョーのビョーンという音が哀愁を誘う。
この曲を聞くと口笛を吹きたくなるのはなぜだろうか。
- FFの曲というよりもむしろ、
某荒野に響く口笛と銃声のRPGの世界観に合う曲。
しかし、シャドウ自体が似たような存在の為、違和感は無い。 - びょんびょんって音はバンジョーではなくジューズハープ。口に加えて糸を引っ張り、口の中で発生した音を共鳴させることで鳴らす楽器で日本語では「口琴」と訳されるもの。
似た楽器は世界中に見られ、日本ではアイヌの伝統楽器としても知られる。
この曲はガウの親父の家にシャドウが居る時にも流れる。仲間にすれば元々のBGMに戻るのだが
その何とも言えないギャップに笑ってしまうこと請け合い。
個人的には夜のバーとかで流れるような印象がある。シャドウとの初対面は酒場だけに。
- 当時友達がこのBGM、シャドウが酒場のレコードプレーヤーに自前のレコードかけてるんじゃないかとか言ってたな。
ボイーン ボイーン ミョンミョンミョーン
ボイーン ボイーン ミョンミョンミョーン
崩壊後はコロシアムで一撃の刃をかけてシャドウと勝負するときだけ流れる。
GBA版のミュージックプレイヤーでは名前が「Shadow's Theme」になっている。
どちらかというと渋めの曲調で盛り上がる曲とは言えないが、蘇る緑ではインターセプターを逃がし崩れゆく塔と運命を共にするシャドウに併せるかのように壮大な盛り上がりを見せる。なおGBA版ではクリアデータを保存してもちゃんとシャドウも使えるのでご安心を。