・鈴は鳴りわたる
依頼者:
シルヴィ(Sylvie)
/ 西アドゥリン・アドゥリン港
依頼内容:
シルヴィの父であるホステンが、行方不明に
なってしまったそうだ。
捜索において、風水士イキ・アスカモットに
力を借りる必要があると、シルヴィは言う。
一緒にきてほしいと頼まれたため、さっそく
東アドゥリンにあるレナイェ家へ向かおう。
- 西アドゥリンのSylvieに話しかける。
あああっ、[Your Name]さん、
ど、どうしましょうッ……!
Sylvie : お父さんが……
……えっと、今、知らせがあって……
Sylvie : お父さん、
モリマー台地の開拓作業を頼まれていて……
でも、モンスターがたくさん現れて……!
Sylvie : みんな
散り散りに逃げたって……
死んじゃった人もいて……!
Sylvie : お父さん、
行方不明になってるっていうの!
あそこは危ないって、私も止めたのに……!
Sylvie : ご、ごめんなさい。
あなたのおかげで、落ち着きました……。
でも、私……どうしたらいいのかわからない……。
Sylvie : 私が
もっとすごい風水士なら、自然と一体となって
お父さんの居場所をつきとめることが
できるかもしれないのに……!
Sylvie : 大風水士シィ・レナイェ様。
アドゥリンの地にお眠りになっていらっしゃるなら
……助けて……お願い……。
Sylvie : ……そ、そうだわ。
シィ・レナイェ様の生まれ変わりと噂される
イキ・アスカモット様にお頼みすれば……
Sylvie : [Your Name]さん!
レナイェ家へ、私と一緒に行ってくれませんか?
Sylvie : じ、実は、
私だけだと、他の風水士たちの目が怖くて……。
Sylvie : どうか、
東アドゥリンのレナイェ家へ向かってください。
私もすぐに、身だしなみを整えて向かいますから!
どこにいるんだろう、怪我してたらどうしよう……
Sylvie : イキ・アスカモット様に
お父さんを探すのを手伝ってもらわないと!
[Your Name]さん、お願いです!
Sylvie : 東アドゥリンの
レナイェ家へ向かってください!
私もすぐに、身だしなみを整えて向かいますから! - 東アドゥリンのNhili Uvolepに話しかける。
……イキ・アスカモット様に
取り次いでほしいと言うのですか?
Sylvie : [Your Name]さん!
Sylvie : ニリさん、
[Your Name]さんは、風水士。
イキ様へのお目通りをお許しください。
Nhili Uvolep : シルヴィ、
イキ様はご多忙で……。
Sylvie : お願いッ!
一刻を争うことなの!
Lhaiso Neftereh : あれぇ。
シルヴィちゃん、どうしたのぉ。
Sylvie : ライソ様ぁ……!
Lhaiso Neftereh : あれれぇ?
な、な、泣いちゃった?
あたし、なんかしちゃった?
Lhaiso Neftereh : そっかぁ。
ホステンさんが、モリマー台地で
行方知れずになっていて、戻ってないのねぇ。
Lhaiso Neftereh : 風水士が
行方知れずになるなんて、
自然の怒りを受けてしまったとしか思えないし。
Lhaiso Neftereh : うわっ。
空気を読めてなくて、ごめんなさいぃ。
Sylvie : いいんです。
ライソ様は、お父さんの身が危ないことを
よくわかってくださっているんですから。
Sylvie : 大風水士シィ・レナイェ様の
お生まれ変わりというイキ様に、
お父さんのことをお願いしにきたのですが……。
Sylvie : ここで
先代のライソ様にお会いできるなんて、
運命の導きだと思うんです。
Sylvie : ど、どうか、お願いです。
お父さんを助けてください!
Lhaiso Neftereh : うんうん。
シルヴィちゃんの気持ちは、
よぉくわかってはいるんだ。だけどねぇ。
Lhaiso Neftereh : あたしの
一番弟子のイキでも、もちろん、
あたしでも……難しいと思うのよぉ。
Sylvie : えっ……。
Lhaiso Neftereh : 大風水士
シィ・レナイェ様は、
自然と一体化して川の流れを変え、
木々を成長させることができたのね。
Lhaiso Neftereh : そうして
彼女のもとに集う5人の生徒たちと共に、
恐ろしいヴェルク族を退けたってわけ。
Lhaiso Neftereh : そんな偉大な力を使えた理由。
それは……大風水士シィ・レナイェ様が
「人じゃなかった」からじゃないかって、
あたしは思うのよねぇ。
Hemborok : ライソ様。
それ以上は、このような者たちに
聞かせる必要がないことでございます。
Gregoirellaud : そして、シルヴィ。
そなたの父親は、調査員たちが
手分けして探しておるのじゃろう?
Obelailai : そのとおり。
我々の出る幕ではない。
開拓で起きた事故なのだ、
そこにいる開拓者に頼むのが道理。
Lhaiso Neftereh : ……。
シルヴィちゃん、ごめんねぇ。
あたしたちじゃ助けられそうもないわ。
Sylvie : そんな……!
私たちが、ザカライアの家系だから!?
もう、いいです……ひとりで探すから……!!
Lhaiso Neftereh : ううぅ、
そういうつもりじゃなかったのにぃ……。
ホステンを探す力がないってことなのにぃ……。
Lhaiso Neftereh : あっ、そこの風水士。
あなたが、シルヴィを助けてあげて。
一緒に、ホステンを探してあげてちょうだいよ。
Lhaiso Neftereh : モリマー台地で
フロンティア・ステーションにいる兵士に
尋ねたら、何かわかるかもしれないってぇ。
よろしくねぇ。
モリマー台地へ向かうつもりのようです。
このまま放っておくわけにはいきませんが……。
Nhili Uvolep : ライソ様は
シルヴィの父親を探すよう、あなたに命じました。
あなたなら、モリマー台地をよくご存じのはず。
Nhili Uvolep : モリマー台地の
F.ステーションにいる兵士が、捜索に関して
最新の情報を持っているようです。お気をつけて。 - モリマー台地・F.ステーションのVestaviusに話しかける。
「エルゴン・ローカス」に異変が起きているとか。
レナイェ家の風水士たちが慌てて、
報告に戻っていったぞ。
Vestavius : よくわからんが
今までエルゴン・ローカスがなかった場所に
突然、新たに現れることがあるらしい。
Vestavius : 俺が聞いたのは、確か……
ここより2つ目のビバックから、北の方角だとか。
おまえが風水士なら、見にいく必要があるかもな。
開拓作業を進めていたら、大きな爆発が起きてね。
Apolliane : その直後に
大型モンスターの大群が
どこからともなく現れたということよ。
Apolliane : そのとき
行方不明になってしまった人たちを
手分けして探してはいるんだけど。
何名か、見つかっていないのよ。 - モリマー台地のErgon Locus ???を調べる。
Sylvie : わ、私も
エルゴン・ローカスの話を聞いてきたんです。
ここのことなんですよね……え、えっと……。
Sylvie : あぁ、やっぱり。
龍脈が、大きく乱れているみたいです。
このせいでモンスターも気が立っているようです。
Sylvie : 龍脈の乱れさえ鎮まれば、
捜索隊が動きやすくなるはずです。
Sylvie : だから
銀色の羅盤を取ってきました。
これを使って……
Sylvie : あっ!
ちょっと待って……この感じ……お父さん!?
Sylvie : お、お父さん!
しっかりしてよぉ、お父さん!
Hostenn : う……うう……。
Sylvie : よ、よかった……。
ああ、でも、この傷……
どうしよう、どうしよう……。
Sylvie : [Your Name]さん……!
私、お父さんを守らないと……!
Sylvie : さっき渡した
銀色の羅盤を、新しいエルゴン・ローカスに
使ってみてください!
Sylvie : モンスターが
少しは弱くなるかもしれません!
お願いします!
だいじなもの:銀色の羅盤を手にいれた!・銀色の羅盤 シルヴィ(Sylvie)が用意していた羅盤。 龍脈の乱れを静める力があるそうだ。
- 再度Ergon Locus ???を調べると出現するDeranged Ameretatを倒す。
[Your Name]!
Lhaiso Neftereh : わあぁ!
でもぉ、モンスターがいっぱい!
Lhaiso Neftereh : えーとぉ。
さすがに、引退したあたしには辛いかも。
Lhaiso Neftereh : えっ!?
Lhaiso Neftereh : うわあぁ……
これぇ、ほんとやばそぉ……
Lhaiso Neftereh : ……こーなったらぁ
……いちかばちか……
Lhaiso Neftereh : 大風水士
シィ・レナイェの鈴の音よ、届けぇっ!
Lhaiso Neftereh : 自然は、
私たちの勝利を望んでいる!!
(暗転)
??? : 『……久方ぶりに
言霊を放つ者が現れたようぞ。』
??? : 『鈴は鳴りわたる……
その言霊、支持しよう。』
(暗転終わり)
Lhaiso Neftereh : ううぅ……
あ、あたしはいいからぁ、
シルヴィちゃんとホステンは……?
Sylvie : お父さん……
し、死んじゃった……。
Sylvie : さ、最期に……
「大地に戻って見守ってる」と言い残して……。
Sylvie : ライソさん、
[Your Name]さん、お父さんのために
来てくれてどうもありがとうございました。
Lhaiso Neftereh : シルヴィちゃん……
だいじょうぶじゃないよね……
遅れちゃって、ごめんね……。
Lhaiso Neftereh : 何もできないとか、
ひどいこと言ってごめんね……。
Lhaiso Neftereh : シルヴィを守ってくれて、
[Your Name]ちゃん、
ほんとにありがと。
Lhaiso Neftereh : あなたは一度、
アドゥリンに戻って休んで。ここから先は
あたしに任せて……他の風水士を呼ぶから。
Lhaiso Neftereh : 休んだら、
……そうだねぇ、西アドゥリンの港で会おっか。
だいじなもの:銀色の羅盤を失った。
行方不明になっていた風水士のひとりが
亡くなったとは、とても残念だよ……。
ホステンさん、だめだったのね。
もしかしたら他の人たちも、もう……。
ひとりで向かわれたと聞きましたが、
ホステンを助けることは適わなかったのですね。
Nhili Uvolep : とても残念です。
ザカライアの一族とは言え、
ホステンは腕のよい風水士だったのですから。 - 西アドゥリンのSylvieに話しかける。
[Your Name]さん……
私も、戻って休むように言われて……。
Lhaiso Neftereh : ふたりともぉ!
もう、だいじょうぶなのぉ?
休んでた方がいいんじゃ?
Lhaiso Neftereh : ホステンさんは
あたしたちで運ばせてもらったから。
埋葬の準備は、ぜーんぶ任せてちょうだい。
Sylvie : ライソ様、
他の風水士の方々は、私たち……
ザカライアの家系を気にしているのでは……?
Lhaiso Neftereh : それどころじゃないわ。
今は、シィ・レナイェの鈴のことで大騒ぎよぉ。
あれって、門外不出の秘宝だったし。
Sylvie : そういえば……
あのとき、なにが起きたんでしょう?
私、お父さんのことしか考えられなくて。
不思議な声がした
見たことがない魔法だった
よくわからない
Lhaiso Neftereh : へぇ、
あなたにも聞こえたんだ。
びっくりしたでしょ。
Lhaiso Neftereh : そうよねぇ。
伝承に従って練習はしてきたけれど、
初めて使えたわけで、あたしもびっくりよ。
Lhaiso Neftereh : 伝承として
風水士に伝わってきた術に
初めて成功したのよぉ。そして……
大いなるものが、まさか応えてくれるなんてねぇ。
Lhaiso Neftereh : あんまり
大っぴらにはしてないけど、レナイェ家には
大風水士様の鈴が代々伝わっているのよぉ。
Lhaiso Neftereh : 代風水士様は
その鈴を使うことで、この自然……
そして大いなるものと会話してたそうなのぉ。
Lhaiso Neftereh : その術は
「言霊」って呼ばれて伝わり、
大風水士様以外、使えないと思われてたわけ。
Sylvie : そんなすごい術を……
ライソ様、ほんとうにすごい……!
Lhaiso Neftereh : まあぁ、
あたしが使えたのは、あの鈴のおかげだろうね。
それと、火事場の馬鹿力ってやつかなぁ。
Lhaiso Neftereh : とにかく、
風水士が鈴を持つようになったのは、
自然と対話するためなわけだから……
Lhaiso Neftereh : はい、これ。
あなたも立派な風水士として、
これくらいの鈴は持ってなさい。
Lhaiso Neftereh : そして、シルヴィ。
後で、埋葬の希望を聞かせて。
あなたの希望に、できるだけ添うつもり。
Sylvie : お父さんは
亡くなってしまったけれど
自然は、私たちを助けてくれましたね……。
Sylvie : ……あっ、そうでした。
私からもお礼をさしあげたかったのでした。
お父さんが持っていた棍を受け取ってください。
Sylvie : あなたが
お父さんの最後の弟子なんです。
どうか、大事にしてくださいね。
フィリエベルを手にいれた!
ダウザーワンドを手にいれた!
送り出してあげなくちゃ……。
Sylvie : そして、
お父さんの身体を、自然へと戻してあげなくちゃ。
それが私の……ザカライアの一族の務めだから。