ヴォイドウォッチ/真界

Last-modified: 2012-04-03 (火) 11:05:30

真界
内容:
 そこはすべての始まりの地。
 とても儚く、薄らいだ
 人の世の歌にある、世界の中心であった。
 姿を変えてしまった
 ケット・シーらがいうには
 すべての元凶は、ココにいる……!


  1. 未知なる領域への侵入から自動的に進行。
     
    ??? : ……っ!
    ??? : …………のよン!
     [Your Name]!?
    ??? : やっと起きたナ!
    ??? : おはよう?
     それとも、こんにちは……?
    ??? : にゃはははは!
     寝ボスケなシンペーだなー。
    ??? : ボクらのこと……
     オボエてる?
    ??? : それは無理だよぅ。
     ヌーイがいったでしょう、彼は
     ボクらのいた時間軸とは違うって。
    ??? : しらないのはかなしいよぅ。
    ??? : ……肝心なのは、
     覚えてるコトではない。
     この事象自体が、イレギュラーなモノ。
     解決できればよい……
    ??? : それだよネ~。
     シンペー? だったっけ?
     時間軸が違ってもさ、そこは一緒だろー。
     なんとかなるって!
    ??? : まあ正直なところ、
     なんとかしてもらうしかナいんだけど。
    ??? : ネェ、ヌーイ。
     やっぱり馴染みの深いキミが
     説明してアげるべきなんじゃないカナ?
    Cait Sith Naoi : そうねン。
     なんかだいぶ混乱してるようですし……。
    Cait Sith Naoi : まずはなにから
     説明したらいいかしらン?
     
    どうする?
     ……8、9、10匹
     縮んだ?
     ここは?
     
    「……8、9、10匹」
    Cait Sith Naoi : ああ、やっぱり
     そこよねン……。
    Cait Sith Naoi : アータに会ったとき
     アタクシたちは元々1つになった
     状態だったのよン。
    Cait Sith Naoi : 完全体?
     とでもいえば、いいのかしらン。
    Cait Sith Aon : 完全体……。
     それは少し語弊がある。
    Cait Sith Coig : だよな、だよな!
     だってオレ、消滅しちまってたし。
     完全体はおかしいゼ、ヌーイ。
    Cait Sith Naoi : ん、まあ
     確かにそうねン、その通りだわン。
    Cait Sith Naoi : ……コホン。
     悲しい事件もあって、アタクシたちの中には
     道半ばにして召されたモノもいるわン。
    Cait Sith Naoi : かいつまんで言うと
     いっぱい詰まった状態だったわけ。
    Cait Sith Naoi : よくわからない?
    Cait Sith Naoi : ……別にいいわン。
     そこはあまり重要じゃないですし。
    Cait Sith Ceithir : にゃはははは!
     説明諦めたな、ヌーイ!
    Cait Sith Naoi : 黙らっしゃい!!
    Cait Sith Naoi : ……話を戻すわよン。
    Cait Sith Naoi : アタクシが消えた顛末を
     クポフリートから聞いたのでしょう?
     そ、こうなったのはあれが原因なのよン。
    Cait Sith Naoi : まさか突入の結果
     以前のようにこうしてバラバラになるとは
     思ってもみなかったのよン。
    Cait Sith Naoi : 魂レベルで
     アタクシたちは1つになっていたわけで……
     事実上、再分離なんて不可能なのよン。
    Cait Sith Seachd : ケッシのカクゴ、
     だったんだけどナ。
    Cait Sith Naoi : おまけに召された子たちまで
     復活して、こうして総登場というわけ。
     ま、これは嬉しい誤算といってもいいわねン。
     
    「縮んだ?」
    Cait Sith Naoi : ええ、そうなのよン……。
     ワタクシたちもよくわからないのだけど
     足りない分を補う感じになったのかしらねン。
    Cait Sith Naoi : なぁに、多少縮もうが
     アタクシたちの能力は変わってませんわよ!
    Cait Sith Naoi : ええ、突入のときに
     再分離したショックでしばらく
     あちら側への連絡ができなかったですけどね!
    Cait Sith Naoi : でもこうして
     全員揃ったことで、10万ケット力ですわよン!
     こちらとあちらを繋ぐことも
     そのおかげだと思えば……
    Cait Sith Naoi : ち、縮んだことなんて……
     とーーーっても些細なことなんですわー!!
     ええ、ええ、些細ですわー!!!
    Cait Sith Coig : そうだ、そうだー!
     
    「ここは?」
    Cait Sith Naoi : 当然、そうくるわよねン。
     ここはすべての生命が最終的に辿りつく
     とても儚く、薄らいでしまった……
    Cait Sith Naoi : 始まりの場所なのよん。
    Cait Sith Naoi : アータたち、
     人の子の歌にもあるでしょ。
     「すべての起こりは石だった」と。
    Cait Sith Naoi : それじゃあ、
     その石があったのはどこん?
    Cait Sith Naoi : それがここよ。
     始まりの場所ってのも長いから
     「真界」とでも呼べばいいのかしらねン。
    Cait Sith Naoi : 生命の循環は輪のように巡り、
     真界へと戻る。そして、また世界へ……
     それは永遠に続くのよ。
    Cait Sith Naoi : 本来、この場所へ
     生きて辿りつくなんてありえないのよン。
    Cait Sith Naoi : アタクシたちは
     アルタナ様より生まれた存在。
     その循環からは外れたモノといっていいわ。
    Cait Sith Naoi : 召された子たちは
     ここで留まっていたのかしらねン。
    Cait Sith Naoi : そこへ
     アタクシたちが突入した結果。
     より強い魂に引かれて合流ってのが
     アタクシたちの出した総意。
    Cait Sith Naoi : ぶっちゃけ、奇跡よねン……。
    Cait Sith Sia : きせきですぅ。
    Cait Sith Naoi : 話を少し戻すわねン。
    Cait Sith Naoi : 人の子の歌では
     世界の中心の輝きは消えたとあるけれど
     ここを見る限り、少し違うみたいねン……。
    Cait Sith Naoi : この殺風景な景色。
     世界の残滓といったほうが正しいかしら。
    Cait Sith Naoi : ……って
     ちんぷんかんぷんって顔ねン。
     アタクシたちの知ってるアータは
     それはもういろいろ……
    Cait Sith Naoi : って、まあ、それはいいわン。
     言っても仕方のないことですしね。
     
    「全部わかった」
    Cait Sith Coig : おい、ヌーイ。
     なんかヤバいゼ。
    Cait Sith Deich : うん。
     大気に怒気が満ちている……。
     ココで目覚めてから、ずっと感じる視線も
     毛が逆立つほど強くナってるよ。
    Cait Sith Sia : はじまりのちなのに
     あたしたちのほかになにがいるです?
    Cait Sith Aon : アルとするなら……
     「世界」そのモノ。
    Cait Sith Dha : アーンの世界が
     どーこーってのはよくわからないけどさ~。
     この周辺から、なんかビンビン感じるのは
     確かなんだよな~。
    Cait Sith Naoi : ええ、わかってますわ。
    Cait Sith Naoi : あの子たちの言うとおり
     ここには、とんでもないものが
     潜んでるのは確かねン。
    Cait Sith Naoi : それも明らかに
     アタクシたちを敵視している。
     人の子のアータは、なにも感じないかも
     しれないけれど。
    Cait Sith Naoi : それが恐らく
     こことを繋ぐ世界すべてに影響を及ぼしてる
     「元凶」でしょうねン……。
    Cait Sith Naoi : あのクリスタル。
     あれの向こうから嫌な気配を感じるわン。
     それも複数……。
    Cait Sith Naoi : それらとは比べ物にならない
     とんでもない力がアタクシたちに
     圧しかかってるのよン……。
     それがこれ以上ここから動けない理由。
    Cait Sith Naoi : 結局こっちでも
     最後までアータに頼るしかないのよねン……。
     気をつけてねン、[Your Name]。
    Cait Sith Naoi : あ、そうそう。
     これをアータにつけておくわン。
    Cait Sith Naoi : 投影蟲。
     ケット・シー族の秘密アイテムよン。
    Cait Sith Naoi : 離れていても
     投影蟲を通して
     アータが見たものを
     アタクシたちも見ることができるわ。
    Cait Sith Naoi : ……ま、効果はそれだけよン。
     アータを助ける特別な効果なんてないわ。
     ちっちゃい蟲ですもの。
     
    だいじなもの:投影蟲*1を手にいれた!
     
  2. 妖艶の白水晶、魅惑の白水晶、狂気の白水晶のいずれか1つを手に入れ、Regal Pawprintsを調べる。
     
    Cait Sith Naoi : あらン?
     ちょっと待ちなさいな。
     アータの持ってるそれ……
    Cait Sith Naoi : そう、それよン。
     その白い水晶。
    Cait Sith Naoi : 不思議な力を感じるわねン。
     これ1つだと微々たるものですけど……
    Cait Sith Naoi : ふぅん。
     ヴォイドウォーカーから剥離した
     一部なのねン、これ。
    Cait Sith Naoi : ここからの影響を
     強く受けてるからかしら……
     ただの水晶じゃないわよン、これ。
    Cait Sith Naoi : 返すわン。
     だいじに持っておきなさいな。
    Cait Sith Naoi : それじゃ、気をつけてねン。
     
  3. 妖艶の白水晶、魅惑の白水晶、狂気の白水晶のいずれか2つを手に入れ、Regal Pawprintsを調べる。
     
    Cait Sith Naoi : あらン、
     また水晶を手に入れたのねン。
    Cait Sith Naoi : 同じように見えるけど……
     輝きがちょっと違うみたいねン。
    Cait Sith Dha : なあ、それよぉ、
     いくつかあるんじゃねえノ?
     ひょっとしたラ、ひょっとするかもヨ?
    Cait Sith Sia : なにがひょっとすうです?
    Cait Sith Aon : 我々に対して
     重圧を向けてるモノに通ずる
     カギとなるやもしれん……。
    Cait Sith Ceithir : にゃはははは!
     なんだそれ。集めたら、道が開くとか
     ありきたりだなー、オイ。
    Cait Sith Deich : でも、集めてミる価値は
     アるんじゃナいかな……?
    Cait Sith Coig : だな。
     シンペーの話じゃ、行ける場所も
     あんまないみたいだし。
     それに絞ってみるのは、アリだと思うゼ!
    Cait Sith Naoi : そうねン。
    Cait Sith Naoi : [Your Name]。
     これがいくつあるかわからないけど
     集めてみてちょうだい。
    Cait Sith Naoi : アタクシたちにも
     わからないけれど、ひょっとしたら
     ひょっとするかもしれないわン。
    Cait Sith Naoi : 大変だと思うけれど
     頑張ってちょうだい……!
     
  4. 妖艶の白水晶、魅惑の白水晶、狂気の白水晶を全て手に入れ、Regal Pawprintsを調べる。
     
    Cait Sith Coig : ああ、やっぱな。
    Cait Sith Sia : ふわあ……。
     きょうめいしていますの。
    Cait Sith Ceithir : ケッ。
    Cait Sith Naoi : 読みが当たりましたわン。
    Cait Sith Naoi : これがあれば
     きっと、最深部に辿りつけるはずよン。
    Cait Sith Aon : 最深部という呼び方が
     正しいかはわからないがな……。
    Cait Sith Deich : でも、その水晶は
     ナニカと強く引き合ってイるよね。
     それが「標」にナるのは本当だと思うな。
    Cait Sith Deich : 気をつけてね。
    Cait Sith Ceithir : ……あー。
     まあ、なんだ。
     死なないていどにガンバレよ、シンペー。

ヴォイドウォッチ
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未知なる領域への侵入真界水晶の龍

*1 だいじなもの:投影蟲 蟲の目で見たものを水鏡に映しだし、見ることができる。「千里眼蟲」ともいわれるケット・シーひみつ道具の1つ。